競走馬でエロ小説を書くスレat KEIBA
競走馬でエロ小説を書くスレ - 暇つぶし2ch77:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/16 01:05:04 tgerCoC60
第二十一話

突然のキスはほんの一瞬だったがスイープトウショウにはそれがとても長く感じた。
「御馳走様でした、先輩。」
ディープインパクトは今度こそと立ち上がろうとする。
そんなインパクトの腕をぐい、とスイープトウショウが再び引っ張った。

「……だよ…。」
「…先輩?」
「やだよ…これだけじゃやだ…。」

そう言うスイープトウショウの表情にいつもの清楚さは微塵もなく
とろんと上気した顔、紅潮した肌はインパクトをどきりとさせるには十分だった。

78:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/16 01:08:33 dk1RFpVTO
ネ申キタ━(゚∀゚)━!!


スイープ(*´Д`)ハァハァ

79:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/16 01:21:50 tgerCoC60
>>76
1個目1/2

「アローキャリーちゃんって僕の事好き?」
「好きな訳ないでしょ!」
「ふーんそうなんだぁ…。」
「女の子の事貼り付けにしといて何が好き、よ!笑わせるんじゃないわ!」
そういうアローキャリーの身体は四肢全てが鎖のような物で繋がれている。
「へぇえそんなこと言って良いんだあ~ふーん。」
「ちょっ…どこ触って!バカ、やめなさい。」
「綺麗なおっぱいだねぇ、全くいやらしいもんだ。」
「い、いい加減にしないとほんとに怒るわよ!」
「怒ってもいいけど、その前にキャリーちゃんを気持ちよくさせちゃうからねぇ。」
そういって胸を揉みしだくデュランダル。
「……ん…く…ぅ!」
必死に声を殺すアローキャリーだが身体が火照ってくるのが自分でも分かる。
「それじゃ徐々に下の方も、と。」
ぐちゅぐちゅとアローキャリーの秘部に指を沈めていくデュランダル。
「あららエッチなキャリーちゃんはもうびしょびしょだねえ、これなら指をいれる必要もないか。」
そう言ってデュランダルは自らの一物を取り出した。

80:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/16 01:40:02 tgerCoC60
2/2

「…ひっ。」
今まで不本意ではあるが興奮してしまっていたアローキャリー
だがそれもデュランダルのいきり立った肉棒を見た瞬間一変した。
「今から僕のが君の中に入るからねえ~。はぁはぁ…。」
そういってデュランダルはアローキャリーの秘部に肉棒を当てがう
「やだ…やめて!やめてぇ!」
「それじゃ…挿れるよ。」
ずぶ、ずぶぶぅ!
デュランダルは容赦なく膣内へ自身を挿入していく。
「あぎぃいい!痛いッ!抜いてぇ、抜いてぇえ!!」
アローキャリーが悲鳴をあげるがそんなことを聞くデュランダルではない。
と、ペニスの先端が何かに阻まれる。
にたり、といやらしい笑いを浮かべるデュランダル。
「キャリーちゃんの処女膜、僕が貰うからね。
 キャリーちゃんの初めての男は僕になるんだよ……んうっ!!」
瞬間力を込めるデュランダル。
ブチと、一気に処女膜を突き破った。
「―――ッ!!!!!」
アローキャリーはその衝撃に声にならない声をあげる。
「ぅぅ…痛い……痛いよぉ…。」
ぼろぼろとアローキャリーの頬を涙が伝う。

デュランダルの宴は始まったばかりである。

Fin

81:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/16 01:44:09 i0wa86bX0
Finじゃ困るよw
続きキボン

82:27です。言い出しっぺなので書いてみます
06/06/16 11:34:13 54OWR9xi0
デュランダル十番勝負・ビリーヴ(2003年スプリンターズS)編 1/2

デュランダルがビリーヴの馬房に忍び込んだ時、
ビリーヴはまさに自慰行為の真っ最中だった。
驚愕と羞恥のあまり完全に固まるビリーヴ。
デュランダルがのしかかっていっても、無抵抗のままだった。
無抵抗なのはいいのだが、こうガチガチだとどうにもならない。
それでも鬣から首筋にかけて愛撫を続けると、徐々にビリーヴの凝固も溶けてきた。
代わりに、口頭での抵抗がはじまる。
「ねえ、デュランダル君やめて、私たちパパが同じじゃない、何かあったらどうするのよ」
ここで止めても男は廃らないが、デュランダルはすたる。
うるさいのでビリーヴの口を塞いだ。
「んんっ……、はぁはあ」
「下の口がそんな状態になっているのに、説得力ないよねぇ~」
自慰行為に加え、デュランダルの愛撫のせいで
ビリーヴのそこは甘い香りを放ち、まさに溢れんばかりになっている。
相手の力が抜けたのを確認して、デュランダルは一気に自身を挿入した。

ビリーヴの瞳にはデュランダルに対する恐怖や嫌悪はあっても戸惑いはない。
充分に潤っていたそこが更に濡れ、
粘度の高い愛液がデュランダルに絡み付いてくる。
先程までの疑念が実際に挿入してみて確信に変わった。

83:27です。陵辱じゃないような気がします
06/06/16 11:35:34 54OWR9xi0
2/2

「ビリーヴさんって前にも誰かとやりまくっていたんだ~、や~らしいなぁ~」
「あ、あ、あ~ん、いやぁ、そんなこと言わないでぇ」
デュランダルの言葉に反応し、一気に締め付けてくる。
「僕も知っている馬かな~、誰だろう?」
「んん……そ、そんなの知らない」
いっそう、締め付けてくる。気持ちいい。
「もしかしてショウナンカンプさんかな~」
「!!!!」
適当に言ったら当りだったらしい。
そういえばこの二頭海外遠征も一緒だった。遠距離なのに頑張ったな。

だが、デュランダルの言葉に反応しすぎたビリーヴの中は恐ろしい事になっていた。
「やっべ、いっちゃうぅ」
外に出すのが間に合わず、ビリーヴの中にぶちまけてしまう。
薄れ行く意識の中でデュランダルはビリーヴの声を聞いた。
「もう!いくらスプリンターだからって早過ぎ!おまけに中で出すなんてサイテー、
 カンプがいなくなってからつまんなくなっちゃったなぁ」
そう捨て台詞を残し、ビリーヴはシャワーを浴びる為だろうか、馬房を出て行った。

完敗だった。引導を渡すはずだったが、対戦成績は1勝1敗もともと分が良いわけではない。
リベンジを誓うデュランダルの頭には、ビリーヴがもう引退だという事実は忘れ去られていた。

ビリーヴ編おわり・続くのか?

84:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/16 15:45:13 +jTCqGv1O
おまえらはスケジュールだな

85:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 00:11:34 3ibY8AazO




86:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 01:03:49 0lYLRM7M0
わっふるわっふる

87:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 10:15:07 VCIdGAKtO
10番勝負の続きよみたぃ

88:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/17 10:17:05 gwWQMjpTO
スイープ×ディープの続きがワクテカ

89:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 11:36:50 olEzzlu90


   追高生きめええええええええ



90:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/17 11:39:07 gwWQMjpTO
うっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

91:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 18:15:15 ietu50My0
「いやー!中に出さないでーー!」
「うるせー。お前は金で売られたんだよ。俺の好きにさせろ。ほら、縛られて
動けないだろ?叫んだって助けはこないんだよ」
「いやーー!離せ!あっ、あっ」
「お前感じてるんじゃねーの?ほら、そろそろイキそうだぜ。」
「だめー。御願い!外に出してーー。ヒェ!」
係員
「ほら、種付け終わったぞー。帰るよ」

92:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 19:17:25 FE0enknK0
URLリンク(lilurl.us)

93:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/17 21:03:12 gwWQMjpTO
エロスレage

94:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/17 21:57:47 kxBftd6C0
ダンスインザダーク「グルーヴはきつかったわぁ~」
アグネスタキオン「でしょうねw見た目はほとんど男だし」
ネオユニヴァース「競走馬としては尊敬してますけど、女としてはちょっと…ねぇ」
ダンス「おまけにドSなんだわ。思いっきり蹴られたし。あれじゃあ、立つものも立たないって」
タキオン「www同情しますwww」
ダンス「笑ってるけど、次はお前じゃね?初年度からGⅠ馬出しちゃって」
タキオン「ちょっ…あり得るかも…」
ネオ「今年はスペさんだったらしいですね」
タキオン「災難だったなぁ、スペさんはw」
ダンス「グルーヴにスぺじゃあ、ザリオを超える男勝りも夢じゃないなw」
タキオン「恐っwww」
ネオ「それはキツイなぁwまぁ、不受胎だったそうですけど。もう一度チャレンジするようですね」
ダンス「スペ…合掌」
タキオン「話は変わるけどさぁ、どの娘とやりたい?」
ネオ「いきなりですねw」
ダンス「最近ではキストゥヘブンが圧倒的に可愛いと思う。血統的にやれそうも無いけどw」
ネオ「俺はアラバスタがいいですね。やっぱり葦毛はそそる」
タキオン「お前もアラバスタかよw俺もwあの娘は競争率高いだろ」
ネオ「ダンスさんの前でなんですけど、ムードも相当可愛いかと」
タキオン「異母兄弟だぞ?wまぁ、確かに可愛いが…」
ダンス「あれはやめとけ。わがまますぎる。しかも、ちょっと北村に気があるらしい」
タキオン「人間とwwwさすがダンス一族!只者じゃないw」
ネオ「逆に絶対勘弁って馬はいますか?」
タキオン「現役馬だと…」
ダンス・タキオン「スイープトウショウ」
ネオ「一致ですかw俺はそんなに嫌いじゃないけどなぁ」
ダンス「外見はね。ただ、性格が…」
タキオン「マジで恐いから。マ○コご開帳事件の後、マジ切れして池添殺すを連呼してたらしいw」
ネオ「それは恐いなぁ。池添君とのコンビは仲良しだと思ってたのに」
タキオン「それは無い。あいつはホントに人間嫌い。その中でも池添が一番嫌いなんだとさw」

95:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 01:11:30 z/TdsRAE0
age

96:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 01:55:35 ZyTRrKdw0
>>94
素朴にワロタwGJだ!
もしアイディアが沸いたら他の馬でも書いてみてくれ~

97:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 06:05:58 vV9MweWM0
>>77
第二十二話

気付けばスイープトウショウにのしかかられる体勢になっているインパクト。
スイープトウショウはそんなインパクトの下半身へと顔を寄せ、一物を咥える。
「……ん……っ。」
瞬間、生暖かい感触がインパクトの全身を駆け巡った。
「うああ…!」
「ん……きもひ…いい?…」
そんなインパクトの表情を見て笑みを浮かべるスイープトウショウ。
まだ咥えられただけに過ぎなかったが、
肉の感触、暖かさ、全てが堪らなく気持ち良かった。

「ん…ふぇ…もっと…気持ひ良く…ひて…あげう…。」
スイープトウショウは内頬を使いインパクトの亀頭を擦っていく。
「…ん…ちゅ…ちゅば……んっ…じゅる…ぅ…。」
舌が丁度カリの部分を擦り、頬が茎を締めあげる。
「……はう…ぅう…れろっ…れろ……んっ…、ふぇ…え…?…」

不意に、スイープトウショウの口からペニスが抜かれた。
スイープトウショウの口からはだらしなく涎がこぼれる。

「…ハァ…はぁ、先輩…これ以上されたら…はぁ…ハァ…。」
「…ぁ…っ…。」

今度はインパクトがスイープを押し倒していた。

98:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 06:06:36 vV9MweWM0
第二十三話

「先輩にも、気持ち良くなって貰わないと…。」
そう言ってスイープの秘部へと手をやるインパクト。
「ほら…もうこんなになっちゃってますよ…。僕のを咥えてて興奮してたんですか…?」
荒い呼吸を整えるようにインパクトが言う。
それにふるふると首を振って否定するスイープトウショウ
「…じゃあ今日はここで終わりにしましょうか。」
「…ぁ。」
完全に攻守は逆転してしまっていた。

「嘘ですよ…、先輩がちゃんとおねだり出来たらしてあげますから…。」
「お…おねだりって…。」
「出来ますよね?先輩?」

「ぁぅぅ………、……頂…戴…。」
「なんですか?小さくて聞こえません。」
「ディープの………頂戴…。」
「何が欲しいのが言ってくれないと分かりませんよ。」
「…ディープのおちんちん頂戴!!!私の中に挿れ…て…ぇ!!!」
「よく出来ました。」
スイープの絶叫とも言える懇願を聞いたディープは満足そうな表情でスイープの秘所に肉棒を突き入れた。
ずぶっ…ずぶぶ…ぶ……っ…。
「はあぁっ…!!入って……来て…る…!!」
スイープは歓喜の声をあげた。

99:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 06:07:17 vV9MweWM0
第二十四話

メリメリ、とスイープの膣内へと自身を突き入れるインパクト。
「…っく…凄い…、凄い締め付けて…来ます…、先輩の…。」
「あっ…あ…!!言…言わない…で…ぇ。」
そう言う間にも柔らかい肉壁がディープのペニスに絡み付いてくる。
あまりの気持ち良さにすぐにでも果ててしまいそうだった。
そのうちにコツ、と子宮口まで到達したのがわかった。
「はぁ、はぁ…奥まで…入りましたよ。」
「…うん…うん、入ってる…当たってるの…ぉ…。」
スイープの返答はしどろもどろになっている。
「…それ、じゃあ動きます、よ。」
ディープインパクトは律動を開始した。

「ぁっ……ん…!あぁ…ああん!」
ずちゅずちゅとぎりぎりまで腰を引いて、また突き入れる。
「あ…っはぁ!くぅっ!!あああぁ…!!!」
「先……輩…!!先輩ぃ!!」
ずっ!!ずっ!!ずちゅう!!
突き入れる度に襞が絡みつきこの世の物とは思えない快感が走る。
スイープの肉壷の奥へと夢中でペニスを捻じ込むインパクト。
しかし限界も近かった。
「先……っ輩……そろそろ……イ…くっ…!!」
「…うん!うん!!ゎた…わたしも…イ…ッ…、イきそう!!ぁあああああ!!」
ディープインパクトは限界までスイープの膣内を掻き回す。
そこにはもはや肉欲に見せられた雄と雌がいるだけだった。

100:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 06:08:06 vV9MweWM0
第二十五話

「先輩…!!…イき…ますよ!!!」
「私も……イッく……イクぅうう!!んぅうううう!!!」
ビクンビクンとスイープの方が先に限界を迎える。
スイープの身体に合わせてぎゅぅううと膣内の肉がさらに締まる。
とその時
「先…輩!?まずい…って…!!先輩ッ!!」
絶頂を迎え放心状態のスイープの両脚がインパクトの腰をがっちりと掴んでいた。
「いいの…出して…このまま…このまま中に欲しいのぉ…!…」
「せんぱ…スイープ…!!っく…おおぉおッ!!!」
ドクッドクッ…!ドクッ…!
ディープはスイープの膣内にありったけの精液を吐き出していた。
ごぽっと中に収まりきらなかった精液が流れ出す。
「…はぁっ…はぁ…はぁ…。」
「ぁあ…あ……おなか…熱い……。」
スイープは焦点の定まらない表情で呟いていた。


すぅすぅとインパクトの隣で眠るスイープトウショウ。
そんなスイープトウショウの頭をそっと撫でるインパクト。

その手はいつもの何倍も大きく、強く見えた―

101:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 06:10:26 vV9MweWM0
第25.5話~Intermission ~

ブラックタイドはその日何度目かの自慰を終え脱力していた。
「今夜はヤマニンシュクルたんにするかな…。」
そんなどうでも良い事を考えていた時である、厩舎の隅で一頭の牝馬がなにやらじたばたしている。

「どうかしたの?」
数発抜いていたからであろうか、冷静に対処するブラックタイド。
「あ、あの、馬具が着けられなくなっちゃって。」
「これか。」
そう言うなり慣れた手つきで馬具を着けていく。
「これはチークピーシーズって言って結構最近の馬具だからね、
 まぁ着けられなくてもしょうがないよ。それじゃあ。」
トコトコとそのままヤマニンシュクルの稽古場へと走っていくブラックタイド。
「あ!あの、お名前!…行っちゃった。」
「シークレットコード?どうかしたの?」
「あ、先輩。いえ何でもないです。」
「あら、あれブラックタイドじゃない。何処に行くのかしらねー。」
「さ、さあ…。(ブラックタイド様って言うんだ…。)」

102:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/18 11:35:59 OA59p1iAO
やったああああああああああああああああああ
ディープ×スイープだあああああああああああああああああああ
職人GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さらに続きそうだ

103:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/18 12:25:27 gEXASgxl0
第一話
ある晴れた日の昼、ドリームパスポートはステップでも刻みながら歩いてい
た。
「サムソン君の根性には参ったなぁ・・」
競走馬界ではかなり温厚で人気のある馬である。
少しおっとりしすぎとも言われているが・・・

彼はまだ牝馬に恋をしたことなどなかった。だがいつかはしてみたいと思っ
いる。

突然彼に誰かぶつかってきた。
「ワッ、何?」
「アッ、ごめんなさい、ボーっとしてて・・」
振り返ると美しい顔をした馬がいた。
「どなたですか?」
パスポートは聞いてしまった。
「私?私、エアメサイアっていうの。
 あなたドリームパスポート君?」
何で知ってるんだろう。俺って有名?とか何とか思いながらパスポートは
見入っていた。
「あなたのことはよく知ってるわ。
 ごめんね、私最近疲れ気味で・・・」
「そうなんですか?俺でよかったら相談に乗りましょうか?」
「えっ、本当?私話し相手がほしかったの。じゃあ馬房に来てくれる?」
「いいですよ」
二人は初対面したのである。
だがパスポートはメサイアに一目ぼれしたもかもしれない・・・


104:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/19 11:52:23 c4B/sTDZO











105:デュランダル十番勝負
06/06/19 15:34:02 389teeOH0
レディブロンド(2003年スプリンターズS)編 1/2


ビリーヴにこてんこてんにやられたデュランダル。ほうほうの体で逃げ帰る。
身体を洗って自分の馬房に戻っても気持ちは治まらない。
数刻の後には、返す刀でレディブロンンドのもとに出陣する気になってしまった。
いそいそと身支度を整え、F厩舎に向かって出発進行。
ビリーヴの時にはまだ中空にあった月も沈み、雨も降りはじめた。
こっそり行動するにはうってつけである。秋の夜はまだ長い。

デュランダルが目的の建物に近づくと、ガタゴトと音がする。
こんな時刻に何事か?と思ったが、起きている馬や人の気配はない。
気になったので音がする馬房を覗くと、所期の目的であるレディブロンドがいた。
「すごい寝相だね~」
思わず呟いてしまった。
レディブロンドは、馬房内をごろんごろんと転がり回っている。
動かなくなったかと思えば寝藁をがじがじ・・・・・・
姿勢を低くしてデュランダルは、馬房に忍び込んでみたが
レディブロンドの草食動物の本能を放棄したような豪快な寝姿に正直引いてしまった。
デュランダルらしくもなく、帰ろうと姿勢を変えた所で
運悪く転がってきたレディブロンドとぶつかってしまった。
しまったと思ったが、彼女は起きる様子はない。
それどころかデュランダルに抱きついてきて、
あろうことか目の前にあった彼の鬣を噛んできた。
どうやら、寝藁と間違えているらしい。
また気が変わったデュランダル。彼は器用に自分のモクシ(=頭絡)を外し始めた・・・・・・

106:デュランダル十番勝負
06/06/19 15:34:42 389teeOH0
2/2

背後の熱にレディブロンドは気付いた。
もともと眠りは深い。周囲がまだ暗い内に目覚めるのは異常といえた。
そんな彼女であっても、鬣を引っ張られたり首筋を甘噛みされれば流石に気がつく。
「ん?」
眠りが深すぎて、頭の働きがついていけない。
「反応が遅いね~そんなだから僕に負けちゃうんだよ~」
聞き覚えのある声。心臓を氷でえぐられたような衝撃が走る。
眠りの天国にいたレディブロンドはデュランダルによって蟻地獄へ引きずり込まれようとしていた。
「何で?!デュランダル君なの?」
返答代わりに寝藁がレディブロンドの口へ突っ込まれた。
逃れようとしたが、後脚は既に縄によってしっかりと固定されている。
デュランダルがモクシに仕込んでいたものだが、彼女は当然そんな事は知らない。

誰かが駆けつけてくる気配は全くなかった。
デュランダルにとっては好都合な事だが隣や向かいの馬房には誰もいない。
多少ドタドタとした所で、いつもの事なので誰も気にも留めないのだ。
そうこうしている内にデュランダルは進入を開始した。
初めのうちは彼女も何とか逃げようと身をよじっていたがそのうち諦めたのか大人しくなった。
双眸から涙が溢れたが、それもやがて止まり、
彼女は虚ろな目で虚空を見つめじっと耐えている。
デュランダルはビリーヴによって数刻前一発吸い取られている。
レディブロンドにとっては不幸な事に、その行為はなかなか終わらなかった。
「・・・・・・デュランダル君、こんなのやだよ」
最後に彼女が呟いた。哀しみだけを湛えた目で。憎しみすらないようだった。

だがレディブロンドはデュランダルが出てゆく間際、もう一言呟いた。
「でも、クリスエス君よりはましだよ」
同期で牝馬癖の悪さでは美浦一を誇る存在を、デュランダルが知った瞬間だった。

レディブロンド編終わり・続くの?

107:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/19 19:25:16 g/KYBBQDO
是非最後まで書き終えて下さい

108:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/19 23:09:20 Ws5shAol0
三個目

「うひひ、サーガノヴェルちゅわ~ん。」
ずりずりと詰め寄るデュランダル。
「やだ!やだやだやだァ!!来ないで!…やだ…来ないでよぉ!!!」
自分が出せる最大限の声で目の前の牡馬を否定するサーガノヴェル。
しかしその悲鳴はデュランダルの下半身を熱く滾らせるだけである。
「ぁあ~、その声…た、たまらなぁ~~~い!!ふぅふぅ~。」
ベトベトと涎を垂らし、身体をふるふると震わせ、
そこにいたのは栄光のG1馬とは程遠い生き物だった。
「ぁ…ぁ…、…怖い…怖いよぉ……。」
サーガノヴェルは既に恐怖のあまり失禁している。
と、コツンと壁が背後に迫った。
「…ひっ……。」
「あれ、行き止まりだねぇ~。残念残念。」
わざとらしくデュランダルが言う
逃げ場など始めから無かった、それでもデュランダルは確認するかの様に。
サーガノヴェルの中で、何かが壊れた―

Fin

109:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/19 23:12:02 Ws5shAol0
(`・ω・´)4個目だった

110:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/20 13:56:33 CEyjlrMF0
デュランダルの鉄砲玉っぷりに泣いた

111:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 02:21:00 fql3/CsxO
続きがんがれ

112:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 17:54:31 Sal/nAyJ0
もっと見たい!

113:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 20:55:42 luZMWbYx0
数年前に、同じようなスレで
「ファインモーション×タップダンスシチー」
「ファインモーション×シンボリクリスエス」
っていう名作が発表されたんだが、未だに保存してある。
てか普通に抜ける。

要望あればうpするよー

114:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/21 21:00:40 Mi9cUWyqO
>>113
うp!!!
それをディープ×インモーに脳内変換

115:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 21:06:25 btc3JjW20
>>113
タップ×インモーはマジで傑作だった。
『燃える闇』(クリ×インモー)の前編は何処探しても見つからないので
うpして欲しい。

>>114
ほとんど強姦だが。いいの?


デュランダル×ファインモーション、書いてるけどどうしても凌辱にならん。どうしよう。

116:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/21 21:10:33 Mi9cUWyqO
>>115
なら俺はいい





でもやっぱうp

117:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:03:35 PkrcGejo0
正直な追高生に少しだけ好感

118:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:08:16 luZMWbYx0
んじゃあ早速。
作者は確か「グレタプ」とかいう人だった。
ファインが負けた有馬記念の直後ぐらいに書かれた作品。

「ファインモーション×タップダンスシチー」

目の前をチョロチョロとうるさいメスだ。これが一番人気のやつか、なるほど、
みかけは悪くない。小奇麗に鬣なんぞ編んである。
スピードもありそうだ、兄貴が凱旋門を2着したらしいな。ま、オレにはどうでもいいことだがな。
ファインモーションか、しゃれた名だぜ、まったく。オレの名にはどんな意味があるんだろうな。
こいつとは4キロ差か・・湿った馬場には響いてくるぜ、前でやれて正解だったか。
おや、嬢ちゃんは動きがどうも変だな、オレのプレッシャーでも感じてやがるのかね。
そりゃねえな、うしろのコイントスあたりか。オレにも伝わってくるぜ、岡部のプレッシャーが。
ふん、逃げようとスパートしたがってるな、そうはさせるか、こんな面知れえ鬼ごっこは
初めてだぜ。
それにしてもうまそうなケツだ、これだけ筋肉がついてりゃ、締まりも良さそうだな・・。
オレもそろそろオンナが欲しいんだがな。
ここを勝てりゃ、ちょっとはチャンスがあるのかねえ。

119:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:08:48 luZMWbYx0
睨む目が、オレの前にある。
実質3歳最強牝馬。
それでも所詮3歳のメスの威圧だ、たいした効果もない。
狭い馬房に2頭、顔をつきあわせている。
なんでもオスに慣れさせるためだと、あのオッサンのやることはわからねえが、
クリスエスよりオレが安上がり、ってコトだろう、なめられたモンだ。
オレがなにもしない、できないとでも思ってんだろ。
G31勝馬とG12勝馬じゃ、格が違うってな。
タップはファインに1歩近づく、緊張が一瞬にして高まった。
「よらないで、なんであなたがここにいるの、出てって」
後のないファインは、虚勢を張るように言った、タップにすれば
そんな威嚇は可愛いものだった。
「調教師さんは、随分期待してるんだな、お嬢ちゃんに。これでもオレは2着したんだぜ、
そのオレがわざわざ嬢ちゃんのメンタルワークの相手か。受けるオレのテキもテキだがな」
「メンタル・・。必要ないわ、力がなかっただけよ。みんな、期待しすぎなのよ」
そう言ったファインの顔は疲れからか、青ざめてみえる。
飼葉の入ったバケツには半分以上も飼葉が残っていた。
「オレはお前さんほどは期待されてなかったしな、気楽だった、その差かね」
ファインは黙ったまま顔を背けた、興味がない、とでもいう風に。
「とにかくメンタルワークなんていいわ。帰って下さい、そんな風にみられてたら
ゆっくり腰もおろせないわ」
「そうもいかねえんだ、おっさんらが決めたコトだしな。ま、気にすんなって、
明日になりゃ出て行くぜ」
「・・・・・・」
ファインは何かいいたそうだったが、結局喋らなかった、諦めたように腰を落とす。

120:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:09:19 luZMWbYx0
もちろん警戒は解いてはいない。
もう一歩でも踏み込めば、遠慮なく噛み付いてくるだろうという気配。
目を閉じてはいるが、眠る気など毛頭ないようだ。
タップはやれやれといった風に、腰をおろす。
「ピリピリしてるな、まあ無理もねえけどな。そういやお前さん、出身は日本じゃねえよな、
オレと同じでどっかの外国だっけか」
「・・アイルランドですけど、憶えてませんよ。生まれてすぐに日本に来たから」
ファインはくせなのか、寝藁を鼻先で掻き分けている。
「アイルランドねえ・・。今イチイメージがわかねえけど、オレはアメリカだ。
ケンタッキー州。オレもすぐに日本に来たクチだ」
聞いているのか、いないのか、ファインは相変わらず寝藁を鼻でまさぐっている。

