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朝日新聞名古屋版「恐ろしい戦争の道具である自衛隊がかくも簡単に美化されてよいものでしょうか」
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戦慄を覚えた自衛隊の美化
高校教員 寺田誠知 (岐阜県各務原市 57歳)
18日の本欄「お世話になる頼れる自衛隊」を読んで戦慄を覚えました。
一部の地域の「除雪」によって、恐ろしい戦争の道具である自衛隊が
かくも簡単に美化されてよいものでしょうか。
またアメリカの侵略に加担した自衛隊のイラク派遣も、かくに簡単に
肯定されていいものでしょうか。軍隊を美化し、軍隊に頼った国民が
どんなに悲惨な運命をたどらなければならないか、私たちは先の戦争で
思い知ったはずです。
私たち主権者である国民には永久不可侵の権利として自衛権があります。
また外国からの侵略だろうと自然の災害だろうと、不断の努力で自らを守る
責任があります。そうした権利や責任を安易に軍隊や政府に丸投げしていい
ものでしょうか。自らの安全は、最終的には自らの血と涙と汗を流して守る
しかないのです。
暴力団にミカジメ料を払って守ってもらおうと思う者はやがてその餌食に
されます。同様に、軍隊に頼った国民は軍国主義の餌食にされます。
憲法の精神に立ち返り考えてみましょう。
無理やり当て字で右翼と決め付けてた今までの文よりはるかに迫力がある
やっぱ本物には勝てないなぁ