スクールランブルバトルロワイアル13at EVENT
スクールランブルバトルロワイアル13 - 暇つぶし2ch750: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:36:32 90b5Kk1K
 パイロットからの通信に答え、ナカムラはその頭を本来あるべき姿―傭兵として、血の戦場を駆け抜けたときの姿―に、切り替える。
 しかし、今のナカムラには昔とは決定的に違うものがあった。
 かつて彼が仕えたのは、雇用主であり、さらにはそれから言い渡された命令。
 しかし今の彼にとって大切なのは命令の遂行ではない。
 ナカムラが今この場にいるのは、ナカムラ自身の意思。沢近愛理を救いたい。
 彼の身体を突き動かしているのは、紛れも無くその種の極めて人間的な感情であった。
「待っていてください。お嬢様」
 登りきった太陽の光が、ナカムラの右目に眩しくうつる。
 ナカムラは沢近の為なら、もうこの陽の光が二度と見られなくてもいいとさえ思っていた。

   ※   ※   ※   ※   ※

 高野を撃ち、この島の中で生き残った生徒が自分一人になった時、三原には静かに考える暇が与えられることは無かった。
 聞こえてきたのは、無駄に明るくこの島には不似合いな声。

『三原さん、優勝おめでとー! いやー、まさか貴女が優勝するなんて、意外や意外。先生達、だれもそんなこと予想して無かったよー。
 約束どおり、三原さんは矢神に無事に帰れます。ただ、帰りのヘリはホテル跡屋上のヘリポートにしか来られないから、そこまでは自分の足で向かってね。
 禁止エリアは解除してあるから安心して。それじゃ、後で会いましょう!』

 憎むべき対象の不愉快な言葉は、三原の心に何も残さなかった。
 生き残ったことに、嬉しさなど感じない。
 後悔するべきことが多すぎて、もはや何を思ったらいいかも三原にはわからなかった。
 高野を撃ったのも、結局は自分の都合のいいようにすべてを解釈した結果なのではないかと思えてくる。
 それならば、やはり自分が進むべき道は他の皆に続いて……。
「ニャア」
 足元から響く優しい声の主に、三原は顔を向けた。
 思えば、この猫とも奇妙な縁がある。この島で最初に出会ったのはララだったが、その時に一緒に出会ったのが伊織だ。
 そして、最後に残ったのも自分とこの黒猫。
 飼い主を失った哀れな猫と、友人達を失った自分が重なったように思え、三原はしゃがみこんで伊織の頭を撫でてやった。


751:参加するカモさん
07/07/20 17:37:06 Tvnc5sUt


752: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:37:56 90b5Kk1K
 伊織は嫌そうな顔を見せたが、不思議と逃げようとしない。
 これではどっちがなだめられているのかわからないな、と三原は思い、力なく笑う。
「……ごめんね。こんな顔してたら、お前のご主人様に笑われちゃうね」
 伊織が同意するように、再び「ニャア」と鳴いた。
 八雲という優しい少女の事を思い出し、三原は自分の馬鹿らしい考えを否定する。
 それに高野にも約束したのだ。皆のことを忘れない、と。
 もしここで、自分で自分の命を絶ったなら、誰が皆のことを覚えていくというのか。
 罪の意識も。
 洗い流せない業も。
 全てを背負って生きていく。それから逃げることは、もう許されない。
 伊織を抱きかかえて、三原は立ち上がった。
 伊織は嫌がるそぶりも見せなかった。三原の腕のなかで丸まり、瞳を閉じる。
「お前も、疲れてたんだね」
 返事は無い。元々、返事を求めての問いではなかった。
 三原は高野の顔をもう一度見つめてから、埋めることもせず、立ち去る。
 最後に会うべき人と、会いに行く為に。
 彼女と対面したなら、自分の中で何が起こるか三原には予想できなかった。
 けれど、進むしかない。それが自分の責任であり、なにより、そうしなければ何も終わらないのだから。

   ※   ※   ※   ※   ※

 三原は一人で―正確には一人と一匹で―ホテル跡の前に立っていた。
 太陽は既に上がりきっている。
 時間的には空腹に悩まされてもいい頃合ではあるが、三原は食物はおろか水さえも口に含む気になれない。
 ここまでの道のり、三原は一つも言葉を漏らすことはなかった。
 全てはこの時、この場所で出会う人物に対して言葉を放つ為。
 それ以外に僅かでも声を出す力を使う訳にはいかない様な気がして、三原の口はここ2時間ほど閉じられていた。

753: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:39:15 90b5Kk1K
 しかし、それももう終わりだ。
 三原の目の前には、丸二日ぶりにみる三人の姿があった。その他には、誰の姿も見えない。
 けれども、周りの茂みに護衛が何人もいる可能性もある。
 そう考え、三原は眼球だけを動かし周囲を探り―すぐに、その行為を止めた。
 無意味だからだった。例えこの先に何があったとしても、自分がすべきことは何も変わらない。
 身体の右半分にのみかかる僅かな重みを感じならが、三原は一歩ずつ、前に進んだ。
 応じるように、目の前の三人も歩き出した。先頭は女性だ。そしてあの三人の中に女性は一人しかいない。
 他の二人は死んでしまった。否、殺してしまったから。
 近づいたことでよく見えるようになった姉ヶ崎の微笑に、三原ははっきりとした嫌悪感を感じ取り、それが顔に出るのを隠すことは無かった。
「……せっかく生き残ったんだもの。そんな顔することないのに」
「本気で言ってるのなら、私、怒りますよ」
「今も怒ってるくせにぃ」
 ケラケラと笑いながら、姉ヶ崎は隣にいる郡山に「ねぇ?」と呼びかける。
 郡山は、はぁ、と力ない相槌をうちながら、横目で三原を見ていた。
 三原はその視線から意図的に逃れ、今度は谷のほうを見る。
 太陽の光がメガネに反射してその瞳を窺うことは適わなかったが、口元はきつく結ばれ、その手にはしっかりと銃(三原には知りえないことだが、彼がもっているH&K USPは姉ヶ崎より託されたものであった)が握られていた。
 そういえば、この三人の中で銃を持っているのは谷だけだ。
 他の二人は手ぶらで、どう考えても警戒心にかけている。
 いや、それ以外の手段を用いることで何時でもこちらを殺せるというメッセージか。
 そう感じた三原の意識は、自然と自分の首に存在し続ける不愉快な感触へと集中する。
「心配しないで、もう首輪は作動しないから」
 まるでこちらの心を読んだかのような姉ヶ崎の言葉に、三原は驚きで目を丸くする。
 姉ヶ崎は「私もそうだったから」と静かに呟き、また一歩、三原に近づいてから言葉を続ける。
「貴女は知らないんだもんね。私が、このゲームの経験者だってこと」

