03/11/24 23:28 mgGe5MXS
12月6日から日本の軍国主義の原因ともなったサムライ文化賛美の
映画がアメリカと日本で封切られる。しかし、今なおアジア諸国には
日本の軍国主義に多大な被害を受けた人々がいるのに、このような
奇妙な映画が放映されて良いものだろうか?そして、日本に対する
反感が強いアジア諸国では、到底この映画が受けいられるとは思えない。
それと、最近のハリウッドの日本文化に対する肩入れも理解できない。
真っ当な歴史観で持って亜細亜地域を俯瞰すれば、中国の次に
歴史の厚みを持った国は朝鮮半島である。であるなら、そこから映画の
素材となるテーマを導き出すのが、「世界の映画生産工場」とも言われ、
多大な文化的な影響力を持つハリウッドの役割でないか?
それなのに、中国と朝鮮からの文化的影響を隠し、殊更独自性のみを
主張する自分本位な日本を重視する姿勢は、日本を勘違いさせるのみ、
アジアの友好に悪影響だ。
「ラストサムライ」。この映画は最近の日本の歴史修正史観と夜郎自大的な
態度を加速させるだけだと思う