07/03/03 21:32:07 O
3月になると思い出す
学生時代、ゼミ仲間でホワイトデーで何かしようと男共の間で話が
持ち上がった時、何故か俺はアップルパイを作らされる羽目になった。
誰の助けも無しで。勿論最初は俺は反対した。
でも同じゼミの他の男は皆イケメンor成績優秀な奴等ばかりで、
ゼミ中で一番成績悪くてキモメンな俺は全く発言権ゼロだったのと、
「大丈夫だよ。お前なら出来るって。俺達の方で巧く釣り合い取るから」
とかいう口車に乗せられ、一人黙々と本読みながら作った。
取りあえず大学まで持っていき、いざパーティー開始。女達が来て
「本当にありがとう…。ところでこのアップルパイおいしい!
誰が作ったの?」
と言った刹那、一人のDQN系イケメンが
「実は…、俺と○○と●●と◆◆と◎◎etcで作ったんだ」
俺だけの名前がない。訳が解らず狼狽してると
「イヤー、本当は喪の担当だったはずなのにコイツやる気無くてさー、
大体コイツ才能無さそうだから別に呼ばなくてもいいかなぁって」
俺は状況を受け入れられずに怒った。しかし現実は
♀「何アレ勝手にキレてるの? 気色悪っ自分が作れなかったって」
♂「ほっとけよ♪ アイツはそういう性格なんだよ(ニヤリ」
という会話。
その日は夜通し枕を濡らした。