754:参加するカモさん
07/07/20 17:39:53 Tvnc5sUt


755: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:41:11 90b5Kk1K
 三原は二度目の驚愕により一瞬だけ頭が真白になったが、すぐに思考を立て直す。
 なるほど、刑部先生が言っていた「姉ヶ崎が黒幕の一人」というのは、こういうことだったか。
「あんまり、驚いてくれないのね」
「私は既に一度、このふざけた殺し合いの経験者に会ってますから」
「ああ、アディエマスさんか。彼女も不幸よね~。こんなゲームに、二回も参加することになるなんて」
「……彼女かこの学校にいたから、じゃないんですか?」
 兼ねてから心の隅にあった疑問を、口に出してみる。
 姉ヶ崎は首を左右に振り、それを即座に否定して見せた。
「まっさか! そんなことないわよ。第一、彼女が目的だったら、このゲームの参加者は貴方達じゃなくて1-Dになってたはずでしょ?
 彼女がこのゲームに参加することになったのは、その方がゲームが盛り上がりそうだから。実際、見物だったでしょ?」
 悪びれる様子もなく、姉ヶ崎が答える。
 三原は、胕が煮えくり返るような思いだった。
 彼女と行動をともにしたのは僅かな時間でしかなかったが、その僅かな時間の中でさえ、サラ・アディエマスという少女の優しさを十分に知ることが出来た。
 サラのような人がこの殺し合いの中に放り込まれたなら、その心に受けるであろう傷は想像を絶するに違いない。
 ましてやそれを二度も味わうとなると―それ以上、三原は考えないことにした。
「まぁ、前回は誰も殺さないで優勝だったから、期待はしてなかったけどね。
 ……意外性って点では、三原さんの優勝も十分に驚くべきことだけど」
 ニヤリと、全ての者を不快にさせるであろう笑いを浮かべながら、姉ヶ崎が囁く。
 いつの間にか、姉ヶ崎は三原が手を伸ばせば届く距離にまで近づいていた。
 この至近距離で銃を撃てば、どんな下手糞だって外すわけが無い距離だった。
「……もういいでしょう。姉ヶ崎先生」
 姉ヶ崎の肩に手を置いて、谷がそう告げていなかったら、姉ヶ崎は何時までも三原と話をしていたかもしれない。
 姉ヶ崎は「えぇ~?」と不満げな声を漏らした後、谷の顔を見て、口を尖らせながら彼の後ろへと引き下がる。
 谷はそうする姉ヶ崎を寂しげに見つめたあと、表情を険しいものに戻して三原のほうへ向け、事務的な声で話し出す。

756:参加するカモさん
07/07/20 17:42:12 q6SWhBq8
支援

757: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:43:07 90b5Kk1K
「とりあえず、ご苦労様と言っておこう。これから、ヘリが三原を迎えに来る。
 お前はそれに乗り、指定の場所へと向かってもらう。
 ……今回のお前の立場は、『バス横転事故の唯一の生還者』ということになる。
 バスが横転して崖に落ち、他の者は死体すら見つからない。その設定を守りさえすれば、お前の身は安全だ。
 教師を含む48名は全て事故で死んだということにすれば、だ。簡単だろう?」
「……教師を、含め?」
 生じた疑問を、三原は素直に口にした。
 同時に、横から怪訝そうな顔をした郡山が会話に入ってくる。
「あん? それはどういうことじゃ、谷先生。俺達も一緒に帰るんじゃないのか?」
「……言っていなかったんですか? 姉ヶ崎先生」
 溜息をついた後、まるでいたずらした生徒をたしなめるかのように、谷は姉ヶ崎に尋ねた。
 それに対して姉ヶ崎は、ぺロッと小さく舌を出して答える。
「言う必要ないかと思って」
「まぁ、それはそうかもしれませんけど」
「そんなわけないじゃろっ!」
 慌てたように、郡山が再び割ってはいる。
「『奇跡的に四名生存』っ! それで問題ないはずじゃろ!?」
 喚く郡山を、三原は直視することが出来なかった。あまりにも醜く、浅ましい。
 顔を伏せ、せめて視界からだけでもその存在を消し去ろうと努力した。
 頭上を一方的な怒声が通り過ぎ、それが三原の頭を押さえつける圧力になる。

 それがなくなったのは、本当に唐突だった。
 それまでまるで嵐のように吹き荒れていた汚い言葉が、突然、事切れる。
 その代わりに、言葉にならないような言葉が、かすかに誰かの口から漏れているようだった。
 何事かと思い三原が顔を上げた瞬間、三原は全てを理解する。
 谷が引き金を引いたのは、まさにそれと同時だった。

 ぱんっ、と乾いた音が響くと同時に、郡山の頭から脳漿が飛び散る。それは谷の眼鏡と顔を紅で染め、飛沫は、三原の身体にもかかった。

758:参加するカモさん
07/07/20 17:44:30 SakkjTBM
支援

759:参加するカモさん
07/07/20 17:45:59 OeEPjYDa
しぇ~ん

760: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:46:28 90b5Kk1K
 いきなりの出来事に、三原は再び立ちすくむ。
「騒がしくてスマンね。だが、これでもう問題は無い。
 三原のするべきことはさっき言ったとおりだ。……何か、質問は?」
 表情一つ変えずに、谷は三原に尋ねる。
 その後ろにいる姉ヶ崎も、別段驚いた様子は無い。
 今この場で状況についていけていないのは、眼前で人の頭の中身が飛び散る場面を見ることになった三原と、
 いきなりその意識とともに生を狩り取られた郡山だけだった。もっとも、後者は既に驚き以外の表情を浮かべることは出来なくなっているが。
「三原、質問はないのか? 黙っていてはわからないぞ」
 まるで何もなかったかのように、穏やかな声で谷が問いかける。声だけを聞いていれば、本当に普段の谷となんら変わらなかった。
 いや、意図的に普段どおりに振舞おうとしているのか。どちらにせよ、その静かな声は三原の頭に冷静さを取り戻させる大きな手助けとなったけれども。
 ゆっくりと息を吸い、細く静かに吐き出す。三原は姉ヶ崎のほうへと視線を向け、尋ねた。
「……一つだけ」
「何? 先生に言ってごらんなさい。優勝したご褒美に、何でも答えてあげる」
 穏やかな彼女の微笑に、違和感を覚えながら。
「私達は、何で殺し合わなくちゃいけなかったんですか」
 一人になってからずっと、心に引っかかっていたことだ。
 突然こんな島につれてこられて、殺し合いをさせられて。結局生き残ったのは自分一人。
 それでは、死んでいった者達はなんだったのか。その死には、どんな意味があるのか。
 何も無いのでは、あまりにも他の皆が不憫だ。
「高野さんみたいなこと言うのね、三原さん」
 姉ヶ崎の表情はしかし言葉とは裏腹に、まさに待ってましたといわんばかりの笑顔だった。
「刑部先生も―もちろん、笹倉先生も、やけに気にしてたわねぇ。そんなことを知ったところで、何も状況がかわるわけではないのに」
 もちろん、三原にもそんなことはわかっている。
 ただ、理屈ではなかった。
 なにもわからないままこの島から去れば、自分は絶対に後悔する。そうした確信が三原の中にはあった。

