俺を小説家にしてくれat SIBERIA
俺を小説家にしてくれ - 暇つぶし2ch104:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/07/25 01:40:42 発信元:61.113.89.178
自称小説家なら誰でもいつでもなれる

105:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 14:04:19 発信元:221.188.54.237
澄んだ軽い空気が、空へ浮き上がる、空の青さの目立つ、冬の朝――
少年は登校中に見かけた幼馴染の少女を後ろから驚かした。
すると少女は声も上げず、死んだ。

ショック死だった。
少年は絶望した。こんなつもりじゃなかった。
倒れた少女の前に立ち尽くす少年。
透明な少女の魂をまとい、軽く浮き上がる空気。
少年の意識も一緒に浮き上がりそうだった。

いつもより青く、大きく感じる空に、吸い上げられそうになった。
しかし、少年は大地に居る自分を見下ろし、必死に自分を取り留めた。
どこか現実を感じられない、浮き上がった意識と
体の中で現実を覚まそうと、目覚ましベルのように鳴る心臓の音。

少女を隠さないと、殺人犯になってしまう!
まだ取り戻せない現実感を無視して、少年は少女を担いだ。

106:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 14:17:22 発信元:221.188.54.237
少女は思いのほか重く、少年は苦労した。
目が左右逆を向き、透明だった空気がだんだんと青く見えてきた。ヤバイ。
少年はあせり、服を脱いだ。
「そうだ!服を脱げば重さが軽くなって、少女を担げるようになるかも!」

少年はパンツ一丁になり、少女を担いだ。
「ワッショイ!ワッショイ!」
少女を下から小さく押し上げながら、一人で街一番の大通りへと向かった。

大通り。交通量が激しく、今日もたくさんの車が通っている。
そこへパンツ一丁の少年が少女を担いで道路の真ん中を塞ぎ、歩き出した。
「ワッショイ!ワッショイ!」
急ブレーキで急停止した赤いスポーツカーから、金髪の青年が現れた。
「おい!テメェあぶねぇだろうが!何してんだ!」
「ワッショイ!ワッショイ!」
もう少年の目は白目であった。
ただひたすらに、少女の魂を呼び戻す為、少女を担いでいたのだ。

金髪の青年は、少年の白目を見て、すぐにそれを悟った。
これは儀式なのだ―。
少年が、精一杯少女を救おうとする、儀式なのだ。
金髪の青年はパンツ一丁になり、少年と共に少女を担いだ。
「ワッショイ!ワッショイ!」
「わーっしょい!わーっしょい!」

二人の悲しい掛け声が、道路を塞いだ。

107:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 14:28:47 発信元:221.188.54.237
ざわつき、どよめく大通り。
周りの人々はすぐに異変に気づいた。
大通りで足止めを食らったトラックやタクシーから、運転手が飛び出てきた。

「ワッショイ!ワッショイ!」
「わーっしょい!わーっしょい!」
必死に少女を担ぐ少年と青年。
トラックから降りてきたハチマキをしたおじさんが二人の下へと静かに歩み寄った。

ハチマキは威嚇するでもなく、静止するでもなく、促すように二人の肩に手を置いた。
青年が、もしこの儀式を中断する気なら全力で戦ってやろう、などと腹の内で考えていると
ハチマキは微笑みながら言った。
「そんな腰の入ってない掛け声じゃ、少女は目をさまさんぞ。」

白目を向いた少年の顔は、もう真っ赤で、唾があわ立っていた。
青年は、より一層大きい声を腹からだして、少女を励ました。
ハチマキは着ていた洋服を脱ぎ、パンツとハチマキだけになり声をあらげた。
「うあっしょい!うあっしょい! それ!!」

108:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 14:41:06 発信元:221.188.54.237
今、3人の戦士が戦っていている。
地獄へと続く大通りを逆走し、少女の魂を連れ戻そうと叫んでいる。

「ワッショイ!ワッショイ!」
「わーっしょい!わーっしょい!」
「うあっしょい!うあっしょい! それ!」

まだ若い少年、まだ無垢な青年。
なにより、社会に惑わされず自分と少女のために戦うハチマキの姿。
それを見ていたメガネをしていたタクシーの運転手が、
知らず知らずのうちに流れていた自分の涙に気づくのに、そう時間はかからなかった。

メガネは下をうつむき、ネクタイをほどいた。
今まで、嫌な客、理不尽な客にも頭をさげて、ただ金の為に車を走らせる毎日。
何かのために戦うなんて事をすっかり忘れていた。
あばら骨をむき出しにした痩せた体を出し、パンツ一丁になったメガネは3人のもとへと歩んだ。

