07/09/10 23:55:29 Slracib0
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その頃、イゼルローン要塞では、地球教から脱出したカガリたちが駐留していた。
彼らの人柄は、瞬く間に要塞の人員に溶け込んでいった。
そんなある日―
カガリ「ふぅ……」
休憩室で息抜きをしているカガリ。手には紙コップに入ったホットのミルクティー。
カガリ「いけないいけない!もっと気を引き締めていかないと!」
と、そこに影がさした。見上げるとそこには軟派そうな青年。そう、涼村暁だ。
暁「いけないなぁ。うら若きお嬢さんがこんなところでため息なんて。
おっと、自己紹介がまだだったなー。俺の名前は涼村暁!超かっこいい私立探偵にして、
スーパーヒーロー、シャンゼリオンだぁ~!」
暁の物言いににカガリは反応した。地球教本部で聞いた、クリスタルなヒーローの言い方そのまんまじゃないか。
カガリ「お、お前……あの本部で会ったヒーローか!」
暁「そうそう!えーと、カガリちゃんだっけ。今日はさ、クサクサした気分なんかパーッと吹っ飛ばして見ないかい?
俺と一緒にさ、バナナパフェでも食べにいこうぜ!?」
カガリは震えた。怒りの所為で、笑いすらこみ上げてきた。