07/08/08 02:49:04 ZtF8AEvp
■出生と幼少期
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朱理の背中には、奴隷にのみ与えられる焼印がある。迷信などを朱理を嫌う理由もそこにあった。
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朱理の右腕ともいえる男・四道は従兄にあたる。朱理の幼少期を知る人物でもある。
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幼少期から朱理の性格は変わらない。傍若無人で大雑把で、かと思えば項羽の詩を引用する。
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手相が悪いと言われれば、手のひらを切り裂き自慢げに見せつけるような大胆な子供だった。
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同じ血をくみながら直系でないために王位を継げない四道は、朱理に対してコンプレックスを抱いていたが、
いつしか朱理に惹かれ、そして朱理の中に確かに王の器を見出し、忠誠を誓うようになったのだった。
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四道は語る。
「タタラもまた予言者に呪われた者 彼にも正義があろう
二つの正義がぶつかる時 いつの世も戦いが起こる
そして戦争に準優勝というものはないのだ」