05/06/03 18:13:56 0
>>467続き
すっかりお母さん気取りのりぃに手を引かれ俺は1階へと降りる
階段を降りるとちょうど雅と佐紀が手をつないで管理棟の中に入ってきた
「おはようございます!」2人は元気に挨拶してきた
「おはよう 2人共仲いいねえ」
「お兄さんこそりぃと仲いいですね」
「え・・・ あ、ああ・・・」そういや俺こそりぃと手をつないでるんだった・・・
「今日からりぃがおじちゃんのママになったの まだまだ子供だからりぃが面倒見るの」返す言葉が見つからない俺に代わってりぃが話す
「もしかしておじさんも1人で眠れないんですか?」と雅が質問してきた
「まさか でもちょっと朝起きるのが苦手かな でもおじさんもっていうことは誰か1人で寝れない娘がいるの?」
俺は3人の顔を見る すると佐紀だけ顔を真っ赤にして俯いていた
「え!?佐紀ちゃん!?」思わず声をかけると佐紀は真っ赤な顔のままゆっくりと頷いた
「佐紀ちゃんごめん よけいな事言っちゃった!」雅があわてて佐紀に謝る
「いいよ 本当のことだから」佐紀は雅をなだめる
「佐紀ちゃんはねえ ここに来るまでいつもママと一緒に寝てたんだって だからいつも誰かの部屋で一緒に寝てるの」りぃがそっと教えてくれた
「さ、私のことはもういいですから早く食堂に行きましょう」佐紀は頬を赤く染めたまま気丈に振舞う
俺は1番しっかりしてるのに意外なところで女の子らしさを見せた佐紀がたまらなく可愛く思えた