761:参加するカモさん
07/07/20 17:47:05 OeEPjYDa
 

762: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 17:48:21 90b5Kk1K
「まぁ、いいわ。教えてあげる。このゲームはね、本来、巨大な賭博の対象なのよ」
「……賭け事?」
「人間、お金を持つと色々な娯楽を考えるものよね。一般人では味わえない残酷なゲームの観戦費として、彼らは喜んでお金を落とす」
 一瞬だけ、姉ヶ崎の顔の中に嫌悪の色を見つけたような気がした。
 しかしその色はまるで見間違いだったかのようにすぐに消え去り、姉ヶ崎の顔にはまたさっきまでと同じ不自然な笑顔が浮かんでいる。
 三原においては、嫌悪感を隠そうともしなかった。拳に自然と力が入る。
 スカートにはさんだままの鉄の塊の存在が、否応なくよりはっきりと認識される。
「私達は、見世物だったっていう事ですか」
 そんな“意味”だったら、欲しくはない。皆の死の理由がそれでは、哀しすぎる。
「……いいえ、違うわ」
 その言葉に、三原は一瞬眉をひそめる。
 姉ヶ崎はその疑問を払いのけようとするかのように、すぐに言葉を連ねた。
「言ったでしょう? このゲームは“本来”、賭博の対象であるって。この意味があなたにはわかる?」
「今回は、違う?」
「えぇ、そうよ。なかなか頭の回転が速いのね。だからこその優勝なんだろうけど」
 姉ヶ崎の言葉にはときおり自分に対する負の感情が含まれているな、とここで三原は気付いたのだが、今はそれに対しては言及せずに姉ヶ崎の言葉を最後まで聞くことにした。
「今回に限っては、観客は誰もいないのよ」
「……え?」
「実は日本でこのゲームが開かれるのは、実に久しぶりのことで―そうまさに、私が参加したもの以降、今の今まで日本では開催されることは無かった。
 理由は簡単。この国の環境がゲームに適していなかったから。
 銃のやり取りだけでいくつもの裏ルートを利用しなきゃいけない国なんて、彼らにとってはやりにくくてしょうがなかったみたい。あ。彼らって言うのは、このゲームの本当の首謀者達ね」
 まただ、と三原は思った。
 “彼ら”という単語を述べた時、またも姉ヶ崎の顔に嫌悪の色を見た。


763:参加するカモさん
07/07/20 17:48:48 OeEPjYDa
 

764:参加するカモさん
07/07/20 17:50:17 SakkjTBM
支援

765: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:00:35 90b5Kk1K
「でも、日本での開催は望まれ続けていた。日本にだってこのゲームのファンはいるのよ。
 私はそれを、前回のゲームの後に知り合った『愛好者』から知った。だから彼を通して売り込んだわけ。私の生徒を使って、日本におけるゲーム開催のテストをしてみませんか、って。
 彼らは喜んでその提案を呑んだわ。元々、私がそういった役割を負いたいっていうことは私が優勝した時に彼らに伝えてあったから、何も不審に思われることはなかったしね」
 三原は、姉ヶ崎の言葉を容易には受け入れることができなかった。
 受け入れたくは無かった。そういった考えを持ったまま正気でいられる人が存在するなど、信じたくは無かった。
「なんで……」
「何が?」
「なんでそんなことをっ! 先生も、この殺し合いを経験したんでしょう!?
 だったらなんで、なんでそれを私達にもやらせようなんて思えるんですか!
 貴女は誰よりも、その行為の虚しさを知っているはずなのにっ!」
 友人の死。
 大切な人の死。
 この世のありとあらゆる地獄をかき集めたような現実が広がるこの情景を、望んで体験しようとするものなどいるはずが無い。
 アクション映画と同じだ。観客は主人公の奮闘に狂喜するが、実際、主人公が背負う重圧とそれに伴う負担は異常なほどまでに大きい。
 それを姉ヶ崎は知っているはずだった。
 なのに何故? 三原は思う。
 なのに何故、彼女はずっと笑い続けているのか。
「虚しい? 何が?」
 姉ヶ崎はわらっていた。三原はその顔を注意深く見つめる。
「私がゲームで優勝した時に感じたのは、もう命を狙われることはないという安堵感と、生き残ったことに対する喜びだった。
 貴女だってそうでしょう? 生き残れたことが嬉しくて嬉しくて仕方が無いでしょう?
 それは、何事もにも勝る感動だと思うわ。それが虚しい? 馬鹿言わないでよ」
 声は徐々に荒く、険しくなっていた。
 なのに表情だけは変わることは無い。
「一人だけいい子ちゃんぶって。貴女だって本当は私と同じでしょう?
 認めちゃいなさい。ほら、今なら私達以外誰も聞いていないから」
 

766: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:01:49 90b5Kk1K
 自分の中に渦巻いていた姉ヶ崎に対する恨みや怒りは、その勢いを増している。
 しかし同時に、姉ヶ崎に対して、コレまでとは別の感情を抱いていることを悟る。
「……私は」
 自分には、語るべき言葉はない。それに気付いてはいたが、三原は声を出さずにはいられなかった。
 何もかもを決め付ける姉ヶ崎に反発したいという気持ちがまず一つ。
 そしてもう一つは、三原の中で出来上がっている一つの確信だった。
 目の前の、この人の笑顔は何かが違う。この人は―
「姉ヶ崎先生。そこら辺で」
 谷の制止の声を無視して、姉ヶ崎は声を荒げ続ける。
 顔が上気し、赤らんでいた。
「幾ら綺麗事を言ったって変わらないのよ。『皆のことを絶対に忘れない』? それがどうしたって言うの。
 忘れなかったら、貴女の罪は消えるっていうの? それは都合のいい自己弁護よ」
「そんなことは、言われなくてもわかっています」
 三原は、自己の行為が善ではないということを今では十分理解していた。
 その上での行為と結末。後悔がないといえば嘘になる。もしかしたらもっと他の道が見つかったかもしれない。
 いや、それよりも。もっと早くに自分の間違いに気が付いていたなら、自分一人だけが生き残るという状況よりももっとよいものが得られたかもしれないということさえ思っていた。
 だから三原は迷うことなく言うことができた。自分は咎人であると。
 けれども、それを責めることができるのは、死んでいった友人達とその大切な人だけだ。
 決して、姉ヶ崎などではない。あってはならない。
「でも、私はっ!」
 スカートからワルサーP99を抜き、姉ヶ崎の眉間へと押し付ける。
「三原っ!」
 大声を上げて谷が駆け寄ってきたが、姉ヶ崎が片手を上げてそれを制止した。
 谷が初めて表情を大きく変えたのは、この時だった。
 対して姉ヶ崎はというと、やはり表情は先程までと変わらなかった。
 三原は怒りの感情から引き離した理性的視点から、その顔の正体を分析する。

