05/11/17 22:23:45
今日読んだSF/FT/HRの感想 4冊目
スレリンク(sf板:286番)
286 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/09/26(月) 23:47:29
余談ながら、筆者は本作(「宇宙からの帰還」)に関して次のような思い出がある。
丁度、本作が刊行されて間もない頃であった。
筆者はビッグシティのあるハンバーガーショップで、
高校時代の友人(高卒・今はしょぼいリーマン、在学中から影が薄いぱっとしない奴で
あった)と出会ったのです。
軽い挨拶を交わした後、偶然にも互いに本を手にしていることに気付いた。
その時、私が手にしていたのが、既に評判になりつつあった立花隆「宇宙からの帰還」、
その友人の手にあったのが、あだちみつるの「タッチ」(巻数は見落したが南ちゃんの
アップが表紙絵のやつ)である。
一瞬、気後れしたかのように友人は言った「凄いねぇ、こういうの読むんだ」
(注 「宇宙からの帰還」は当時のベストセラーであり、ある程度のレベルの人間で
あれば、読んでいて当然のような書である)
私は、かっての友人との最早埋めきれぬまでになった断絶を感じた。
つまり生きる世界が違ってしまったのである。
3:ミステリ板住人の年齢は?2/2
05/11/17 22:24:18
このレスの時系列が真実だと仮定しましょう。
『宇宙からの帰還』の刊行は1983年1月。
仮に1982年度に19歳だと仮定しても、
ミステリ板住人氏は2005年度で最低でも42歳だということになります。
氏の年齢を考慮しつつ、その創作物をご鑑賞ください。
4:「ダーティーハリー6 ハリー地獄の挨拶」
05/11/17 22:25:07
☆DIRTY HARRY ダーティハリー その2☆
URLリンク(tv.2ch.net)
154 名前: ミステリ板住人 ◆4fRH2jyw 投稿日: 02/04/23 19:59 ID:08v6Y+aN
「ダーティーハリー6 ハリー地獄の挨拶」
あらすじ
警官を引退し、アパルトマンにひとり暮らしのハリー・キャラハンだが、
いまだに射撃の練習とウエートトレーニングは日課のようにしていた。
サフランの街では、凶悪な少年犯罪が続発。
中でもバンスをリーダーとする「シャンハイ団」の凶悪ぶりは目を覆うばかりだ。
バンスは、少年法の規定により過去に凶悪な殺人を犯しながらも短期で釈放されて
いたのだ。
ある日、キャラハンを、元上司で現在は公安委員のグレイが訪問する。
キャラハンに警察学校の臨時講師を頼みに来たのだ。
法の無力さ、特に過度な少年犯罪者保護に疑問を感じているキャラハンは、
法の番人である警察とは距離を置きたいと考え、この申出を断る。
グレイは、キャラハンの家からの帰宅途中に立ち寄ったコンビ二で「シャンハイ団」
に襲われ、店主や他の客と共に惨殺される。
翌日のニュースでこの事実を知り、怒りに震えると共に少年犯罪者を跋扈させる結果を
招いている「法」に暗澹とした気持ちになる。
隣に住む母子家庭(黒人)の長女セシーは、キャラハンにほのかな想い寄せていたが、
塾の帰りに「シャンハイ団」に襲われ、強姦されたうえ惨殺される。
彼女を娘の如く思っていたキャラハンにとり、怒りが遂に臨界点を超えた。
相棒の44マグナムを携え、夜のサフランの街に乗り込んでいく。
キャッチコピー
法に年齢制限があっても、44マグナムのターゲットに年齢制限は無い。
5:悪夢の実験 修正稿 1/2
05/11/17 22:25:55
ウルトラマンコスモス スレその14
URLリンク(natto.2ch.net)
781 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/12 07:03 ID:OmI5nehD
第32話 悪夢の実験 修正稿
CM明け
アイズ作戦室に防衛長官が、扇子をはためかせながら入ってくる。
長官「随分と手こずっているようだな。」
ヒウラ「長官…」
長官「なぜドリームスリープを使わん。」
ヒウラ「ドリームスリープは、まだ実験段階です。どのような副作用を怪獣に対しもたらすのか不明です。現段階での使用は危険です」。
ゴルメデαが、シノブ機に向け怪光線を発射する。
シノブ「きゃあー!」、危ういところで怪光線を避けるシノブ機
長官の扇子がパタっと閉じられる、
長官「もう一刻の猶予もならん。現時点においてアイズを防衛軍指揮下に編成
する。ドリームスリープなどでは手ぬるい。スナイパーを使用したまえ。」
ヒウラ「スナイパー…」絶句する。
長官「命令だ。」
ヒウラ「シノブ、ムサシ聞こえるか。スナイパー発射準備。」
シノブ「スナイパー…」
ムサシ「スナイパー…」
ムサシのモノローグ「あんなものをここで使ったらどうなるというんだ。」
ヒウラ「これは命令だ。スナイパー発射準備。」、苦悩の表情のヒウラ
6:
05/11/17 22:26:15
ゴルメデαが、またしてもシノブ機に怪光線を発射する。
シノブ「きゃあー!」
ムサシ「レナ!」、あせってうっかり他の女の名を叫んでしまうムサシ。
ムサシ「変身!」
ゴルメデαとコスモスが対峙する。
コスモス「ダッ!」
ゴルメデα「ガオー!」
つづく
7:悪夢の実験 修正稿 2/2
05/11/17 22:26:42
791 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/12 17:52 ID:iT6EWBId
コスモス「ダッ!」
ゴルメデα「ガオー!」
コスモス「ダッ!ダッ!」
ゴルメデα「ウオ―!」
ウルトラマンコスモスとゴルメデαの激しい戦いが続く
長官「何をしてる。早くスナイパーを発射しろ」
ヒウラ「……」無言で苦渋の表情である。
「ガオー」ゴルメデαがコスモスを押し倒す。
「ウガッ!」苦しむコスモス
シノブ「危ないウルトラマン!」、スナイパーの発射準備ボタンを押すシノブ
「アッ!」シノブ機のスナイパーがゴルメデαにロックオンされたのを目にし、
コスモスが声を上げる。
「ドウワッ―」覆い被さっている怪獣を跳ね除けるコスモス
起き上がりざま、必殺のウルトラキックが怪獣の腹に炸裂する。
崩れ落ちるように倒れる怪獣、両目を開けたまま口から血を流して息絶えている。
シノブ「ウルトラマン…」、悲しそうにこの光景をみつめている。
長官「今回はスナイパーを使わんですんだようだな。」、長官が作戦室を
出ていく。
うつろな表情のヒウラ
「ひどいわ、こんなの」、眼に涙を浮かべるアヤノ
死んだ怪獣の眼をそっと閉じてやるコスモス、
「シュワッチ!」大空へ飛び立った。 EDへ
8:怪獣ハンター修正稿
05/11/17 22:27:15
ウルトラマンコスモス スレその15
URLリンク(natto.2ch.net)
26 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/19 20:38 ID:REqs+6xa
怪獣ハンター修正稿
CM明け
ムサシ「ウワッー」カオスネルドランドの怪光線がムサシを襲う。
その時、ムサシの体が光に包み込まれた。
「トオ―!」、ウルトラマンコスモスだ!
カット
「ウガ―!」怪獣の怪光線の直撃により、身をのけぞらせるコスモス
その時、地上にひとりの男の姿が、ナガレだ!
ナガレがロケットランチャーを怪獣にロックオンする。
「みどり…」、死んだ妹の名を口にしながら、発射した。
ロケットランチャーが、怪獣の顔面に命中する。
「グオー」、地響きをたてて倒れる怪獣
「オッ!」、思わず怪獣に駆け寄るコスモス
既に息絶えている怪獣に悲しげな視線を送るコスモス
立ち去ろうとするナガレ
「ナガレさん!」、変身を解いたムサシが声をかける。
ナガレ「おお、坊主、無事だったか。」
無言だが、何かナガレに言いたげなムサシ
「坊主、お前が俺に言いたい事はわかる。だが、これだけは憶えておけ、
人は何かを犠牲にしなければ、何も守ることは出来ないって事だけはな。」
ナガレ立ち去る、無言で見送るムサシ EDへ
9:「海人の怒り」修正稿 1/3
05/11/17 22:28:17
114 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/23 22:48 ID:1dWT+U8d
「海人の怒り」修正稿
OP、CM明け
ナレーション
太平洋沖で謎の海底地震が続発していた。
調査依頼を受けたチームアイズは、シノブ、フブキ両隊員が潜水艇で調査に派遣した。
シノブ「地震の震源は確かにこの辺ね。」
フブキ「シノブさん!あれは…」
2人の目の前な巨大な石像が現れる。
シノブ「謎の海底古代文明のものに間違いないわ」、真剣な表情で言う。
チームアイズ本部 ヒウラ「どうした。何かわかったか?」
シノブ「謎の海底古代文明の石像を発見しました。」
ヒウラ「なに!すぐにスクリーンに照射しろ」
シノブ「ラジャー!」
本部のスクリーンに巨大な石像が写し出される。
ムサシ「これは…」思わず絶句する。
ヒウラ「ムサシ、どうした何か気付いたことでもあるのか?」、怪訝そうな表情で聞く
ムサシ「いいえ…何でもありません。」
(ムサシ独白「もしあれがノンマルトのものだとしたら、しかし、そんなはずが…」)
アヤノ「間違いありません。謎の海底古代文明の遺跡です。」
10:
05/11/17 22:28:43
その頃、ドイガキ隊員は特別休暇をとり海岸で釣りをしていた。
海岸の近くの洞窟では城南大学の遺跡調査行われている。
若い調査員「レイコさーん!こんなものありましたよ。」、アホ貝を差し出す。
吉井は、不思議そうにアホ貝を手に取る。
ドイガキ「レイコさん…ですね。」
吉井「あら」、顔に懐かしそうな表情が浮かぶ。
ドイガキ「発掘ですか、偶然ですね。僕も休暇で釣りに来てたとこなんです。」
少し、もじもじして恥ずかそうなドイガキ
吉井「偶然ですかしら?そうだとしてもアタクシとても嬉しくてよ。」
急に全盛期の原節子のような口調になる吉井。
その時、海岸一帯に地震が起こる。
ドイガキ「ここは危ない、早くこっちへ」、吉井を連れ避難する。
突如、海底から海人の石像が現れる。
「うわー!大変だ!」、逃げ惑う人々。
つづく
11:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 22:29:15
パナマ
12:「海人の怒り」修正稿 2/3
05/11/17 22:29:25
123 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/23 23:35 ID:fbCNP7lT
前回までのあらすじ
太平洋沖で謎の海底地震が頻発していた。
調査に向かったシノブとフブキの前に巨大な海人の石像が現れる。
シノブは、石像を謎の古代海底文明の遺跡だと気づくのだった。
海底から石像が動き出し、休暇中のドイガキと遺跡調査中の吉井に
危険が迫る。
フブキ「石像が石像が動き出しました!」
ヒウラ「なに!ムサシ出動だ。」
ムサシ「はい!」
石像が、ドイガキと吉井に迫る。
「危ない」、危うく避ける2人。
ムサシとヒウラの飛行機が到着する。
ムサシ「あれが…あれが…ノンマルトだとでも言うのか」
ヒウラ「ムサシ攻撃だ」
ムサシ機は攻撃しょうとしない。
ヒウラ「どうしたムサシ」
ムサシ「…・・」
13:
05/11/17 22:29:45
石像が再び、ドイガキと吉井に迫る。
吉井が無意識のうちにホラ貝を石像に向けてかざす、石像が動きを止める。
ドイガキ「そうか、わかったぞ、この貝が石像を封じ込めていたんだ
レイコさん、石像に向けて貝をかざしつづけるんだ。」
吉井「よくてよ」、貝を石像に向けかざしつづける。
石像が2人に向け再び動きだす。
ドイガキ「なぜだ…・」
ムサシ「まるでノンマルトの怒りが乗り移ったような石像の動きだ。
1度封印を解かれた怒りを止めることはできないんだろうか」
石像がムサシ機に怪光線を発射する、命中する。
ヒウラ「ムサシ!」
ムサシ機は炎上しながら、墜落、ウルトラマンコスモスが現れる。
つづく
14:「海人の怒り」修正稿 3/3
05/11/17 22:30:27
133 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/02/24 00:26 ID:sMM8oCP4
前回までのあらすじ
海岸に突如現れた謎の海底古代文明の石像。
ドイガキと吉井に危機が迫る。
ヒウラとムサシが出動するが、石像への攻撃を躊躇するムサシ。
ドイガキは吉井の持つ貝が封印だと気づくが、
この効果も一時的なものに過ぎなかった。
その時、撃墜されたムサシ機から、ウルトラマンコスモスが現れた。
ドイガキ「ウルトラマンコスモスだ!」
吉井「そうね。」
コスモス「ダッ―!」、石像に飛びかかる。
石像とコスモスの激しい戦闘が続く。
石像のパンチが、コスモスに炸裂する。
「イタッー!」、思わず倒れ込むコスモス
「ピーコン、ピーコン…」激しく点滅するカラータイマー
15:
05/11/17 22:30:52
石像が再びドイガキと吉井に向かう。
「イテッテラー、ダッー!」、石像に向け怪光線を放つコスモス
石像がガス大爆発を起こす。
「シュワッチ!」、大空に向け飛び立つコスモス。
変身を解き、ひとり海岸に佇む武蔵。悲しげに海を見つめている。
「ムサシーーーーーーーーーーーーーーーーー」、アヤノが駆け寄ってくる。
「アヤノ」、ムサシの表情に笑みが浮かぶ。
固く抱き合う2人。
ナレーション 背景には穏やかな海を写し出している。
謎の石像は、ウルトラマンコスモスとチームアイズの活躍により倒され、地上には
平和が戻りました。
しかし、謎の石像は本当に海底古代文明の遺跡だったのでしょうか?
