07/06/13 19:27:23 O
つづき
もう満腹だった。頬張ったパンが口の中でパサパサした。俺はそのパンを無理矢理飲み込んだ。
しかし次の瞬間、喉に指をつっこまれたような感覚に襲われ、そのパンを机の上に吐き出してしまった。
幸い、胃の中の物は吐かずに済んだが、俺の隣に座ってた俺が好きだった子に見られた。
その子はひきつった顔で「ひぃっ」と声をあげた。机の上には唾液でグジョグジョになったパン。
俺は何を思ったのか「大丈夫」と言いながら机に吐き出したパンを再び口の中に戻して食べ始めた。
女の子はまた「ひいぃ」と声をあげてた。なんで一度吐き出したものをまた食べたのか今でもわからない。