08/05/23 13:16:55 G91FkXaG
(4/4)
・刹那→一刹那、その刹那などと使われるもの。諸説ありますが、一般に一
弾指(一度指を弾く瞬間)が65刹那にあたるという極めて短い時間です。
・恒河砂→恒河(ガンジス川)の砂の数というぐらいの膨大な量。阿僧祇、那
由他、不可思議、無量大数(仏典では無量数)など、いずれも仏典に由来す
る用語です。
・阿吽→阿吽の呼吸などと言われる。阿は口を開けた状態で、吽は閉じた状態
で表現される。阿は万物の始まりを、吽は万物の行き着く先を示す。仁王像
や狛犬(角がある方が狛犬で無い方が獅子ともいう)で有名。
・祇園→京都の八坂神社が、神仏分離前は印度の祇園精舎由来の神とされた牛
頭天王を祀っていたことに由来する地名。神社自体も祇園社といい、祇園祭
も明治までは仏教風に祇園会と呼ばれていました。