全てが灰燼に帰した今、海は穏やかにに沈黙して我々に何も答えてはくれないのです。
EDへ
来週をお楽しみに
16:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 22:31:08
パナマ
17:「魔法の石」修正稿
05/11/17 22:31:32
276 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/02 22:31 ID:15x4vrLQ
「魔法の石」修正稿
怪獣飛散後のシーンから
「ピーコン!ピーコン!ピーコン!ピーコン!ピーコン!…・・」
激しく点滅するカラータイマー。
飛び去ろうとする空飛ぶ円盤
「グワッ!」、円盤を睨み付けるコスモス
「ダアッ―」、円盤に向けて怪光線を発射するコスモス
ドカーン!、円盤がガス大爆発を起こす。
「シュワッチ!」、コスモスが大空に向かい飛び去った。
地上では気絶から醒めたシノブ、カワノ博士、フブキがこれを見ている。
フブキ「ウルトラマン…・」
カワノ「…コスモスか。」
シノブ「いいところに出て来やがる。」 EDへ
来週もお楽しみに。
18:「怪奇大作戦私的考察」(仮称)予告
05/11/17 22:32:13
30 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/03 16:23 ID:hbx3mY0y
初代ウルトラマンとウルトラマンコスモスの作品の雰囲気
(ホンワカムードあるいはマターリでもいいが)が似ていると指摘する
受講生のカキコが見られるが、テキストを誤読した誤った意見である。
確かに初代に独自のホンワカムード的な雰囲気があるのは事実だが、
これは作品が制作された時代(高度成長期直前の日本)の空気の反映という類のものであり、
その後のウルトラシリーズが持ち得なかったものである。
この点については、気鋭の論客竹内義和氏も私と同意見のようである。
また、テキストを鑑賞すれば、すぐにわかるように初代のシリーズ全体の基調は、
典型的な「怪獣殺し」であり、この点でもコスモスとは両極をなすものである。
* この初代独自のホンワカムードが、怪獣殺しの残酷な内容をかなり中和する役割を
果たしていたのは、間違いないだろう。
時代が移り、高度成長期真っ只中、「怪奇大作戦」では、既にこのホンワカムードは
無く、効率優先の競争社会に蝕まれた暗い人間の情念が噴出することになる。
ここでは、怪獣の出番は既に無く、むしろ今まで彼らに仮体されていた「心的異形の者」、
いわば、2ちゃんねらーの先祖的な人物が「怪獣」ならぬ「怪人」として登場するのだ。
光る通り魔やかまいたちの犯人は、現代の2ちゃんねらーそのものだし、
事件を追いながら、いつのまにか犯人にシンパシーに近い感情を抱く岸田森扮する牧史郎の
姿を2ちゃんねる創始者西村ヒロユキ氏に重ね見る者は多い。
詳しくは、怪奇大作戦スレで「怪奇大作戦私的考察」(仮称)でアップする予定である。
また、チャンスがあれば出版社にも持ち込む予定である。
19:「妖怪の山」修正稿
05/11/17 22:33:11
450 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/10 10:04 ID:s00vAlrv
「妖怪の山」修正稿
CM明け
フブキ「よし、俺が1発で仕留めてやる。」
シノブ「待って!子供たちが……」
フブキ「畜生、これじゃあ無理だ」
ヤマンバが巨大化する。グーン、グーン!
マハゲノムがヤマンバを押し倒す。ドーン!
子供たち「あっ!ヤマンバが!」
村長「いかん、引けい!引けい!村の守りを固めるのだ。」
志村喬風に叫ぶ。
駐在「このままじゃ、子供たちが危ねえ」、駆け出そうとする。
村長「菊千代!引けい!引けい!」、興奮してわけのわからないことを叫ぶ村長。
ムサシ「チエーーーーーーーンジ!」、ウルトラマンコスモスに変身した。
コスモス「ダッ!」
シャバダバのBGMが流れる。
コスモス「トオー!」、マハゲノムに飛びかかる。
バシーン、コスモス投げ飛ばされる。
コスモス「ウッ」、打ち所が悪くうずくまるコスモス。
ピーコン!ピーコン!ピーコン!…激しく点滅するカラータイマー。
マハゲノムが子供たちに迫る。
子供たち「きゃー!助けて」
ヤマンバが最期の力を振り絞り、マハゲノムに抱きつく。
ビィーン、ビィーン、エネルギーを吸収している。
バカーン!バカーン!マハゲノムがガス大爆発のような大爆発を起こす。
爆発の後にヤマンバの姿は無い。
コスモス「シュワッチ!」、大空に向け飛び去った。
20:
05/11/17 22:33:37
山中、変身を解いたムサシ。
戦いでエネルギーを使い果たしたヤマンバが息絶えている。
ムサシ「子供たちを守るために…君は…」
ムサシの頬に一筋の涙が流れる。
神社の前にアヤノと子供たちがいる。
そこにムサシがやって来る。
アヤノ「ムサシ!無事だったのね。」
さくら「ヤマンバは、ヤマンバはどうしたの?」
ムサシがアヤノの目を見てうなずく、アヤノもうなずき返す。
ムサシ「さくらタンハニャ―ン!」、子供たちを元気付けるためギャグを飛ばすムサシ。
ムサシ「山へ帰ったよ」
さくら「もうヤマンバには会えないのかしら」
ムサシ「そんなことはないよ。またいつか会える、きっと会える。」
ムサシ独白
「ヤマンバは君たちの心の中に生きているんだ。永遠に」 ED
21:「愛は宇宙の果てに」 1/2
05/11/17 22:34:41
779 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/23 22:49 ID:3VtQbKp4
「愛は宇宙の果てに」(「オヤジ星人」を改題)
CM明け
逆さ吊りにされているムサシ
ムサシ「うっうっ……」
警官(=ニャントロ星人)「ファッハ、ファッハ…(笑い声)シネ!ウルトラマン」
ムサシに向け銃を発射しようとする。と、その時
草野「待て!」
警官「アッ!クサノサン、ナゼダ」
草野「止めは私が刺す」
警官「フアッハ、フアッハ…(笑い声)」
草野がムサシに向け銃を向けると見せて、警官を撃つ。
ズキューン!
警官「ウッ、ウラギッタナ…」
ドサ、警官倒れる。
草野、今度はムサシに銃を向ける
ムサシ「うっ」
思わず眼を閉じる。
ズキューン、ムサシを緊縛していたロープを撃ちぬく。
ムサシ「あなたは僕を…」
草野「早く逝け。私の家族を守ってくれ。頼むぞウルトラマン」
変身用具をムサシに手渡す。
ムサシ無言でうなずく。
22:
05/11/17 22:34:59
ムサシ「ジュワッ!」、ウルトラマンコスモスに変身した。
コスモス「ダアッー!」、ヘルスキングに対峙するコスモス
(中略)
草野の心の声「ウルトラマン、奴の弱点は喉だ。」
コスモス「ウン、ダアッー!」
ドカーン、ドカーン、ドカーン、ドカーン、ドカーン、ドカーン………
ヘルスが物凄いようなガス大爆発を起こす。
23:「愛は宇宙の果てに」 2/2
05/11/17 22:35:22
780 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/23 22:52 ID:3VtQbKp4
変身を解いたムサシ
ムサシ「草野さん…・」
草野がムサシに銃を向ける。
草野「フアッハ、フアッハ、フアッハ…(笑い声)」
ムサシ「どうしたんです。草野さん止めてください。」
草野「氏ね、ウルトラマン!」
ムサシと草野の銃がほとんど同時に火を吹く。
倒れる草野。ムサシ駆け寄り草野を抱き起こす。
ムサシ「草野さん……あなたはいったい…」
草野「宇宙人は私だ。」
今さらわかりきった事を言う草野。
ムサシ「草野さん……」
草野「これでいい。これでいいんだ。地球侵略を企み、自分の星ヘルス星の裏切り者でもある
私にはこれで…ウルトラマン…私の家族を頼む。」
ムサシの腕の中で草野ガクッと息絶える。ガクッ。
無言で息絶えた草野の手を握り続けるムサシ。
「お父さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
草野の妻と娘が父を呼ぶ声が聞こえてくる。
ムサシ独白
「なぜだ。なぜこの星で地球人として生きようとしないんだ。
僕だって同じ宇宙人だというのに。」
EDへ
24:「情け無用のジェノサイド」
05/11/17 22:36:05
ウルトラマンコスモス スレその16
URLリンク(natto.2ch.net)
226 :ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs :02/04/06 13:45 ID:Tg4H1bBQ
これより、私のオリジナルシナリオをアップする。
番組は未見だが、私の天才はリミッターを解除されたのだ。これが本当のウルトラだ!
昼休み特別企画 「情け無用のジェノサイド」(邪悪の巨人、改題)
CM明け
カオスヘッダーにアブダクトされたムサシは華麗に脱出、円谷諸島で決戦が始まる。
「変身!」コスモス登場、だが周囲はスーパーカオスH細胞に寄生された怪獣の群れ。
中央には怪獣の王という威厳のカオスウルトラマンが松方弘樹のように立っている。
カオス「ゴルア、ワシを撃ってみい!撃ったらワシもろとも連鎖反応で怪獣もガス大爆発じゃけん!」
コスモス「チェ~~~ンジ!」
コスモスの体が真っ赤な炎に包まれて、新たな形態が姿を現す。
燃え上がる赤を全身にまとう第4のモード、殺戮のプロ、究極の破壊神「ジェノサイド・モード」だ!
コスモス「ご~あへっど、めいくまい、でっど・・・あばよ、サソリ野郎」
山田康雄そっくりの声で右手を水平に構える。狙いはカオスウルトラマンのみ。
必殺の地獄怪光線発射、一瞬で吹っ飛ぶカオスと怪獣軍団。
「どか~ん!どか~ん!どか~ん!」ガス大爆発はもう止まらない。島が焦土と化す。
25:
05/11/17 22:36:24
変身を解いたムサシ、照れくさそうに頭をかく。
ムサシ「ちょっと、頑張りすぎたかな。でも、2ちゃんねら~は喜んでくれるだろう」
向こうには、ぼろぼろの姿になったアイズの面々が呆然と金子信雄のように立っている。
そこへ、防衛軍の長官が走ってきてヒウラを抱きしめる。
長官「よくやってくれた!怪獣どもは皆あぼーんだ!君ならわかってくれると信じてたよ!」
うつろな目でうなずくヒウラ、長官は涙を流しながら去っていく。
長官「本当によくやった、感動した。さあ、これからアイズの再編成と超兵器開発だ!」
シノブ「いいんですか?おやっさん・・・」
ヒウラ「・・・みんなで幸せになろうよ・・・」
(終わり)
26:ウルトラマンコスモス”ダイナマイトどんどん”予告
05/11/17 22:37:07
228 :ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs :02/04/06 14:03 ID:Tg4H1bBQ
さあ、次は次回予告といこう。今日の私は絶好調である!
「古来より大怪獣が棲むという、富士山大怪獣伝説。そこから、女性怪獣
フジアキゴンが出現。幼稚園バスを人質に東京ドームに立てこもる。
手が出せないアイズ、その時ムサシに名案が閃く。
次回、ウルトラマンコスモス”ダイナマイトどんどん”
ジェノサイドの野球は殺人野球たい!」
2ちゃんねら~の期待に応えて、もちろん夜にも新しいシナリオのアップを
する予定である。諸君、期待して待て!
27:「邪悪の巨人」修正稿 1/4
05/11/17 22:38:05
285 :ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU :02/04/07 00:44 ID:X7fj8HwT
「邪悪の巨人」修正稿
OPテーマ「ぎりぎりまで頑張って…」(後略)
カオスヘッダーに捕われ意識を失ったまま空中で光りに包まれているムサシ
フブキ「ムサシーーーー!」フブキがムサシを探している
空中に浮かぶムサシを見つけるフブキ
フブキ「あれは…」
ピッ!ピッ!
ヒウラ「アイズ作戦室ヒウラだ。」
フブキ「フブキです。」
ヒウラ「無事だったか、ムサシはどうした」
フブキ「それが…ムサシがカオスヘッダーに捕われました。」
ヒウラ「なに!すぐにスクリーンに念写してくれ」
フブキ「ラジャー!」
作戦室のスクリーンにと捕われたムサシの姿が写し出される。
ドイガキ「これは…」
シノブ「なんてことなの」
アヤノ「なんてひどいことを…あれー」ショックで気を失うアヤノ
ヒウラがアヤノを抱き起こしながら、
ヒウラ「アヤノ、しっかりしろ、シノブ、ドイガキ、アヤノを保健室へ」
シノブ・ドイガキ「はい!」
その頃、カオスヘッダーに捕われた光の中のムサシは意識を取り戻した。
ムサシ「僕はいったい…ここはどこだ。隊長!シノブさん!アヤナミじゃなくてアヤノ!
誰か僕を助けて、助けて…」
28:「邪悪の巨人」修正稿 2/4
05/11/17 22:38:30
286 :ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU :02/04/07 00:45 ID:X7fj8HwT
第1会議室
テツジ長官が扇子をゆっくりとたなびかせながら、ヒウラの説明を聞いている。
テツジ「つまりカオスヘッダーが怪獣島に向かっているわけだな」
ヒウラ「後1時間以内に島に到着すると思われます」
苦渋の表情を浮かべながら答えるヒウラ。
テツジ長官が、たなびかせていた扇子を閉じる、ピシャッ!
テツジ「方法はひとつしか無さそうだな」
ヒウラ「…」
テツジ「君にはもうわかっているはずだ。」
ヒウラ「長官…私の部下がひとりカオスヘッダーに捕われています」
テツジ「我々の任務は市民の生命財産を守ることだ。それには脅威は事前に排除せねば
ならん。しかもなるべく早く出来るだけ確実な方法でもってな」
ヒウラ「…わかりました」苦渋の表情を浮かべ、額に冷汗が浮かべるヒウラ。
長官に向かい敬礼し、退室しようとする。
テツジ「ヒウラ、指揮官とは…」
ヒウラ「指揮官がどうだと」長官に向かい振り返るヒウラ
テツジ「指揮官とはつらいもんだな、俺も戦闘で何人も部下を殺しているからそれは
わかっているつもりだ」
ヒウラ「長官が殺したわけでは…」
テツジ「すべて戦闘指揮の責任者は俺だった。死んだ連中の中には、
夢に出て来る者もいた」
ヒウラは再び退出しようとするが、再度長官の方を見て言う
ヒウラ「長官」
テツジ「なんだ?」
ヒウラ「その夢は、今もまだ見るんですか?」
テツジ一呼吸置いて、
テツジ「見るとも。しかし連中ともすっかり顔馴染みになった。」
再度長官に向かい敬礼しヒウラ退室する。
29:
05/11/17 22:38:51
ドイガキ「隊長!」
ヒウラ「ドイガキ、秘密兵器はできたのか」
ドイガキ「できました。しかし…」
ヒウラ「しかしなんだもう時間がない」
ドイガキ「秘密兵器でカオスヘッダーを倒すことは可能かもしれません
しかし、人間の体もこの衝撃には耐えられません。これを使えばムサシは…」
ヒウラ「…まずカオスヘッダ―を倒すことだ。御苦労だった。すぐにフブキに秘密兵器
を届けてくれ」
ドイガキ「なんですって、隊長、僕の言うことが聞こえましたか、
これを使えばムサシは…」
ヒウラ「他にどういう方法がある!行け命令だ。」
ドイガキ「…わかりました」
重々しいBGMが流れて来る。
ここでバンダイのCMが入る。
30:「邪悪の巨人」修正稿 3/4
05/11/17 22:39:16
301 :ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU :02/04/07 01:33 ID:X7fj8HwT
CM明け
保健室
ピッ!ピッ!
