05/06/17 01:34:54 0
>>494続き
雅が木陰に入ったのを確認すると俺は正面のドアの前に立った
コンコン!「誰かいませんか?」
俺はドアをノックしながら大きな声で中に人がいないか問い掛ける しかし何も反応が無い
ドンドン!「誰かいませんかぁ!?」
続けてさっきより大きな音と声で問い掛けるがやはり反応が無い
“誰もいないのかな・・・” カチャッ 駄目元でドアノブを回してみるとドアが開いた
「えっ!?」予想外の出来事に一瞬体が硬直したがすぐに我を取り戻し中を覗き込む
小屋の中は暗く静まり返っていた 広さはみんなの小屋と同じぐらいのようだ
「誰かいませんか?」念のためもう一度声をかけるが小屋の中はシーンと静まり返ったままだ
「お邪魔します」一応断わりを言うと俺は電気を点け、ゆっくりと小屋の中に足を踏み入れる
雰囲気的に女の子の部屋のようだ プーさんグッズがベッドや机の周りに多数置かれている
そして机の横には何とテレビが置かれていた
俺はあわててテレビの電源を入れるが残念ながらどのチャンネルも砂嵐状態だった
よく見るとテレビの下にはプレステがあり、ゲームをするために置いてあるようだ
試しにプレステも電源を入れてみるが予想通りインターネットへの接続はできなかった