08/05/24 03:36:07 tSnHldWZ
第11回1978年アルゼンチン(1)
予選参加95か国、本大会16か国。
この大会中、スコットランド代表にドーピングが発覚しています。
ことが明るみになった背景には、ロンドンプレスの暴露合戦があり、
メディアの過熱という、現代につながる問題も
この頃から浮き彫りになりはじめました。
当時のアルゼンチンでは、大会2年前のクーデターで軍事政権が樹立。
殺人、拷問が横行、14000人が「消された」といわれる
恐怖政治の下での大会…………(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
スポーツイベントはしばしば
「権力者にとっての魔法の杖」と言われます。
軍部政権への否定と自国サッカーチームへの思いという
相反する感情の板ばさみを強要されたアルゼンチン国民は、
国民の反感をサッカーへの熱狂によって逸らし、
権力の延命を図りつつ大会による利権も手にするという政府の思惑に、
不本意ながらも乗せられていったのです。