シノブ「はい保健室シノブです。隊長、ええアヤノ隊員はもう大丈夫だと思います。
まだ眠っていますが、はい、はい、えっ!なんですって…でもなぜ隊長が…」
シノブの表情が一瞬にして蒼ざめる。
アヤノ「うーん」アヤノが眼をさます。
シノブ「はい。わかりました…」
シノブがアヤノが眼をさましたのに気つく
シノブ「眼がさめた。」
アヤノ「はい。御迷惑かけてすいません。」
シノブ「いいのよ、武士は相身互いなんだから」
アヤノ、シノブの表情が暗いのに気づいて、
アヤノ「先輩、何かあったんですか」
シノブ「いいえ、特にまだ目だった動きは無いわ、あなたはもう少し休んでいなさい」
シノブは優しく言うが、表情はやはり曇りがちである。
アヤノ「先輩…」
シノブ「なに?」
アヤノ「ムサシ大丈夫ですよね」
シノブ「………心配しなくていいわ、きっと私たちで何とかするから」
シノブ苦渋の表情を浮かべながら、出来るだけ明るく装って言う。
アヤノ「そうですよね。私こんな時役に立てなくて…」
シノブ「いいのよ、もう少し寝なさい」
アヤノ「はい」
アヤノ再び眠りにつく。
シノブ、アヤノの寝顔を見ながらの独白
「あなたは寝てしまった方がいいわ、こんな時だからこそ…」
シノブの眼にうっすらと涙が浮かぶ。
31:
05/11/17 22:39:35
フブキ「なに!これで俺にムサシを殺せというのか」
秘密兵器を届けに来たフブキに掴みかかるフブキ
ドイガキ「うっ…命令、これは隊長命令なんだよ」
フブキ「貴様!命令だから、はいそうですかと聞いてやって来たのかこの野郎!」
ドイガキに掴みかかった手に力を込めるフブキ
ドイガキがフブキの手をふりほどく
ドイガキ「俺だって命令でもこんな任務は嫌だ。ここに来るまでにも俺なりに悩んださ
秘密兵器なんか作らなきゃあ良かったとも思った。
放り出して途中で逃げ出そうかとも思ったさ、フブキ、だが他にどんな方法
がある。カオスヘッダーを倒すどんな方法があるって言うんだよ!」
フブキ、無言になる。
フブキ「よこせ」
ドイガキ「フブキお前…」
フブキ「危険だ。下がってろ」
フブキが空中のムサシの捕らえられた光の輪に秘密兵器をロックオンする。
フブキ「ターゲットロックオン!」
ヒウラ「待て!」
突然2人の前にヒウラが現れる。
フブキ・ドイガキ「隊長!」
ヒウラ「フブキ隊員、ドイガキ隊員、俺が撃つ。」
フブキ・ドイガキ「隊長…」
ヒウラ、フブキから秘密兵器を受け取る。
ヒウラ「2人ともさがってろ」
ヒウラ、ターゲットロックオンする。
つづく
32:「邪悪の巨人」修正稿 4/4
05/11/17 22:40:20
319 :ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs :02/04/07 11:48 ID:qI2k7pQM
受講生の諸君、お待たせした。完結編をお届けしよう。
保健室
アヤノ「・・・ムサシ!」
目を開いて愛する人の名を口にすると光に包まれて姿が消えていく。
ヒウラ「往生せいやぁ!」
必殺秘密兵器発射!光の輪に命中、様々な光が荒れ狂い幾何学的な模様に変化を繰り返す。
光はみるみるうちに膨張して島全体が飲み込まれる。
一同「うああああああ~~~~!」
光の中に消えていくアイズ隊員たち。光は成長をやめない。ズンズン広がっていく。
光の中心部
全裸で横たわるムサシ。ゆっくりと目を開くと青い光と赤い光がムサシの頭上で輝いている。
ムサシ「ここはどこだ?僕はどうなってしまったんだ」
青い光「ムサシ、恐れる事はない。我々は新たな進化を遂げるのだ」
頭の中に声が響く。聞き覚えのある暖かい感触。
ムサシ「あなたはコスモスなのですか?」
赤い光「そう、彼は君のパートナーだ。そして我の事も君は知っている」
ムサシ「カオスヘッダー・・・」
青い光「ムサシ、私とカオスは表裏一体の存在。鏡に写しだされた分身のようなものだ」
ムサシ「なんですって!アナタとカオスヘッダーが同じ存在!?」
赤い光「大宇宙創生の起源より大いなる意思の力で我らは生まれた。最初はひとつ、だが
成長にしたがって変化が起こる。秩序と混沌、相反するものが目覚めると
2つに分離してしまうのだ。それが、君たちのいうコスモスとカオスヘッダーだ」
青い光「そして我らは戦いながらお互いの力を高めていく。だが、成熟を迎えるとまたひとつになる。
もう準備は完了していた。地球人の放った秘密兵器のおかげで我々の再統合は成功した。
ムサシ、君を触媒として」
33:
05/11/17 22:40:35
ムサシ「そうだったのか・・・僕はどうなるのですか?」
彼の脳裏に愛するアヤノの顔が浮かぶ。アヤノはどうしているのだろう・・・
青い光「心配する事はない。君は、いや地球上のすべての生命は進化の果てに新たなる世界へ
羽ばたくのだ。ウルトラマンを超えた全知全能の宇宙そのものへと」
???「うん、大丈夫だよ。ムサシはいつも弱気なんだから」
ムサシ「アヤノ!どうして・・・」
いつの間にかムサシの上で全裸のアヤノがまたがっている。その瞳は限りなくやさしい。
アヤノ「私たちはひとつになるのよ。それは、とてもとても気持ちいい事なの・・・」
腰をグラインドさせるアヤノ。ムサシ、思わずエクスタシ~。
ムサシ「いこう、アヤナミ・・じゃないアヤノ。コスモス、カオス、みんな、怪獣たちも新しい光を目指して」
宇宙空間
地球がみるみる光に包まれていく。光の玉になったそれは歓喜に輝いて周囲の星々を照らしていく。
宇宙が光に満ち満ちていく・・・
(完)
34:無題 1/3
05/11/17 22:42:26
346 :ウルトラマンコスモス ◆Oftw1/UM :02/04/07 22:27 ID:saeuh1CZ
保健室
眠っているアヤノをシノブが見守っている。
アヤノ「うっ、うっ…」苦しげな声を上げるアヤノ
シノブ心配そうに
シノブ「どうしたの?お腹でも痛いの?」
アヤノ「熱い…体が熱い…」
その時アヤノの体が光に包まれた
シノブ「アヤノちゃん!これはいったい…」
光に包まれたアヤノの体からヒトダマが飛び出す、
猛スピードで保健室の窓から外へと飛び出して行く
ヒトダマ「ビューン!」
シノブ「なに!いったい何が起こったというの…」
アヤノを包んでいた光が消え、アヤノは何事も無かったかのように眠り続けている。
ヒウラ「ターゲットロックオン!」
ムサシを包んだ光の輪に向かい秘密兵器を発射しょうとせんとするヒウラ
フブキ「隊長!あれは…」
ヒウラ「なに!」
ドイガキ「ヒトダマだ!なぜこんなところに…」
光の輪に捕われたムサシ
ムサシ「助けて…誰か僕を助けて…」
ヒトダマが光の輪に猛スピードで衝突する。
ヒトダマ「ドカーン!」
ムサシ「うわー!」、再び気を失ってしまうムサシ
ヒトダマも光の輪も空中消滅する。
35:無題 2/3
05/11/17 22:43:02
347 :ウルトラマンコスモス ◆Oftw1/UM :02/04/07 22:28 ID:saeuh1CZ
「ムサシ、ムサシ…」
自分の名を呼ぶ声に目をさますムサシ
ムサシ「誰?僕を呼ぶその声は…アヤナミ…じゃなくてアヤノ!」
少しむっとした声で
アヤノ「そうよ」
ムサシ「僕は死んだの?君はどこにいるの?」
アヤノ、女神のような声になり、
アヤノ「後ろを御覧なさい」
ムサシ振り向く、オールヌードのアヤノが女神のような姿で立っている。
思わずムサシ
ムサシ「ゴックン……」
36:
05/11/17 22:43:18
ムサシ「君は…」
アヤノ「あなたもわかってるはずよ。
再びあなたが戦うことを望めば、それは現実になるわ」
ムサシ「……嫌だ!恐いんだ、戦ったって僕の力じゃカオスヘッダーには勝てないんだ。
今度こそ殺されてしまう」
女神のように微笑みながら
アヤノ「カオスヘッダーはあなたの心そのもの、そしてウルトラマンコスモスもね」
ムサシ「何だって!」
アヤノ「人間は皆、優しい慈愛満ちた心ばかりで生きてわいないわ、
邪悪な悪の心は誰にも存在するの、あなたにも、そして私にも、
そしてみんなによ」
ムサシ「僕は…だったら僕は…今まで自分自身の心の中にある邪悪な存在と戦って来た
のか」
アヤノ「あなたは自分自身の邪悪な心と戦って勝たなければいけないわ
そして人間の愛の心の方が強いことを証明しなければならないの」
アヤノ小道具をムサシに手渡す、
小ぶりだがピンク色に直立したアヤノの乳房が目に入り、ムサシ思わず
ムサシ「ゴックン…・わかた」
ピカッ!物凄い光がムサシを包み込む。
ウルトラマンコスモスが登場する。
コスモス「ダアッ!」
同時にカオスウルトラマンも実体化する。
カオス「ダアッ!」
つづく
37:無題 3/3
05/11/17 22:44:01
348 :ウルトラマンコスモス ◆Oftw1/UM :02/04/07 22:50 ID:DgxeR4wx
コスモス「ダアッ!」
カオス「ダアッ!」
両者同時に怪光線を発射する。
カオス「グウワッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
カオスの体が光に包まれ、そして消えた。
その時カオスネルドランドが地中から現れる。
ネルド「ガオー!ガオー!」
コスモス「アッ!」
躊躇せず、行きがけの駄賃とばかりにカオスネルドランドに怪光線を浴びせる。
ドカーン、物凄い大爆発が起こる。
38:
05/11/17 22:44:17
ヒウラたちが地上からコスモスを見上げている。
コスモス「ウン!」
ヒウラたちの前で変身を解き、ムサシの姿に戻る。
ムサシ「隊長…今戻りました。」
何事も無かったようにヒウラが答える
ヒウラ「お帰り、御苦労だった。」
ムサシがフブキとドイガキの方を見てうなずく。
2人も無言でうなずき返す。
その時、テツジ長官がマウンテンバイクに乗って現れる。
ヒウラ「長官!」
テツジ「ヒウラ…君は悪い夢を見ないですんだようだな」
ヒウラ「……」
テツジ「俺は元々は、バイク乗りなんだ。このマウンテンバイクにも俺のわがままが
入っている。」
聞かれてもいないことを話すテツジ。
アヤノ「ムサシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
アヤノがシノブに体を支えられながら来る。
ムサシ「アヤノ……」
ムサシ、2人の方に駆け寄る。
完
来週もお楽しみに。
39:無題2 1/3
05/11/17 22:45:36
555 名前: ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs 投稿日: 02/04/14 13:15 ID:IgTk3anR
受講生諸君、楽しいシナリオのお時間だ。心ゆくまで堪能したまえ。
Aパートのあらすじ
異星人にパラサイトされたオカルト女はらぶりい風水の導きで謎の大男と遭遇した
フブキと合流、あと数時間で異星人そのものに変身してしまう事を脳内会話で知る。
フブキとオカルト女は謎をとくカギがある伝説の杉沢村に乗り込むのであった。
CM明け
真夜中の廃村をとぼとぼ歩くフブキとオカルト女。
フブキ「本当にここなのか?もう時間はないぞ」
オカルト「大丈夫、尊敬する中岡俊哉センセイと佐藤有文センセイの文献に手がかりがあったのよ。ホラ」
オカルト女はバックから恐怖の心霊写真集や世界の妖怪図鑑をとり出してフブキに見せる。
フブキ「大昔のトンデモ本じゃねえか!大体、研究会ならオマエの他に部員はいないのか?」
オカルト「いるよ、身も心もオカルトに捧げた部員たちが。なかなか出席しないけど」
フブキ「はっ、幽霊部員って事か。って、オマエは来栖川のお嬢様かよ!」
コイツはホンモノだ、ホンマもんのキティだ。なんでこんなんに関わったんだ?
