06/10/03 16:23:08 p/fCbpxs0
>>854の続き
それより気になったのは、写真誌はどうして2人の関係を知ったのか?である。恨みを持つ人物が写真誌にタレこん
だ、と想像できるが、昨今、美しい国にふさわしくない“密告”があちこちではやっている。
それにしても「密会の時間、場所は2人しか知らないはず?」とつぶやくと、コンピューターに詳しい若者が「何しろ、
他人のメールの中身まで分かる時代ですから」とただならぬことを言い出した。
特定のソフトを使えば、少なくともサーバーの管理人は、誰が、いつ、どのネットにアクセスしたか、誰にメールを送った
か、そのメールのやり取りさえ知ることが出来る。犯罪を防止する目的のソフトだが、もし、悪意に満ちた人物が管理
人に紛れ込んでいたら……ゾッとする。
ネット技術はここまで来てしまった。もし、国家権力が国民のメールを簡単に入手できるとなると、憲法第21条2「検
閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」は危うくなる。
テロを未然に防がなければならないし、さりとて、プライバシーは守らなければならないし……。ともかく安倍さん得意の
イノベーションが「自由」を変貌(へんぼう)させるのだ。(専門編集委員)
毎日新聞 2006年10月3日 12時52分
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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