06/12/21 00:41:09 O
中学2年目の暑い夏の日だった。
自宅から学校に向かって10分程歩き急な坂の途中で腹痛が俺を襲ってきた。
しかしまだ軽いもので「すぐ治まるだろ」とさほど気にせず登校を続けた。
学校に到着し着席した直後急に腹痛が登校時の3倍の激しさで襲ってきた。
俺の尻はトイレを求めている。しかし俺はその要求をのむことはできなかった。
俺の脳は「トイレで大便するといじられる…我慢しなければ」我慢を命令していた。
中学の時は自分に未知なる力が秘められてると思い込んでいた俺はこのくらいの危機的状態は容易く越えられると信じていた。
その未知なる力も数分で尽きる事など思いもしなかった。
静かにしていた俺は登校してきた友達(元)に
「なーにしょげてんだよう!!ヒュゥ♪」と言いながら横っ腹に二重の極を入れやがった。少し便がでたが耐えてみせたよ。怒っても自分を追い込むだけなので、「ちょっと具合悪いんだ」と苦笑いで言ってやった。
SHR開始のチャイム。それは容赦なく俺の未知なる力を潰した。チャイムが鳴り終わる時には涙と共に便が放出しきっていた。オムツをしていたのが不幸中の幸い。
しかし皆は教室の異変に気付いている。臭いが皆の鼻を襲っているのだ。
頭をMax回転させて最良の行動を検索した結果2件。
1.素直に皆に伝える
2.寝たふり
迷わず2件目を選択した。
教室が騒がしくなっている時、俺はある異変に気付いた。オムツが破れている…便の勢いにオムツが敗けたのだ。
先生が来た。「なんか臭いな」というもののその臭いが好きだったのか、すぐに教壇に立った。
日直「起立」
先生「○○いつまで寝てるんだ」
俺の席の後ろに立ち
「ほーれ」と両腕を俺を無理矢理起立させた。
裾から茶色い五目あんかけが3人前でてきた。
俺をその場で笑い馬鹿にする者はいなかった。
俺だけが涙流しながら笑っていた。
文才無くてすまん
スレチっぽくてすまん