己の身の不運を呪うフブキの前に例の大男が現れる。
大男「だあ、だあ、だあ」
40:
05/11/17 22:45:50
奇妙な声を発しながら二人に迫ってくる。フブキは銃を構えるが、オカルト女は微動だにしない。
フブキ「おい、何をボーっとしてる。早く・・・」
驚くフブキ、オカルト女の肌が緑色に染まって眼が金色になっている。
オカルト「ンガイ、ングアグアア、ブグ・ショゴグ・イハア、ヨグ・ソトホース・・・」
ついにイッてしまったか、このアマとフブキが考えた瞬間。
オカルト「私はまともよ、これを見て」
眼を大男からそらさずに一冊のノートをフブキに渡す。かわいい少女文字の日本語タイトル。
フブキ「ネクロノミコン・・・狂えるアラビア人アブドル・アルハザード著」
オカルト「今の私は異星人インスマスと意識を共有してる。あれは敵のクトゥルー星人。
私を喰らう為に地球に追って来たの。そのノートは原著からの写本、それを見れば・・・」
フブキ「って、アラビア人が日本語で本を書くのかよ!」
オカルト「・・・クトゥルーフタグン、イア、イア、アンガ~・・・」
急に苦しみだす大男、地面に崩れる。その体が変形してもやの様な鈍い光を放つ。
(続く) 宅配ピザが来た。遅めのランチタイムといこう。
41:無題2 2/3
05/11/17 22:46:33
563 名前: ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs 投稿日: 02/04/14 14:42 ID:IgTk3anR
>>555より
フブキ「な、何ンだ?どうなってるンだ?」
大男の身体がみるみる膨らんで、瞬く間に全長数十メートルになる。
フブキ「何が何だかわからンが、逃げろ~~~!」
フブキ、オカルト女の手をとり走って逃げまくる。
大男が変身した怪獣がのそりと立ち上がる。その姿は言葉では表現できない程、
名状しがたきもの。頭はタコ、身体のパーツは地球上の動物の寄せ集めのようで、そうでもない。
その頃、廃村のとある納屋ではムサシが任務をサボって携帯でテレクラを楽しんでいた。
が、村の只ならぬ気配を感じて外に出ると怪獣とハチあわせする。
ムサシ「変身!」
コスモス登場、クトゥルー星人と対峙する。戦いのゴングは鳴った。
だが、コスモスの肉弾攻撃も怪光線技もまるで通用しない。身体を切り裂いても、すぐに再生するのだ。
星人の攻撃に苦しむコスモス。フブキとオカルト女がもどかしそうに見ている。
フブキ「くそ、このままじゃやられてしまうぞ」
オカルト女、例のノートをめくるとあるページをフブキに指差す。
フブキ「何?・・・クトゥルーは無限の増殖力を持つ生物界の頂点。知られざる世界に追放する事が最善である」
コスモスは触手に首を絞められて苦しんでいる。カラータイマーが鳴り出す。意識が遠のく・・・
???「何をしておる、このバカ弟子が」
コスモスの頭に声が響く。幻覚のようにヒゲのおさげジジイの姿が現れる。今は亡きコスモスの師匠だ。
師匠「言ったはずだ、ロシア語で考えろ。ロシア語で、ロシア語で・・・」
うなずくコスモス。触手を外すと一歩引き、構えに入る。
コスモス「ダーーーー!ニェット!同志書記長と母なる祖国に栄光あれ」
コスモスが情け無用のジェノサイド・モードにチェンジする。
気合を込めて星人の頭上に怪光線を放つ。空間に穴が開き真っ暗な中で何かがうごめく
異様な世界が顔を覗かせる。
42:
05/11/17 22:46:58
星人「だあ!だあ!だあ!」
クトゥルーがその空間に吸い込まれていく。姿がなくなると、異空間も消滅した。
破壊する事が出来ないので、星人を超次元の世界に追放したのだ。
フブキ「やったぜ、コスモス!」
コスモスがオカルト女に光線を浴びせる。異星人インスマスが分離していく。
倒れるオカルト女。
「ぐしゃ」
インスマスを踏み潰すコスモス。見知らぬ奴は敵、明快なポリシーだ。
コスモス「・・・殺したりねえ・・・」
フブキ「えっ?」
空を飛び、去っていくコスモス。複雑な顔で見送るフブキ。
(続く) エピローグはティータイムの後でお届けしよう。
43:無題2 3/3
05/11/17 22:47:35
565 名前: ウルトラマンコスモス ◆aIubhCrs 投稿日: 02/04/14 16:23 ID:IgTk3anR
>>563より
アイズの一同がオート三輪に乗ってフブキの元へ駆けつける。
ヒウラ「おお、無事か!よかった」
ムサシ「おお~~~い!」
ムサシもやってきて合流する。やがて、オカルト女が目を覚まして立ち上がる。
シノブ「ひどい目にあったわね、身体の具合はどう?」
オカルト「ええ、コスモスのおかげでインスマスも私から出て行ってくれました」
フブキはやっと、このキ印と離れる事ができると思ってホッとしている。
オカルト「それに、ダーリンが私を守ってくれたから・・・(ポッと顔を赤らめる)」
一同「「だ~りん?」」
みんなが怪訝な顔でフブキを振り返る。いやな予感がして身体中から汗が噴き出るフブキ。
ヒウラ「そういう事だったのか、フブキ!堅物のオマエがなあ、オレはうれしいぞ」
話しが絶対に考えたくない方向に走っている事を感じたフブキはあわてて否定する。
フブキ「い、いや、ご、誤解ですよ。俺とコイツは何の関係も・・・」
それを聞くや、顔色を変えて泣き出すオカルト女。
44:
05/11/17 22:47:49
オカルト「ひどいわ!遊びだったのね!私のお腹にはフブキさんの赤ちゃんがいるのに!」
ど~~ん!重々しい雰囲気が一同を包む。オカルト女、うずくまりながら舌を出してニヤリ。
ムサシ「フブキさん、あなたらしくないです。男なら責任をとるべきです」
ドイガキ「なあに、俺たちにバレたから恥ずかしがってるのさ」
アヤノ「フケツ、でもちょっと羨ましいかも・・・」
シノブ「結婚式は早いほうがいいわね、私も手伝うわ」
ヒウラ「さすがチームアイズのホープだ、私生活でも百発百中だな(何が?)」
オカルト「あ、赤ちゃんが動いた」
好き勝手ほざく皆にフブキは心底、恐怖する。
フブキ「し、失礼しま~~~~~~~~~~す!」
脱兎のごとく、走り出すフブキ。だが、数十メートルのところで身体を何者かにガッチリ押さえられる。
フブキ「だ、誰だ!?」
数人がかりで身体を押さえてけられているのに、そいつらの姿が見えない。透明人間か?
パニくるフブキの脳裏にある言葉が思い浮かぶ。”オカ研の幽霊部員たち”
フブキ「まさか、幽霊部員ってホンモノの・・・」
姿は見えないが、そいつらがうなずく感じがした。ずるずると皆のところへフブキを引きずっていく。
オカルト女「ダ~リン、愛してる~!帰ったら心霊スポットの探索を再開するからね~!」
フブキにはその声が死刑執行判決のように聞こえる。
フブキ「タスケテクレ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」
夜空に柳谷寛のような悲鳴が響き渡った。
(終わり) 来週もお楽しみに。
うむ、今日も傑作を生み出してしまった。
45:「緑の逃亡者」修正稿 0/2
05/11/17 22:48:49
566 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/04/14 16:26 ID:GfaLK3SU
受講生の書いたシナリオ読ませてもらったが、
まだまだだな。
ラブクラフトネタは、はティガ最終回3部作で、
十分に咀嚼され展開されており、何を今さらという感じがしてしまう。
クトゥルー神話のネタとしての魅力は理解出来るし、
使いたくなるのはわかるけど、
まあ、これがライターのつらいとこだな(w
次のお手本をアップしておく。心して読め!
46:「緑の逃亡者」修正稿 1/2
05/11/17 22:49:41
567 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/04/14 16:26 ID:GfaLK3SU
「緑の逃亡者」修正稿
CM直前
病室
フブキが眠っているカスミを心配そうに見ている。
クローズアップでカスミの手。(既に植物化しつつある。)
カワノ「フブキ隊員、君に話しがあるんだがいいか?」
フブキ少し怪訝そうな表情を浮かべながら
フブキ「はい」
フブキが病室を出て行く、複雑な表情でこれを見送るカワノ
CM明け
病院の廊下
フブキ「なんですって!」
苦渋の表情を浮かべながら
カワノ「今、話したとおりだ。彼女の体は24時間以内に完全に植物化する。」
フブキ「博士…彼女を助ける方法は、方法は無いんですか!」
カワノ「現代の科学では……無い」俯いてしまうカワノ
フブキ「……」
カワノ「君にまだ話しておかなければならないことがある。」
かなりショックを受けた様子のフブキ
47:
05/11/17 22:50:02
フブキ「…なんです?」
カワノ「君は植物の受精の方法は知っているな。植物化した彼女の体から…
カスミさんの体から胞子が放出され…それが他の人間に付着した場合には…」
フブキ「他の人間にも…・植物化が始まる」
ピッ―!ピッ―、病院中に警戒警報が鳴る響く
カワノ「なんだ!」
プッー!プッ―!、フブキのレシーバーの音
フブキ「フブキでーす!」
アヤノ「アヤノでーす!謎の巨大ロボットが病院に向かっていまーす!」
フブキ「なに!」
カワノ「奴ら、宇宙人の胞子がカスミさんに付着したことを知って、
根絶やしにする気だな」
巨大ロボットがムサシ機に光線を発射、命中する。
ムサシ「うわっー!」
アヤノ「ムサシ!」
ムサシ「ドオッ―!」墜落と同時にウルトラマンコスモスに変身した。
コスモス「ダアッー!」巨大ロボットと対峙するコスモス。
つづく
48:「緑の逃亡者」修正稿 2/2
05/11/17 22:50:28
569 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/04/14 16:44 ID:GfaLK3SU
コスモスと巨大ロボットの激しい戦いが続く。
コスモス「ダアッ!」
巨大ロボット「ガオー!」
病院の廊下
「きゃあー!」闇を引き裂く怪しい悲鳴
フブキ「誰だ!誰だ!」
阪神が植物化したカスミが現れる。
フブキ「……カスミ……」
コスモスと巨大ロボットの格闘とフブキに迫り来る植物化したカスミのシーンが
交互に写し出される。
フブキ苦渋の表情を浮かべながらスーパーガンをカスミに向ける。
コスモスのキックが巨大ロボットの土手っ腹に炸裂する
コスモス「ウルトラキッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーク!」
ドカーン!ドカーン!ドカーン!……………
フブキ「カスミ…」スーパーガンをカスミに向け発射する。
命中し、病院の廊下に倒れ込むカスミ、バターン!
植物化しつつあったカスミの体が人間の姿に戻っていく(特撮)
フブキが倒れたカスミのところに駆け寄り抱き起こす
フブキ「カスミ…一緒にカラオケに逝くんじゃあなかったのか」
かける言葉も無く、無言で2人を見ているカワノ。
EDへ
49:「ダイナは何処に」(仮題)
05/11/17 22:50:56
925 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/04/22 22:20 ID:x98/3dw0
ウルトラマンダイナ最終回論考「ダイナは何処に」(仮題)のアップ
が遅れており、楽しみにしている人も多いと思うので、
この場を借りてお詫び申し上げておく。
今週中には必ずアップする予定である。
50:「流れ星に消えた愛」予告
05/11/17 22:51:54
☆ウルトラセブン☆
URLリンク(natto.2ch.net)
506 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/20 20:58 ID:7JwFlg1g
良い子のみなさん今晩わ。
とても嬉しいお知らせです。
春休み特別企画としてこのスレで、
ウルトラセブン最終回「史上最大の侵略」のオリジナル再現シナリオの
アップが決定したんだ。
あの感動のダンとアンヌの別れが、このスレで再現されるよ。
期待してね。
51:「流れ星に消えた愛」
05/11/17 22:52:32
516 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/25 23:24 ID:MkNGXFoA
春休み特別企画第1弾
ウルトラセブン最終回 「流れ星に消えた愛」(「史上最大の侵略」改題)
脚本 ウルトラマンコスモス&金城哲夫
CM明け
ピー、ピー… 電話が鳴る。キリヤマが電話を取る。
キリヤマ「作戦室でーす。なに!…そうか。」
クラタ「どうした?」
キリヤマ「一般ピープルから通報があった。ダンがみっかったそうだ。」
クラタ「ファッハ、ファッハ、フアッハ…(笑い声)」
キリヤマ「なに!(クラタ=バルタン?)」腰の拳銃に手をやる。
クラタ「恐くなったんだよ。あのヴォケは。」
ソガ「あなたはダンは御存知無いんだ。そんな男じゃあない。」
その頃、少年の家を逃げ出したモロボシダンはドコモで作戦室のやり取りを見ていた。
決心したようにウルトラアイを取りだし変身しょうとする。
キューン。ポインターが止まる。
ダン「うっ」
ポインターからアンヌが降りてくる。
「実相寺アキオ君という子が教えてくれたの、ダンがここにいるって、なぜ逃げたりしたの?」
ダン「アンヌ…」
ポインターの影に隠れて2ちゃんねらーが2人の様子を見ている。
2ちゃんねらー「アンヌタンハァハァハァ…」
52:
05/11/17 22:52:51
ダン「アンヌ、僕はね、僕はね、人間じゃあないんだよ。
M78星雲から来たウルトラセブンなんだよ!」
2ちゃんねらー「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ダン「びっくりしたかい。」
アンヌ「いいえ、ダンはダンじゃない。例えウルトラセブンでも…」
2ちゃんねらー「アンヌタンハァハァハァ…」
ダン「ありがとう。アンヌ。でも僕は逝かなければならないんだ。」
アンヌ「……」
ダン「明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙に向かって飛んでいく。それが僕なんだよ。」
アンヌ「ダン!逝かないで!」
ダン「アマギ隊員がピンチなんだよ、ダッ!」
つづく
53:「必殺のウオータービーム」
05/11/17 22:53:30
(初出スレ不明)
春休み特別企画第2弾 「必殺のウオータービーム」(「故郷は地球」を改題)
脚本 ウルトラマンコスモス&s佐々木守
CM明け
パリ本部長官「カガクトクソウソウタイ二、メイレイスル。
ジャミラヲソノショウタイヲアカスコトナク、マッサッセヨ!ジュテーム」
ジャミラ「うおー!うおー!」ジャミラが国際会議場に迫る。
科学特捜隊が現場に到着。
イデ「やだ!ジャミラは俺たちの先輩じゃあないか」イデ、ジャミラに向かい駈けだす。
マツムラ「イデ!」
ハヤタ「イデ!危険だ!」
2ちゃんねらー「イデタン!ハァハァ!」
イデ「ジャミラ!お前は人間らしい気持ちなんか忘れちまったのかよ!」
ジャミラがじっと炎を見つめながら立ち止まる。
2ちゃんねらー「炎萌え!」
2ちゃんねらーの不用意な言葉が、ジャミラの人間に対する怒りに再び火をつけたようだ。
ジャミラ「うおー!」
イデ「あっ!」
54:
05/11/17 22:53:48
ハヤタ「イデ!、ジュワッ!」ウルトラマンに変身する。
ウルトラマン「ダッ!、ウオータービーム!」
ジャミラにウオータービームを発射する。
マツムラ「あっ!ウオータービームだ!」
ジャミラ「ぎゃあー」
場面転換し、ジャミラの墓。勇敢な飛行士ジャミラここにあぼーんされるの文字碑がある。
マツムラ「イデ!」
ハヤタ「イデ!」
アラシ「イデ!」
イデ独白
「言葉だけは綺麗でも…」
55:「穴掘り少年」予告
05/11/17 22:54:21
帰ってきたウルトラマンについて
URLリンク(natto.2ch.net)
717 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/19 22:16 ID:qMOh3kEb
当スレで春休み特別企画としてウルトラシリーズ最高傑作(と私は考えています)
「怪獣使いと少年」のオリジナル再現シナリオをアップすることが決定しました。
あの感動が、このスレで蘇るわけです。
ご愛読のほどよろしくお願いします。
56:「穴掘り少年」 1/2
05/11/17 22:54:50
821 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/26 23:38 ID:Z9QJFR7T
春休み特別企画第3弾 「穴掘り少年」(「怪獣使いと少年」改題)
脚本 ウルトラマンコスモス&上原正三
CM明け
米屋の店頭。
米屋のババア「悪いけどよそで買ってくれない。あとで色々言われるの嫌なのよ」
良少年、うらめしそうにババアを見ている。
米屋の娘「あっ、降って来ちゃった。」
良があきらめて帰ろうとする。娘が追いかけてくる。
米屋の娘「よいしょ」米袋を差し出す。
良「同情なんかしてほしくないな」
米屋の娘「あげるんじゃなくてよ。売ってあげるのよ。」
良、金を払う。
良「ありがとう。お嬢さん、すまんですなあ。」
米屋の娘「だってうち米屋だもーん!」
良去る。
米屋のババア「嫌だねえ。あの子また来るよ。」
米屋の娘「お母様、だってうち米屋だもーん!、
でもあの子やっぱり2ちゃんねらーなのかしら?」
金山と良の住んでいる廃屋。
良「おじさん!ライス買って来たよ。あっ!」
2ちゃんねらーと一緒に郷がいる。
郷「GO!GO!郷でーす!君が良君だね。」
2ちゃんねらー「もういいんだ。全て郷隊員に話してしまったよ。
私の命もどうせ長くはないんだから」
良「おじさん、そんなこと言わないでよ。一緒に2ちゃんに逝くって約束したじゃあないか」
涙声になる良。
57:
05/11/17 22:55:10
外で多くの人声が聞こえて来る。
郷「いけない一般人だ。」
郷と良は外へ飛び出す。後に2ちゃんねらーも続く。
郷「待ちなさい!この人は2ちゃんに帰りたがっているんだ。帰してあげなさい。」
一般人「MATが2ちゃんねらーの味方をするとはとんでもない話しだ!
