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兵庫県の井戸敏三知事は26日の定例記者会見で、県の今年度予算の歳入不足が600億円を超す
との見通しを明らかにした。県税収の3割を占める法人関係税の税収が予想を下回ることなどが
要因。県は事務費の節約や、下期に計画していた事業の取りやめや来年度への繰り越しなどで
歳出を抑えて対応する方針で、27日に具体策を発表する。
今年度当初予算で歳入は2兆883億円を見込んでいた。このうち法人関係税は前年度比24％増の
約2400億円とみていたが、300億円以上も下回る見通しとなった。景気拡大で企業の売り上げは
伸びているが、原材料の高騰で製造業を中心に特別損失などが発生しているため、納税額が
大きく下振れする見込み。自動車取得税も新車の販売不振により、約210億円の予想を2割程度
下回る見通し。
▽News Source NIKKEI NET 2007年09月26日07時00分
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