767: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:03:13 90b5Kk1K
「……怒ったの? 怒ったんでしょう。図星だからよね。そうなのよね。
 それで私を殺すの? 都合の悪い言葉を頭の中から追い出すように、自分を否定する存在を消し続けてきた貴女なら造作も無いことでしょうね」
 三原はその正体を察した。彼女は“嗤って”いたのだ。
 その笑顔はまさに嘲り。けれどもその対象は、三原ではなかった。
 そう気づいた時、三原の両の腕からは急速に力が抜けていった。
「できるものならやればいい。でもね、そんなことしたって貴女のまわりの現実は何も変わらないのよ。
 私を殺そうが生かそうが、貴女はこれから彼らによって、サンプルとして扱われる。
 ゲームの優勝者は可能な限り生かし続けるのが彼らの趣味の悪い方針だからね。
 貴女が彼らのことについて調べたり、その存在を声高に叫ぼうとしたりしないように管理され、そのデータいかんで今後の日本におけるゲームの開催が左右される。
 つまり最後まで、このゲームの開催者に協力することになる。貴女は、一生そうして生きていくのよ」
 既に三原は完全に理解していた。
 姉ヶ崎が嗤っていたのは、彼女自身だったのだ。
 彼女の瞳は最初から三原のことなんて捉えてはいなかった。きっと、自分以外の何者も今の彼女には見えていないのだろう。
「さぁ、殺したいんでしょう。殺しなさいっ。もう時間が無いわよ」
 三原の指はワルサーの引き金にかかったままだったが、その意思はもう姉ヶ崎を殺すことを拒んでいた。
 その中心にあったのは、恐怖。
 姉ヶ崎は、もしかしたらあるかもしれない―あったかもしれない未来の自分だった。
 友人達を殺していく残虐なゲーム。その被害者たる優勝者の命は、生きている限りその者の所有物とはならない。
 その者の命は、そのものをゲームの中へと送り込んだ者達の手によって管理され、彼らに都合が悪くなればいとも簡単に消されてしまう。
 それは、あるいは死と同じ意味を持っているのかもしれない。
 大切なものを全て投げ出して、その結果得たはずの生。
 それが擬似的なものに過ぎないと知った時、果たして、自らの命に意味を見つけることができるのか。

768: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:04:39 90b5Kk1K
 三原を、目眩が襲った。しかしすぐに意識を持ち直す。
 約束したではないか、高野に。皆のことを覚え続けると。それは死んでしまえば決してできないことだ。
 今の三原には、そう思い込むことしかできなかった。
「もうすぐ、ここに迎えのヘリがくるわ。その前に、貴女がしたいことをすればいい。
 ええ、そうよ。これは私の選択じゃない。貴女が、貴女の意思でやらなくてはいけないのよ」
 眼前の教師は、嗤い続けていた。
 きっと彼女は気付いていないのだ。否、気付かないようにしているのだ。
 今、この場で彼女の表情の意味に気付いていないのは姉ヶ崎ただ一人。
 三原は、彼女の背中で哀しそうな顔をしている男を見た。
「……姉ヶ崎先生、あなたは」
 三原の言葉は、そこで止まった。
 耳に入ってきたのは、ヘリのプロペラ音。
 小さい点に過ぎないそれは、徐々に、そのシルエットを大きくしていく。
 自然と、三原の視線はそちらに移った。谷も、今はそれを見ている。
 彼は同時に、少し怪訝そうな表情を浮かべた。
 しかし姉ヶ崎だけは違った。彼女はヘリそのものなど見ていなかった。
 彼女が見ていたのはワルサーP99のみ。そこから放たれるであろう弾丸を、彼女は待ち焦がれていた。
 まるで、それのみが彼女を救うかのように。
「ほら、早くしなさい。大丈夫。私一人が死んだところで、彼らは眉一つ動かさないわ。
 むしろ喜ぶかもしれない。おもしろいものが見られた、ってね」
「先生」
 三原は、ついに腕すら下ろした。姉ヶ崎の顔から、初めて嗤いが消える。
 次に彼女の顔に浮かんだものは―三原が感じたそのままの言葉で説明するとすれば―当然与えられると思っていたお菓子を奪われた子供のそれ、そのものであった。
「何してるのよ、三原さん」
 ヘリのプロペラ音がやかましい。
「私を、恨んでいるんでしょう? 憎んでいるんでしょう?
 だったら殺せばいいじゃない。貴女には、その権利がある。いえ、義務がある」
 姉ヶ崎の言葉はもう少しでかき消される寸前だった。
 どうも、ヘリは一機のみではないらしい。

769:参加するカモさん
07/07/20 18:05:28 q6SWhBq8
支援

770: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:05:54 90b5Kk1K
「どうしたのよ。だって貴女、もう殺したんでしょう? 今まで、それで生き残った。
 私だってそうよ。殺して、殺して生き残ったの。そんな人間は一人で十分。ねぇ、そうでしょう?」
 ヘリが高度を徐々に下げている。
 それに比例するように、姉ヶ崎の声も大きくなった。
「やりなさい、三原さん。恨みを晴らさせてあげるのよ。さぁ、早くっ!
 もしやらないというのなら。……谷先生。この娘を、殺してください」
「姉ヶ崎先生……」
 谷はためらいを見せたが、しかしすぐ観念したように、H&Kを持ち上げて三原の頭部に銃口を向けた。
 そこで初めて、三原は谷の眼鏡の奥にある瞳に宿った鈍い光を見た。
 谷が、何かを確かめるように三原にこっくりと頷いた。三原は、ワルサーを持つ腕を再びゆっくりと上げ始める。
 姉ヶ崎の顔には、歓喜の色が浮かぶ。
「そうよ、殺せばいいのよ。自分の命を長引かせる為に、他人を犠牲にする。
 当たり前のことじゃない。誰でもそうするのよ」
 三原は、ある点では姉ヶ崎の意見に同意していた。
 ワルサーを隠し持っていたのは、どこかで彼女達を殺したいという気持ちが渦巻いていたからだ。そうすることで、死んでいった者達に報いることができると思っていた。
 高野のことを許せなかったことと同様に、姉ヶ崎達もまた、許すことができない。
 もちろん、そんなことは無理だろうという気持ちが三原にはあった。
 それを実行すればおそらくこちらも殺されるだろう。
 それでは、高野との約束は果たせない。三原の願望は、単なる妄想であってその実現は不可能であるはずだった。
 しかし、目の前にはその得られないはずのチャンスが転がっている。
 そしてそれは、人差し指にちょっとだけ力を入れれば容易に達成されることにすぎない。
 そのはずだった。
 なのに、なぜその指が動かないのか。
「さぁ。さぁ。さぁっ!」
 姉ヶ崎の顔は期待と喜びに溢れている。

771: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:06:59 90b5Kk1K
 三原は引き金を引くべき理由を考えた。何よりも、三原自身がそれを望んでいるから。
 復讐の機会が与えられたなら、それを果たすべきなのに。なぜそれができないのか。
 高野を殺したのだ。同様に、目の前の女も殺すべきなのは明白。
 それなのに、三原を止めるものは何なのか。三原の心の中は、まるで間違いを起こした小さな子を許す時の様に―
「……あぁ」
 三原は、唐突に一人の教師の顔を思い浮かべた。
 同時に、腕からは力が抜ける。
「どうしたの、三原さん?」
「……ごめんなさい」
 姉ヶ崎は、三原の心の中で何が起こったのか全くわかっていないようだった。
 当然だろうと、三原は思う。
 だが、それこそが自分達の違いなのだ。それは三原にとっての幸運であり、姉ヶ崎にとっての不幸だった。
 ただ、それだけの違いなのだ。
「私には、あなたは撃てません」

