06/07/08 21:21:45 jGdlqR1F0
「はじめまして、スティルインラブと申します。今日はよろしくお願いします」
彼女は思っていたより小柄で、今まで会ったどの牝馬より可憐な雰囲気を持っていた。
こんな牝馬にどうしてあれほどの力が備わっていたのだろう。
仕事とは言え、彼女の相手ができることを幸せに思った。
「はじめまして、キングカメハメハです。どうぞこちらへ」
オレは笑顔で挨拶し、彼女を部屋へと導いた。
彼女は緊張のせいか、部屋の隅で下を向いて黙っている。
「ここではタメ口でいいかな? なんて呼べばいい?」
彼女はゆっくり顔を上げた。
「……スティル、でいいよ」
「オレのことはキンカメでもカメでも好きに呼んでね」
オレはスティルに近づいて、栗色のたてがみに鼻を埋めた。
スティルの体がびくっと跳ねる。
「怖がらなくていいからね」
たてがみに鼻づらを這わせ、耳にキスする。