05/06/08 00:02:14 0
「・・・・優作!!」
「は、はい!!」
あ、『優作』って言うのは俺の親父の名前。
「・・・・・いい息子を持ったなぁ」
「はい!!」
つんくはそう言って車の中に入っていく。
「あ、あの!?」
「優作・・・オマエは今日でクビや!」
「え?」
「もう2度と・・・こっちの世界に帰ってくるな。ええな?」
「は、はい!!ありがとうございました!!」
「・・・○○?」
「はい?」
「・・・お父さんの事、大事にしろよ?」
「はい!ありがとうございました!!」
なんで御礼を言っているのか自分でもわからなかった。
なんとなく、御礼を言いたい気分だった。
なんとか大きな山場は1つ越えた。
残るは最後の難関と言える『母さんの許可』だ。
仕事を辞められたのは良いが、
母さんがもう1度親父とやり直してくれないと意味がない。
さて、どうやって許可をもらおうかなぁ?