「あーなんか、もよおしてきたな。ココでしちまってもいいか?ガマンできねえわ」
タップのその言葉にファインは驚いて顔を上げた。
「ちょ、ちょっと、なにするんですか、そんなことは外でして下さい!」
「ムリムリ、カギかかってるわ。隅でするからカンベンな」
タップは移動し、間もなく用を足し始める。
ファインは呆れていた。自分は緊張で尿意すら湧かないというのにこの馬は平然としている。
同時に、自分の威圧が取るに足らないものだと知らざるを得ない。
「お前さんもガマンしてるんだろ、見ねえからしちまいなって」
「ヒトの馬房で、よくできますね、ほんとに・・」
明らかに怒気をはらんだ口調だったが、タップに言ったというより呟きに近かった。
「悪かったな。しかし、ガマンは良くねえぞ、ま、オレはスッキリしたからいいけどな。おっと」
気が付けば股間部からだらしなく一物が頭をもたげていた。
メスの匂いにあてられたらしい、身体の反応は実に正直なものだ。
槍のように伸びた一物はファインの目からみればグロテスクな異物に他ならない。

121:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:09:49 luZMWbYx0
怯えに似た暗い光がファインの瞳をよぎる。
タップの理性はその欲情したモノに吸い取られていくようだった。
黄金分割。
馬の均衡のとれた体は慨してそう呼ばれるが、見れば見るほどファインの曲線は美しい。
遠慮なく鼻腔を割って入ってくるメス独特の匂い、心地よいそれが、さらにタップを酔わせる。
「いかんな、くらくらしてきた。目の毒だぜ、ホント」
タップは頭を振った、しかしそれでこの欲情が払える訳でもない。
相変わらず勃起したままの一物は、ファインの膣肉を想像し、張り詰めている。

ファインはもはや喋らなかった。目の前のタップを一個のオスとして認識している。
自分とは違う、性。
ニオイも、筋肉の付き方も、手入れがそれほどされていない鬣も、熱っぽく自分を
見つめてくる目も、まるで違うのだ。
ばさっ
寝藁が宙に舞う。ファインは立ち上がり、大きく前へ踏み込んだ。
タップの熱い息が耳にかかったが、構わなかった。
「どいてください」
言うとタップを押しのけて、馬房の入り口へと移動する。
「おっと。なんだ、外にゃ出られねえぞ」
「立て付けが良くないから、二、三回蹴れば開くわ。何度か試したもの」
ファインの頭には、ここから出て行くことしかない。
これ以上、たちこめたオスの匂いに耐えられそうになかった。
蹄の先で板張りの縁を引っかく。
タップはその様子を見ていたが、無防備にさらされたファインの背後に
無意識のうちに移動していた。

122:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:10:25 luZMWbYx0
「きゃあっつ」
タップの前脚が、ファインの肩にのしかかる。喉から、悲鳴にも似た高い声が漏れた。
何が起こったのか分からない、混乱し、身体を揺さぶるが、無駄なことだった。

がっちりと腹部を押さえ込み、タップはファインの首筋を噛んだ。

「は、放して」
ファインモーションが上ずった声を上げる。タップダンスシチーの身体がぴったりと密着し
執拗に首を攻めてくる。
ざらざらとしたタップダンスシチーの舌が、獲物をむさぼるかのように首全体を這い回る。
獲物
極上の肉

圧し掛かった相手を、見下ろす。レースで見たものと同じ、若い尻肉だ。
タップダンスシチーの興奮は、これ以上ないまでに高まっていた。
レース後にかいたであろう汗は、きれいに洗い流されて、鬣もきれいに編まれてある。
それを乱暴にといていく。
「いい匂いだ、たまんねえわ」
首筋に鼻面を押し付け、再び歯を立てる。
接触点からは程なく汗がにじみだし、体温が上昇していくのが分かる。
さらに逃れようとするファインモーションの前脚が、むなしく空を掻いた。
「おいおい、あんま動くとケガするぞ」
言って、もがくファインモーションの腹部をさらに締める。
「いやあっ!放してください!!」
「お嬢ちゃん、こうなることくらい、わかるだろ?オスとメスが同じ馬房に入れられて
何もないとでも思うのかい」
「そんな、こんな事・・。知りません!」
喘ぎながらファインモーションは言った。
「じゃ、教えてやるよ。どうなっちまうのかよ」
熱にうかされたタップダンスシチーの態度はもはや無力なメスを支配する凶暴なオスそのものだった。

123:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:11:15 luZMWbYx0
いきりたった一物を何度もファインモーションの尻へぶつけ、その度にファインモーションは
短い悲鳴を上げる。
「おー、なんかいい感触・・だな。一人でサカっても仕方ねえからな、こう感触がねえと・・」
タップダンスシチーは円状に腰を動かした。
ペニスの先がファインモーションの尻肉でのたうつ。
引き締まった臀部からくる弾力は、それだけで恐ろしいまでの快感だ。
オスの喜びに、ファインモーションを抱く前脚に、力がこもる。

「いやっ・・。」
発情期を迎えていないファインモーションの膣内はぴったりと閉じられ
異物の進入を拒んでいる。
しかし、それも時間の問題だ。
歯を食いしばり、タップダンスシチーの愛撫に耐えているファインモーションの口からも
タップダンスシチーと同じ、熱い息が漏れはじめていた。

目の前に母であるコカットがいる。いつになく緊張した様子で、立っている。
そして見慣れない牡馬。
漆黒の馬体を誇るその牡馬は、幼いファインモーションには恐ろしくさえ見える。
大勢の人間達が見守る中、それは行われた。
手綱を引かれた大きな馬が、指示されるまま、コカットへのしかかる。
母馬の種付けに仔馬が立ち会うのは普通のことだという。
幼いファインモーションは、その様子を目をそらすことなく眺めていた。
母に乗った牡馬がしきりに腰を振る姿は、滑稽にすら映った。

ファインモーションの心は覚めていた。
自分でも驚くほどに

124:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:11:41 luZMWbYx0
喘ぎが重なる。膣口にぴったりと押し当てられたタップダンスシチーのペニスが
ゆっくりと浸入してくる。
先ほどまでの荒っぽさはないが、回された前脚に力を緩める気配はない。
「うっ・・。ああっ」
さらに膨らみを増しながら、膣奥深くまで進んでいく。
オスを受け入れた事のない肉壁を、熱い巨棒がこすりあげていく。
「うっ・は・・あ・・たまんねえ・・熱いな、嬢ちゃんの中・・」
微塵の隙間もなく圧迫してくるファインモーションの膣内は、まさに極上の肉壁である。
思わずタップダンスシチーはため息を漏らした。
「んじゃー動くぜ」
耳元で囁くと、ファインモーションはやはり首を振った。
今やファインモーションのしぐさのすべてが、起爆剤となってタップダンスシチーを
高ぶらせる。夢中になって、腰を振り始めた。
ズッ ズッ ズッ
「ああっ、いやあっ、あんっ・・」
腰ごと打ち込まれ、馬房の床が激しく軋む。

125:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:12:07 luZMWbYx0
「もう・・いやっ・・」
上で腰を振り続けるオスの汗が、容赦なくファインモーションの身体を濡らす。
腰を打ち合う音、そして互いの息のみが馬房の中を支配している。
大振りに腰を打ち込まれながら、タップダンスシチーの肉棒を咥えこんだ秘裂からは
大量の愛液がしたたり始めていた。
「嬢ちゃんのが・・絡んでくるな・・気持ちイイか?」
タップダンスシチーの問いに、ファインモーションは只首を振る。
「んじゃ、もっとガンバラねーとな」
前後する速度を速め、さらに膣肉を犯す。
 ズプッ ズッ ズチュッ
「ああっ。あんっあっ。いやっ・・もう・・もう・・」
抗いながらも、オスの怒張をしっかりと受け入れて離さないのも事実だった。
リズムよく出入りする熱棒に、ファインモーションの若い身体は、反応せざるを得ない。
体重のかかる下半部のしびれが、意識をさらに膣内を犯すそれへと集中させる。

126:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:12:26 luZMWbYx0
「うっ・・あー、もうダメだわ、出すぜ、お嬢ちゃん」
タップダンスシチーはすでに限界にきていた。
たっぷりとファインモーションを味わったペニスは、精を放出する兆候をみせる。
ぶんぶんと首を振り続けるファインモーションの身体を、タップダンスシチーは
最後まで離そうとしなかった。
力の限り抱きすくめ、開放の瞬間を待つ。
ドクッ ドクッ ドクッ ドクン
「あああっ・・だめ・・ああうっ・んんっ・」
放たれた精は、勢いよくファインモーションの膣壁を打ちつけ、若い身体を
絶頂へと導く。
膣内が収縮し、放たれた精を、最奥へと導き始める。

「はあっ・・はあっ・・ははっ・・やっちまったなあ・・」
荒げた呼吸をそのままに、タップダンスシチーはファインモーションの首筋に口づけた。

127:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:19:57 luZMWbYx0
とりあえず以上。

クリスエスのやつはかなり長編だから
また時間を置いてからな。

128:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/21 22:26:04 Mi9cUWyqO
>>119-126
乙です
もし競走馬関連の純愛エロパロがあったら是非改編よろ
ディープとだったら何でもおk
つかこのスレのせいでエロパロスレに初めて行ったわ

129:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:26:30 btc3JjW20
>>127
thx
伝説の「ファインモーションたんのエロ小説」スレ、読みたかったな・・・

130:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:41:47 luZMWbYx0
「燃える闇」

お互い、言葉を交わすこともない
ただ、馬運車に揺られるのに任せていた
同じように揺られているだろう馬たちも、思うことは一つだろう
選ばれた者だけが共有できる熱が、馬たちの心をはやらせる
中にはそうでない者もいるが。
「うー、おれ車苦手なんだよな・・。キミは?」
沈黙を破ったのはノーリーズンだった、すこしゲンナリした様子で、四肢をふんばっている
「別に・・普通だけど」
そっけないファインモーションの一言で、あっけなく会話は終わる
ノーリーズンはかまわずに続けた
「うらやましいな、おれは輸送の前は憂鬱になる。ガタゴト、ガタゴト、たまんないよ」
「そう」
ファインモーションはさほど興味を示せず、相づちを打つ
そんなやりとりが暫く続いた
特に考える事もなかったが、自分から話すほど、話題もない
それにグランプリを競い合うライバルということを、多少なりとも意識しているらしかった

キキー
急ブレーキが掛かり、車内が激しく揺れる、ファインモーションは傾く身体を
すんでの所で支えた
「おわっと」
それに遅れ、ノーリーズンも大きくよろめく
「ああ、びっくりした。なんか急いでるみたいだな・・。もっと気いつかってほしいよな」
ノーリーズンは、ぼやきながら体勢を立て直す
「いつものことじゃない、そんなの」
乱れた鬣を、首を振って正すと、ファインモーションは何事もなかったかのように
姿勢を直した
「ふーん、なんかイメージ違うな・・。連勝中の女の子って聞いてたからどんなコ
かって思ってたんだけど」
まじまじと、ノーリーズンはファインモーションを見る

131:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:42:11 luZMWbYx0
「面白くない奴よ、私は。悪いけど」
覚めた目で、見つめ返す
期待を抱かれることに敏感になったのはいつごろだろう。
それが速さでなく、気性にまでおよんでくると、ファインモーションはうんざりした
だが、目の前のノーリーズンは、あくまでそのもののファインモーションに
興味を示しているようだった
「いや、なんかカッコイイって思った。おれ、無敗とか憧れるクチなんだ」
言って、人なつっこく笑んでみせる
「憧れ・・・」
ファインモーションは意外なその言葉を反芻する
「おれ、皐月を勝ったときは嬉しかったけど、キミはあっさり2冠だもんな」

「私、負けたくないの。目標にしてるヒトがいるから」
はっきりと、主張する言葉。意思を表示するそれ
はっとした、こんな事を誰かにいうなど思いもしない事だった
「へえ、誰かな。三冠の、ラモーヌさん?」
興味深げにたずねてくる。ファインモーションはどんどん人の心に入ってくるノーリーズンを
どうもやりにくく感じていたが、不思議と不快ではなかった
「あ・・えっと・・」
その言葉を出すのがよほどためらわれるのか、ファインモーションにしてはめずらしく
表情が曇る
「・・兄さん」

132:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:42:50 luZMWbYx0
ピルサドスキー
日・米・英・愛・独でG1を6勝している
凱旋門に2度挑戦するも、いずれも2着に敗れ、スターホースの夢をあと1歩の所で逃している。
そのデビューはファインモーションのように鮮やかなものではなく、勝ち上がりにまで5走を要した。
それからの逆転。
エアグルーヴをハナ差でとらえたジャパンカップのあと引退し、日本で種牡馬生活を送っている。

「兄さん?はあ、兄さんか・・。」
ノーリーズンはうんうんと頷いている
「知ってるの」
「いや、でもキミが目標にするくらいだから、速いんだろうなって」
「それは・・そうかな」
あいまいに答えたものの、ファインモーションの心の内は複雑だった
実際は、兄の事はほとんど知らないといっても良かった
当歳の時に一度あったのみで、そのときの記憶も実にあいまいなものだ
深くたずねられた所で答えることはできない

そもそも競走馬として生まれたからには、血族すらライバルといえる
何事においても天秤にかけられる
それならば、血縁とよばれるものは、安らげる場所でもなく・・・。
目標
感情を一切廃した答えだ
兄の声すらも思い出せない。知っているのは記録のみである

