07/09/21 11:48:02 bddQNAeK
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***銀河の反対側***
集結した数十隻の艦隊が、無人の野を征くが如き進撃を続けていた。
他ならぬ、何度も話題に上った叛乱軍"銀河解放同盟"の艦隊である。
編成は雑多だが、その先頭にいるのは1隻の軽巡洋艦『揖斐』であった。
スナガ「よろしいんですか、艦長」
『揖斐』のブリッジでは、副長のスナガ大佐が、艦長であるイサムに向かってぼやいている。
スナガから見れば上官とは言え、まだ自分の半分の年齢の若造である。
スナガ「こんな反乱なんか起こしちゃって……」
イサム「僕の行くところなら、どこへでもついて行くと言ったのは君じゃないか、副長?」
スナガ「言いました。そりゃ確かに言いましたがね……」
イサム「もう遅いよ。叛乱は既成事実になってしまった。僕らは栄光ある反逆者。君も一蓮托生だぞ副長」
スナガ「とほほ……」