08/08/14 17:13:03
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復帰にあたって
2006年6月に開設しました私のホームページに、いろいろなメッセージをありがとうございました。
私のこの17年間を”闇の時代”としてお伝えしたせいで、皆様をクラ~イ気分にさせちゃいましたね。
ごめんなさい。
でもね、私は思うんですよ。
人は結局、いつだって自分の願い通りの生き方をしているんだって。
過去にどんな目にあおうが、それは本当は全部自分の望んだ事なんだってね。
私は漫画家として復活したかった...それは本当です。
でも”過去にいた世界での復活”ではなかったんです。
私の心は新しい生き方を求めていました。
それが何なのか、わからなくて迷い苦しんでいたようです。
そしてその答えは、個人として生きるだけではわからないとも。
でも矛盾するようですが、個人としてまず生きてみなければそれはやって来ないとも。
私の場合の”それ”は復刊ドットコムさんの企画でした。
そしてその企画に読者の皆様が投票してくださって、どんどん形になって来ました。
朝日ソノラマさんが過去の作品を文庫化してくださり、そしてついに仕事の協力者の甥っ子、銀のブレーンの力を借りることができました。
そしてとうとう、私という個人は多くの皆様の力に支えられて、漫画家・茶木ひろみとして復活することができました。
もはや個人ではありません。
皆様とともに生きる存在です。
-------------------------引用終わり