ファインモーションは黙ったまま、目を伏せた

133:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:43:35 luZMWbYx0
「いいなあ、そんなの。身近な目標がいるのか。おれも目標になる姉さんか妹がいたらな」
ノーリーズンの明るい声で、ファインモーションの思考は中断される
沈む気持ちが、引き上げられる。そんな声だ
「・・ん・妹はダメか。妹に活躍される兄なんて、微妙な立場だな」
言って、ノーリーズンはすぐさま訂正した
その顔はことさらはずんでみえる
「プレッシャーもあるけど、なんかイイな、そういうの。」
ファインモーションは答えるかわりに首を少しだけ縦に振っていた
それと同時に、素直に心をさらせるノーリーズンをうらやましく思った
やがて一つの目的地につくと馬運車は止まり、後部のドアが開かれる
ノーリーズンは手綱を取られ、それに大人しく従った。ゆっくりと降りていく
「じゃ、日曜か。また帰りが憂鬱だけど」
「ええ、じゃあ」
馬運車を降りるノーリーズンを、ファインモーションは見送った
「雨、止むといいなあ。雨も苦手なんだ、実は」
ははっとノーリーズンは笑う
「そうね、私も」
冷たい風が車内に吹き込んでくる、終点は近い
遠くなっていく蹄の音とともに、馬運車のドアが閉まる

馬運車が再び走り出す、ガタガタと車内が揺れだすが、気にならなかった
ファインモーションは一人、物思いにふけっている
血族
半分ながら、自分と同じ血が流れる存在
自分にそれがあることを、いまさらながら考えていた
「兄さん・・か」
吐息まじりに呟いていた

134:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:43:54 luZMWbYx0
その日も朝は早かった
いつものように、日が昇る前に調教が始まる

ファインモーションは軽く追いきり、身体の調子を確かめていた
「まずまず・・か」
週末に大レースを控え、ピリピリしたムードが厩舎をつつんでいた
その主役を、どの馬も遠巻きに見ている
なにか遠いものを見るような目
「あと一本・・」
再び調教コースへ戻ろうとしたとき、聞き覚えのない蹄の音がした
はっと、その方向へ目をやる。気配というものに、ファインモーションはことさら敏感だった
厩舎の奥から一頭の馬がやってくる。それが自分をめざしていると知り
ファインモーションはわずかに警戒した

闇に溶ける黒い馬体
力強い踏み込み。一見して、ただならぬ気配を感じる
「誰?あなた」
ぴったりと馬体を併せてきたその相手を、ファインモーションは正面から見据えた
相手は首をかしげ、ややあってからファインモーションへと視線を合わせる
「知らないか、秋の天皇勝ったぐらいじゃ、知名度あがらんのかねえ」
淡々とした口調
「天皇賞・・」
ファインモーションは目の前の相手を見る
その名前はもちろん知っている。古馬混合レースでもトップクラスのグレード
いずれは自分も挑むかもしれないレースだ
たしかそれを勝ったのは、自分と同じ三歳。名前は・・
「シンボリクリスエス。まあ憶えとけよ、そのうち有名になる」

135:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:48:29 luZMWbYx0
「すごい自信ね、それは」
ファインモーションが言うと、シンボリクリスエスはわずかに鼻を鳴らした
「あんたも相当なモンだって聞いたんだがな。連勝中なんだろ。お互い、年寄りどもを
黙らせるのは気分がいいもんだ。そうだろ」
かなりの自信家のようである。だがそれが単なる吹聴でないことは
秋の盾を手にしていることで分かる
「言うわね、私はそこまで思ってないけど」

「はっ・・いい子ちゃんだな。まあいいわ、今日のこと聞いてんだろ。俺との併せ」
「聞いてたけど、まさかあなたとはね」
軽く併せる程度。そう聞いてはいるものの、果たしてそういくものかどうか、もう一度
目の前のシンボリクリスエスを見る
好敵手というものに、今だめぐり会ったことのないファインモーションは
その、力を秘めているだろう四肢を、じっと眺めた

「だるいんだよな、こんなの。さっさと終わらせて帰りたいんだわ」
退屈気にあくびを噛みながら、シンボリクリスエスは口を開く
その様子からは、レースの緊張感を微塵も感じさせない
「軽くなんてつまらないんでしょ。だったら、本気でやりしょう」
走る事に関しては、ファインモーションは積極的だった
天皇賞馬、古馬たちをねじ伏せた脚。その未知の瞬発力に、興味が湧かないはずがない
「ふーん・・」
シンボリクリスエスは、興味の目でファインモーションを見る
舐めるようなその視線が上下する。お互い目が合うと、シンボリクリスエスは目を逸らした

136:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:49:18 luZMWbYx0
「本気でやったらどう考えても俺の勝ちだろ。ハンデはいくらいる?」
「ナメないで、そんなのいらないわ」
ファインモーションはやや口調を荒げた
「ムリするなよ。牡馬と牝馬じゃ身体が違うんだ。そいじゃレースと同じ二キロでやろうか
もう乗せてんだ、錘。」
シンボリクリスエスは鞍の方へ、首を曲げた
「・・用意がいいのね、何キロ?」
「ぴったり二だ。やるなら模擬レースに俺もしたかったしな」
「じゃあ、お願いするわ」
「オーケー、ギャラリーなしってのも寂しいが」

ファインモーションはわずかに距離をおいて移動する。どうも、好きになれない
あからさまに他人を見下した態度。自信に満ちた笑い

スタート地点まで移動すると、距離を確認する。まだ暗いが地平線がはっきりと見える
白い息が目立つ
冷えた外気をまといながらも、その内は高鳴っていた
この相手は、どれくらい早いのだろう。ファインモーションは二度、脚を鳴らす
そして自分はどれくらい早いのか、見極める事ができる
「やっぱ、どうもやる気がイマイチだ。ひとつ、賭け勝負にしようや」
シンボリクリスエスはゴール地点を見ながら口を開いた
「賭け?どういうこと」
「負けた方が、勝った方のいうことを一つ聞く。面白そうだろ」
「いうこと・・ねえ。私が勝ったらあなたを好きにできるわけ?」
「ああ、なんなりという事をきく。あんたが負ければ、あんたが俺のいうことを聞く」
「別に、あなたにして欲しいことなんてないわ」
「そうかい、一晩中奉仕するぜ」
シンボリクリスエスは言って、腰を振る動作をした
「・・最低」
侮蔑のそれが、一瞬にして湧く。ファインモーションは目の前の相手を睨みつける
気持ちよく走る期待を、裏切られた気分だった

137:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:49:50 luZMWbYx0
「恐いな、冗談だろ」
シンボリクリスエスは、悪びれた風でもなく言った
自分の大した事のない冗談に、怒っているファインモーションが、よく分からない
そんな様子だ
「私なんかと、まじめに走れないってことなの」
真面目なファインモーションは、不機嫌のそれを顔に出す
「いや・・怒んなよ。そう怒ることでもないだろ」
「・・・・」
ファインモーションは、自分の足元へ、目をやる
こんな相手には負けたくない。絶対に
始めて抱く激しい感情だった
同時に自分の中に、こんなものがあるとは、驚きでもあった

「さって、じゃあいくぜ」
シンボリクリスエスはばさりと鬣を振る。大げさなその仕草
「負けないわ。あなたには」
やや白み始めた空を、その双眸が映し出す
風の冷たさは、もはや気にもならない
「なかなか、歯ごたえがありそうだな、あんた」
シンボリクリスエスは首を曲げ、ファインモーションへと視線を流す
そう言った、顔
牝馬にはない目
狂気のそれに近い、ぎらぎらとした光を放つ目
ファインモーションは、目を逸らした。怒りは一瞬にして消え去っていた

138:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:50:28 luZMWbYx0
二頭は一斉に駆け出した
ハナを切ったのは内ラチ側のファインモーションだった
ファインモーションは展開をすでにシミュレートしている
先行し、常に後ろのシンボリクリスエスの脚色からペースを決める
遅ければ放し、早ければ一馬身内に抑え込む
シンボリクリスエスの基礎スピードはかなりのもののようだが、案の定、抑えてあるようだ
ハナを争う気はないらしい
恐いのは直腺の末脚
平均して早いスピードを出せるファインモーションだが、切れる脚は持っていない
前半の貯金、そしてロスのないコーナーワーク
それが鍵になる
五馬身は離したかというところでシンボリクリスエスはスピードを上げた

ぴったりと後ろにつけ、射程圏内にいれながらの追い方だ
前をいくファインモーションは、自然、スピードが上がる
シンボリクリスエスは常にその半馬身後を追い続ける
とくに威圧感はない
ファインモーションにとっては前の、行く手を阻むような
プレッシャーの方がやりにくかった

139:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:51:21 luZMWbYx0
「このヒト・・」
ファインモーションがスピードをやや緩めると、それに従うように
シンボリクリスエスもスピードを落とす
逆に上げると、それに従ってスピードを上げる
「押さえ込まれてるのは私・・」
やや呼吸が荒くなる、思った以上に切れる相手のようだ
容易についてこられるスタミナの持ち主から、貯金をいかに稼ぎ出すか
かつてない、高揚感だった
シンボリクリスエスは常に半馬身を保ち、ピッタリマークしてくる
奇妙だと思ったのは、コーナーを回るときだった
只、ずっと後を追うその走法。コーナーを回る際にインを開けても、そこを突くことなく
ファインモーションの後ろをつける
あえてロスをする必要がどこにあるのか
「ほらほら、そんなんじゃ、ツッコんじまうぞ」
シンボリクリスエスの声。余裕のそれが、風を切って発せられる
これは併せではなく、かといってレースでもない

遊ばれている
かっと、ファインモーションの身体があつくなった

次のコーナーはインギリギリにつけ、一気にスパートする。コーナーは外に膨れようとするので
減速するものだが、ファインモーションはかまわずスピードを上げた
コーナーの終わりで、さらに加速する。一瞬だが左脚にかなりの負荷がかかる

140:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:52:01 luZMWbYx0
ガシャアン
金属音が響く
どうやら内ラチにぶつかったらしい
後方を見やると、案の定、シンボリクリスエスは膝を折って倒れていた
「・・お尻ばかり追ってるからよ」
ファインモーションは踵を返す。あっけなくレースは終わった
天皇賞馬。自分と同じ三歳馬。どんな相手かと期待した自分が馬鹿だったのか
最初から、真面目にやるつもりなどなかったのだ
モヤモヤしたものを振り切るため、ファインモーションはそのまま駆け出した
「まてよ、ケガしてるんだぞ、ほっとく気か」
後方から声が飛んでくる。その自侭な言い分に、耳を貸すはずもない
そのまま行こうとするファインモーションに、シンボリクリスエスは再び声を掛ける
「悪かった、頼むわ。手え貸してくれ。頼む」

ファインモーションはやや考えたのち、走るのを止め
仕方なくシンボリクリスエスの元へと、歩み寄る
いつまでもコースにいられたら、他馬の迷惑になる、と心の内で思う

「変なコトしたら蹴るわよ」
肩をかしながら、ファインモーションは言った
「サンキュー。この脚じゃ乗っかりたくてもムリだわ。っと怒るなよ」
シンボリクリスエスは遠慮なく体重をかけてくる。
僅かに汗をかいてた、中途半端なそれに、今だに気持ちがおさまらない
「あなたって、そういうタイプなのね」
ファインモーションは、顔も見ずに言った
「そういうって・・どんな」
「下品」
即答する
「ははっ、違いないな、オンナのケツ見ててラチに衝突なんてな」
愉快に笑うその姿を、ファインモーションは意外に見ていた

141:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:52:51 luZMWbYx0
黙ったままの顔は、恐ろしく精悍なものだ
じっと覗き込まれて悪い気はしないかもしれない
口を開かなければ、の話だが

「なんだ、軽く打ってるだけじゃない。そんなに痛いのかしら」
呆れた顔でファインモーションは言った
やや赤く腫れていたが、接触自体は大したものではないと思われた
まるで擦り傷を大げさに振舞って、気を引こうとする仔馬のようだ
「くそ、まずったねえ。藤沢の親父怒るな、こりゃー」
シンボリクリスエスは深刻な面持ちだった、右脚をかばうように立ち上がる
「厳しいヒトらしいわね」
「まあね。なあ、ここんとこ触ってみろよ」
シンボリクリスエスは言って、怪我を負った右脚をおもむろに突き出した
「なに・・」
蹄を曲げ、蹄鉄を首で示す
「これに秘密がある、早く走る・・。古馬攻略法。知りたいだろ?」
「また、ヘンな事・・」
疑いのまなざしを、ファインモーションはシンボリクリスエスへ向ける
「知りたくないか?」
今度はいたずらを企む仔馬のような顔、どことなく無邪気なものだった
怪訝に思いつつも、ファインモーションはいわれるまま覗き込んだ
「これ?普通の蹄鉄じゃない」
一般的なアルミ合金製であろう、蹄鉄だ
「あんたのと、違うはずだぜ。よく見てみろって」
見るとかなり磨耗しているようだ。鉄頭部が磨り減っている
「でも、これが・・?」
不思議そうにシンボリクリスエスへと向き合った

142:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:54:02 luZMWbYx0
『冷たい鉄』

夜が明ける、蒼と赤の不気味なグラデーション

黒い影が、ファインモーションの首に巻きついた
実際は、シンボリクリスエスが左脚を、首に回している格好
ファインモーションが、視線を向けて見たものは
シンボリクリスエスの右脚が自分の頭をかすめていく瞬間だった

同時に、思いもよらない重力が、かかった
その正体は、シンボリクリスエス
ファインモーションの身体の右側から、のしかかるような体勢で立ち上がっている
「いい眺めだ、後ろからだともっとイイんだろうな」
シンボリクリスエスは上から見下ろして、囁く
無感動な声
ファインモーションは驚いて、身を引いた。黒い闇にのしかかれているような感覚
ぞっとした
蹄鉄の、冷えた感触。凝縮された冷気を、肌に押し当てられている
首を上げて振り落とす格好をとると、シンボリクリスエスは大人しく、両脚を離す
蹄鉄が離れたあとも、そこは焼け付くように痺れていた
「あなた、脚・・?」
「これか」
右脚を、振ってみせる
その表情は、さきほどまで見せていた苦痛のそれではない
かといって、無邪気に話していた時のおどけた様子は微塵もない
獲物が罠にかかって静かに嬉々としている
そしてそれをあえて見逃してやる、といったものだ

143:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:54:40 luZMWbYx0
「わざとね、ラチにぶつかったのも・・!」
不自然な衝突、あまり気に留めなかったが、衝撃のわりには傷も大した事はなかった
充分に、受身の体勢を取ったからだろう
「ああ・・俺がそんなヘマ、すると思うか?」
いたずらのような可愛い企みとは無縁の、もっと得体のしれない企て

ファインモーションは、相手の言葉を待っていた
検討がつかないわけではない、パズルがひとりでに組みあがっていく

「意外と無防備だな」
シンボリクリスエスはわずかに笑んだ。喜びではなく、嘲笑

容易に意思を計ることができない。額に、前髪が張り付く。いやな汗が滲んでいる
「なんなの、あなた」

「簡単だ、あんたを犯してやろうと思った」
ファインモーションは、息を呑んだ
同時に、問いただすような目を向ける。それのみしか、反撃の余地がない
それが冗談などではないと、シンボリクリスエスは頷いてみせた
「だが・・まあ、俺のモノってのが、こんな単純なやりクチじゃ満足しないってのもある」
シンボリクリスエスは前脚を、軽く慣らした
重い闇から伸びた、四本の脚のように見える
「もっと舞台を作ってやらんと、オンナのケツみてただおっ勃ててるような、飢えた奴らとは
違うんでね」
その口調は、レース前のふざけたものと、同じだった
しかしその正体を知った今、ファインモーションはただ立ちつくしている

144:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:55:30 luZMWbYx0
「賭けレースはまだ続いてるってこった、ゴールしないかぎりな」
シンボリクリスエスは、明けていく空を、見上げている
太陽の弱い光で、おぼろげだった輪郭が浮かび上がっていく
走る為に生まれた、スマートな体躯だ
「有馬記念、先にゴールするのはどっちだろうな」
一人ごとのように呟くと、歩きだす

最後に見た顔、その目
なにか計り知れない闇の影が、ちらついた

ファインモーションは只それを、恐い、と感じた

145:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:55:53 luZMWbYx0
『ハンター』

厩舎に帰ると、案の定藤沢の親父が蒼白な面持ちでやってくる
なにか怒っているような口ぶりだが、いつもの事だ
さも聞いているように頷いてみせる。ひととおり説教し終われば、勝手に満足してくれる
馬の耳に念仏、とはよく言ったものだ

シンボリクリスエスは馬房に入る。中はきれいに掃除され、ボロも片してある
きれい好き、潔癖のきらいがあるのか、汚い馬房では落ち着かなかった
何もない殺風景な場所を好み、余計なものは何ひとつない
飼葉があったが、手をつける気にはならない
それよりも別のものが、今やあふれ出さんばかりの勢いで体内を巡っている
自前のアドレナリンが、脳内を満たしている
空腹だが、それも今や心地よい現象だ
取り替えられた寝藁の上に腰を下ろし、ややもすると思案をめぐらせる

ナイフを研ぐかのように、冷えた床で、蹄を摺った

大歓声。ターフを揺るがすかのような賞賛を、思い出していた
シナリオ通りには運ばないものだと、痛感したのはあれが最初だ

日本ダービー。競争馬として最高の栄誉
生涯一度きりの、レース
ゴール版手前、外をいく俺の更に大外から、やつは跳んできた
タニノギムレット。広い流星を宿した額

完敗だ。俺の差し足の、さらに上をいく末脚。忌々しいまでに、鋭い

調教をつみ、俺はやつに匹敵するほどの末脚を磨いた。すぐにいかれる蹄鉄は
その証拠だ
完全な破壊者、冷酷なハンターとして、破壊してやるつもりだった

146:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:56:20 luZMWbYx0
だがやつは勝手に壊れ、あっさりと競争生活に幕を下ろした
今年の春ごろには、ガキづくりにでも励んでいるだろう
それは勝ち逃げ以外の何者でもない。再戦は流れてしまった、永久に
この先いくら勝ったとしても、自分が負けたという事実、唯一届かなかった勝者として
やつは賞賛され続けるだろう

向けるべき矛先を亡くし、やややる気を喪失していた
菊を回避し、古馬たちが目指す天皇賞へ出走した
高いレールを敷くことで、破壊する価値を、自らに課す

天皇賞。三歳馬としてバブルガムフェロー依頼の快挙
だが、心は晴れなかった
何かが決定的に不足していた

シンボリクリスエスはゆっくりと立ち上がった
その目がはっきりとした獣性を帯びてくる

ファインモーション
こいつに巡り会ったのは邂逅だろう。純粋なやる気に満ちていたあのころを思い出す
勝負を踏みにじられ、明らかな怒りをみせる、あの、顔
敗北
一度もその悔しさを味わっていない、ターフの駆け引きの残酷な結末も

シンボリクリスエスは甘いもの少しづ愉しむように、今日のやりとりを反芻する
自分を見る目、蔑み、怒り・・怯え
それを思い出すだけでゾクゾクとしてくる。始めての、感覚だ

147:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 22:56:58 luZMWbYx0
下腹部の変化が、痛いほどに分かる。限界まで露出した性器が、脈打つ
だが、頭はあくまでも冷静な思考だった

走った感覚は、すべてインプットしてある
スタートは抜群によい、そこから他馬を押さえ込む競馬
スピードもかなりのものだ。ペースを握られると厄介だろう
だが、捌けるか
連戦の猛者たちを、そのたなごころのまま操れるのか
シンボリクリスエスは、荒い息を吐き出した

新たな標的だ

ハンターは、獲物が弱ったところを仕留めるのがいい
狩った後は自由だ

148:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:02:00 luZMWbYx0
『晩冬賛歌』

雨は止んでいた。手綱を取られ、周回する
いつものことながら、品定めをする視線が集中する
ファインモーションは、足元の具合を確かめていた
出走前に、アルミニウム製の軽量のものに、打ち変えてある
「一番人気か、すごいな」
側に来たノーリーズンはやや気色ばんだ様子で言った、緊張している様がありありとみえる
「みたいね、あまり目立ちたくはなかったけど」
二番人気、シンボリクリスエス
自分のすぐ後ろから、あの得体のしれない闇が、迫っている
緊張以上の不安感、それを振り払うように首を振った
「あまり眠れなかったわ。先生もピリピリしてて」
「おれも。なんかすごいトコにきたなって実感するよ」
しみじみと話すこの牡馬も、ライバルに違いないのだが、話していると多少緊張が和らいでいく

「若いな」
前をいく栗毛の牡馬が、口を開いた
「ナリタトップロードさん」
ノーリーズンが羨望のまなざしを注ぐ。相手は首をまげ、こちらを振り返った
場慣れした感がある踏み込み。屈強な身体つきは、完成された古馬のものだった
首を前に倒してあるく姿勢は、独特のクセだろう
「俺は、最後だ。いろんなヤツらと走ってきた、菊を勝ってから、ここはもう四度目になる」
ノーリーズンは、先輩であるナリタトップロードの言葉を、聞き逃すまいと
真剣に耳を傾けている
四度・・
納得がいった、こんな緊張感を過去三度、体験している
それ故の余裕。そわそわと歩く三歳馬達とは、歩様まで違ってくる
「着も拾えなかったがな。情けないもんだろう」
言うと、目を閉じた。これまでのレースを、懐古しているのかのように見える

149:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:02:17 luZMWbYx0
「いいえ・・」
ファインモーションは意外に思った。馬同士の力関係というものは、なんとなく
わかるものだが、ナリタトップロードのそれは、勝者のそれに近い
ナリタトップロードは歩幅をおとし、ファインモーションを振り返る
「ここを勝てるのは、皐月以上に早いやつか、ダービー以上に運のいいやつか、
或いは菊を勝つ以上に強いやつか・・。今日こそは知りたいもんだ」
「牝馬には無理だと・・?」
ファインモーションは、気が付くと心のままに尋ねていた
「いいや、君を見れば、ここにふさわしい主役だと、わかる」
好奇、ではなくライバルとしての目を、ナリタトップロードは向ける
それはとても厳しいものだった
ファインモーションは、それに答えるよう、頷いた
「まあ、手柔らかに頼む」
目つきが緩む、穏やかな気性、そう映った
だが、目には見えない気迫が伝わってくる、激しいまでの執念
ファインモーションは、その後ろ姿をしばらく見ていた

「なんで回避したんだ、おかげで、お前がいないから勝てたなんていわれてんだぜ」
なにやら騒々しい、言い争うような声
芦毛のヒシミラクルと、シンボリクリスエスだ
一触即発、ピリピリとしたムードに、他馬たちは敬遠して周回する
「藤沢の親父はな、今の血統の主流はスピードにあり、3000mを超える距離の好走に
以前ほどの価値がなくなった・・とさ。俺もそう思ったのさ」
シンボリクリスエスは、目を合わせることもなく、静かに答えた。
白と黒のコントラスト。遠目にも、目立って見える
「菊には価値がないってのかよ」
ヒシミラクルは、激昂した様子でつっかかっている
相手が悪い。ファインモーションは、そのやりとりに耳を澄ました
「・・吼えるなよ、それをここで証明するんだろ、なあ?」
シンボリクリスエスの言葉に、ヒシミラクルはひるむように黙った

150:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:02:50 luZMWbYx0
「クリスエスか・・苦手なんだよな、おれ」
ファインモーションがじっとその様子を眺めていると、ノーリーズンが口を開いた
「あなたにも、苦手なタイプがあるのね」
「そうなんだよな。わりと馴染めるほうなんだけど・・」
言って、ちらりとファインモーションを見る
「あいつだけはダメだな・・。・・恐いっていうか・・でも女の子にはもてるんだぜ、わかんないな」
「そう、変わってるわね」
ファインモーションはそっけなく答えた。
ノーリーズンが、オスの目で自分を見たからだ。

掛け声とともに、馬たちは歩を止める。
騎手たちが一斉に、自分の馬のもとへと急ぐ。もっとも緊張が高まる瞬間でもある。
武豊。ファインモーションへ颯爽と跨ると、首のあたりを二、三度叩いた。

気づかないうちにイレ込んでいたらしい、ほどよい重力が、気分を落ち着かせる。
手綱を取ると、静かに声を掛けてくる。
それに頷くと、ファインモーションは促されるまま、歩を進めた。

ハミから伝わってくる僅かな震えが、いつもとは違った。

151:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:03:08 luZMWbYx0
『檻の中』

地下馬道。静かに蹄の音だけが響く。

古代ローマの剣闘士。グラディエーター。
観衆を楽しませるため、円形の闘技場に送りこまれた剣闘士たち。
彼らが思うことは一つ。
勇ましく勝て。

本場場へと、長い道を通る。出口からはわずかに光が漏れる。
それを眩しく見ていると、一瞬にして世界が開けた。
スタンドを埋めつく大観衆。まるでそびえたつコロシアムだ。
ファインモーションは、軽く、脚を慣らす程度の返し馬をこなし、体温を高める。
武豊は再び首を叩いた。レースの前は、こうしたスキンシップが緊張をほぐす。

輪乗り。うろうろと歩く馬たちの中、静かに立ち尽くしている馬が一頭。
シンボリクリスエス。遠く、ゴール地点を眺めている。
ファインモーションは、その姿に見覚えがある。
もしあの時、あんなことをしなければ、先にゴールをしたのはどっちだったか。
あの言葉が、よぎる。
こんな大レースを、まるで遊びかのように賭けレースに指定してきた。

集中、しなければ。ファインモーションは、呼吸を整え、歩を進めた。

ゲート。順調に枠入りは終わる。着々と舞台は整う。
ファインモーションは、ゲートへ収まると静かにハミを噛んだ。
戦いの幕が上がる。コロシアムさながらの熱狂。
一瞬の静寂の後、ゲートは開かれた。

152:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:03:30 luZMWbYx0
檻から放たれた獣は、一様に疾走する。
しっとりと湿り気を帯びた馬場が、いつも以上にスピードを開放する。
アルミニウム製の蹄鉄は、微塵もスピードを殺さない。
一度きりの、勝負鉄。レース後には使い物にならないだろう。
深い溝はアイゼンのように芝を捕らえ、蹴る。
絶好のスタート。
ファインモーションは呼吸をおいて、先頭に立ったことを確認する。
同時に内から一頭の馬、タップダンスシチーが上がってくる。
武豊の目線がその馬を追い、手綱を引く。抑えろというサイン。
ファインモーションは二番手に控え、様子を伺う。
後ろからぴったりと、気配を感じる。色濃く意識に染み付いた気配。
シンボリクリスエス。最内からペースを保ち、追走してくる。
後ろと前、プレッシャーの檻に閉じ込められたかのようだった。

ふっと手綱が緩んだ。ファインモーションは指示のまま、スピードを上げる。
レースを作るのはこの手。自分を制し、駆り立てる手。
ファインモーションは、前をいくタップダンスシチーを捕らえ、さらに突き放した。
三、四馬身のリード、内ラチ沿いに、疾走する。
それを見てタップダンスシチーが逃すまいと、スピードを上げる。
空気が震え、外から一気に抜き去ると、そのまま先頭へたつ。
逃げ馬。
スピードを緩める気配はない。距離が離れても行く手を阻む壁のようなプレッシャー。
武豊は手綱を引く。このとき僅かだが、呼吸がずれた。

併せて消耗するのを控えたのだろう。
息巻いていたファインモーションは、ハミを噛む。冷静にやろう、そういう指示だ。

153:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:03:50 luZMWbYx0
のこり12ハロン。
タップダンスシチーの脚色がやけにいい。主導権は、完全に前をいく牡馬のものだ。
自分があの牡馬ならどうする。
ファインモーションは追いながら、シミュレートを始めた。
ロスのないコーナーワーク。前半の貯金。
もはや後ろにそれほど注意を払う必要はない。スタミナの余力が、脚色の良さから計れる。
今のタップダンスシチーは、すべての条件を揃えている。
完璧な、逃げだった。