殺っちゃれ!殺っちゃれ!」
郷「やめなさい!うっ」
良「おじさん!出てきちゃあ駄目だ!」
一般人が郷と良をタコ殴りする。
2ちゃんねらー「待ってくれ、2ちゃんねらーは私だ。その子は関係無い」
醜い2ちゃんねらーの姿に思わず息を呑む一般人。
ポリス「氏ね!」2ちゃんねらーに向かい銃を発射する。ズドーン!
茫然とする郷と良のストップモーション
2ちゃんねらー「うっ、2ちゃんねらーは私だ。私が2ちゃんねらーだ。その子には…」
ポリス「氏ね!氏ね!」ズドーン、ズドーン!
良「おじさーーーーーーーーーん!」
つづく
58:「穴掘り少年」 2/2
05/11/17 22:55:31
832 名前: ウルトラマンコスモス ◆LuvLAutU 投稿日: 02/03/28 20:44 ID:T5vOkWqq
良「おじさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
良「モデムを掘り出して一緒に2ちゃんねるに逝く約束だったじゃあないか」
その時、怪獣ムルチンが地中から現れる。
ムルチン「ガオー!ガオー!ガオー!」
一般ピープル「うわ=!怪獣だ!MAT助けてくれ!」
郷「勝手な事を言うな、まるで2ちゃんねらーの怒りが乗り移ったようだ」
チャリン、鈴の音、郷が振り向くと虚無僧姿の伊吹が立っている。
郷「隊長!」
虚無僧「郷、街が燃えているぞ」
郷、何事か気付いたように駈けだす。
べルトの風車によりウルトラマンジャックに変身する。
ジャック「ダアッ!」
シャバダバのBGMが流れる中、ジャックとムルチンの激しい戦いが続く。
背景は土砂降りの雨である。
ジャック「キッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーク!」
ジャックのキックがムルチンの土手っ腹に炸裂する。
ドカーン!
場面転換。穴を掘りつづける良少年。
郷「あの子はいつまで掘り続けるつもりなんでしょう。。」
虚無僧「きっとモデムが見つかるまでやめんだろう。」
END
59:「続耳をすませば~ぽんぽこ狸の唄が聞こえる」
05/11/17 22:56:12
14 名前:続耳をすませば~ぽんぽこ狸の唄が聞こえる 投稿日:2005/10/10(月) 23:01:36 ID:l2dnTZRm
「耳をすませば」について
URLリンク(comic.2ch.net)
390 名前: ミステリ板住人 ◆jsQTgi.Q 投稿日: 02/07/27 11:57 ID:xJyUgTcE
「続耳をすませば~ぽんぽこ狸の唄が聞こえる」(仮題)
登場人物
霞 雫と聖司の子(長女)
清司 雫と聖司の子(長男)
雫 作家兼主婦
聖司 バイオリン工房社主
バロン
バロンをナビゲーターに霞・清司の姉弟は、故郷多摩の血塗られた歴史を知ることになるが・・・
60:漫画アクションの一抹の清涼剤
05/11/17 22:57:12
【夕焼け】西岸良平スレッド・三丁目【鎌倉】
スレリンク(comic板)l50
347 :ミステリ板住人 :03/08/30 22:52 ID:chQ6fWOV
西岸には、漫画アクションの一抹の清涼剤になって欲しかったのだが。
双葉社とは、長い付き合いだし、その役目を買って出るくらいの男気を
見せてもらいたかった。
WEEKLY漫画アクション編集長
「西岸先生、いや、良平君、来月から月刊漫画タウンの方に移って欲しいのだ・・」
苦渋の表情を浮べる編集長。
西岸が、驚愕の表情を浮べ、
西岸「なぜです!せっかくここまでアクションでやって来たというのに・・」
編集長「今まで黙ってはいたが、終りなんだよ。もう・・」
悲しげにうなだれる編集長。
西岸「まさか…アクションが無くなる…(絶句)」
編集長「…」(無言)
西岸「嘘だ!」
編集長「事実です・・私も信じたくはないが…」
西岸「鎌倉ものがたりの評判はいいのに・・」
(俺にはまだ印税と「夕焼けの詩」があるもんね、と思っている)
編集長「良平、それは蟷螂に斧というヤシだよ・・」
西岸「よーし、こうなったら、アクションにエロと暴力抜きの読み切り連載を書くぞ!」
編集長「良平、君って奴は…」
編集長の目から一筋の涙が頬に流れる。
固く手を握り合う2人
61:「東京アムス物語」
05/11/17 22:57:38
【三丁目】西岸良平作品スレ 第6集【ものがたり】
スレリンク(comic板)l50 (dat落)
492 名前:ミステリ ◆K5MnIloIhA 投稿日:04/04/19 20:04 ID:mcRi04Ai
これに先がけ、誠に僭越ながら、当スレで運河の町江東区を舞台にした
「東京アムス物語」(仮題)オリジナルシナリオ連載を検討中です。
佃島の漁師(父)と辰巳芸者(母)の間に生まれた大前田東陽(おおまえだ・とうよう)少年は、故郷江東区を「東京のアムステルダム」と心から愛してやみません。
彼の祖父は、かって東京湾に現れた巨鯨にひとり立ち向かい行方不明となった伝説の漁師、
未亡人である祖母は女流落語家、そして遠い祖先にはあの大前田英五郎も。
東陽少年の口癖は、「わしゃあ、東京もんじゃけんの、真っ直ぐなもんしか好かんのじゃ」
ある日、東陽の住む町に関西の不良少年グループが現れたことから物語は風雲急を告げることになります。
第一回「西から風が吹いてきた」(仮題)
そして月日は流れ…
つづく
62:創作秘話 1/2
05/11/17 22:58:00
953 名前:ミステリ ◆0FE6khB7i2 投稿日:04/08/27 20:13 ID:kKgorTBn
創作秘話(仮題)
・漫画制作室内
記念回で描くネタに詰まり悩み惑っているリョーヘイ。
頭を掻きむしりながら(何日も風呂に入っていないためフケが飛び散る)、
リョーヘイ「記念回のアイデアが思い浮かばないよお~、困ったよお~」
ふと何か思いついたように手を止めて、
リョーヘイ「そうだ、後ひとつだけ」(刑事コロンボ風に)
慌てて家具調テレビをオンにするリョーヘイ
画面には「新世紀エヴァンゲリオン」のOP部分が流れている。
リョーヘイ「キター!」
63:創作秘話 2/2
05/11/17 22:58:20
954 名前:ミステリ ◆0FE6khB7i2 投稿日:04/08/27 20:14 ID:kKgorTBn
・ 同じく漫画制作室内
「新世紀エヴァンゲリオン」のオンエアが流れている。
左手でしごきながら、右手でラフスケッチと創作メモを書いているリョーヘイ
(さすがはプロだ!)
画面に綾波レイが映る。
リョーヘイ「レイタンハァハァ…」
画面がアスカラングレーに変る。
リョーヘイ「アスカタンハァハァ…」
更に画面が碇司令に切り替わる。
リョーヘイ「碇司令ハァハァ…」
なかなか忙しいリョーヘイであった。
突然、ガラガラっと引き戸を開けてやす子ちゃんが入って来る。
やす子「あなた、今戻ったわ」
リョーヘイの姿を見て愕然とするやす子
やす子「……」(絶句)
慌てふためくリョーヘイ、
リョーヘイ「あぼーん!」
バタンと引き戸を引き倒してやす子が駆け出してゆく
リョーヘイ「やっちゃん…」
悲し気に俯くリョーヘイ
つづく
64:「魔の山 ベルクホーフ荘の殺人」
05/11/17 22:58:59
トーマス・マン「魔の山」
スレリンク(book板)l50 (dat落)
578 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:04/09/19 19:39:13
トーマススレは他に本スレがあるようだし、基本線としてはこのスレはネタスレだよね?
すると「魔の山」ミステリバージョンの連載等もOKなのだろうか。
「魔の山 ベルクホーフ荘の殺人」(仮題)
従兄弟のヨーアヒムを療養所ベルクホーフ荘に見舞った青年ハンスは、そこで奇怪な連続殺人
に遭遇する。滞在中の名探偵セテムブリーニの推理が冴える。(全60回を予定)
基本的な民主主義の原理に従い、ひとりでも読みたいという者(いわゆる潜在的読者)が
いれば、紹介してゆきたいと思う。
65:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 22:59:55
パナマ
66:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:00:30
パナマ?
67:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:02:10
パナマ大流行
68:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:06:52
「パナマ」って書き込んで1000逝った人は何者なの?
他のスレにも書き込んでて、しかも「死ね」とかかいてるよね。
鳥インフルエンザだね。何者か知ってたら教えて。
69:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:09:04
>>68
パナマ自演乙
70:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:09:57
パナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマパナマ
71:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:11:14
>>69
死ねぼけ
72:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:11:16
パナマ
73:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:11:50
パナマ
74:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:12:50
↓↓↓ 死ねボケ ↓↓↓
75:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:31:34
↑↑↑ 死ねボケ ↑↑↑
76:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:36:22
パナマ
77:名無しちゃん…電波届いた?
05/11/17 23:39:23
パナマ
78:書斎魔神本格ミステリコード講義(
05/11/18 20:44:55
ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part5
スレリンク(mystery板)l50 (dat落)
950 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:04/12/13 21:15:22 ID:oZufNfvx
書斎魔神本格ミステリコード講義(仮題)に対する要望が大きい事を
とても嬉しく思う。
既に2004年春頃に初校はアップしていたのだが、ノーカットで出したいという
出版社が無く、現在に到っている次第だ。
年末から年初にかけて、少し手を入れて改訂版を作成したく思う。
このスレでは、厨房により削除依頼される可能性があるゆえ、
下記のスレ(及び既に900超えのため次スレ)にて発表したく思っている。
心して待て!