「私にも、少女の魂を運ぶ手伝いをさせてくれませんか。
 魂を目的地まで運んでやるのが、私の仕事なんですよ。」
もう、メガネの目に過去の曇りは無かった。
「頼むぜ!」「あんたも漢だ!」
青年とハチマキがそう答えると、メガネも共に戦い始めた。

「ワッショイ!ワッショイ!」
「わーっしょい!わーっしょい!」
「うあっしょい!うあっしょい! それ!」
「アッソイ!アッソイ!」

109:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 14:52:07 発信元:221.188.54.237
育った環境も、考え方も、仕事も違う、4人の勇者が
ただ一人のお姫様の為に、必死に戦いをしている。

はたから見れば異様とも思えるその光景。
しかし、純粋に地獄へ戦いを挑む勇者一人一人の顔を見れば
人々の心に暖かいものが芽生えるのも、不思議ではなかった。

一人、また一人と 少女の担ぎ手が増えていく。
子どもから、女性まで。
少年の気持ちを繋ぎ、支えた。
少女を励ました。
「ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ! ワッショイ!」

祭りのボルテージも最高潮に達したとき、少女の体に異変が起こった。

110:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 15:02:10 発信元:221.188.54.237
少女のお腹が、真っ白に純白に光っている。
それに気づいた青年は、みんなを呼び止めた。
静まり返る一同。
しかし、その中でも一人だけ掛け声をやめない人物がいた。
少年だ。

「ワッショイ!ワッショイ!」
ハチマキが駆け寄り、少年を抱きかかえても、少年は踊りをやめようとはしなかった。
もう、意識が・・・。

悲しくこだまする少年の掛け声に包まれながら、少女は浮き上がる。
「おお」と周囲がどよめいた。
少女はどんどん浮き上がり、光を増した。
キーンという耳鳴りが聞こえたかと思うと、カメラのフラッシュのような閃光が走り、少女は跡形もなく姿を消した。

みんながクチを開いて、空中を見つめていた。
そこには、まだ戦い続け、叫び続ける戦士の悲しい声だけが響いていた。

111:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
07/12/14 15:15:06 発信元:221.188.54.237
澄んだ空気が、悲しいこだまに包まれて大地へとどまる。
空の青さの目立つ、冬の昼――
どことなく軽く感じていた空気に、生命が宿った。

空からフワリと温かく、それでいて冷たい光が降りてきた。
「雪だ・・・」
その光は少年の鼻の先へチョンと手を触れると
少年は我に帰った。

「あれ・・ボクは・・・」と、息を切らす少年。
ハチマキが少年を強く抱きしめた。
「もういいんだ。オマエはよくやった。」
ハチマキは泣いていた。少年の目からも涙がこぼれた。

メガネは、タクシーに寄りかかりタバコをふかした。
手の甲に落ちてくる雪を眺めながら呟いた。
「あの少女は、天使だったんだ・・・」

青年が少年の肩に手をあて、共に黙って空を見上げた。
青くて、したたかで、どこか人を呼んでいるような空。
そんな空が、少年には少女が笑ったように思えた。
おわり

112:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/01/05 00:33:59 発信元:60.56.85.236
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113:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/01/07 02:55:32 発信元:218.43.24.49
ワ・・・ワッショイ!ワッショイ!
ワッショイ!ワ・・・

