08/04/20 16:47:22 0
>>305
つ、ヒーリング装置の故障です。
実は、青函連絡船洞爺丸の車両甲板に貨車を積載すると、
船は当然動揺します。いくら錨やロープを使っても
細かな動揺や傾きまで止めることは出来ません。
しかも、貨車を積んだ際に船が動揺しすぎますと、
可動橋が支えられる限界を超えて壊れてしまいます。
そこで、ヒーリング装置という機械を使って、船内のバラストタンクへ
バラスト水を出し入れをして船を安定させる作業が必要となります。
もし、ヒーリング装置が故障すると、貨車の積載が出来なくなりますので、
ヒーリング装置はいかに重要な補機と言えます。