08/01/26 21:48:23
鉄雄様のまんまん舐めたい
錆びた手すりを掴む掌に、じっとりと汗が滲んでいる。生温い風は火照った体を冷ましてはくれない。
鉄雄のすぐ後ろで男が焦った様子でベルトを外している。
そのカチャカチャという音が耳障りだと思いながら、鉄雄は雲に覆われ霞んでいる満月を見上げた。
鉄雄はこの男とは付き合っている訳でも、特に親しい訳でも無い。
同じクラスという事で名前くらいは知っているが、会話すらした事も無い。
しかし、男の方は鉄雄が好きだった。入学した時にその姿を初めて見た時からずっとだ。
表には決して出さないようにしているが、鉄雄が好きで好きでいつも気が狂いそうな程だ。
鉄雄を自分のものにしたい。誰にも取られたくない。鉄雄が他の誰かに汚されるなんて考えたくもない。
だけど鉄雄が自分など相手にしてくれる訳がない。