   ※   ※   ※   ※   ※

772:参加するカモさん
07/07/20 18:08:03 q6SWhBq8
支援

773: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:09:02 90b5Kk1K
 ヘリが一機、高度を下げて三原たちに寄ってくる。
 中から出てきたのは姉ヶ崎の仲間ではなく、黒い眼帯をした男だった。
 ヘリポートには降りず、彼は降下ロープで真っ直ぐに三原たちの傍に降りてきて、瞬時に谷を昏倒させ、姉ヶ崎を押さえつけた。
 次にその眼帯の男が放った言葉―お嬢様のご学友ですか、と彼は尋ねた―で、三原はその男の正体を知る。
 三原は彼に伝えるべき言葉を知っていた。
 生き残ったのは自分ひとり、この他の関係者は東の学校にいる、と彼に伝えた時、彼は一瞬だけ悲しげな表情を浮かべたが、
 すぐにそれを彼自身の中に押し込め、無線機を通して異国の言葉によって上空のヘリ数機に新たな指令を出していた。
 その直後、残りのヘリは東へと飛び去っていく。
 彼らがそこで何をするのか、三原はあえて考えなかった。
 どこか現実とはかけ離れた情景を見ていた三原を現実に戻したのは、姉ヶ崎の悲痛な叫びだった。
「離してっ!」
 眼帯の男の代わりに、ヘリから降りてきたもう一人の男に抑えられていた姉ヶ崎は、三原をにらみつけていた。
「三原梢っ! 貴女も私と同じなのよっ! 認めなさいっ!
 こんなことしたってだれも救われないっ! 許されないっ!」
 三原は姉ヶ崎から視線を逸らす。ここで彼女の言葉を否定することは簡単だった。
 だが、本当にそうなのか。本当に自分と彼女には違いがあるのか、という思いが三原に沈黙を選ばせた。
 助け舟を出すように、眼帯の男が三原に対して屋上のヘリポートに行けと指示を出す。
 三原は素直に彼の言葉に従った。そうするより他、無かった。
 彼女がホテルへと入っていく姿を、姉ヶ崎はずっと見つめていた。
 三原がホテルの中に入り、やがてヘリが飛び去った後も、姉ヶ崎はその方向を見つめ、叫び続けた。
「お願い、認めてぇっ!」

   ※   ※   ※   ※   ※

三原が世間の注目を集めたのは、島から生還したあとのほんの1~2週間に過ぎなかった。

774:参加するカモさん
07/07/20 18:12:13 hTWe4NEo
支援

775: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:12:33 90b5Kk1K
 運転手の不注意による、崖からの転落事故。生存者は一名だけ。
 学校側の責任問題が追及されたが、何故か事故が起こった当日に別の場所で“交通事故”にあっていた理事長とその息子にいまさら罪を問えるはずも無く、
 マスコミは早々に興味を失い、事故について考えるのは死んだ生徒の関係者だけとなった。
 それは姉ヶ崎の言う“彼ら”が計画したものと同様の内容。唯一違うのは、それを管理しているのが“彼ら”ではなく、沢近の実家であるということ。
 三原は、ヘリの中で、そしてその後はどこかの狭い部屋の中で眼帯の男の仲間から取調べを受けた。
 盗聴機の音声も残っているはずだから、三原は一切嘘をつくことなく、彼らに全てを話した。
 結果として、三原は取り調べ開始から約24時間後、開放されることとなったのだ。
 開放といっても、もちろんその後でこれからの行動についての説明がなされたが。
 三原は、説明された内容のとおりに見事に役を演じてみせた。
 世間は彼女に同情し、死んでいった友人の家族からは、あの子の分も生きて欲しいとさえ言われたりもした。
 三原はそれに「はい」としか答えられなかった。友人の死を悲しむ表情を作るのは至極簡単だった。ただ、感情を隠さなければいいだけなのだから。
 しばらくして、父の栄転が決まる。
 よい機会だからと三原は父についていくことを勧められ、彼女はそれに従った。
 誰が手を回したかわかっているからだ。
 引越しまではしばらく時間があったが、三原は一度も矢神高校に戻ることは無く、そしてこれからも戻らないつもりだった。
 そのことについて家族は何も言わなかった。だから三原は、残された時間をただ怠惰に過ごすことができた。

 彼女の前に再び眼帯の男が姿を現したのは、引越しのまさに前日である。

776: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:15:51 90b5Kk1K
「一緒に、来ていただけますか」
「はい」
 彼が求めるままに黒い車に乗り込むと、その中はいい香りがした。
 それが沢近が使っていた香水と同じものだと気付くのに、さして時間はかからなかった。
「私は、沢近家に仕えております、ナカムラというものです。
 今日、貴女に来ていただくのは、愛理お嬢様のお父様―つまり、私の主人たる方とお話をしていただきたく思ったからです」
「……ずっと、待ってました」
「ほう?」
 車を走らせている間、ナカムラは姉ヶ崎の言う“彼ら”がどうなったかを話してくれた。

 哨戒船による防衛網を損害なしで突破したナカムラ達は、そのまま鎌石小中学校を襲撃、わずかな損害で敵の抗戦能力を失わせることに成功したらしい。
 平和のにとり憑かれたともいえる日本での作戦行動は、彼らに僅かな隙をもたらしたとナカムラは表現した。
 ナカムラは管理室の中で、姉ヶ崎が集めたと思われる“彼ら”につながる資料を発見し、それを用いて敵の首謀者を割り出したという。
 結果として、“彼ら”はその力を失った。そうとうえげつない手も使ったらしい。
 彼らを支持する勢力があったのも事実だが、逆に彼らを攻め立てる勢力が存在したのもまた事実。
 ―証拠さえ握ってしまえば、叩くことは可能です。もっとも、彼らのような組織が二度とこの世界に現れないということは保障できませんが。少なくともあと十年はこんなことはおこらないでしょう。
 ナカムラは、憮然とした態度のままそう告げた。
 車が沢近家の邸宅内に入り、そのエンジンが止まった後、最後に三原は姉ヶ崎と谷の現在の状態を尋ねた。
 ナカムラは少しだけ思案した後、三原の目を真っ直ぐと捉え、事実のみを簡潔に告げた。
「谷という男は、屋敷の中に監禁しております。
 姉ヶ崎という女は、ちょうど昨日のことですが、自害いたしました」

