08/05/25 05:35:06 0
「リン…お前は―優しいな。」
戦場ヶ原の手が、リンの髪を撫でる。
リンはただ泣く事しかできない。
しかしリンに関係なく話は進む、それは三年前の話
まだ戦場ヶ原が、機関にいた頃の話。
「機関…やっぱりお兄ちゃんはそこに…」
リンは独り言を呟いた、
リンの兄は、昔小さい頃生き別れた。
詳しい事は、よくわからないがリンの兄はおまえの為だとかいっていた。
しかし二人には聞こえていなかっただろう。
池上が何かをいっているが、あまり耳に入っていなかった。
最後の言葉以外は、深夜の客、それはきっと敵のことだ。
自分から攻撃してもしょうがない、だけだが相手が機関の人間だった場合話し合いも通じない。
だからと言ってこんな体で、攻撃を仕掛けてもしょうがない。
「私も攻撃を仕掛けないに一票です」
【煌神:籐堂院瑞穂の存在に気付き攻撃しないに一票】