08/05/27 23:30:18 0
>>101>>103
俺が近くのゾンビを片っ端から叩き付け、再起不能にしてゆく。
そしてあらかた片付け終わる。どうやら、男の方も殲滅し終わったようだ。
「さて、と。これでゾンビ達は片付け終わった…ツバサ、俺たちと戦ってもらうぞ」
そして、俺が再び双刀を形成しツバサに対峙した…その時。
男がただツバサを見据え、剣を振りかざす。まぁ、それだけなら良かった。
しかし、男の直線上にはツバサと…桜がいた。
もしツバサが攻撃を避けたら、桜にその一撃が直撃してしまう!
「待て!攻撃を止め…」
その瞬間。
ツバサの前に人ならざる蒼い影が現れ、男の剣を片手で止める。
一つの鈍い音、そして爆音が生じる。
「召喚術…!」
ツバサを守るように立ちはだかるは、地獄の底から舞い上がったような蒼い鬼。
やはりそうだ。先ほどのゾンビたちもそうだが、この男…人外の物を召喚することが可能だ…
気付けば、男が鬼に吹き飛ばされ血反吐を吐き膝をついている。
剣を杖代わりにして立っているものの、あれではもう戦えないだろうな。
(あの勢いの大剣でもなんなく止められた。間違いなく、俺の一撃も止められる…
物質ではなく空間を切る空間斬なら、止められはしないだろうが…当たるのか?あの、蒼い鬼に)
今日2度目の冷や汗が、額を零れ落ちる。
ルナを呼び出すにも……ダメだ、アレは肉体的負荷があまりにも大きすぎる。
確かに、呼び出せばあの鬼は跡形もなく粉砕できる…
しかし、呼び出すに1分もかかってしまう…この状況での1分は1時間に等しい。
呼び出している間に、俺も男と同じようにやられてしまうだろう。
…詰んだ…
……いや、諦めるわけにはいかない。勝つ要因が無いのなら、自ら作り出すまで!
この相手には空間斬しか通用しない…なら、それに賭けるまでだ!
たとえ…当たらなくてもだ!
【廻間:空間斬を使用。隙が大きい】