08/05/27 21:35:01 0
>>101
おっと、考え事をしていて、亡者に命令を出すのを忘れていた。
その間に少年が一人近づいてくるな、ふむ流石に亡者じゃ抑えきれないか。
「我、地獄の王。貴公、我が従者、ならば契約に従いここに貴公を召喚いたす。出でよ!【巣窟の蒼鬼】!」
俺が契約の言葉を口にすると俺の左から門が出てきて中からそう、まさに地獄にいるような鬼が出てきた。
『なんだ我が主、我がいくら二百六十七徒の中でも最弱だからといって人間の男相手はないだろう?』
鬼は言いながら男の剣を片手で止める。
『鬱陶しいわ!』鬼が叫び剣ごと男を投げる。
『まぁ、よかろう呼ばれたからには対処しよう』
「お?マジか?じゃぁ【我が命により刑を執行せよ】」
『御意!』
俺の命に従い鬼が男を棍棒で殴り飛ばす。
男は壁に叩きつけられ、壁は派手に壊れる。
男は吐血し倒れる。
鬼はその男に近づきなおも攻撃を仕掛ける。
あちゃ、あれ骨確実に数本折れてるな、多分複雑骨折だ。
さてもう一人は、おっと、その前に隣りの桜を安心させるのが先か、
「あぁ、大丈夫だよあの鬼は危害を加えないよ」
できるだけ、穏やかな声をだして落ち着ける。
【ツバサ:文月に攻撃、壁を派手に壊す】