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【免疫力】新聞-社説系の電波フレーズ2【息づかい】 - 暇つぶし2ch843:熊が人に問いかけている。
06/10/02 09:36:22 MsdHLwXd0
【日経・春秋】2006年10月02日(月曜日)付

 霊界では熊(くま)は人間と同じ姿で暮らしている。おいしい肉と毛皮を土産にときどき客人として地上を訪ね、
人はこれを有り難く頂く。礼を尽くして霊を送り返せば、あの世で評判が高まり「それでは俺(おれ)も行こう」と
翌年の猟が豊かになる。

▼アイヌ民族が描く楽しくも美しい神話世界である。その根には古代縄文文化の世界観が息づく。哲学者の
梅原猛さんが『神殺しの日本』(朝日新聞社)で、自然との共生を尊ぶ先人の思想を説いている。東アジア
文明の礎は稲作農業。水田を育(はぐく)むのは雨であり水である。雨水を蓄える山森もまた恵みの源である。

▼神の領域だった森が荒れ、飢えた熊たちがゾロゾロと人里にさまよい出る日本は「美しい国」だろうか。温泉
宿に突入したり、キノコ狩りの人々を襲ったり。全国で不幸な出会いが増えている。山形県では既に昨年1年
間の六倍が目撃された。“熊前線”が人間側に近づいた理由の1つは、山村の過疎化と高齢化だ。

▼生きるため、身を守るため、殺し、殺される関係にもなるが、人と熊は憎み合うわけではない。宮沢賢治は
『なめとこ山の熊』で老猟師と熊を結ぶ神聖な心の糸を書いた。人と熊との共存を考える学術会議「国際クマ
会議」が今日から軽井沢で始まる。君たちはどんな国土を造りたいの。熊が人に問いかけている。

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なんでこんな話題でまで「東アジア」やら「美しい国」やらが出てくるんだぜ?
ついに人間の味方が居なくなってきたのか、クマまで動員されています。ね、安倍さん。


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