のこり8ハロン
終盤にはいり、各馬に動きがある。レース全体のスピードが上がる
タップダンスシチーとの距離は五、六馬身までに広がっている
ここから届くか
ひやりと冷たいものが、ファインモーションの心臓を鷲づかむ
ペースを握ったものの余裕。逃したものの焦り
ターフにはこのいずれかしかない

最終コーナーを回る
ハミからも焦りが伝わってくる。離されすぎている

あれは、届かない

冷静な、冴えた思考の、答え。疾走する四本の脚は、いづれも凍りついたかのように感覚がない
ムチが入り、最大限のスピードを要求する。だが、もはや余力は残っていなかった
内からコイントスが追ってくる。脚色の違いは歴然、抜かれるのを待つのみだ
ファインモーションは、ただ前を見ている

遠く離れていくタップダンスシチーの、勝利だ

154:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:04:32 luZMWbYx0
古馬の脚。完成されたそれ
ファインモーションにとって、それはただ未知のものだった

その時、眠っていた獅子が目覚めるかのように、気配が動いた
凝視する視線が、後方から飛んでくる。狙いを定め、引き金をひくように

弾丸のように、黒い影が跳んでいく
外からあっさりと自分を抜き去り、前をいくタップダンスシチーへと襲い掛かる
ファインモーションは、呆然とその様子を見ていた
身を低くしたフォームで、ぐいぐいと、標的を追い詰める
鮮やかなまでのハンターは、見事にゴール版前で獲物を捕らえ、真っ先にゴールした

シンボリクリスエスは、二たび、古馬たちをねじふせた

155:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:05:07 luZMWbYx0
『終』

シンボリクリスエスは、レースを終えると地下馬道を歩いていた

身体中が昂ぶっていた、今なら何頭でもメスたちの相手ができる
厩舎に帰れば、牝馬たちの見る目が一段と熱っぽくなっているだろう
それはそれでいい。だが、これからは多少相手にする基準が高くなる
どれも、という訳にもいかない

後方から、蹄の音が聞こえてくる。シンボリクリスエスはそれに聞き覚えがあった
振り向くと栗毛の牡馬が、真っ直ぐにこちらを見ている、ナリタトップロードだ
「どうも」
シンボリクリスエスは、わずかに頭をもたげた。渦巻く欲望を押さえ、冷静を装う
「見事なものだ、天皇賞の借りをかえそうと思ったが・・まあ、いい幕引きかな」
引退の挨拶か。シンボリクリスエスは、興味もなく耳を傾ける
「国内には、敵なしといったところだろう。海外に、いくのかね」
栗毛色の額に流れる白い流星。あいつに、似ている
タニノギムレット引退後、天皇賞での標的だった
穏やかな表情が、レース時には一変する。全盛期ならばいい勝負だったろう
「まあ、そうなるでしょう。オーナーはアメリカを拠点にやってる。・・俺の故郷でもある、
ここより思い切りやれるでしょう」
自分らしくない、つまらない郷愁だ。シンボリクリスエスは言っている自分が可笑しくなった
空気も味わっていない故郷が、あるか

ナリタトップロードは一言一言に耳を傾けている
シンボリクリスエスも、世代は変われど共に走った戦友にちがいなかった

「頑張ってくれよ」
一言いうと、視線を合わせ、ゆっくりと歩き去っていく
シンボリクリスエスは、黙っていた。なんという清清しい顔だろうか、負けたというのに

156:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:05:31 luZMWbYx0
すべてを終えたものの姿。冷水を浴びせられたかのように、熱が引いていく

「よお・・」
遠くからやって来る影、蹄の音が、止まる
ファインモーションは、明らかに憔悴していた。足取りに、覇気がない
「・・・負けたわ」
力なく、言った。連勝は、ここで打ち止めだ
だがそのこと以上に、何かが引っかかっているのか、顔色も冴えない
「みたいだな。大したことねえな、あんた」
ファインモーションは、目を閉じた。今日のことを回想しているのか
単なる疲れか、そして口を開いた
「これが私の実力ってことね、思い知らされたわ」
「メス同士でやるのとは、違うだろ」
ファインモーションは黙っていた。反論も弁解もない

上気し、汗を流す身体

シンボリクリスエスは、軋しむような疲れにもかかわらず
目の前のファインモーションを、舐めるように見た
レース後に、したことはない。周りには何の気配もない

沈静化した熱が、再び上昇していく
「あのオッサンに、前を譲ったのがマズかったかな・・。今となってはだが」
自分を焦らすように、下らない解説をしてみせる
「そうね」
ファインモーションは色々といいたいことはあっただろうが、短く、答えた

157:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:05:55 luZMWbYx0
「賭けのこと、忘れてないよな」
そういうと、予想通りファインモーションは、強張った表情を向ける
実に、そそられる目つきをする
シンボリクリスエスは、手負いの獲物にゆっくりと、近づく
「男とやった事、あるかい」
下卑た言葉を真面目に受け付け、困惑する、顔
中々新鮮だ
ファインモーションは、後ろへ後ずさる。怯えた目を向ける
「奥手そうだもんな、あんた。男のモノも、見たことねえだろ」
じりじりと、詰め寄る。疲れているが、さらに汗にまみれるのもいいかもしれない


「おい、やめろよ」
地下馬道に、声が響く。ファインモーションは、はっとして振り返る
ゆっくりと、シンボリクリスエスは声のした方へ、首を曲げた

ノーリーズンが、立っていた

158:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:06:24 luZMWbYx0
『射る剣』

「おまえか・・」
シンボリクリスエスはじろりと目の前の牡馬をねめつけた
そして愉快そうに、いい獲物が見つかったとでも言う風に。笑った
「彼女から離れろ」
低い声でノーリーズンは言った。静かな怒りが、伝わってくる
普段みせる陽気さは、微塵もない
「なんだ、こいつはお前のオンナか・・?」
不適に笑い、身体ごと振り返る。シンボリクリスエスにとって、恐いものなどないのだ
「そうか、お前もやりたいんだろ、こんなトコまでつけて来てなあ・・」
低く、笑った。挑発し、反応を愉しむゲームだ

ファインモーションは、ただ2頭のやりとりを見ていた
あまりにも対照的な2頭。動と静。明と暗
このままでは収まらないのは分かる、だが、どうすれば・・
「お前・・」
ノーリーズンは、蹄を鳴らし、シンボリクリスエスの元へと歩み寄る
「同意の上だ、引っ込んでな・・坊ちゃんはよ」
距離が縮まり、2頭は顔を突き出し、睨み合う

シンボリクリスエスは、蹄を、床で擦った

ゆっくりとした動作に、静かな殺気がこもる。ただなら気配

「やめて、・・同意よ」
ファインモーションは、無意識のうちに叫んでいた
好戦的なシンボリクリスエスは、間違いなくノーリーズンを襲う、生死を問わずに仕留める
あの蹄は、心臓をえぐりぬく、剣
「嘘だ、こんな奴。君は・・・嘘だろ」
戸惑った、声。ファインモーションに向けられた視線が、一瞬にして凍りつく

159:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:07:00 luZMWbYx0
ファインモーションは、シンボリクリスエスへ口づけた。軽く、歯があたる
目を細めたまま、シンボリクリスエスはそれを受けた

ノーリーズンは、目の前の出来事が理解できない
怒りが凍りつき、呆然と、立ちつくしている

強引に、シンボリクリスエスの舌が入ってくる。
ファインモーションは驚いたが、されるがままに任せた

「くそっ」
僅かな間、その後ノーリーズンは、走り去った
地下馬道を踏み鳴らし、どこにぶつけたらいいのか分かるはずもない怒りが、響く
悲痛な叫び、そのものだった
「・・・・」

これで、いい
緊張が去り、どっと、疲れが沸いてくる
酷いことをした
ノーリーズンが自分に好意以上のものを持っていたことは、分かっていた

「芝居がうまいな、素質あるわ。あんた」
シンボリクリスエスは、可笑しくてたまらない。がたがたと歯先から震えが伝わってきた
まるで化け物にでも接吻したかのようだ
「あなた・・何をするかわからないもの・・」
力なくファインモーションは言った
「ヒトのモンに手え出すような奴は、最低だろ?」
「私が、あなたのもの?」
「ああ・・」
邪魔モノはもはやいない、シンボリクリスエスは、ファインモーションに向き合った

泳ぐ瞳をしっかりと、捕らえる

160:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:07:22 luZMWbYx0
「あんたと俺は似てる・・そう、思わないか?」
「なに・・」
漆黒の瞳が、すぐ目の前にある。視線が縫いつけられたよう、たじろぐ事ができない
ぼやけた焦点が、はっきりと合う。心臓の存在を、これほどに感じたことはない
「遠く、日本に来た。俺の場合は、おふくろの腹に入ってるときに、こっちへ
きたんだが・・。俺を取り出した後、おふくろは売られた」
その言葉に鉄の感情が垣間見えた。シンボリクリスエスは確かに
母を呼ぶ言葉を、言い澱んだ
「・・・寂しいの」
ファインモーションは気が付けば、じっとその目を見つめていた
あれほどの嫌悪を感じた目が、僅かにすぎないが感情を放った
霧が晴れ、闇の正体が現れる
「馬鹿をいえ、俺はそれだけ期待されてたってことだ、あんたも・・だろ?
期待背負って、走ってんだ、負けれねえよな」
真意こそ濁されたが、その言葉はひどく、素直に聞こえた
ファインモーションは、頷いて、言った
「そうね」

「カラダを繋げばわかるさ。あんたは俺から、離れられなくなる」
疲労。そのために思考がひどく鈍っている、でなければこんな事を思うはずがない
馬鹿げている。ファインモーションは、冷静な目で、シンボリクリスエスを見た

昔、思ったことがある
自分がもし誰かに惹かれることがあるとすれば、こんな脚をもつ、強い、馬
一度会った、ピルサドスキーの姿がぼんやりと浮かぶ
「やろうぜ」

この闇になら、呑まれても構わない

ファインモーションは、目を閉じた

161:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:07:53 luZMWbYx0
『燃える闇・前』

恐怖。誰かに後ろに立たれることを許すのは始めてだろう
想像よりもたやすいことに、不安は安らいでいた
さすがに体重がかかったときには、悲鳴を上げたが
黒い前脚が、両肩に添えられる。細いが見かけ以上の力だ
ファインモーションの疲弊した身体が、僅かに傾く
「おっと、ふんばれよ。怪我したくないぜ。お前さんにあずけんだ、体重・・」
「・・・っ」
はっきりと、触れてくる感触がある。皮膚から突き出した、牡の一物だ
熱い
自分に触れてくるどの部分よりも、それは熱かった
それを想像して、ファインモーションは首を振った

こんな衝動に襲われることがある
噛み付き、千切り、噛み砕く
相手をズタズタに壊したくなる。破壊的な心に、支配される
今がまさにそれだ

シンボリクリスエスは、首を折り、歯を擦り合わせた
性衝動のそれよりも、はるかに激しいそれは、しばしばあらぬ行動へと走らせる

「どうしたの」
ファインモーションは、不安げに振り返る
いい顔をする、と思ったのは何度目か
こなれたメスたちの、期待に満ちた顔を見るのには飽きていた
見れば、収まっていたはずの汗が首筋からじわりと滲み出している
それを舐め取ると、シンボリクリスエスは息をついた
「黙ってろよ・・・。あー、ヤだねえ、がつがつすんのは趣味じゃないんだが・・・」
牡を受け入れる秘裂、焦らすようにぺニスを触れさせると、僅かに反応する
怯えたように身体が震わせ、ファインモーションは息を呑んだ

162:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:08:21 luZMWbYx0
「いいケツしてるよな、あんた・・・。喰いでがあるわ」
暫く反応を愉しみ、シンボリクリスエスはいよいよ体勢を、挿入のそれへと整える
一瞬の緊張を読み取り、ファインモーションは歯を噛んだ
「いたっ・・・」
入り口を割るように押し入る熱に、堪えようなく喘ぐ、
「はっ・・・なんて締め付けだよ、中もすげえモンだな・・・」
こわばった肉棒を、跳ね返さんばかりの圧迫だ。シンボリクリスエスは、腰をさらに押し込んだ
何が何でもモノにしてやる。征服欲が、燃え上がる

俺の女だ
「うっ・・・ああっ。いやっ・・・」
中ほどまで挿入すると一気に腰を押し込んだ。ファインモーションは、前肢を僅かに移動させる
シンボリクリスエスは前脚を固定し、ずれかかった接点を戻した

シンボリクリスエスは間を置かず、腰を打ち始める
しっかりと密着した股間部からは、粘質の音が漏れる
「ああっ、やあっ、んああっ」
ズッ ズッ ズプッ
「どうだい、俺のは・・よく鍛えられてるだろ、ここもよ?」
ペニスからもたらされる快感に、思わず声が上ずるが、構わなかった
熱に呑まれていく感覚、ややもするとヌルヌルとしたものが絡んでくる
潤滑剤を得たシンボリクリスエスの熱棒は、さらに激しく前後した
「あっあっ・・」
高い声で切れ切れに喘ぐファインモーションは
視界を歪ませる涙の存在にすら気づいてはいなかった

163:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:08:59 luZMWbYx0
『燃える闇・後』

「ほら、ほら、もっと喰えよ、あんたもイイんだろ」
夢中になって腰をふるシンボリクリスエスは、仔馬のようにはしゃいでいる
その体躯にふさわしい一物を、遠慮なしに前後させた
「はあー・・しごかれてるカンジだねえ・・こりゃーヤバイわ」
奥まで突き入れたペニスに、均等に圧迫がある
出入りさせる動きに反応して膣肉が収縮し、締め付けてくる
鍛え方が、そこいらの牝馬と違うのか、天性のものなのか
どちらにしろ、なかなかこれほどの持ち主はいない

