08/05/25 20:59:18 0
彼女は私が前線基地の隊長を疑わなかった・・・
まあ、疑われないからいいのだが・・ホントは幹部なのに・・
>「ありませんね。機関に対する敵意など」
彼女はこちらの質問にNOと答えた
>「取引ですか…? 内容にもよりますよ。
> 私が得られるメリットと、デメリットを説明してくださいね。
> それと、ここの部屋代は後で返してもらいますから」
その後、言葉を続けた
最後の言葉は少しずしっときた
ちっ・・・覚えていたか・・
まあ、機連送も直っていることだ 誰かに持ってこさせればいい
「じゃ、説明しますよ まずこれはこの町の異能者のリストです」
小村はリストをひらひら揺らしながら言った
「これにはこの町の異能者の名前、人相、住所、異能力、強さのランクまでそれは明確に
書いてあります まあ、ところどころ抜け落ちているようですけど・・・・」
小村は少し不機嫌な顔になる
「で、貴女にはこのリストの者をランクの低い順に殺して頂きたい」
小村は備え付けの冷蔵庫からワインを取り出し、グラスに注ぐ
「あなたのメリットは・・当分の食事の心配はないですよ
雑魚がイヤになったら、上級の異能者を何人か食べてもらっても構わない」
小村はワインを注いだグラスを揺らしつつ
「デメリットは機関の言いなりになることですが・・・そこまでこき使うわけじゃありませんよ」
ワインを飲みほす
「ん~、やはりワインは赤が一番ですね・・・・で、どうします?」
小村はワインを飲みつつ返事を待つ――