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970 名前:水先案名無い人 投稿日:2006/05/23(火) 02:42:16 ktwf4k5E0
俺とアイツは神社の階段から一緒に転げ落ちたときに精神が入れ替わって
しまったらしい。
「まいったなあ。とりあえず、お互いの家に帰るしかないか」
「そうだね。でも変なことしないでね」
「変なことってなんだよ」
「……もういい。もう7時30分だし、うち門限8時だから早く帰って」
そういってアイツは俺のカバンを拾うと、歩き始めた。
俺もしょうがないので歩き始めたが、やっぱりいつもの学ランと違って違和感
バリバリ。
「なんだよこの制服。なんか気恥ずかしいな」
「しょうがないじゃん制服なんだから」
家に帰ってもすることもないし、ヘタにアイツの両親と話をしてバレたら騒ぎに
なりそうだし、とっとと飯を食って風呂に入って寝ることにした。なるべく話さない
ように気をつけていたが、「何ですかその食べ方は」とアイツの母親に怒られた。
風呂に入るときも、俺がいつもはいてるトランクスと違ってなんか脱ぎにくい感じが
したけど、あんまり深く考えないでとにかく寝ることにした。
翌朝、窓を「コンコン」と叩く音がする。カーテンを開けるとアイツがいた。
「ほら。遅刻しちゃうから早く起きて着替えて」
「おい。お前いまだにこんなブリーフはいてるのか?