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第84話 絆【きずな】
カラーは前面がヤコ・後ろに背中合わせのHALと春川・さらに後ろに目を閉じたネウロ
刑務所で面会したときのアヤの台詞を思い返すヤコ。建物の隙間に身をひそめている
そこに吾代が社用車かレンタカーらしきワゴンで迎えに来る
迎えを頼む直前まで車を大破させたことを忘れていた罪悪感から平謝りするヤコ
予想はしていたといい、俯いて肩を震わせる吾代
ネウロが動けないのを見て、今殺してしまえとばかり殺気をみなぎらせるが
ヤコが慌てて止める
車内のTVであべべの会見の様子。
続けてボクの国の司令の弁明。ズレた金髪ヅラ+口紅が残っている
事情を説明されたらしく、本当に命がけで入力する気かと問う吾代に
逃げても殺されるかもしれないが、例えそうでなくても逃げようとは思っていない
父が殺された時に生まれた謎をネウロが解いてくれた
ネウロは自分の食欲を満たしただけだが、結果的に自分は救われて、
ごはんがおいしく食べられるようになったことには感謝している
その恩を返して余りあるエライ目に遭わされてきたことはさておき、
何よりコイツの食べっぷりは嫌いじゃない、と語るヤコ
手伝ってやると言う吾代に、春川教授の生い立ちなどできる限り生前の春川に関する
情報を集めてほしいと頼む
後部座席で涎を垂らして熟睡しているネウロを見ながら、今までの事件を回想し
(背景にびっしりコピペ。アヤ・ヒステリア・XI・ヒグチや「犯人はおまえだ」のコマ)
春川の心が解ければきっと正しいパスを導くことができると、覚悟を決めるヤコ
錯刃大学に直行して春川の著作を読み漁る。しかし理系の難解なものばかりで
ほとんど理解できず、睡魔と戦っているうち夕方になる
教授の研究室をもう一度見ておこうと思い立ち、なんとか読めそうな生命倫理関連の本を1冊借りて図書館を出る
中毒者がガードしているかもしれないと思い少し怖気づくものの
HALが自分を殺すことはないだろうと考え研究室に向かう
何故かカギはかかっておらず、中に入るが階段が壊れたままで降りられない
下を覗き込むヤコの背後に人影(男?)が現れる