   ※   ※   ※   ※   ※

「よくきてくださいました」
 沢近家の長たる愛理の父は、三原に着席を促した。

777: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 18:18:40 90b5Kk1K
 三原はそれに素直に従う。スーツを着た女性が、三原の前に紅茶を出した。
「私に、話があると聞きました」
「ああ、うん。話というのは他でもない。私の娘のことなんだ」
 彼はそういうと、落ち着くためなのか、一口だけ紅茶を口に含み、語りだした。
「……あれは、小さい頃からよく懐いてくれてね」
 それは他愛の無い思い出話だった。
 けれども、それは愛理に対する想いで満ち溢れていた。
「あれの母親のことを、私は誰よりも愛している。しかし、周囲がそれを快くは思ってくれなかった。
 だから、あれがまだ幼い頃から、会う時間なんて本当に僅かしか作ってやれなかったんだが。
 それでも、会うたびに娘は笑ってくれたよ。もしかしたら、気を使ってくれていたのかもしれんがね」
 力なく、彼はわらった。
 後悔してるのだろうか。三原は思ったが、それを口に出すほど愚かではなかった。
「……君から見て、あの娘はどんな娘だった?」
 彼の言葉に、三原は「いい娘でした」とだけ返す。
 彼女について自分がこれ以上の言葉を語るのは、おこがましく思えた。ただ、それだけだった。
 愛理の父は少しだけ三原の更なる言葉を待っていたようだったが、やがて何かを納得するかのようにうなずき、「そうか。……ありがとう」とだけ告げ、部屋から去っていった。
 しばらくして、部屋の中に入ってきたのはナカムラだった。
 彼は嫌なら拒否して構わないという前置きをして、「谷という男が貴女に会いたいと言っています」と告げた。
 三原は迷わなかった。「行きます」とだけ即座に答え、ナカムラの示すとおりに、地下へと続く階段を下りていった。

   ※   ※   ※   ※   ※

「……いや、すまんな。こんなだらしない格好で。お前、授業はどうした?」
 三原の顔を見たときの、谷の第一声はそれだった。
 昔の日常と変わらない谷の態度に苦笑しつつ、答える。
「今日は日曜ですよ」
「……ああ、そうか。この部屋にこもっているから、どうも曜日の感覚がつかめなくてな」

778:参加するカモさん
07/07/20 18:26:43 q6SWhBq8
支援

779:参加するカモさん
07/07/20 18:29:36 SakkjTBM
支援

780:参加するカモさん
07/07/20 18:36:36 6P0DHIh9


781:参加するカモさん
07/07/20 18:40:31 4PZEaxUr
さるさんです。一度本スレ投稿を諦めてまとめに投下します。
その後でこちらにも投下するのでご心配なく

782:参加するカモさん
07/07/20 18:48:34 EMRXXMay
・・・終わった。


783:参加するカモさん
07/07/20 18:53:40 RoH786aW
三原日記、ハラミ・・・本当に三原のためにあったロワだったね。

784: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:03:01 90b5Kk1K
 それっきり、谷は黙ってしまった。
 三原は、自分から切り出すべきなのだと思い、いまや故人となってしまった相手の名前をだす。
「姉ヶ崎先生は……」
 谷は、うん、と頷いて、三原のあとを続けた。
「……彼女は彼女なりに苦しんでいたんだと思う。友達や、恋人を殺すことで生き残ったからなのかな。
 しょうがなかったんだと、それ以外の道はなかったんだと、自分自身に言い聞かせたかったのかもしれない。
 だからお前達を、かつての自分と同じ状況に陥れた。仲の良いお前たちでさえ殺し合いをするならば、自分達がしたことも仕方の無いことだったと結論付けることができるから。
 お前たちにとっては、迷惑極まりない話だと思うが……」
 そこまで言って、谷は哀しげな顔を浮かべて自分自身を嘲った。
「もちろん、これは俺の想像だ。姉ヶ崎先生は最後まで俺に理由を話してはくれなかったよ」
 三原はしかし、谷の想像が間違っているとは思わなかった。
 姉ヶ崎は、彼の言葉に耳を傾けるべきだったのだ。こんなに自分のことをわかってくれる人がいるということに気付けなかったことが、彼女の一番の不幸に違いない。
 三原は思ったことをそのまま口にした。
 しかし、谷はそれを認めなかった。
 自分には、もともとそんな力が無かったのだと口にして、自らの不手際を恥じていた。

 ナカムラから呼ばれるまで、谷と三原は語り続けた。
 最後に三原が、それでも、谷が一緒にいたことで姉ヶ崎は僅かだが救われたのではないかと告げたとき、
 谷は「そうかな?」とだけ寂しげに呟き、昔と変わらない笑みを三原に浮かべてみせた。


785: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:04:06 90b5Kk1K
   ※   ※   ※   ※   ※

 ナカムラの言うとおりに車に乗り込み、三原は真っ直ぐに自宅へと送られた。
 その間、ナカムラは一言も発しなかった。
 三原も、彼に向けるべき言葉を持たない。
 ただ、車の中に香る匂いだけが、ナカムラの想いを雄弁に語るのみであった。
 窓の外に流れる景色とも、今日でお別れになる。
 そう思いながら約十数分。車は、三原の家から少しだけ離れた場所に止まった。
「忘れないでくださいませ」
 三原と別れる直前、ナカムラは告げる。
「旦那様も、私も、あなたのことを心の中では恨んでおります。
 お嬢様の命を贄として生き残った貴女の事を、許すことはできないでしょう」
「はい」
 三原はそれを、ナカムラに言われるまでも無く理解していた。
 今日だって、彼らに殺されても文句はないと思ってついて行ったくらいだったから。
「死にたくなったら、まずは私めにご連絡ください。
 その時は、私が全身全霊をもってその希望にこたえて差し上げます」
「ええ」
 ―けれど。
 三原は思う。
 自分は、決して自ら死のうとは思わないだろう。私は生きて、皆の思い出をこの胸に抱き続ける。
 それを沢近や、彼の父、そしてこのナカムラという男が望むとは限らない。
 他の友人達だってどうだろうか、とも思う。
 けれど、三原自身はそうしなければいけなかったし、そうしたいと思っていた。
「それでは。……今日は有難う御座いました」
 軽く腰をまげて礼をした後、ナカムラは去っていった。
 残された三原は、そういえば自分が外に出たのはどうしてだったかと一瞬考え、しかし次の瞬間にその目的は達成された。
 足元で、猫の鳴く声がする。そうだ、この子を探していた。

