05/05/31 19:22:59 0
「もう少し詳しく聞きたいんだが・・・」
「もう勘弁しろよ、いぬい~・・・」
「ほう・・・言えない・・・と?」
「あの・・・言う代わりに、URLリンク(kids-novel.f-adult.com) の209-210あたりに詳しい描写が・・・」
俺はその書き込みをじっと読んでいたが、やにわに三原の首を締め出した。
「ぐぇ、く、くるし・・・いぬ・・・ちょ・・・」
「これはおれの手じゃない!この学校の男子生徒の呪怨が俺の手を操っているんだ!!」
「ぐ・・・言えって・・・いったのは・・・おまえじゃないか・・・!」
「俺の手じゃない!俺の手じゃ・・・!」
「ちょっとあんたたち、なにやってんのよ!」
「・・・げ!石村!!!」
驚いて振り返ると、腕を組んですごい顔で石村が立っていた。もちろん、隣に村上もいる。
「き、聞いてたのか?!」
「人が真剣に聞き込みやってるときに、何を遊んでるのよ!」
「い、いやこれは・・・」
「誰のためにやってると思ってんの?!」
村上と三原が不思議そうに俺たち二人を見つめる。
「ききこみ?」
「ももちゃんの話・・・乾君が?」
「や、これには・・・事情が・・・」
俺はまたまた石村の腕をつかむと、一目散に音楽室を飛び出した。
-つづく-