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国立感染症研究所
<速報>2008年6月の非流行期での高齢者救護施設におけるAH3亜型インフルエンザウイルスの流行-青森県
要点を抜書きしました
・2008年6月のインフルエンザ非流行期に医療機関から上十三保健所に、高齢者救護施設での
インフルエンザ集団発生の通報があり、当センターでウイルス検査を実施した結果、AH3亜型で
あることが判明した。
・最終的に入所者137名中86名が医療機関を受診し、迅速診断キットにより49名がインフルエンザと
診断され、そのうちの61歳の女性1名が発症後2日後に急性肺炎で死亡
・今回の高齢者救護施設でのインフルエンザの集団発生は、ワクチン接種を行っていたものの、
分離株の抗原性がHI試験では、ワクチン株であるA/Hiroshima(広島)/52/2005に対し16倍と
大きく異なったことが流行に繋がったものと考えられる。
また、この時期の分離株は、次シーズンの流行株になり得る可能性があり、今後の発生動向に
注意が必要である。
以上
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
●分離株の抗原性がワクチン株の16倍だったというのが気になります。