07/08/08 02:44:38 ZtF8AEvp
■BASARA
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遥か昔、大いなる災いにより文明は滅びた。
だが、人類は生きていた！ 人々は新たなる文明を築いていく。
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日本は数百年前から王族に支配されるようになり、民は圧政に苦しんだ。
数代前の王の時代に四人の青年は王族に逆らったが力及ばず、
各地に散り散りに分かれ、子孫にその思いを託した。
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そのうちの一人の青年の子孫が暮らす白虎の村で、
王制を滅ぼし乱れた世を治める〝運命の子〟と予言された少年が産まれた。
名はタタラ。双子の妹である更紗は、おまけ扱いの自分の存在に劣等感を抱きつつも、
タタラと同じように平和を望み、それを実現し得るだろうタタラを尊敬した。
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だが、反逆を目論む者としてタタラは赤の王の部下に首を刈られた。
絶望する皆を奮い立たせるために、更紗は自らを捨て、タタラを名乗る。
そして、仇を討つために赤の王を、平和のために国王を討ち滅ぼす事を誓う。
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かくして、運命の子・タタラとしての旅がはじまるのだった。