ファインモーションの身体。具合も、感度も申し分ない
賭けに勝った褒美としては、この上ないものだ
シンボリクリスエスはやや血走った目で上空を仰ぎ、ひたすらに腰を打つ
限界が近いが、ぎりぎりまでこの牝馬を味わいたかった
「っん・・ああっ・・いやっ・・あっ」
腰を突き出す動作を、繰り返す
ペニスが限界を示し始めると、さらに激しく腰を振った
「はあっ・・あんんっ・・うあっ・・」
ズプッ ズッ ズチュッ ズッ
「よーし・・。あんたと俺の仔なら面白いだろうが・・ま、おあずけだな・・」
シンボリクリスエスは言うと、抜き放つと同時に、射精した
ドクッドクッドクッ・・ドクン
白濁が、ファインモーションに浴びせられる。しばらくそのまま精の放出は収まりそうになかった
射精をつづける肉棒を尻肉に押し当てながら、シンボリクリスエスはその余韻を愉しんでいた
ぽたぽたとファインモーションの臀部にかかった白濁液が、したたる

164:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:09:31 luZMWbYx0
「・・はあっ・・はあっ・・」
ファインモーションはぐったりと首をもたげ、シンボリクリスエスが離れるのを待った
疾走したあとの高揚とは違った昂ぶりが、たしかにあった
「えっ・・」
のしかかったままのシンボリクリスエスは、一向に離れる気配はない
それどころか息遣いがさらに荒くなっていく
再度勃ち上がり、硬度を増したペニスが、秘裂へとあてがわれる
「ずいぶんとおあずけだったしな・・仕方ないヤツだな」
再び挿入の姿勢をとると、しっかりと両腕を腹部へと回す。じっとりと汗ばんでいるのは
お互い様だ。滑らぬよう、力を込めた
「も・・いやっ」
ファインモーションの声は懇願だった
「何いってんだ、いいかんじで汗かいたろ、これからたっぷり愉しもうぜ」
果てを知らない牡の身体は、貪欲に、メスであるファインモーションを求めた
再度いきり立ったペニスを膣口へ押し込み、激しく突き上げる
先程の情交で充分に感度を高められたファインモーションの身体は、容易に反応した
「だめえっ、だめっ・・んああっ・・やっ・・」
ズッ ズッ ズッ ズチュッ
再び膣内が押し広げられる、限界まで勃起した肉棒が、出入りする
単純な動作だが、緩急といった動きを慣れた様子でこなしていた

ありえないことを、している
ファインモーションは、身体とは別の意識の中で思った
押し広げられた膣口から、何度も肉棒が出入りし、くまなく擦りあげられる
体中が震え、途方もない痺れに襲われる
犯される痛みより、熱を伴った快楽の強さに、戸惑った
痛みなら、耐えられるかもしれない
快楽には、耐えようもない

165:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:10:34 luZMWbYx0
「あっあっ・・あんんっ・・」
「やらしい声だな・・。あんたがそんな声出すなんてな・・いくらでもイけそうだ」
低い声で、卑猥に、囁いてくる
シンボリクリスエスは、ひどく慣れた腰つきだった
触れられたくない箇所を、計ったように擦りあげ、突いてくる
ファインモーションは為すすべなく、反応した
おそらく自分がみれば、嫌悪するであろう痴態を、晒している

そうしているうちに、自分を犯す熱棒が、ビクビクと動いた
「あはあっ・あんんっ・・」
最後に激しく一突きし、引き抜かれる
ビュッビュッビュッ
濃度はそれほどないものの、抜き放ったペニスは再び大量の精液を放った
「は・・漏れるトコだったな、情けない」
シンボリクリスエスはゆっくりと身体を離す。無茶に交わったせいか、さすがに足元がふらついた
大きく息をつくと、自分の精に濡れたファインモーションを、満足気に見る

「どうだよ、イッたろ、最後は」
久しぶりに充実したセックスだった。何よりも作業にならず、感情を乗せられた
「・・うそ」
否定する口調には自信がない、当然だろう
「俺のチンポ、喜んで喰ってただろ。腰、振ってたぜ、あんた・・」
シンボリクリスエスは、にやにやと笑った
いままでの相手に、感情を抱いたことがあったか。考えもしなかった事だ
シンボリクリスエスは、この上なく上機嫌だった

羞恥からか、ファインモーションは俯く
「・・もう、帰るわ」
「おいおい、そんなフラフラで・・無理するなよ。あんだけハメたんだ、休んでけよ」
シンボリクリスエス自信、かなりの疲労だった
レース後にやるのはさすがに疲れる。熱いシャワーを浴びたいところだ

166:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:13:22 luZMWbYx0
以上。
長くて貼るのが大変だったが、やっぱ名作だな。
こんなのターフィーショップで売ってればいいのにな。

167:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:17:04 8gUndeBQ0
>>166
ありがとう、初めて全編読めたよ。
惜しむらくは同じ作者のゼンノロブロイ×スティルインラブの行く末を見届けられなかった事だな。
スティルのキャラ良かったんだが。

168:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:19:03 luZMWbYx0
>>167
俺は途中でスレが荒れた時点で見なくなっちゃったから、
その作品は知らないなぁ
スティルたんのがあったのか。読んでみたいな。

169:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:20:08 EDY2IqCk0
(`・ω・´)おっきした

170:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/21 23:24:49 8gUndeBQ0
>>168
ロブロイ×スティルに関してはエロに入る前におわっちゃった。

171:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/22 20:19:21 PqVFKIXM0
良スレなので挙げておこう

172:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/23 00:01:52 8ihdjxBL0
>>166
乙でした。久しぶりに読んだがやっぱグレタプ神だな。
あっちのスレは神が沢山いたよな。ハギノハイグレイドとかナツカシス。

173:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/23 00:03:08 5dQrqgPeO
age

174:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/06/23 00:18:26 5dQrqgPeO
ageてなかった

175: ◆GdYXBsqk7M
06/06/23 09:32:54 5dQrqgPeO
テスト

176:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/24 00:10:42 maFy3OMK0
はい

177:デュランダル十番勝負
06/06/24 08:30:55 jxDRV/lZ0
ファインモーション(2003年マイルチャンピオンS)編 1/5


「あ、デュランダル君、どうして逃げちゃうのー?」
「どうしてって、レース中だからだよ~」
二頭仲良くワンツーフィニッシュ。

<デュランダルには重大な秘密がある>
そんな噂を聞きファインモーションは、
デュランダルがスプリンターズSを勝って栗東に戻った頃から彼を追い回し始めた。
彼の裏の顔を知る者は、それとはなしにファインモーションに警告するが
彼女は聞く耳を持たない。馬耳東風という奴である。
ある種のきな臭さを彼女に感じていたデュランダル、
全くもって彼に相応しからぬ話だが
ファインモーションと顔を合わさないように、得意の匍匐前進まで使って逃げ回っていた。
しかし同じ栗東所属、しかも同レースに出走とあっては自ずと限界がある。

「誰にも言わないから。教えて、ね?」
しつこ過ぎるファインモーションにデュランダルはほとほと参った。
結局レース翌日の夕飼葉の後、彼女と2人で会うことを約束させられてしまう。
女の子に呼び出されて、とぼとぼと出発するデュランダル。信じがたい光景である。

178:デュランダル十番勝負
06/06/24 08:31:22 jxDRV/lZ0
2/5

待ち合わせの場所に着くと、ファインモーションは既に待っていた。
11月も下旬となるとかなり寒い。しかも前日とうって変わっての雨である。
いくら馬が寒さに強いと行ってもこれは堪える。
やや赤みがかった鹿毛である彼女の身体が濡れそぼって黒く染まっていた。
熱発でもされてはしゃれにならない。

デュランダルは雨露をしのげる場所を探す。あつらえ向きに納屋があった。
中は割と広い。
ファインモーションは寒さに震えている。
「ファインちゃん、びちゃびちゃだね~」
それでも隅にあった藁で身体を拭うと少し落ち着いた。
初めは得体の知れない藁に逡巡していた彼女だが、背に腹はかえられない。
「ごめんね、こんな日に呼び出しちゃったりして」
「別にいいよ~僕は当分お休みらしいし~」(本当はもう帰りたいな~)
「それで、デュランダル君の秘密の事なんだけど・・・・・・」
「ん~、どうしても知りたいっていうなら、ファインちゃんの身体使わせてもらうことになるけど~いいの?」
デュランダルの目は不自然なくらい冷静だった。
ファインモーションは僅かに目を見開いた。
彼の噂を知らぬわけではないがこうずばっと言われるとやはり驚く。それでも気丈に答えた。
「いいよ」
ファインモーションは好奇心を自身への言い訳にしていたが、
結局は彼女も欲望に負けたといえるかもしれない。

「じゃあ、そこに立ってもらえるかな~」
デュランダルはファインモーションを入り口から少し離れた場所に立たせた。

179:デュランダル十番勝負
06/06/24 08:31:47 jxDRV/lZ0
3/5

ファインモーションの立ち位置を指示したものの、デュランダルは動かない。
納屋の屋根を叩く雨音だけが響く中、じっと彼女を観察している。
ファインモーションはかえって不安になった。
「デュランダル君、どうしてそんなにじろじろ見るの?」
「ファインちゃん見られて困る事でもあるの~」
恥ずかしくなって彼女は俯いてしまった。

ファインモーションの緊張が最高潮に達した時に、デュランダルはやおら歩き出す。
そのまま彼女に近づき鼻面で項に触れた。
冷え切った身体と同様に鬣は冷たい。そのまま彼女の首筋全体を撫でる。
「ひゃん」
何の前ぶれもなく触れられて驚いた彼女は思わず素っ頓狂な声を出してしまい
思わずデュランダルの方を見てしまったが
彼は意に介す風もなく彼女の身体を撫で続けている。

デュランダルはファインモーションの身体の反対側に回りそちらからも彼女の身体を撫でている。
首筋から、肩、前脚の付け根、背中、腰と、ほぼ全身を
今度は舌を使って舐め続けていた。
張り詰めていた彼女は落ち着いてきたが、その息はかえって荒くなっている。
「あっ、あっ・・・・・・いやあ・・・」
デュランダルの動きにあわせるかのように、俯いたまま声を上げ始めていた。

180:デュランダル十番勝負
06/06/24 08:32:06 jxDRV/lZ0
4/5

明らかにファインモーションの体温は上昇している。
先ほどまで雨に濡れていた身体は彼女自身の汗で濡れようとしていた。
「んっ・・・・・・、はあ、はあん」
頭も上げ、次第に声も抑えられなくなっていた。
腰周りが離れてみてもわかるくらいふらふらになっている。
デュランダルはそこも舌でなぞった。
一際、彼女の声が艶っぽくなった。
「はあぁっ!!あぁ…!…あぁっ!………あああっ!!」
後脚が戦慄いている。どうやら達してしまったようだ。

ファインモーションには身体全体が溶けてしまうのではないかと思えた。
一瞬気が遠くなる。
下半身が己の意思を超えた別種の生き物になっている。
熱い。入り口は男を求めて鈍い痛みさえ引き起こしていた。

「・・・・・・欲しい・・・」
「え?」
デュランダルの目はこの期に及んでも冷静だった。
ファインモーションは癪に障り思わず叫んでしまう。
「お願い、挿れて、デュランダル君のが欲しいのぉ・・・」
それを聞いたデュランダルは一瞬の躊躇の後ファインモーションの背後に回り、
彼女のそこも舐めた。
一度達したせいだろうか、少し苦い。
「熱いね~」
「もう、焦らさないで・・・」
ゆっくりと彼女の上に乗る。

181:デュランダル十番勝負
06/06/24 08:32:27 jxDRV/lZ0
5/5

ファインモーションの中は予想以上に熱かった。
「ファインちゃん、喰らいついてきているね~」
「いやぁ、言わないでよお」
暫くすると、彼女の腰がまたぴくぴくとしてきた。
「ああん、デュランダル君、またいっちゃうよぉ」
「僕より早いの~?」
急激に彼女の中が締まる。その衝撃に耐えられずデュランダルは慌てて自身を外に出した。
結局ほぼ同時に達した。デュランダルは藁にかけないよう、慎重に精を放った。
ファインモーションはそのまま崩れ落ちてしまった。


「おかしいな~これの通りだと気持ちよくて眠くなるはずなんだけどな~」
夜飼葉の時間も近かったので、幸せそうに眠るファインモーションを無理に起こして帰らせた。
あのままだと本当に熱発しかねない。
彼女を途中まで送ってから、デュランダルは急いで自分の馬房に戻った。
まだ舌がヒリヒリしている。
彼の懐にはイラスト満載の冊子があった。
『馬用マッサージ・実践編』
・首から肩、前脚、背中、腰、後脚の順番で行います。
・ゆっくりと動かしましょう。
最近疲れがたまるのでこっそりやってみようかと思ったが、一頭だけだとできない。
ファインモーションには練習台になってもらうつもりだったのだが・・・・・・
「まあいいか~」

ファインモーションは翌月のレースで快勝した。
デュランダルは自分の「マッサージ」のおかげだと信じて疑っていない。

ファイモーション編終わり・続けます?

182:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/24 12:29:49 ytIvx2poO
最後まで是非書いて下さい。

183:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/25 15:17:26 O5DcvwwQ0
期待あげ

184:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/25 15:23:04 UPZHWkpN0
ダンツフレーム ダンツフレーム

っていうダービー出走馬の名前つかってエロをやるスレが昔あったよな

185:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/25 19:07:01 q21PM0v20
彼女が俺のビッグゴールドを舐めてプレシャスソングを奏でる

186:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/25 21:38:56 vPs/q7LU0
18禁ダービーの事だな。今年もやってたぞ?

187:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/25 23:55:15 s4R6swb30
ハーツ×スイープマダー?

188:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/26 00:18:14 L9f9jXO20
>>187
あっちのスレで連載中だよ。二ヶ月以上更新ないが・・・orz

189:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/26 00:19:56 OVwOhkaT0
>>188
あっちのすれってどこよ?

190:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/26 00:27:38 L9f9jXO20
>>189
>>62 の現行スレの方
デルタブルース×スイープ(凌辱気味)やアサクサデンエン×スイープ(純愛)もある。
SS系牝馬と違い近親相姦を気にしなくて良い分供給過剰だな。


191:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/27 21:25:31 FPN3y2B9O
保守

192:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/28 22:07:23 49aC8mbQ0
お前らが書いているよりずっと本格的な物があるぞ~
転載
今まで書いていた奴やる気なくす
そして誰も書くのいなくなった
あぼーん

いい加減過去の文面転載するの止めろよな。

193:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/28 22:41:23 DjCC3IK60
>>192
ん~、あたしは今まで読みたくても読めなかった作品だったから嬉しかったけどな~
でも確かに書き手さんには、辛いかもね。
難しい話だね。職人さんがんばって!

194:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/29 00:04:03 wrjY2EYq0
ほしゅ

195:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/29 00:07:02 lrYSUk/o0
>>193
ちょwどこの牝馬気取りかと思ったぞww

196:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/29 00:24:42 lrYSUk/o0
個人的には転載されてる大作の様なやつは読むとどうしても疲れちゃう。
表現がくどいと言っては失礼だが、軽くサクサク読めるライトノベル愛好者には少しキツイかもね。

197:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/06/29 21:30:28 J6ioI5/CO
デュランダル10番勝負の続きキボン

198:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/01 15:54:41 p89pCCA70
保守っちゃ

199:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/01 17:17:38 PfP66Ufk0
暇だから2歳牝馬のお題で書いてみようかな

200:デュランダル
06/07/02 23:04:49 egTogO2g0
何か今日は嫌な事思い出しちゃったな~
シーイズちゃんはあの時みたくおかしくはなかったようだけどね~

201:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 02:33:18 25fA1TJ60
ほしゅ

202:デュランダル十番勝負
06/07/03 18:51:19 Zktq8gy+0
オースミコスモ(2003年阪神牝馬S直前)編 1/4


舌の剣は命を絶つという。
不用意な言動を戒める言葉だがデュランダルは行動はともかく、意外なほど口は堅かった。
裏の顔についても相手が口に出せないほど酷い目にあわせてきたこともあり、
あくまで風説としてしか知られていなかった。
それでも最近、周囲の目が少し変わったようである。

寒い。
5度にも満たない気温な上に大粒のあられが容赦なく馬体を叩く。
デュランダルは堪らなくなって早めに厩舎に戻ってきた。
他の馬はまだ戻っていないようだった。
馬房に入ろうとすると、そこに黒い馬がいる。
一瞬間違えたのかと思い戻りかけたがやはりここは自分の馬房だ。
相手に見覚えはある。
小柄な牝馬、オースミコスモ。こころなしその表情は暗かった。
デュランダルも大柄な馬とは言えなかったが彼女は牝馬だということを差し引いても小さい。
もっともそうでなければ他馬の馬房に忍び込むようなことはできなかっただろう。
デュランダルのような特技の持ち主なら別だが。

「デュランダル君、こんにちはっ!」
「コスモちゃん?何でここにいるの~?」
二頭はしばらく見合った後、同時にそれぞれ発言した。
デュランダルの言葉は至極もっともなものだったが、
オースミコスモ、彼女のはこの状況にあっては少し異様である。
彼女はデュランダルの問いには答えようとせず、
身体に比して大きく形の良い黒い瞳を彼に向けて一方的に喋りはじめた。
「ねえねえ、聞いてよー、あたしまた出走なんだって今週末なんだけどさー、知ってる?」
「うん?ああ、うちのピースオブワールドも出るね~」(そういえばファインちゃんも出るな~)
「ひどいと思わない?あたし今年もう10回もレース出てるんだよー、それで今日はね・・・・・・」
そこまで言いかけて、オースミコスモは急に黙り込んでしまった。

203:デュランダル十番勝負
06/07/03 18:51:48 Zktq8gy+0
2/4

伏し目がちに何事か考え込んでいたオースミコスモは、突如馬房の出入り口に向かってダッシュしてきた。
当然、そこに突っ立っていたデュランダルとぶつかる。
いくら大柄ではないとはいえ、馬二頭がそのまますれ違おうとするのは無理があった。
「デュランダル君、通らせてくれない?」
「ここにいた理由を知りたいな~」
それを聞いたオースミコスモはいきなり
「いやあぁぁ、通してえー」
と叫んだ。それを聞いたデュランダルはすかさず彼女の首筋に思いっきり噛み付く。
大好物の<女の子の悲鳴>を間近で久し振りに聞いて
己の理性が8割方冬空の彼方へ飛んでいったのを、はっきりとデュランダルは自覚できた。

オースミコスモに噛み付いたまま、デュランダルは彼女の身体を馬房の奥まで引きずって行く。
彼女は噛み付かれたショックからか、ほとんど逆らう素振りを見せなかった。
今のオースミコスモには冬毛がふさふさとしていたが、当分の間首を触られるのも辛くなるだろう。
そのまま彼女を横向きに引き倒し、デュランダルはその上に乗った。
前脚を彼女の身体の上に残して動きを抑えてから、背後に回りデュランダルも横向きになる。
横にさせたのは、レース直前のオースミコスモの脚に怪我をさせまいと
残っていた僅かな理性でデュランダルが考えたものかもしれない、
が、相手の抵抗を封じるという意味ではかえって残酷だった。
オースミコスモの両後脚の間にデュランダルの片脚が入り込み、既に全身を押さえ込んでいる。

ガチガチとオースミコスモは歯を鳴らしていた。真冬だがこの震えの原因は寒さではない。
彼女はもう暴れようがない。ただでさえ動きにくい体勢な上に、
その道の達者であるデュランダルでは抵抗するにも相手が悪すぎる。
デュランダルは自分が噛み付いた首筋を、弄るように愛撫している。
彼女はそこの疼きにも耐えねばならなかった。

204:デュランダル十番勝負
06/07/03 18:52:12 Zktq8gy+0
3/4

「いたた、ううう、嫌だよぉ」
「結局どうしてここにいたの~僕の事待ってたの~」
デュランダルは頭を少し伸ばしてオースミコスモの耳元で囁く。
彼女は辛うじて動く頭をデュランダルに向けて彼を睨み付けながら言った。しかし既に涙目である。
「今頃・・・・・・話したって止めてくれないよね・・・」
「まあね~いい覚悟だね~」
「じゃあ、もう聞かないでよっ・・・ああっ」
事態が進むにつれ彼女は寡黙になっていった。静かなすすり泣きしか漏らさない。

デュランダルは早くもオースミコスモの中にいた。
小柄な彼女だけあってやはり狭い。
ここまでやっておいて今更だが、デュランダルは殊更オースミコスモの身体を傷つける意図はなかった。
泣き続けている彼女が苦痛で呻かないよう、慎重に動く。
奮戦の甲斐があってか、オースミコスモの息遣いは次第に甘やかに変わっていった。

「あっ、あっ、あっ・・・・・・やだ、だめぇ」
彼女の下半身には先ほどまでとは別種の震えが走る。
「コスモちゃん、この格好はね~窓の月って言うんだよ~でも今日の天気じゃ関係ないね~」
言いながらデュランダルは次第に腰の動きを早めていった。限界も近い。
オースミコスモ、彼女自身も震えが半端でなくなってきている。
「だめぇ・・・・・・だめなのに・・・止まらないよぉ」
彼女は涙をぼろぼろ零したまま達してしまった。
その直前に自身を抜いたデュランダルがオースミコスモの背に精を放つ。
黒い馬体のそこだけが白く染まった。

205:デュランダル十番勝負
06/07/03 18:52:35 Zktq8gy+0
4/4

デュランダルに身体を拭ってもらったオースミコスモ。
ふらつきながらも立ち上がった彼女の表情は明るくなっていた。
何やら吹っ切れたようにも見える。
そのまま帰ろうとするのでデュランダルは慌てて声をかけた。
「急いで帰ると風邪引いちゃうよ~それとここに来た訳はやっぱり教えてくれないの~?」
「他の馬には姿見られてたくないからねー、ここに来た理由はね・・・」
未だに言い難そうだ。
「さっきも言ったけどさー、あたし使われ過ぎでしょ、ちょっと抗議してやろうかなーとか
 もっと単純にサボっちゃおうかなー、なーんて」
それを聞いたデュランダルの脳裏に以前感じた不安がよぎる。
(まさか?)
「感冒にでもなれば休めるかもしれないと思ったんだー」
それを知ってか知らずかオースミコスモは明るく言い放った。
「でももうどうでもよくなっちゃったー、そろそろ帰るねー」

(ファインちゃん・・・・・・やられた)
あの後ファインモーションは熱発まではしなかったものの、体調不良に陥ってしまった。
デュランダルの事を追いかけ回していたのは周知の事実だったので
例え口外せずとも二頭を結びつけて考えるのは自然だろう。
少なくとも栗東内での行動の慎重さを一層考えねばならないデュランダルであった。

ちなみにオースミコスモはこの翌年も酷使され続けた。
連闘もありで。過酷なローテを背負った重賞馬である。

オースミコスモ編おわり・多分続く

206:追高生 ◆D.I/O.H1so
06/07/03 19:11:38 mbTl6fKRO
禿

207:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 21:00:17 zWl/5i5eO
「ドトウ…」
メイショウドトウの馬房を覗き込む1頭の牡馬
「おぉオペラオー、待ってたよ」

テイエムオペラオーとメイショウドトウ
他の馬達には仲が悪いと思われていた2頭だったが
実は毎晩体を重ねていたのだった

オペラオー「あ…」
ドトウ「へへ…かわいいぜオペラオー」
ドトウがいきなりオペラオーの一物を舐めたので
オペラオーは思わず声を出していた
オペラオー「ドトウ…僕にも…」
ドトウ「お前も自分から求めるようになったか」
2人は69の体勢になり
互いの性器を愛撫しあった

208:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 21:11:19 zWl/5i5eO
ドトウ「あぁ我慢できねぇよぉ」
ドトウはおもむろに自らの一物を
オペラオーの菊沢にあてがった
オペラオー「ダメだよ!僕明日レースなんだ!」
必死に抵抗するオペラオーをドトウが軽々と押さえ込む
ドトウ「わりぃ…俺、お前以外で抜けねーんだ」
言い終わる時にはドトウの一物は
オペラオーの体内深くまで差し込まれていた
オペラオー「あああ!ドトウ…ドトウ!」
ドトウ「いいぜ…ホントによく締まるな!」
オペラオーの穴はドトウの一物を深々と
くわえ込んでいた
オペラオー「ドトウ…」
ドトウ「ん?」

209:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 21:23:25 zWl/5i5eO
オペラオー「実は今日ね…告白されたんだ…」
ドトウ「何!?誰に!」
声をあらげるドトウだが
その興奮に比例するように腰は激しくオペラオーを突いていた
オペラオー「あぁ激し過ぎる!痛いよ!」
ドトウ「教えろよ!誰に告白された!?」
オペラオー「ローズバドちゃん…」
ドトウはいつの間にかオペラオーの一物を
右手で激しくシゴいていた
ドトウ「ふん。お前はよくモテるからな!でOKしたのか!」
オペラオー「するわけないよ…」
ドトウ「なんだ?なんでOKしないんだ!」
その言葉と共にオペラオーは限界を迎えた

210:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 21:30:22 zWl/5i5eO
オペラオー「ハァ…ハァ…彼女には…僕には好きな人がいる…って…」
ドトウ「ふん。誰だよ」
ドトウがにわかに腰を緩める
オペラオー「メイショウドトウ…」
ドトウ「何!?」
ドトウの一物がひときわ大きく波打つ
オペラオー「君だよ…ドトウ」
ドトウ「お前…」
いつの間にかドトウの腰は止まっており腰を動かしているのは
オペラオーになっていた
オペラオー「僕も…僕も君じゃなきゃ…」
ドトウ「あぁぁ…ちょっ…待て、動かすな」
この関係になって始めてオペラオーが主導権を握っていた
オペラオー「いいよ…ドトウ!」

211:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 21:36:53 zWl/5i5eO
ドトウ「ダメだって…オペラオー!」
オペラオーの豹変振りに戸惑いながらも
ドトウはなされるがままになっていた
オペラオー「いいよ…ドトウのアソコ…すっごくイイ」
ドトウ「もぅ…イキそうだ!」
オペラオーは初めて見るドトウのそんな顔に見とれていた
オペラオー「ドトウ!僕もイイ!中に出していいよ…中にぃっ!」
言い終わるや否やオペラオーの体内に大量の種が流し込まれた
オペラオー「ハハ…すっごくよかったよ…ドトウ」
ドトウ「お前…」

S性に目覚めた次の日から、オペラオーはドトウを虐めまくるのであった…

212:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/03 22:31:23 CZfPKoG80
結構おもろいかも。

213:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/05 01:20:05 mt28qCKu0
どうでもいいことだが「お嫌いですか?」には
「お好きです。」と応えるのがデフォなのは関西だけ?

サンペガ捜査官の続きマダー?

214:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/05 14:13:14 RtRadu7j0
サンペガ捜査官みたい!

215:名無しさん@実況で競馬板アウト
06/07/05 21:44:36 yUoAuIFa0
「君は・・・テイエムオーシャン・・・どうしてここに?」
「ふふっあなたが来るのをずっと待っていたのよ」
「え?」
「実はお願いがあるの・・・わたしこのままだとあの夫からは逃げられない!
ペガサス君、わたしを夫の目の届かないところへ逃がしてほしいの・・・
もちろん報酬は払うわ。わたしの体・・・なんてどうかしら?」
「い、一体どうしたんだオーシャン。君はそんなことを言う女じゃなかったっだろ」
「女は変わるものよ。ねえ、お願いペガサス君・・・」


そのころ様子を見ていたバランスオブゲームは・・・
「???なぜここにテイエムオーシャンが・・・まさか、罠か!!
いかん、あの二人を早く引き離さなくては!!」
駆け出そうとするバランスオブゲーム。だが・・・
「おっと、せっかくいい感じなのに野暮な真似は辞めようよ^^」
「き、貴様は・・・!!ボンバイエ!!!」


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