08/05/12 12:53:14 uoltmYDA
1997年の香港事例は、実は、「鳥→人」感染という判断は誤りではなかったのか?
それはそれとして、どうにもこうにも、私が習ったウイルス観とはあまりにもかけはなれた
モンスターウイルスの世界観が広がっているようで・・・。
ウイルスやワクチンの専門家なのかもしれないが、けっして、疾病や感染症の専門家とはいえないのではないか?
医学者でないのに、人のインフルエンザ感染症の領域に踏み込むんでしまうのは、いくらなんでもその分野の専門家
たちに失礼ではないか? 昔から、餅は餅屋というではないか。
正直なところ、ウイルスが起こす病気について、エセ科学者ではないかと思えてならない。
あまりにもその偏ったウイルスとの対立・対抗関係で、この生態系を偏向した見方でとらえてしまってはいまいか?
世代の断絶なのかもしれないが、「免疫学」の知識は持ち合わせていないのでは?
我々が抗体産生の細胞システムをもっていることの意味を。
やはり、宿主の特異性について、今ひとつ大雑把な認識しか持ち合わせていないのではないか?
根本的な思想として、ワクチンを用いるということは、ウイルスとの共存を図ることを積極的に行うということ
を意味している。それはつまり、ウイルスの排除や根絶や撲滅とは全く正反対の考え方であることは言うまでもない。
ウイルの存在を前にして、病気にならないということはどういうことかといえば、特異的な抗体産生能を身につけて、
つまりは免疫を獲得して、二度罹りなしの身体になったということだ。免疫細胞レベルで言えば、経験をして進化した
ということだ。ワクチンで病気に罹らないからウイルスを排除できるようになったと思いこむのは間違いなのである。
ウイルスはなくなることはない。我々自身が、ウイルスの巣、つまり宿主そのものなのだから。
赤ちゃん時代から、繰り返し繰り返し、さまざまのウイルスの感染を経験してきているのである。
既知のものなんてのは、そのほんの一部のみなのだ。
疾病、感染症を本当に理解していないものは、ウイルスを排除・根絶・撲滅すれば、病気に罹らないと
思いこんでいるのかもしれないが、それは、優美な理念観念の中だけの世界なのである。
現実は、ウイルスと生物の関係は、それこそ最初から切っても切れない関係なのである。太古の昔から。
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