06/12/04 20:12:35 /+f4Ljgz0
長いシーズンを170センチの小柄な体で投げぬいた。
球団記録を38年ぶりに塗り替える75試合登板は両リーグナンバーワン。
歴代でも5位にランクされる。
「年間通してセットアッパーで使ってもらえて満足しています。
体も乗り切ったし、自信になりました。」
日本一の働き者は胸を張った。
平均すれば、1.8試合に1回"出勤〟した。大半が緊張した場面だというのに防御率は2.09。
並の心臓の持ち主ではない。
「土壇場の開き直りですよ。何回も何十回も今年で野球ができないと思いましたから。」
プロ4年目で初めて1年間1軍に帯同した28歳はサラリと言った。
1年目の03年春、1軍で投げ始めた頃に右ひざを痛めた。
軟らかい股関節を生かしたステップの広い独特のフォームは、ひざに大きな負担だった。
一度はステップ幅を狭めたが、思うような球が投げられない。
教科書通りのフォームに変えようと試行錯誤を続けるうち、昨年4月には投げ方がわからなくなった。
直球を投げても全部ワンバウンドになった。