スレリンク(mystery板)l50
79:書斎魔神本格ミステリコード講義 ・続
05/11/18 20:45:40
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
スレリンク(sf板:899番) (dat落)
899 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/23(木) 23:10:21
SFヲタは勘違いをしているようだが、一応、コードが確立しているのは、「ミステリ」
ではなく、「本格ミステリ」である。
SFの現状は、コードが確立されている部分が無く、無節操な拡大化により「SF」と
いうジャンルそのものが不分明化している。
このままでは、いずれ「文学」というジャンルが、ブラックホール的存在となり、
「SF」とういうジャンルそのものが、吸収され、消滅するやもしれぬ。
(まあ、ミステリ板の住人である自分にとっては、どうでもいい話ではあるが(w )
続きは、誘導があったリンク先で話し合いましょう。
80:「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」 1/5
05/11/18 20:47:33
必殺シリーズ総合31 どうせあの世も地獄と決めた
スレリンク(kin板)l50 (dat落)
723 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/06/10 19:21 ID:2xcFqy9d
「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」(仮題)
第一話「地獄を見た男」
1 小屋
炎に包まれる主水、意識が遠のいて行く。(オーバーラップする画面)
2 地獄風景
(このシークエンスは、BGM無し、夢とも現実とも区別がつかないシュールな
感じの映像で)
血の池地獄に沈んでいく亡者たち、池の横で磔になり息絶えている罪人たち…
背景は針の山、そこに倒れ込む亡者たち、
血の池地獄の横に倒れていた主水が目を覚ます。
以下の主水の台詞は全て内心の独白。
主水「…ここは…ここはどこでぇ…」
主水が周囲を見回し、磔になった罪人の屍に気付く。
一瞬、主水の顔に恐怖と驚愕の表情が浮かぶが、すぐにあきらめきったような醒めた表情に変る。
「八丁堀」、と主水の背後から呼びかける声、驚いて振り向く主水。
念仏の鉄(初期のスキンヘッド)が、針の山を背景に、
薄っすらと笑みを浮べながら立っている。
主水「鉄…おめぇ、とっくに死んだじゃなかったのか…」
鉄は、無言で笑みを浮べて主水を見ているのみ。
主水「そうか…おめぇがいるってことは、ここは…」
キャメラがズームになり、地獄風景を背景にして、向き合う主水と鉄を写す。
鉄「八丁堀、あんたは、まだここに来るには、少々早過ぎるみたいだぜ」
(鉄の唇は動いておらず、相変わらず笑みを浮べたままである)
主水「なんだと、いったいこりゃあ…」
大音響と共に地獄風景が反転する。亡者たちの悲鳴が響く中、再び気を失う主水。
つづく
81:「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」 2/5
05/11/18 20:48:29
817 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/06/11 22:32 ID:ZutIfebF
3 品川・台場近くにある小さな寺
寺の境内にある桜の木の下に倒れている主水。
庭掃除をしていた住職(大滝秀治氏を希望)が驚いた様でかけつける。
住職「これ、どうされた、これ、これ・・、仁内!仁内!、ええっ、
こんな時に何処へ行っておるのじゃ」
4 寺の本堂
経文を詠んでいる住職。背後から主水が入って来る。
住職「体の調子は、もうよろしいのですかな?」
主水「はあ、もうすっかりと、お勤めのお邪魔をしてしまったようで、すいませんなあ」
住職「なあーに、もう終りですから、気にすることはない」
住職が、主水の方に振り向き、笑いかける。
主水「あの…これ以上御迷惑をおかけしてばかりでは、そろそろ失礼せねばと・・」
住職「この寺のことなら気にすることはない。好きなだけいなされ、
それとも、何処か行かねばならないとこでも、おありかな?」
主水「いやぁ、行かねばならないところと言われましても…」
主水が困惑した表情になる。
住職「なら、いいではないですか。どうせ、寺男をひとり置くだけのボロ寺、
なにも気兼ねすることなど無いですぞ」
主水「はあ、ところで・・」 主水が周囲を見回す。
住職「仁内ですか…あれは困った奴です。」
住職の顔から笑みが消え、困惑の表情に変る。
つづく
82:「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」 3/5
05/11/18 20:49:30
902 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/06/12 23:21 ID:G0qF0qc2
5 居酒屋の前
「この盗人野郎が!」という大声と共に、剃髪の男が居酒屋から往来に投げ出される。
驚いてよける通行人。
剃髪の男は地面に倒れ、泥まみれになる。
剃髪の男「盗人だと!人を泥棒呼ばわりしやがったな、殺されてえのかこの野郎!」
居酒屋の中から、地付きのヤクザ者が3人出て来る。
頬に傷がある首領格の30年輩の男と若い男が2人。
首領格の男「酒をかっ食らって払う金はねえ、こりゃあ盗っ人以外のなにものでもねえ
じゃあねか、おまけに酔った拍子に他人様をイカサマ賭博打ち呼ばわり、
これ以上下手ぬかすと、ただじゃ置かねえぜ」
剃髪の男が立ち上がり、薄ら笑いしながら、
剃髪の男「うるせぇや、てめえらの顔は台場の賭場でおなじみだってことよ」
首領格の男が顔色を変え、「てめえ!」
3人が剃髪の男に襲いかかる。
剃髪の男はひとりの若い男の腹に頭突きを見舞って倒し、
もうひとりの若い男には、下半身(キンタマを中心にした半径180度の範囲)に
見舞い失神させる。
逃げ腰になる首領格の男。頭に頭突きを浴びせる、1発、2発、3発…
首領格の男の顔が血まみれになり失神状態になるが、まだ止めない。
遠巻きにして見ている群衆。
恐怖の表情を浮べている者が多いが、洋装の男がひとり平然と見ている。
「仁内!」と声がかかる。
剃髪の男「和尚・・」
頭突きを止め、失神した首領格の男から手を離す。男の体が地面に崩れ落ちる。
主水が居宿する寺の住職が登場する。
住職「仁内、これはいったいどういうことだ」
仁内は無言で俯いている。
83:「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」 4/5
05/11/18 20:50:26
903 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/06/12 23:22 ID:G0qF0qc2
住職「少し目を離した隙に、町に出てのこの悪行、お前という奴はまったく・・」
仁内「和尚、俺は…」
住職「言い訳を聞く耳は持たん、さあ、寺へ帰るのだ」
仁内を引っ張って去ろうとする住職。
居酒屋の亭主が出て来る。
居酒屋の亭主「あっ、和尚様、慈海和尚様」
慈海が振り向く、
居酒屋の亭主「酒代を、まだいただいていないのです」
慈海「この馬鹿者が!」
慈海が仁内を一喝する。仁内は無言。
慈海「迷惑をかけてすみまぜんの」
慈海が亭主に酒代を渡す。
慈海「仁内、さあ早く帰るのだ」
仁内と洋装の男の目が合う。
仁内「嫌な野郎だぜ」とつぶやくように言う。
慈海「何を愚図愚図しておる。早くせんか」
仁内は慈海に引き立てられるようにして去る。
この様を見送っている洋装の男。何事も無かったかのような平然とした表情である。
84:「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」 5/5
05/11/18 20:51:17
904 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/06/12 23:23 ID:G0qF0qc2
洋装の男「御主人」
店に戻ろうとする居酒屋の亭主に、洋装の男が声をかける。
居酒屋の亭主「はあ、何か?」
洋装の男を見て怪訝な表情になる。
洋装の男「ランチ、いや、食事は出来るかな?」
居酒屋の亭主「へえ、焼き魚とお香子くらいでしたら」
洋装の男「フィッシュ!、結構、結構、いただこう。」
洋装の男が、居酒屋の亭主の続いて店に入って行く。
つづく
*校正中なので、予告した「お化粧健三郎殺し屋ノ―ト」のアップは、
今しばらくお待ちください。乞ご期待。
85:適当な板を御教示願いたい
05/11/18 20:52:26
時代劇板総合雑談スレッド
スレリンク(kin板)l50 (dat落)
421 名前: ミステリ板住人 ◆C2eJJPwS7M 投稿日: 03/06/25 21:10 ID:yqLc4uBo
下記の内容をアップするのに適当な板を御教示願いたい。
・ 時代劇関係
1 必殺シリーズ書き下ろし新作「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」(仮題)
地獄から蘇った仕置人中村主水(藤田まこと)が、
洋行帰りのキザな殺し屋男爵ことバロン(注 宮崎アニメとは関係無い)、
頭突きを必殺技にする暴れ者の寺男、仁内(ビートたけし)の2人と共に
文明開化の世にのさばる悪を闇に裁く。
そして、主水に影のように付きまとう地獄の使者こと念仏の鉄(山崎努)。
彼の真の目的とは?
主水「チョンマゲ頭は無くなっても、この稼業は、まだ亡くしちまうわけにはいかねえ
ようだぜ」
2 お化粧喜三郎殺し屋ノ―ト 第一話「悲しみの化粧」(仮題)
お化粧好きな孤独な殺し屋喜三郎、彼に届いた一通の手紙から
大江戸を騒がす大事件は始まった。
86:
05/11/18 20:53:16
3 新・仕掛人藤枝梅安シリーズ
読書習慣があれば、御存知のとおり、池波正太郎先生のご逝去により、
藤枝梅安シリーズは未完である。
関西のボス白子屋菊右衛門を仕掛けた梅安のその後を、筆者が書き継ぐ好企画。
時代劇板梅安スレや一般書籍板池波スレで書けば、住民総スカン、
荒らし認定当確の危険な企画でもある。
4 天罰屋くれない・くれない独り旅 第一話「命くれない」
まだタイトルしか考えていません。
5 オリジナル書き下ろし時代劇
まだ何も考えておらず、今は考える気もおこりません。
87:「必殺からくり人 江戸名所百景殺しスケッチ~六本木」 1/2
05/11/18 20:54:17
必殺シリーズ総合53 ええい面倒くせえ やっちまえ!
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678 名前: ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日: 05/03/03 22:53:09 ID:rTs1blTP
「必殺からくり人 江戸名所百景殺しスケッチ~六本木」(初稿)
・ 六本木 雷部屋(らいぶや)の邸内
雷部屋主人の堀右衛門(ほりえもん)と元公儀賄い方与力村上が談笑している。
堀右衛門「手前どもが買い集めました日本(にっぽん)屋株、
これに既に村上様がお持ちの日本屋株を合わせましたら、いかに江戸の大店富士屋と
言えども、なすすべもございますまい。最早富士屋は我らが思うがままでございますな」
堀右衛門が村上に酌をする。感に堪えぬように村上が言う。
村上「しかし、雷部屋、異人の資金を利用して密かに日本屋株を買占めたるお主の悪知恵、
この村上もほとほと感心したぞ」
堀右衛門「これも、全て元御公儀賄い方、村上様のお力添えがあってこそでござい
ますよ」
村上「この度は、しかと儲けさせてもらった。礼を言うておくぞ、
しかし雷部屋、お主も悪よのぉ」
堀右衛門「なにをおっしゃいます、手前どもなど、村上様には到底及びもつきませぬ」
村上「わっはっは~、これは一本取られたわい」
堀右衛門「さあ、村上様、今宵は飲み明かしましょうぞ」
堀右衛門が村上に酌をしようとする。
どこからともなく三味線の音色が響く。
堀右衛門と村上が怪訝な表情になる。
88:「必殺からくり人 江戸名所百景殺しスケッチ~六本木」 2/2
05/11/18 20:55:08
679 名前: ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日: 05/03/03 22:55:16 ID:rTs1blTP
正面の障子が開き、ブラ平と三味線を持った泣き節お艶が入って来る。
村上「何奴だ!」
反対側の障子も開き、コンドーが入って来る。
コンドー「コンドーです」
村上「うむ、公儀隠密か?」
お艶「そんな大層なもんじゃありませんがね、村上さん、雷部屋さん、
あたしたちのやり方で、お二人を取り締まらせてもらいますよ」
唐突に中村主水も入って来る。
村上「中村!貴様、なぜこんなところに…?」
堀右衛門「中村さん…(絶句)」
主水「村上さん、死んでください。雷部屋さん、あなたもだ」
村上「なに!狼藉者め!」
コンドーに斬りかかる村上、コンドーが一刀のもとに村上を斬り倒す。
コンドー「ハレーション!」
乱れた髪を直しながら、キザな様で意味不明の台詞をつぶやくコンドー。
逃げようとする堀右衛門にブラ平が火炎放射を浴びせる。
ブラ平「ファイアー!」
堀右衛門「うわー!」
炎に包まれる堀右衛門。
主水はいつのまにか姿を消している。
・ 広重邸
バルコニーから六本木ヒルズ方面に上がった炎を見ている広重。
広重の独白
「お艶さん、六本木炎上之図、確かに見せてもらいました」
つづく
89:「必殺からくり人ダー」 1/2
05/11/18 20:56:09
必殺シリーズ総合54 ようござんすね? 勝負!!
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33 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:05/03/12 14:36:05 ID:sxnAdEYD
新スレ立て記念として「必殺からくり人ダー」(仮題)を書き下ろしてみた。
心して読め!