786: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:05:02 90b5Kk1K
 それは、彼女が捜し求めていた子猫だった。全身が真っ白で、伊織とは正反対の人懐っこい顔をしている。
 こちらに戻ってきてから、道端で拾った猫だ。
 捨てられていたわけではない。おそらく、野良の親猫を失ってしまったのだろう。
 少し弱っていたその子猫を、三原は家に連れ帰って看病した。その子猫は今ではすっかり三原に懐いていた。
 結局、伊織はあの島に残ったのだ。
 三原は一緒に連れて行こうと手招きしたのだが、伊織はそれを拒否して、茂みの中に走り去っていった。
 愛想をつかされたのかもしれない。
 自嘲気味に笑った三原を、真っ白な子猫が不思議そうな顔で見つめている。
 それもしょうがないと思っていた。あの猫は、頼りない自分を心配してホテル跡にまでついて来てくれたのだ。
 私のお守りが終わったから、伊織は主人の元に帰ったのだろう。それが、伊織にとっての幸せなのだと三原は自分を納得させる。
「……帰ろっか、ハラミ」
「みゃあ」
 ハラミと呼ばれたその子猫は、ご主人の声に律儀に反応した。
 家族全員から反対されたが、三原はこの名前をこの子につけるのだと主張したのだ。
 子猫も主人の願いに答えるように、ハラミ以外の呼び名には決して応えようとしなかった。
 だからこの子はハラミなのだ。
 家に帰ると、家族が暖かく迎えてくれる。
 三原はハラミを抱いたまま、自分の部屋にもどり、ダンボールの一つを開けた。

787: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:06:00 90b5Kk1K
 そこには一冊の日記帳があり、三原は栞を挟んであったページを開いてペンを取る。
 書き出しは決まっている。
 三原はハラミの額を優しく撫でてやった後、いつも通りの言葉を日記帳に書き始めた。




 
 ―こんにちは、三原梢です。







       ~スクールランブルバトルロワイヤル・完~


788:参加するカモさん
07/07/20 19:06:30 FN3ePhYY
 

789: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:08:14 90b5Kk1K
以上です。
書きたいことを書いていったら、思いのほか長編になってしまいました。
なにか問題があれば、指摘してくださると助かります。

790:参加するカモさん
07/07/20 19:10:42 FN3ePhYY
支援遅かったww

GJです。
ゲーム終了後の何ともいえない重々しい、救われない感じがよく現れてていい感じですね。
本当にお疲れ様でした。

指摘といえば一つだけ、バトルロワイ「ア」ルだと思うんだ、スレタイ的にも。

791:参加するカモさん
07/07/20 19:11:25 MPYRkUTY
終了記念カキコ
未来の俺見てる~?

792:参加するカモさん
07/07/20 19:14:10 90b5Kk1K
>>790
Σ(゚Д゚;)

……1さん、本編に転載する時はどうかお願いします……。

793: ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 19:16:30 90b5Kk1K
>>787修正】



 そこには一冊の日記帳があり、三原は栞を挟んであったページを開いてペンを取る。
 書き出しは決まっている。
 三原は、じゃれつくハラミを優しく撫でてやった後、いつも通りの言葉を日記帳に書き始めた。






 ―こんにちは、三原梢です。




  ~スクールランブルバトルロワイアル・完~


794:参加するカモさん
07/07/20 19:26:20 RoH786aW
>>792
ここにも誤字が一つ

>>755
「……彼女かこの学校にいたから、じゃないんですか?」 ×
「……彼女がこの学校にいたから、じゃないんですか?」 ○


ところでこのロワに置けるゴリ山の存在価値って一体何だったんだろう・・・( ´ー`)

795:参加するカモさん
07/07/20 19:35:30 MPYRkUTY
ゴリ山は一条関連の伏線なので一条の死と同時に意味を失いました

796:参加するカモさん
07/07/20 19:37:04 q6SWhBq8
ゴリ山で首輪解除までできるかなと考えたこともあったけど結局企画倒れ。

797:参加するカモさん
07/07/20 20:05:43 UxhV8so7
乙です。
実はゴリ山に見せ場を用意していたのだが書けず残念。

798:参加するカモさん
07/07/20 20:07:44 gWPOjNfH
ゴリ山は元々脱出用のフラグとして機能してたから、優勝endになった時点で死亡確定。

ただ、最期までみっともない死に方だったなぁ……
もうちょっと『迷った末に……』みたいな描写が欲しかった。
ただ、彼の発言そのものはアレで充分かとw

799:参加するカモさん
07/07/20 20:11:06 RoH786aW
>>798
相棒の加藤は偉くカッコよく死んだなあ・・・。

800:参加するカモさん
07/07/20 20:20:03 APuLXMEg
・一番の出来だと思う作品
・ボツになった構想
・ロワで好きなキャラ
・スクロワに期待していたもの(ラブ、欝、燃えetc)
・脱出派?優勝派?全滅派?
・最近の本編について
・書き手に一言

このへんを語るとしようか

801: ◆D0JHEnRy4Q
07/07/20 20:55:32 gWPOjNfH
じゃあ、チョイ役の書き手から一言……


・生きる理由(八雲が気絶するくだりに鳥肌。花井カッコ良杉)
・播磨vs高野のガチバトル、サマランチ的脱出展開etc.
・播磨周辺のラブ&燃え分がもう少し欲しかった……が、派閥のことを考えれば止むなしか
・脱出派
・いー加減決着つけやがれ(#゚Д゚)ゴルァ!!
・本編・おまけ共にレベル高い作品乙でした!!


あと、蛇足ながら『仏のキョウジ(携帯から変換ムリポorz)』『名無し様~の舞台裏』の筆者は自分だと晒しておく。
端役ながら参加出来たのは素直に嬉しかった。

802:参加するカモさん
07/07/20 20:58:41 gWPOjNfH
好きなキャラが抜けてたorz
甲乙付け難いが、ここはやはり隣子で。

803:参加するカモさん
07/07/20 21:17:47 RoH786aW
どーでもいいが、アレクサンダーってどーなったんだっけ?

804:本編が思いつかない   ◆X7WwwzkoUU
07/07/20 21:18:34 90b5Kk1K
・どこまでも頭に残っていたのは【俺様覇王伝説(未完)】。
 だが、シリアスな話の中では【闇の白い花】が際立っていたと思う。
・烏丸の漫画は、「実は烏丸は天満のことが好き」ということがわかるものに当初しようと思っていた。烏丸はそれを自覚していないという設定で。
 烏丸×天満が成就すれば、播磨のカップリングはどうとでもできると思ってたし。
 その直後に天満が死んだ時は呆然としたものだ。
・西本。東郷。斉藤。次点で奈良。
・とにかく、スクラン二次創作が見たかった。なんでもよかった。むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
・その場の流れに任せる派。とりあえず、全ての展開ように使えるフラグをばら撒いておいて後から回収。
・皆、殺すのがうまくなってきたよねw
・書き手も読み手もお疲れ様でした。特に一年もの期間、最初から一緒にずっと張り付いてきた人達。
 個人的には、◆RHLa6nIQ9U氏と◆X7M9O2x/96氏の作品が好きだった。


805:参加するカモさん
07/07/20 21:29:29 gWPOjNfH
ちょ、本編って“スクロワ本編”の事かよ!
“スクラン”本編と勘違いしたとはいえ、何という暴言を……orz

806:参加するカモさん
07/07/20 21:44:29 90b5Kk1K
>>805
いや、俺が間違えたっぽい……スマソ。
スクラン本編は、まぁ、ねぇ?
とりあえず虹派は大好物ですとだけ言っておくよ。


807:参加するカモさん
07/07/20 21:58:47 APuLXMEg
おお、早速来てる・・書き手の皆様乙。読み手の意見も見たいな

・書きづらかったキャラ
・スクラン二次の経験の有無
・作品の執筆時間
・自作で一番の出来の話
・今だから言えること

書き手にはこのへんも聞きたい。とにかく何でも話して欲しい

808: ◆PhRNUx7oBQ
07/07/20 22:02:13 hTWe4NEo
>>789
最終話乙でした。完結出来て心底感動しています。
まとめ泣かせなタイトルも秀逸ですね。さしあたってどうやって保管しようか考え中ですがw
すぐには保管できないかもしれませんが、可能ならタイトルを略さず表示させたいです。

アレクサンダーは教室に放置プレイだったんでしょうね。中村達の戦闘から逃れても、次は伊織が…
最後まで書き続けて頂けた事、本当に感謝しています。ありがとうございました!

