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ストレス社会で戦うのは野球選手も同じ。特に、重圧が凝縮された最終局面はつらい。
心身ともに激務のクローザー３年目を迎えた岩瀬は
「体力的には中継ぎをやっていた方がキツイ。精神的には、今の方がキツイ。頭がおかしくなりそうなときがあるから…」。
現役最高年俸投手の告白。ポーカーフェースのクローザーが、実は発狂しそうなプレッシャーにさいなまれていたという。
今年で抑え３年目。個人的に心に決めたのは、セーブ記録でも、防御率の数字でもない。「ストレスをためないようにしたいんです」。
精神的に過酷なクローザー稼業。日々、嫌でもストレスに襲われる。その対処が、岩瀬にとっての重要な課題となる。
ストレスをためないのは、まず私生活から。「いろいろと考えていることを制限し始めると、そこにストレスがたまる」。
ある程度の自己管理ができていれば、あとは自由に生きる。欲求に極端に逆らわず、ナチュラルに生活する。
これが、今年も守護神として働くためのスタイルだ。
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