08/05/24 03:31:53 tSnHldWZ
さて、「ワールドカップを知ってみよう!」企画、後半戦です。
第10回1974年西ドイツ(1)
予選参加90か国、本大会16か国。
前回のブラジル優勝によるカップの永久保持権により
新カップが採用されることになったので、
正式名称も「ジュール・リメ杯」から
「ワールドカップ」へと変更になりました。
大会直前、はじめて、欧州外のFIFA会長が誕生しました。
以降、長期政権を担うことになるブラジル出身のアヴェランジェです。
彼の就任は、この後ワールドカップが大規模な商業化路線に向かう、
その重要な第一歩となりました。
なお、この大会で、ハイチの選手のドーピングが発覚。
薬物問題は、以降の大会でも、大きく影を落とすこととなります。
また、この大会は、予選地区分割の失敗で
出場への困難度に大きな差が生じたことをはじめ、
運営体制も大きな批判を浴びた大会となりました。