07/11/01 23:42:59 9i9bt3my
蒼星石「終わって…しまったね」
真紅 「そうね、負けてしまったのだわ」
金糸雀「し、真紅…」
雛苺 「うぇ…ぐず…ひっく……しんくぅ…」
翠星石「こ、こらチビども…泣くんじゃねーです!一番…一番泣きたいのは…」
薔薇水晶「泣きたいのは……負けてしまった……お姉さま…?」
真紅 「ふふ、まだ姉と呼んでくれるのね…さあ、試合も終わった事ですし、帰りま……」
水銀燈「…無様ね。けど、その無様な泥まみれの姿、今まで見てきた高慢ちきな貴女に比べれば、嫌いじゃない方よぉ?」
真紅 「あら、光栄ね。好きになってくれたついでに、お茶でも飲んでいけばどう?」
水銀燈「冗談じゃないわぁ。こっちまで汚れるなんて、まっぴらよぉ」
真紅 「そう。ならまた今度の機会と言う訳ね」
水銀燈「またの機会ねぇ…ま、あれば、だけどぉ」
真紅 「いいえ、必ずまた会えるわ。だって、生きる事は戦うこと。生きてさえいれば、アリスゲームは続くいて行く。だから…」
水銀燈「だから、せいぜいお互い長生きしましょう?はっ、ばっかみたい。…もういいわぁ。今日みたいに弱りきった貴女を倒しても
何の自慢にもならないしぃ…。その『また今度』とやらにギッタギタにしてあげるから、それまで楽しみにしている事ねぇ」
真紅 「あら、そのセリフ、そっくりそのままお返しするのだわ」
翠星石「グス…へへ、なんのかんの言って、いいライバル関係じゃねーですか、あいつら…」
真紅 「行くわよ水銀燈!!さあ、私たちのアリスゲームはこれからなのだわ!」
水銀燈「…く、最後の最後でちょっと気になるシメだけど…まぁいいわぁ!それじゃ第三期が始まるまで…アリスゲーム!レディィィ!」
銀金翠蒼紅雛薔「ゴォーーーーーーーッ!」