6.30秋葉原解放デモat MOTENAI
6.30秋葉原解放デモ - 暇つぶし2ch376:('A`)
07/06/30 16:58:54 0
読売新聞 2007年6月27日(水)夕刊 PopStyle(ポップスタイル) vol.62
(柳下毅一郎の奇妙行為展覧会) 六・三〇 アキバ「非モテ」闘争

 「非モテ」という言葉を知っているだろうか? それはモテない男のことである。
モテない男が「モテないこと」にアイデンティティーを置き、自らを「非モテ」と規定するのだ。
 通常、このような自己規定はありえない。なぜなら「モテない」とはあくまでも男性/女性の関係性を表現する言葉であり、
一人の人間に属性として張リつくものではないからだ。「モテない」のが本当ならば努力して「モテる」ように自己改造すればよい。
それが旧来のモラルの命じるところである。お洒落な服を着て、女の子と共通の話題を作リ、プレゼントを惜しまなければ女性にはモテる。
だが、本当にそれは望ましいことなのだろうか? そうやって変身して女の子とつきあえたとして、本当に自分がモテたことになるのだろうか?
そもそも、なぜそんな風に変わらなければならないのか? 間違っているのは自分に「モテない男」のレッテルを貼る社会の側ではないのか?
 一般に社会のかたちは問違っておらず、個人の側が社会に合わせるべしと考える人は保守である。
その逆に社会が間違っているのだから変革すべきだと考える人は革新だ。したがって「非モテ」は社会変革家以外ではありえない。
それも過激派、極左革命集団だ。この思想を突き詰めた者がヘルメットをかぶり、革命的非モテ同盟(http.//d.hatena.ne.jp/furukatsu/)
を名乗ってデモを繰り広げるのも当然だと言えよう。
「バレンタインデー粉砕デモ」「ホワイトデー爆砕デモ」と名付けて練り歩く彼らのデモはもちろん左翼運動のパロディーなのだが、
同時に真摯な闘争でもある。彼らは「非モテ」たる自分を排除するな、自分たちの存在を認めよ、と社会に訴えかけているのだ。
革非同は6月30日、「六・三〇アキハバラ解放デモ」と称して「三派合同」デモをおこなう。
オタクたる自分の存在を世界に告げ知らすために。これは正しくアイデンティティーをめぐる闘争なのである。 (翻訳家)

紙面画像 URLリンク(ranobe.sakuratan.com)


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