06/11/18 00:01:52 +evvipf30
トムは現在失業中の身である。
トムにはマイクという仲の良い友達がいた。
マイクはとても繁盛している宝石店を営んでいる。
ある日、優しいマイクは仕事のないトムを見て、店の夜間警備の仕事を頼む事にした。
トムは張り切ってその仕事を始めた。だが、彼には居眠り癖があった。
彼は店に泊り込み、常に細心の注意を払いながら頑張ったが、
八日目の夜、トムがついうとうとしていた間に泥棒が入り、
何万ドルもの宝石を盗まれてしまった。
それでも、優しいマイクはトムにもう一度チャンスを与え、
また同じような事がおきたら、その時はクビだと伝えた。
トムは次こそは失敗しないと肝に銘じて、
貯金をはたいて高級なカメラを買い、
それをショーウィンドウに向けて設置した。
そのカメラは、もし侵入者があった場合、
自動的にシャッターが切られるというものだったのである。