やめられない♪とまらない♪かるびぃぃぃい かっぱat BOBBY
やめられない♪とまらない♪かるびぃぃぃい かっぱ - 暇つぶし2ch8:あぼーん
あぼーん
あぼーん

9:あぼーん
あぼーん
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10:あぼーん
あぼーん
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11:あぼーん
あぼーん
あぼーん

12:おいら名無しさんヽ(´ー`)ノ
06/11/28 20:48:56
静かな朝にストーブをつける音が響いて目が覚めた。
凍りついた瞼をゆっくりと溶かし、うん、と言って目を開くと君がいた。
おはようの交換をして、僕は体を起こす。
「コタツだけじゃ寒くって、ほら、外が静かでしょ?いきなりくるんだもの。」
言われて窓から外を見てみると、まぶしかった。
やあ、たくさんつもったね、後で外に行ってみよう、と言うと君はうれしそうに頷いた。

ぬくもりを体につめて、家を出た。
このあたりはもうタイヤに黒く染められていた。
近くの公園に行ってみよう、と車に乗り込む。
さらに街を黒く塗りつぶしながら、僕らは近所の大きな公園へと向かった。

公園には、まだ誰も来ていないようだった。
静かすぎて今日が始まったことに気付いていないのだろうか。
駐車場にうるさい車を黙らせて、僕らはすぐそこにある大きな広場へと向かった。
いつもは大きな枝をふりまわしている木々が今日は姿勢良く肩に雪を乗せて眠っている。
広場の中心の輝きに、何があるわけでもないのに、何となくで引き寄せられ、歩みを進めていった。
まどろむ雪が、しっとりと重なり合い、僕の足をからめとる。
少し休んでしまうと、その一息のうちに引きずり込まれそうな。
仲間を求めるようにこちらをジッと見つめるそれ、
巻き込みながらつぶそうとするそれから逃れるように、僕は君を見た。
君はそこに立ち止まり、けれどお仲間御免というように、ただ真昼の月を見ていた。
影のような雲が流れ動いて、ときたま見せる月模様、そのひとときに微笑んでため息をついた。
冬空の下、吐いた白い息が美しい。
そろそろ帰ろうかと声をかける。
君がやっとこちらを見て、ひとつふたつして駆け寄ってきた。
手前で転びそうになり僕の腕にしがみつく。
そのまま腕を抱きしめて、何色?と聞いた。
ホットミルクと答えて、二人で笑った。
雪は眠そうに僕らを見ていた。


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