・ 六本木 雷部屋地下基地
中江真司のナレーション
「ここは六本木の地下深く、密かに雷部屋によって作られた秘密の地下基地である。
今まさに、からくり人により仕置された堀右衛門が田中博士の手により蘇ろうとして
いた」
田中博士「今日は、田中と申します。こういう席には馴れていないんですが、
そろそろ始めさせてください」
キャスターに乗せられた堀右衛門のボディが運び込まれて来る。
田中博士が配線し掘右衛門の体に高圧電流を流す。
蘇った堀右衛門がキャスターから起き上がる。
田中博士の口調が作者の指示に従いマッドサイエンティスト風になる。
「堀右衛門、お前は、今、私の手によって蘇ったのだ。富士屋一党とからくり人への
復讐のためにな」
堀右衛門「えーと、当初から想定された事項かな」
意外に落ち着いている堀右衛門。
その時、どこからともなく三味線の音色が流れて来る。
90:「必殺からくり人ダー」 2/2
05/11/18 20:57:10
34 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:05/03/12 14:37:38 ID:sxnAdEYD
地下室の障子が開き、ブラ平とコンドーを従えたお艶が入って来る。
コンドー「コンドーです。暗い…、ライトアップ!」
相変わらず意味不明な台詞をはくコンドー。
田中博士「実験の関係者の方ですか?」
お艶が田中博士を無視して大見得を切る。
お艶「堀右衛門さん、お前さんの居場所はこっちの世界じゃないようですよ」
唐突にカメラ目線になるお艶
「スイッチ!オフ!(?)、ワン、ツー、スリー!ダアッー!」
中江真司のナレーション
「からくり人お艶は、三味線に付いた風車によりからくり人ダーに変身するのだ」
ブラ平がオイルを口に含み火炎放射する。
ブラ平「ファイアー!」
オイルの目分量を誤ったため、地下室全体が火炎に包まれてゆく。
堀右衛門と雷部屋の使用人、お艶、コンドー、火元であるブラ平、
次々と炎に飲まれてゆく。
田中博士の携帯が鳴る。
田中「はい、田中です。ちょっとアクシデントがありまして、帰社時間は今のところ
未定です」
意外に落ち着いている田中博士なのであった。
第1部 完
91:創作メモの一部
05/11/18 20:58:11
51 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:05/03/12 20:51:37 ID:QE8gw9+e
必殺シリーズの新アイデアが泉の如く湧いて出る感がある。
創作メモの一部を紹介しておこう。
1 必殺髑髏仮面(仮題)
江戸の一般ピープルが危難に陥った時、どこからともなく現れて悪を
成敗する髑髏の仮面を被った謎の男。
その不気味な姿とは逆に正義の血が煮えたぎる。
江戸の真性消防たちは、彼をこう呼んだ「髑髏のおじちゃん」と。
*髑髏仮面の正体は白骨長屋に住む痩せ浪人筋皮骨右衛門
2 必殺めんこいべこ(仮題)
仕置牛という奇抜なアイデアが売り。腐女子を苦しめる悪人を倒しながら、
仕置牛赤右衛門(注 赤牛ゆえ)は東北道を北上してゆく。
向かうは牛追い唄で有名な南部藩。
南部藩打倒を目指す謎の仕置牛の波瀾の生涯を描いた鬼才入魂の一大巨編だ。
第1話「大暴れ日本橋」、第2話「大暴れ箱根山」、第3話「大暴れ逢坂の関」
3話同時進行で制作中。
92:「大暴れ逢坂の関」
05/11/18 20:58:55
109 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 本日の投稿:05/03/14 22:11:16 ID:XvGpzZ1k
俺が執筆中の「大暴れ逢坂の関」(仮題)の参考にもなりそうな話ではあった。
93:~もうひとつのあったかもしれない最終回「悲しみのファイアー!」
05/11/18 21:00:08
158 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:05/03/16 22:29:19 ID:CBJyvIZV
「新必殺からくり人」~もうひとつのあったかもしれない最終回「悲しみのファイアー!」(仮題)
・ 三条大橋下の河原。夜半時。
橋上を長英を追う捕手の集団が駆け抜けてゆく。夜のしじまに呼子が鳴り渡る。
橋下の河原にコンドーとブラ平が佇んでいる。
コンドー「もうこのまま逃げ切ることは出来そうもないな」
じっと見つめあうコンドーとブラ平
コンドー「ブラ平さん…アンタに頼みがある」
ブラ平「顔を…焼きなさる気だね」
コンドー無言でうなずく。
ブラ平「小駒ちゃんに恨まれそうだな」
コンドー「ブラさん…小駒ちゃんと幸せにな」
ブラ平「あんた…知っていなさったのか…」
少し驚きの表情を浮べるブラ平
コンドー「…ブラさん、頼んだよ」
ブラ平が無言でうなずき、オイルを口に含む。
ブラ平「ファイアー!」
おなじみの掛け声と共にコンドーに向い火炎放射する。
コンドー「うわー!」
全身が炎に包まれるコンドーを確認し、ブラ平は背を向けて去る。
一度も振り向かないブラ平の背中はまるで泣いているかのようであった。
ブラ平独白
「コンドーさん、達者でな」
ブラ平の目に一筋の涙が流れる。遠くで吹き鳴らす呼子の音がしている。
完
94:あったら良かった「必殺商売人~最終回」
05/11/18 21:01:08
【辰ぁん】必殺 商売人【目玉】
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295 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/08/25(木) 21:48:18 ID:DuDQc8u7
あったら良かった「必殺商売人~最終回」こんな場面
・ おせいが住む長屋沿いの表通りにて
おせいが道中支度で長屋から出て来る。感無量という風情で稽古場にしていた長屋
を見るおせい。
おせいの様子を明子ねえちゃんの如く柱の陰から見ている主水。
おせいが何かを決したかのように長屋に背を向け毅然として歩き出す。
柱の陰から出て来た主水が道中手形をおせいに手渡す。
おせい「旦那…」
主水「師匠、達者でな」
おせい「ええ、旦那も随分とお達者で」
去りかけたおせいが振り返って、
おせい「旦那、赤ちゃんはお元気ですか」
主水が一瞬躊躇した後に、
主水「ああ、元気な女の子だ」
おせい「実はねぇ、旦那、私にも男の子がいたことがあるんですよ」
主水は少し驚いた風に、
主水「その子は、その男の子はどうしたんだい?」
今度はおせいが一瞬躊躇した後に、明るい様で言う。
おせい「こんな親の子供に生まれた因果ですかねぇ、この子が博打好きなとんでもない
道楽者、ぷいと飛び出したきり、今はどこでどうしているのやら」
主水「そうかい、師匠にそんな大きな子がなぁ…」
おせいが主水に軽く会釈する、主水が同じく軽い会釈を返す。おせい去る。
(マイトガイ旭が歌う主題歌のOPが流れエンディングへ)
95:「恐怖のスーパーカミオカンデ」
05/11/18 21:02:08
おまいら短編SF書いてください
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448 名前: ミステリ板住人 投稿日: 03/08/25 22:01
転載しておきます。
334 :ミステリ板住人 :03/08/24 21:07
試しに書いてみました。
「恐怖のスーパーカミオカンデ」(準備稿)
スーパーカミオカンデの前に佇む小柴。
小柴「ふはっはっはぁ・・(不気味な笑い)、このスーパーカミオカンデでさえあれば、
世界は私の手に落ちたも同然だ」
田中「小柴博士!…あなたはいったい…」
小柴が不気味な笑みを浮べながら、振り向く、
小柴「やはり君だったのか田中君、どうだね、私と一緒に世界征服の絵を
描いてはみんかな?」
田中「博士…あなたは間違っている・・」
小柴「なに!」(怒りの表情に変わる)
「田中君、もう遅いのだよ」、どこからともなく車椅子の男が現れる。
田中「ホーキング博士…」(驚きのあまり絶句する)
つづく
96:もし俺がグレッグの担当で 1/2
05/11/18 21:03:07
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
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750 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/05(日) 18:01:33
ロバート・J・ソウヤー「ターミナル・エクスペリメント」 4点
前にSFヲタから紹介されたソウヤーの「ゴールデン・フリース」は、
ミステリ板の住人である私には面白かった。
昔ながらのハル(*近所の婆さんの本名ではない)ネタのバリエーションながら、
地球は既に滅亡していたというオチは十分に効いており、主人公が幼児期の
性的ドメスティックバイオレンスのトラウマに悩まされていたという真相も、
極めて現代的であった。
本作の主人公ホブスンも、妻に不倫されて思わず泣き出してしまうような
人間的な弱さを持った理科系ヲタな人物である。
(ソウヤー作品の登場人物は、超人ではないので、豹皮の服を着た半裸の美女を片手に
抱えながら、レイガンを乱射するような主人公が大活躍する与太作品を読み馴れた
SFヲタには、きついものがあるやもしれぬ)
ヲタはろくなことをしないという定説に従って、「魂」の科学的確認という偉業(?)
を成したホブスンが、次に試みたのが、サイバー空間に自己の3つの仮装人格を
作り出すというトンデモな実験。
実験は成功したが、ホブスンが心良く思わない人物が次々と殺害されてゆく…
女刑事(ヴァンダイン作品の名探偵にちなんだネーミングか?)が、サイバー空間で
仮想人格を追跡してゆくという「攻殻機動隊」とか好きなヲタには、感涙もののシーン
もある。そして、最も自己を反映した仮装人格が犯人だったというオチが、
なんともシニカルである。思うに、
後年のグレッグ・イーガンの「順列都市」のメーンアイデアは、
完全に本作のパックンチョである。
カナダで書かれた作品なら、オーストラリアでパックンチョしても大丈夫だとでも思った
のであろうか?
もし俺がグレッグの担当で、「順列都市」のゲラに目を通していたとしたら、
「甘ったれるな!俺の目が節穴だとでも思っているのか!」とグレッグを
一喝していたかと思う。
97:もし俺がグレッグの担当で 2/2
05/11/18 21:03:58
757 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/06/05(日) 22:19:06
『順列都市』は1994年の刊行、『ターミナル・エクスペリメント』は
1995年の刊行。
* 引用者注 *
これはミステリ板住人氏のレスではありませんが、
>>96の内容をより楽しむために引用しました。
98:『俺がマイクルの担当であった場合のシミュレーション』
05/11/18 21:04:49
765 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/10(金) 22:00:34
レム「砂漠の惑星」 8点
既にガイシュツな作品ではあるが、とにかく面白い。
スケール感、サスペンス等はソラリスに劣る点は否めないが、
進化した無機物と人類のファーストコンタクトを探検隊のスリリングな冒険の中に
描き切ったSOWの見本のような作品である。
これを読んですぐに気付いたのは、近年のベストセラー、マイクル・クライトンの
「プレイ」が、ナノテクという流行ものの表装を施してはいるものの、
まんま本作のメーンアイデアをパックンチョしたものであることである。
たまたま米国アマゾンで「砂漠の惑星」をユーズド価格で購入したマイクルが、
「これって使える!」とか思ったのであろう。
『俺がマイクルの担当であった場合のシミュレーション』
・検査室
「プレイ」のワープロ生原稿に目を通している俺。
「きらっ」と眼が光る(*「光る眼」なーんちゃって)
ディクタフォーンに向って俺が言う
俺「マイクル来てるかな?」
セクレタリー「はい、いらっしゃってます」
俺「特別室へ通してくれ」
セクレタリー「ラジャー!」
ディクタフォーンを切り、書棚から1冊の本を取り出し、特別室へと向かう俺
・ 特別室
マイクル「へーイ!OK?」
マイクルに鋭い一瞥を投げかける俺。眼が「きらっ」と光る。
胸元からレム「砂漠の惑星」の文庫本を取り出す俺、
これを見て、蒼ざめた表情に変るマイクル。
マイクル「オーノー!」
俺「甘ったれるな!お天道様はお見っ通しだ!自学自習を心がけろ!」
次週へ続く
99:『謎の円盤UFO』邦題修正案
05/11/18 21:06:06
『謎の円盤UFO』が好き! Part5
スレリンク(tv2板)l50
482 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/10/06(木) 22:57:58 ID:Sht5xUvl
原版の製作意図とは関係無く、対象とする視聴者のレベルを考慮した場合、
邦題が難解に過ぎる感もあるので、修正案を呈示することとした。
100:
05/11/18 21:07:05
「宇宙人捕虜第一号」→「宇宙人を捕まえろ!」
「シャドー秘密指令」→「それは秘密です」
「我が友宇宙人」→「友達は宇宙人」
「円盤基地爆破作戦」→このままでOK
「惑星Xクローズ・アップ作戦」→このままでOK
「ストレイカー暗殺指令」→「ストレイカーを殺せ!」
「スカイダイバー危機一髪」→「それ行け!スカイダイバー!」
「猫の目は宇宙人」→「猫宇宙人現る!」
「湖底にひそむUFO」→「湖の秘密」
「宇宙人フォスター大佐」→「狂ったか!フォスター!」
「超能力!!UFO探知人間」→「超能力人間登場!」
「宇宙人捕虜第二号」→「宇宙人を捕まえろ!その2」
「UFO月面破壊作戦」→「月面戦争」
「UFO攻撃中止命令」→このままでOK
「人間ロボット殺人計画」→このままでOK
「人間爆弾」→このままでOK
「地球最後の時」→「地球の危機を救え!」
「ムーンベース衝突コース」→「ムーンベース危機一髪」
「UFO大編隊接近中」→「円盤が来る!」
「謎の発狂石」→「狂ったか!ストレイカー!」
「ムーンベース応答なし!」→「恐怖のムーンベース」
「シャドーはこうして生まれた」→「これがシャドウだ!」
「フォスター大佐死刑」→「裏切り者は誰や?」
「UFO時間凍結作戦」→「時間よ、とまれ!」
「宇宙人、地球逃亡」→「裏切り宇宙人」
「眠れる美女の怪奇」→このままでOK
101:などと言っているそばからw
05/11/18 21:07:51
525 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/10/08(土) 08:25:52 ID:Feegs/7g
第26話「眠れる美女の怪奇」
タイトルは視聴率獲得のため狙ってつけた感が強く、どこにも眠っている美女など
登場しないのであった(w
102:「アキバ6万1年」
05/11/18 21:08:51
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
スレリンク(sf板:899番) (dat落)
899 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/23(木) 23:10:21
僕は、今「アキバ6万1年」(仮題)という空想科学小説を執筆中です。
書き下ろし作品です。
連載のための適当なスレを御教示ください。(この点、心しておけ!)
もし適当なスレが無いのであれば、このスレで連載を開始する予定です。
(つまり、自作が今日読んだSFであり、削除対象とはならない)
西暦6万1年。人類は正義の心をダウンロードすることに成功していた。
ウインドズ600000により、正義の心をダウンロードされた電脳警官
竜文字四郎(りゅうもんじしろう)は、今は電脳犯罪者の巣窟と化したアキバシティに
単身乗り込んでいった…彼を次々に襲う危機又危機。
103:無断掲載予告
05/11/18 21:09:45
今日読んだSF/FT/HRの感想 4冊目
スレリンク(sf板:78番)
78 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/07/28(木) 20:04:17
ところで、オリジナルの権利者の許可無くして、ジュブナイル版を2ちゃんねる上に
掲載した場合には、法的な問題は生じるのではあろうか?
BBS管理者の法的な責任のみが問われるのであれば、掲載を強行したく思っている。
104:俺は銀河の流れ者
05/11/18 21:10:39
今日読んだSF/FT/HRの感想 4冊目
スレリンク(sf板)l50
143 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/08/10(水) 22:02:22
マイク・ブラウン 俺は銀河の流れ者 9点
元お尋ね者のギャラクシー・ジョーは大宇宙を流離う一匹狼だ。
彼の味方は、恋人でもある美人アンドロイドのミルキー・ウエイン、
ジョーに命を救われたことがある犬の顔をしたドッグ星人アイケーンの
2人(1台と1匹か??)のみだ。
地球には存在しない新鉱物ラッパーをめぐる宇宙海賊センズリアンとの
争奪戦が、今、始まる。
鬼才マイク・ブラウンが書き下ろした渾身のSF大作だ。
(引用者注:こんな本は実在するわけありませんw)
105:「遠い宇宙の流れ者」
05/11/18 21:11:36
416 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/10/29(土) 19:40:16
グレッグ・イーガン「ディアスポラ」 1点
「順列都市」「万物理論」等までは、まだ許容範囲だとしても、
本作に関しては、エンタメとしてのハードSFという志向を放棄した
学部卒の学校職員(作者グレッグは修士号さえ持っていない)の戯れ歌という
感さえある奇怪至極なものと化している。
比較するのも気の毒だが、アーサー、スタニスワフ、あるいはJ・Pあたりなら、
肉体無き人類の旅という哲学的でさえある本書のテーマを、ツボを外さず、
もっとおもしろおかしく書き得たかと思う。
本書を読んで、「きっと空くらい飛べるはず」とか叫びながら、ビルの便所の窓から
ダイブせんとするアホなSFヲタが続出しないかも強く懸念されるところだ。
この程度の作であれば、俺が書いた「遠い宇宙の流れ者」(仮題)の方が、はるかに面白い。
おなじみ、大宇宙の流れ者ギャラクシー・ジョー・シリーズ第3弾だ。
今回も、アンドロイドな恋人ミルキー・ウエインとドッグ星人アイケーンと共に、
ジョーが大宇宙を舞台に大暴れだ!
