08/04/30 21:02:36 ZhykcdQb
第8回1966イングランド大会(1)
予選参加51か国、本大会16か国。
大会前に、ジュール・リメ杯が盗難に会うハプニング。
事件から2ヶ月後に、離れた街で新聞紙にくるまって発見されたとか。
そして時代は、ベトナム戦争の大きなうねりの中です。
また、ベルリンの壁ができてすぐです。長きにわたる、東西冷戦時代。
アフリカ・アジアはあわせて1枠という狭き門が変わらないまま。
このことへの抗議で、予選不参加国が続出しました。
この大会、「史上最大の番狂わせ」北朝鮮がイタリアを破るという事件がおきます。
北朝鮮が、ワールドカップ本大会で唯一最大、輝きを放った瞬間です。
背景には、カテナチオへの閉塞感と、イタリアサッカーを覆う薬物渦がありました。
当時の北朝鮮サッカーがクリーンだったこともあり(※参考文献どおり)
試合、観客からは「コ・リ・ア!」コールがおき、
試合後、複数年契約だったイタリア監督ファブリは辞任に追い込まれました。
北朝鮮にも、国際的にさわやかだと思われていた時代があったんだぜ?