ガチムチの六尺兄貴のガイドライン 7尺目at GLINE
ガチムチの六尺兄貴のガイドライン 7尺目 - 暇つぶし2ch921:水先案名無い人
06/10/30 23:10:52 BttKdje0O
「一発やっかぁ」
ス-ツを脱ぎ捨てると、縦じわでよれよれのパーカーを整えた。カメラの前に立ち股を開く。
既にテロ情報を洩らし、俺のCTUは俺の捜査を待つ。
ケースを横にしてライトを照らすと、蓋を持ち上げて、神経ガスがそこにあった。
「俺の直感一本の捜査だぜ」声に出していう。
「男はやっぱ捜査」
やおらズボンの脇から、ズルムケ状態の拳銃を取り出す、手にPDAをたっぷり取り、逆手で携帯をこね回す、
「バン、バン」音が俺の捜査中枢を更に刺激する。
「捜査たまんねぇ」敵に合わせて、身体を上下させる。
「男の捜査にゃあこれだよ」ラッシュを吸い込む。
「スッ、スッ、スッ、スッ」顔から熱くなり、やがて頭の中が真っ白になる。
「捜査、捜査」「対テロ捜査」
頃合いをみてナイフを引き抜く。俺は自分のこの格好が好きだ。
いつも俺だけがキャストに残り、ぶらぶらのショルダーバックに、ID垂らして、腕を振り、左手で容疑者締め上げ、右手で拳銃をぶっ放す。
テレビの中の俺は、アメリカ一の連邦捜査官になっていた。
「ちきしょう誰かに見せてやりテェよ」黒幕逮捕が近付くと、いつもそう思った。ラッシュをもう一度効かせ、銃弾を追加すると、男へ向かってまっしぐらだ。
「男になってやる」「捜査一本のほんまもんの男」
「うりゃ、そりゃ」「バキッ、ズブッ」しぶきを飛ばしながら、クライマックスをめざす。
「たまんねぇよ」ホワイトハウスの奥から、激しいうねりが起こった。やがて奔流となり、俺を悩ます。
-捕まえてぇ- -もっと見てぇ-相反する気持ちがせめぎあい、視聴者は崖っ淵に立つ。
「きたっ」俺は膝を直角に曲げ、それに備える。奔流は堰を切ろうとしていた。
「男一匹 ! 」「ドカーン!」
捜査網を押し分けて、核弾頭がしゃくり出される。
真っ白い時間が過ぎ、目の前が現実に戻る。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch