08/07/01 22:22:51 /tMHQhni
新型インフルエンザのパンデミックに関する基本情報はこちらでどうぞ。
インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A/国立感染症研究所 感染症情報センター
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
新型インフルエンザに関するQ&A/厚生労働省
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
以下、頻出の質問と回答です。
なお、インフルエンザの専門家でも新型の致死率や感染力などについては
様々な想定と見解があります。ましてこのスレに集う人々のほとんどは
インフルエンザの専門家ではありません。
別の質問をする際も含め、回答を見るときはそれを念頭において、各自が
自己責任でソースに当たって詳細を確認し、判断してください。
Q.インフルエンザはお年寄りが危ないんでしょ。若いから大丈夫だよね?
A.新型インフルエンザでは、10~30代の死亡者が多くなると予測されています。
これは現在もっとも新型への変化が懸念されているH5N1鳥インフルエンザに
感染した人において、若年層ほど致死率が高くなっているからです。 スペイン
風邪においても若者の死亡率が高く、死亡率がWカーブを描きました。以上の
点から、新型インフルエンザで若年層ほど危険にさらされる可能性があります。
その原因については、免疫機構の暴走であるサイトカインストーム説が浸透しています。
以下wikipediaより引用
>サイトカインの過剰産生(サイトカイン・ストームと呼ばれる)は致死的であり、
>スペイン風邪やトリインフルエンザによる死亡原因と考えられている。
サイトカイン/ウィキペディア(Wikipedia)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
しかし、メディカルレビュー社出版のインフルエンザ(医療業界紙) Vol.9 No.2(2008年4月号)に
サイトカインストーム説を否定する記事が掲載されているという報告がスレpart7にありました。
スレリンク(infection板:930-931番)
以下はその転載です。(書き込み時より、改行と誤字のみ修正しています)
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メディカルレビュー社 インフルエンザ 2008.4 Vol.9 No.2 DISCUSSION 再びH5N1ウイルスの流行に備えて
より、サイトカインストームに関する箇所を転載します。
<<出席者>>
・柏木 征三郎 先生 独立行政法人国立病院機構 九州医療センター名誉所長
・河岡義裕 先生 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門ウイルス感染分野教授
東京大学医科学研究所 感染症国際研究センターセンター長
・管谷憲夫 先生 神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長