06/11/28 01:25:49 jHS8U1r5O
Gallop12月3日号(通巻711号)より
新・正義の見方
~前半での誤算と馬場の悪い内側通って3着・ポテンシャルの高さ再認識~
<朝日杯で巻き返す!>
ドリームジャーニーに騎乗した東京スポーツ杯2歳Sは、残念ながら3着という
結果に終わってしまった。
夏の新潟でデビューした後、2戦目の芙蓉Sでは競馬を経験したことでテンショ
ンが上がるかもしれないという印象を受けたものの、思ったよりも落ち着き払っ
ていて、確かな末脚を繰り出して連勝を決めただけに、確実な良化を感じていた。
ところが今回は、レース前からイレ込んでいたうえに、レースでは前半で引っ
掛かってしまい一気に好位へと取り付く形になってしまった。スタートは出負け
気味に映ったかもしれないが、これは先々のことをイメージしたときに“急がせ
ずに出したい”と思って意識的にしたもの。誤算だったのは、あそこから徐々に
進出していきたかったのだができなかったことだ。
引っ掛かったぶんもあるだろうし、馬場の悪い内めを通らざるを得なかったこ
との影響も勝敗を分けるポイントとなった。
それでも4コーナーを回って直線を向くと、ゴーサインに対して鋭い反応を示
していい加速を見せてくれたように、ポテンシャルの高さは再認識できたし、や
はりこの馬の一瞬の切れ味には魅力があふれている。
次走に予定されている朝日杯フューチュリティSはマイル戦。芙蓉Sと同じ舞
台だけに、巻き返せるという手応えを感じているし、なんとか借りを返したい。