114:竹石敏規
08/02/16 22:42:03 発信元:218.251.68.4
【私の負け組「サイレント・テロ」活動】  

勝ち組は負け組を馬鹿にしました。負け組の上に成り立つ勝ち組を引きずり落とすには負け組が競争社会を放棄すればいいのです
  
・とにかく競争心を持ちません。負けるが勝ちです。
・やむを得ず仕事をする場合も可能な限りさぼります。 がんばっても勝ち組に吸い取られるだけです
・食事…100円ショップ 吉野家 松屋で済ませます 高級飲食店で無駄金は使いません
・結婚、出産、生産性を促す社会活動には、加担しません
・己の健康状態など考えません。
・勝ち組の不幸 転落ニュースを楽しみます。頑張ったのに落ちてきた人を笑ってあげましょう。
・他人や社会には嵌められないようにチェックはしますが、競争には加わりません
・基本思考は、「人生なんて時間つぶし」
・奴隷労働型企業では、働きません 自分の働いた半分は楽している勝ち組に搾取されるだけです 
・100人が一斉に頑張ってもそのうち5人がいい思いをするだけです。95人が頑張った分は5人に搾取されます
・高級品 高級車 住宅は、使いません買いません。ブランドいりません。
・学歴も金もいい女も思い出も墓場にもっていけません 。知能が高けりゃすばらしいなんてただの幻想です。みんな灰になるだけ。
・物事はかんがえよう 優劣なんてどうでもいい。負けたくないのは動物の本能ですが負けるが勝ちに持って行きましょう。
・勝ち組は負け組を眺めて気持ちよくなりました 逆に負け組だって基本は自分さえ気持ちよく生きれればいいのです
・テレビは宣伝会社、雑誌の記事はなにか買わせようと煽っているだけ
・勝ち組の競争の誘いにはのりません
・できるだけまめにオナニーし30後半までがんばって性欲と付き合っていきます
・ネットをフル活用しすべての娯楽、生活情報収集は基本料のみで済ませます
・ひとはすべて快楽で動いています。脳内の電気信号で一生振り回されているだけ
・快楽に貴賎はありません。ゴルフ、飲み屋、外食など無駄金を使わず、ごろ寝妄想オナニー、ネット、金のかからない趣味、自炊など
無限の可能性を各自で探すような快楽追求を心がけましょう。

【これを読んだニートはいますぐ3つ以上コピペしないとニートがさらに”長引きます”♪】

115:あぼーん
あぼーん
あぼーん

116:かめだ母
08/02/16 23:00:21 発信元:211.121.9.61
化粧品と住宅は高級品ですが、車はポンコツです。彼も三流大学です。
こどもたちは、三流大学にも入れませんでした。ゲーム三昧に父親が
教育しました。教育方針の違いで離婚しょうと思いながら、ザルや鍋を
彼になげつけましたが、どうにもなりませんでした。忍耐も限界。

117:とんま
08/02/16 23:09:00 発信元:211.121.9.61
豊胸手術する母親と生理にとまどう娘・・・彼女の身体はいったい何?

118:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/02/21 01:23:09 発信元:219.108.1.83
本当によくわからない。わからないのである。

119:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/07/31 23:24:06 発信元:210.136.161.163
ここはもらった

120:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/08/02 04:42:02 発信元:210.153.84.8
何書こうかなぁ……

やっぱり厨二かな……。

121:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/08/02 11:22:30 発信元:210.153.84.14
プロットモドキ。
主人公 男
目的 自分の成長。

ストーリー。
 何をやっても長続きしない主人公が、人生をかけて一念発起。
 他人と出逢い、成長していく過程を書ければいいなぁ。

キャラ
貧乏神。(幼女)

結城 はるか(ヒロイン)

高田 俊也(親友)

【序】
貧との日々。
【起】
貧との出会い。
【承】
厨二的に敵を用意して、バトル(貧はどうしよう……)【転】
貧の正体とかかなぁ
【結】
貧を助ける。
【終】
出来ればハッピーエンドにしたいなぁ

これじゃあさっぱり解らないかな……

122:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/08/02 11:30:15 発信元:210.153.84.105
もう少し煮詰めよう。

キーワード。
貧乏神と福の神。
束縛と拒絶。
観測と結果。
異能と平凡。

経験値で貧乏神が福の神に?何と戦うのか……
厨二前提だから、人なら異能、後は人外の何かかなぁ

123:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/08/08 20:24:26 発信元:210.153.84.6
さて、ここからがストーリーと……

 貧乏神(呼称 貧)
 キャラ付けは、過去形と現在形の逆転口調。
 見た目は12~14程度の少女。
 上から、75 58 78 身長は145位。
 髪は黒。ショート、(肩ほどのもの)


124:いやあ名無しってほんとにいいもんですね
08/08/10 02:31:06 発信元:210.136.161.166
 主人公。
 貧の浸いてるアパートに引っ越して来る。
 普通の少年。特技は左手で触れたモノの状態を解除する力。
 例)状態を正常にする。つまり、傷を負うを異常とすると、その前の状態にするとなる。つまり、傷を治した様に見える。
 例2)紙が折れているが異常ならば、折れていない状態に戻す。

 制限)自分が正常な状態を知っていなければならない。
 制限2)一定時間以上経過したモノは治す事ができない。
 制限3)自分には使う事が出来ない。
 制限4)任意で発動出来ない。
 制限5)能力は対象により制限が変化し、効力も変動する。
 制限6)認識出来ないものには作用しない。
 制限7)この能力は反転する事もある。
 以上を踏まえ、大前提として、自己の能力を認識していない事とする。

性格 気弱、
一人称 僕

備考 視界の切り替えと、髪形、服装の3点で性格の切り替えを可能とする。


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