後ほど、詳しく紹介したく思っている。
なお、自作を熟読のうえ紹介することも、スレの趣旨に沿ったものであり、
削除依頼の対象とはならない点を付記しておく。
106:自意識過剰
05/11/18 21:12:35
426 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/10/30(日) 20:15:32
>>417-420
喪前ら、ギャラクシー・ジョー・シリーズの新作を心待ちにするヲタだろ(w
後ほど、シリーズ作品の執筆予定を御紹介するとしよう。
107:部屋の窓を開けて思わず絶叫 1/2
05/11/18 21:14:21
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
スレリンク(sf板:495番) (dat落)
495 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/04/21(木) 21:53:57
前にも書いたかもしれないが、少し僕の個人的な思い出をここで開陳させてください。
あれは、いつの年だったか、夏の暑い1日、午前中にアーサーの「幼年期の終り」を
読破し、その感動も覚めやらぬまま、僕は「ソラリスの陽のもとに」を手にした。
読破後、僕は身体の中から湧き上がって来る感動を抑えきれずに、部屋の窓を開けて
思わず絶叫した。「これがサイエンティフィック・フィクションだ!!」と…
今でも、道を通りかかった虎皮のタンクトップを着たねえちゃんの驚愕の表情が
目に浮かぶようだ。
確か、小松御大の「果しなき流れの果に」を読んだのは、翌年の夏のことだと記憶
している。次回は、この話をすることとしましょう。
108:部屋の窓を開けて思わず絶叫 2/2
05/11/18 21:15:15
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
スレリンク(sf板:588番) (dat落)
588 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/04/30(土) 15:10:54
A・C・クラーク「宇宙のオデッセイ2001」 9点
同名の映画の小説版。
ノヴェラというよりは、この作品にこそ、この表現が適している。
モノリスの謎をはじめとして、SFのマエストロ足るアーサーの解釈が炸裂、
難解をもって知られるキューブリック作品の解説書としても読める
映画と比較して21世紀版フランケンシュタインの怪物と言い得る天才(?)
CP「ハル」が目立たない感があるが、これは物語全体のスケールに比して、
さすがの「ハル」の存在感も霞んでしまうのである。
トイレットにて本書を読了した後、正面の窓を全開にして俺は思わず叫んだ、
「ユーレカ!!これは神の誕生を描いた物語だ!」と。
隣の爺が唖然としていた様が、今でも俺の瞼の裏に焼き付いている。
この事は、俺の中ではいまでは少し甘ずっぱく懐かしい記憶のひとつとなっている。
次回は、アニメ「エウレカセブン」の関する講評をお届けするとしましょう
109:絶叫大好き 1/2
05/11/18 21:16:15
今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目
スレリンク(sf板)l50 (dat落)
603 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/05/02(月) 23:32:37
ところで、愛知万博のトランペットを吹くロボットを見て「ジェンキンズ、キター!!」
(注 曽我さんの旦那ではない)と絶叫するSFヲタ、
野良犬を見かけると、思わず話しかけずにはいられないSFヲタ、
一人、二人にとどまらないとすれば、最早、「愚か」としか言い様が無いものがある。
637 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/05/14(土) 22:12:02
スティーブンの映画化作品を見て、
「見たこともない大怪獣キター!キター!…」と絶叫している古生物学に無知な
SFヲタに突き付けて読ませたい作ではある。
695 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/05/22(日) 15:08:33
「ゴジラ出た!ラドンも来た!」とか絶叫しているだけのSfヲタにも読ませたい書
である。
703 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/05/27(金) 22:25:35
一見、トンデモ本のようなタイトルだが、
アマゾン、この言葉を聞いただけで「魔の川…アマゾン…」と蒼ざめてしまうSFヲタ、
(中には恐怖のあまり失禁状態になってしまう輩もいるやもしれぬ)
唐突に「アーマーゾーン!」と叫び、妙な変身ポーズをとる輩、
110:絶叫大好き 2/2
05/11/18 21:17:05
827 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/17(金) 21:40:56
「牙と角が生えたなんとも不気味な美少女キター!キター!…」と絶叫しまくる
アホなSFヲタの姿が目に浮かぶようだ。
冒頭から「なんとも濃厚なエロキタ~~~~~~~~~~~~!」と興奮状態と
なったSFヲタは、最後に脱力してしまうのではないか(w
885 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/06/21(火) 22:59:52
仮に心あるSFファンが、HやTの社屋前に集結し、「これはSFではない」との
意思表示の意味合いを込め、「アイヤー!」の掛け声と共に、焚書を行なっていたと
すれば、今日における「SF」という概念の不確定的な拡大化、これに伴う曖昧化は
避けることが出来得たと思われる。
今日読んだSF/FT/HRの感想 4冊目
スレリンク(sf板:59番)
59 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/07/27(水) 21:29:57
「長さ2光年、直径1.2光年の、茶筒みたいな物体が、5.8光年先にキター!
キター!キター!………」と、ひたすら絶叫し続けるしか術を持たないアホなSFヲタ
(アキバの駅裏でウオークマンでシンディ・ローパー聴きながら、栗本薫を読んで喜んで
いるような典型的な奴である)に、果たして本作の本質が理解出来るのかと。
111:実は、ガマクジラ氏=本人
05/11/18 21:18:05
【元祖ウルトラ】ウルトラマン 空想特撮シリーズ
スレリンク(rsfx板:839番) (dat落)
839 名前:ウルトラマンコスモス ◆EMCMZI/dsA 投稿日:2005/07/17(日) 23:11:12 ID:y9/X+uPX
ひとりの知識人の懺悔話になってしまうかもしれないが、
新耳袋を読むような感じで聞いてもらえれば幸いである。
私が「ウルトラマン」という番組が、その後の激しい校内暴力やいじめの因のひとつ
になったと考えるに到ったエピである。
小学校時代、とてもガマクジラに似た同級生がいた。仇名は「ガマクジラ」。
当時のウルトラシリーズは、玩具の販売ツールに過ぎない今とは異なり、驚異的な視聴率
だったこともあって、当初、ガマクジラ氏は、クラスメートから「ガマ野郎」とか
「糞クジラ男」と呼ばれて親しまれていたのだが…
ある日、地域の権力者である聖職者の息子が言った。
「ガマクジラは怪獣だし、放課後に新校舎の裏で退治しようぜ」
御存知ない方もいるだろうが、新校舎の裏は背後に山林が迫っている
昼なお暗いような場所である。
顔が悪いだけではなく頭も怪獣並みに弱いガマクジラ氏は、
「みんなでオリビアニュートンジョンのお宝写真」を見ようという言に
容易く誘い出されてしまった。
そして、新校舎裏での「怪獣退治」と称した「しばき」は凄惨を極めたものでした。
ガマクジラ氏は「お前はガマとクジラのあいのこなのだから」という理由で、
抵抗もむなしく、無理やりに四つん這いにさせられたうえ、水をぶっかけられ、
蹴りを入れられ、「潮吹かんかい、このヴォケ!」と罵られ…
もう、これ以上は、書けません。
そして、この惨状を明治カールカレー味(当時)を食べながら物陰から見ていたのが、
今は知識人の端くれである、かくゆう私なのであります。
112:実は、スカイドン=本人
05/11/18 21:19:24
元祖ウルトラ】ウルトラマン 空想特撮シリーズ
スレリンク(rsfx板:853番) (dat落)
853 名前:ウルトラマンコスモス ◆EMCMZI/dsA 投稿日:2005/07/18(月) 16:13:29 ID:zDRjN62n
ふと思った。このスレには「ガマクジラ」(に限らないかもしれぬが)が多いのではない
かと。
さて、スカイドン似の女子短大生の話もしておきましょう。
彼女は僕のジュニア・ハイスクール時代の同級生でありました。
頭は良く成績優秀でしたが、キャラは悪く、顔は「スカイドン」です。
ある日のこと、ワルな男子生徒のひとりが、彼女のことをふざけて「スーちゃん」と
呼んだことから、あの出来事は始まったのです。
どうしたことか、問題の彼女は、「スーちゃん」の意味を、当時、国民的な人気アイドル
グループの一員であったキャンディーズのスーちゃんこと田中好子嬢に自分が似ている
という意味に理解してしまったらしく、挙動、話し方等が明らかにキャンディーズの方のスーちゃんを意識したものになってゆくのでした。
あまりにも身のほど知らずと言えば、それまでのことなのですが…
男子生徒は、皆、陰では笑いながらも、わざと彼女の事を「スーちゃん、スーちゃん」と
呼んで楽しんでおったのです。
気のせいか、彼女のキャラが多少柔らかくなったような。
しかし、真実はいずれ明らかになるものです。
113:
05/11/18 21:20:14
ある日、男子生徒のひとりが、スカイドンのスーちゃんの机の上に、コソーリと、
あの名著「ウルトラ怪獣図鑑」(大伴昌司監修)を置いたのです、しかも、
スカイドンの頁に紙縒りをはさんで。
頭も良く、勘働きも良い彼女のこと、即座に「スーちゃん」の真に意味するところ
を理解したようでした。
怒り狂うかと思いきや、その日から、彼女のキャラが心持ち無口で暗くなったような。
女心とはわからないものです。
時を経て、スカイドンのスーちゃんは、難関で知られるミッション系の短大に進学、
(時代性もあってか、四年生の有名女子大等にも現役合格したそうですが、
短大進学を選択したとのことです)
彼女が進学した短大は、一流の四大も併設されており、ある機会に
そちらの方に進学した男子同級生に聞いたところ、彼女は、いまだにスカイドンに似て
いたそうです。
114:みゆっち 01
05/11/18 21:21:14
『謎の円盤UFO』が好き! Part4
スレリンク(tv2板)l50 (dat落)
893 名前:みゆっち 投稿日:2005/09/19(月) 16:07:29 ID:jiVffAJr
28歳の人妻です。
今まではこのスレを読むだけでしたが大好きなミス様が迫害を受けているので
黙っていられづに初めて書き込みをさせてもらいます。
なんで皆はミス様の事を毛嫌いするの?
知識も教養も遥かに上の素晴らしい渾身の論考を上梓なさって
初学者の皆の啓蒙に日夜励んでおられるお姿に何も感じないんですか?
私なんかミス様の論考と講義を目にしただけでどうしようもなく子宮が疼いてしまいます。
ああ、この火照りをミス様に鎮めてもらいたい・・・
ミス様、お慕い申しております
115:みゆっち 02
05/11/18 21:22:04
『謎の円盤UFO』が好き! Part5
スレリンク(tv2板)l50
183 名前:奥さまは名無しさん 投稿日:2005/09/25(日) 17:04:57 ID:0gu2IJfr
まだか?まだミス住殿の胸を借りたいと申す御仁はござらぬのか?
やはり下賎の衆どもはミス住殿のハイパー論考に真っ向から挑む事は出来ないと申されるか????
斯様にUFOヲタはうつけ揃いとみえるのお、わしもとんだ見込み違いをしたというものよ!!!!!
184 名前:みゆっち 投稿日:2005/09/25(日) 17:38:56 ID:???
>>183様へ
私も同意見です。
ミス様のセクシーな論考と講義にメロメロな人妻28歳です。
昨日もミス様の論考をROMして3回も果てました。もちろん夫に隠れてです。
これ以上ミス様への思いを隠すことは出来ません・・・
夫に正直に打ち明けようか悩む日々を過ごしています。
ミス様、私はどうしたらいいのでしょうか???????
116:みゆっち 03
05/11/18 21:22:49
243 名前:みゆっち 投稿日:2005/09/27(火) 20:50:59 ID:x4oqDqDn0
ミス様の最新官能論考を舐めるように読みました。
私の鼻、口耳乳頭おへそ膣肛門ミス様の文字が穴という穴を弄ります。
あまりの快感につい声をあげてしまいました。愚かなひと図魔28歳をお許しください。
この世のものとは思われぬ愉悦でした。もっともっとミス様と一緒になりたい。
でも私がイク姿をついに夫に見られてしまったのです!!!!!!!!!!!!
117:みゆっち 04
05/11/18 21:26:55
334 名前:みゆっち 投稿日:2005/10/01(土) 21:45:22 ID:???
28歳の人妻です。
先日、夫にミス様の論考をROMして果てた現場を見られてしまいました。
夫には「あなたの事を思ってついオナニーしました・・・」と言いました。
でもでも本当はミス様を感じてしまったからなのです。
でも夫はその一言で燃えたらしく嫌がる私をレイプしたのです!!!!!!!!!
ミス様、もうダメだす!!!!!私を迎えにきて!!!!!!!!!!!!!!!
118:みゆっち 05
05/11/18 21:27:44
335 名前:奥さまは名無しさん 投稿日:2005/10/01(土) 22:03:34 ID:m3WLW3tm
>>334
氏ねやwww
337 名前:みゆっち 投稿日:2005/10/01(土) 22:26:03 ID:???
>>335
貴方はミス様ですね・・・・
何故そんなつれないお言葉を私に投げかけるのしょうか?
夫に陵辱されている間私はミス様の事を思っていたのに・・・・
「中田氏はやめて!”!!”””””」
最期まで抵抗しました。夫はゴムも着けずに嫌がる私に何度も射精しました。
あんなに燃えた夫は初めてです、夫には私が他の男性に心を奪われている事を知っていたのでしょうか?????
とことんやられたのです、精液がマンコからあふれ出たのですよ!!!!!!!!!!!!!!
ミス様!!!!!人の心があるならタスケテ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!