08/03/15 18:25:43 At/H/jEq
>>412を書き込んだものです。
ここを見ている方は、国内第1号発生でお子さんを休ませることをお勧めします。
私もそのつもりです。>>421さん>>424さんと同意見です。
しかし、1日でも早い休校が多くの子どもの命を救えますし、社会防衛上も重要です。
パンデミックになってから休校するのでなくて、
パンデミックを防ぐために、もしくは遅らせるために、休校するべきです。
そのためには、現段階でどれだけ計画を立てているかが重要です。
なお、実際の休校指示は、フェーズ4以降に各県で作られる対策本部から出されるでしょう。
学校内から患者が出た場合は別ですが、そうでない場合、校長が独断で休校はできません。
計画の作成・実施にあたって実際に大きな権限を持っているのは、都道府県教育委員会です。
県教委が、最悪の新型ウイルスの発生を前提に、どの段階で休校するか原則的指針を立て、
各市町村教育委員会や各学校で実態にあった具体的計画を練る必要があります。
そして、作られた計画を教職員・保護者・子どもに周知して、事前にコンセンサスを図る必要があります。
その計画の内容は、休校のみならず、備蓄や感染予防、流行時の行動、休校時の自宅学習なども含みます。
学校は「知識のワクチン」を提供する場になるべきです。
これはたいしてお金はかかりません。「知識のワクチン」はタダです。危機感とやる気さえあれば、すぐできることです。
鹿児島県では実際にそのような計画が立てられています。
しかし、保健福祉部で平成19年12月に作られたこの計画が、
県教委で止まったままで、まだ市町村教委におりていません。
いつ、どのような形で現場におりてくるか、それが実効あるものにできるかは、
現場の私たち教職員の頑張りと保護者・住民の声次第だと思います。
なお、休校した際の教職員の勤務についても事前に計画されるべきです。
私は、児童家庭との連絡要員を残して、市職員等のサポートに回るべきだと思っていますが、
これもいきなりの話だと、現場は混乱するでしょう。
とにかく、多くの自治体に見られるように、パンデミックになってから休校の方針では、
結果としてなし崩し的休校になるにしろ、守れる命も守れなくなると思います。
新型が発生する前に学校でしなければならないことが、山ほどあると歯軋りしてる毎日です。