個人的に聞きたい事ですが、『星に願いを』で西本は分校跡で何をしようとしてたんですか?

・一番の出来だと思う作品
 天満死亡でロワの命運が決まった気がする。フラッシュメモリが罠だったのはびっくり。
・ボツになった構想
 ハリー優勝endを妄想。最後に教師達に「ワタシはお前達の犬じゃない! ワタシは狼ダ!」とか言いながら殺させたり
 …あとは斉藤とおキヌが最後の二人に…というのも妄想していたので、同じ時期にマーダー大量死した時は少し焦った
・ロワで好きなキャラ…ハリー、城戸、斉藤
・スクロワに期待していたもの…とにかく最後までロワをやって欲しかったので大満足
・脱出派?優勝派?全滅派?…好きなキャラを死地に追いやる事こそがロワ書き手の喜び
・最近の本編について…隣子は?
・書き手に一言
 参加して頂けた全ての皆様に心から感謝。
 無事に完結出来たので、もうまとめの(仮)は外してもいいかもしれません。
 途中で更新出来なくなる心配はもうしなくていいんだし…

809:参加するカモさん
07/07/20 22:13:26 hTWe4NEo
・書きづらかったキャラ
 ゴリ山。今自分が書いた放送を見返すと、なんという口調…
・スクラン二次の経験の有無
 一応あり。IFスレやS3にもいた書き手の人はいるのだろうか?
・作品の執筆時間
 とりあえず予約は作品が出来て見直しを3回はやった上で行っていた。
・自作で一番の出来の話
 『希望』は『裏切り者』を読んで速攻で思いついた。
・今だから言えること
 あんなノリのまとめで良かったのだろうか

810:参加するカモさん
07/07/20 22:19:30 RoH786aW
>>808
死者名鑑・教師編も作って欲しいです。
それと出来れば生存者名鑑も・・・。

811:参加するカモさん
07/07/20 22:34:12 hTWe4NEo
>>810
申し訳ありませんが、私自身にそこまで余力がありません。
ですので名鑑はあくまで死亡した生徒に限定したものとさせて頂いていました(動物はラジオ記念で奮発しましたが)
どなたか作っていただければ掲載させて頂きます。

812:参加するカモさん
07/07/20 23:00:38 gWPOjNfH
・高野は書くのが難しかった。ってかそれが理由で没にしたorz
・二次作品は初めて。俺なんかが参加して良かったんだろうかと実は未だに悩んでたり。
・プロット考案・執筆・見直しに各2~3時間、計8~9時間程度。
・出来はともかく、気合入れて書いたのは『仏のキョウジ(何故か変ry』。今読み返すとすっげぇ恥ずかしいorz
・CX氏、下手な文章で殺し合いフラグ潰してスンマセン……(´・ω・`)

813:参加するカモさん
07/07/20 23:41:15 +U6834Du
終わったのか・・・
そうか、完結したんだなぁ・・・

全ての書き手の皆様に、乙。

814:参加する読み専
07/07/21 00:02:29 y1liZnTa
>>789
GJでした。
三原日記で締めとか、最高。
姉ヶ崎の行動の理由付けも納得できたし、ワルサーを手にして最後まで迷う三原も良かった。
ただ、「猫にハラミってつけるとかどんな虐めだww。ロワを忘れないにしても他にやり方あったろ、三原」と思ったのは俺だけじゃないはず。

項目を読み専用にちょっと変えて感想。
・一番印象深い or 好きな作品:【joker trick】気付いてた人も多いかも知れんが、今まで好きな作品の話題でこれ挙げたのほとんど俺……orz。
・驚いた展開(作品単位でなくても可):奈良覚醒とフラッシュメモリの罠。
・ロワで好きなキャラ:斉藤&鬼怒川
・スクロワに期待していたもの:様々な葛藤をはらんだ鬱展開とそれを晴らす燃え展開。
・最近の本編について:やっと虹の時代が来ましたよ。あとは超姉……。ムリポ。
・書き手に一言:今まで本当にお疲れ様でした。一年間たっぷりと堪能させてもらいました。

815:参加するカモさん
07/07/21 00:14:39 odszrorW
ゲーム開始以降のキャラクター登場回数ランキング《》は死者、()は生存者
1位・35回《播磨》
2位・31回《一条》
3位・30回《高野》
4位・28回《刑部》
5位・27回《沢近》
5位・27回(三原)
7位・23回《笹倉》
8位・22回《姉ヶ崎》
9位・20回《八雲》
10位・19回《雪野》
10位・19回(伊織)

12位・18回(谷)
12位・18回《郡山》
14位・17回《西本》
15位・15回《加藤》
16位・12回《城戸》
17位・11回《花井、烏丸、オカッパ、隣子、サラ、ハリー》
18位・10回《周防、結城、鬼怒川、麻生、奈良、冬木、三沢、ナポレオン》
19位・9回《斉藤》
20位・7回《ララ》
21位・6回《天満、大塚、今鳥、菅、石山》
22位・5回《嵯峨野、冴子、田中、東郷》
23位・3回《吉田山》 (中村)
24位・2回《ノッポ、天王寺》 (沢近父)
25位・1回《梅津、坊主、メッシュ、永山、かおり、スズキ》 (アレクサンダー)


816: ◆RHLa6nIQ9U
07/07/21 00:17:37 wDJT+ihK
遅れましたが、作品の感想ありがとうございました。
優勝者を自分の一存で決めてしまっていいものか悩みましたが
今では思い切って投下してよかったと思っています。
多数の感想を頂きまして大変光栄です。

>>590
自分ではきれいに区切ることができませんでした。
代理投下ありがとうございました。

>>789
お疲れ様でした。三原の日記の内容を考えると切なくなります
けれどリレーの集大成である日記で終わるという形は非常にきれいだと思いました。
あとハラミ猫の演出がぐっと来ました。
伊織は島で元気でやっていると信じたいです


817: ◆X7WwwzkoUU
07/07/21 00:22:12 MBa1O7H8
・書きづらかったキャラ…やはり、ゴリ山は書きにくかった。あとは城戸とか。
・スクラン二次の経験の有無…あります。元々S3出身です。
・作品の執筆時間…夜のファミレスで4時間ドリンクバーに粘れば大体の作品は書きあがった。
         後は自宅で推敲。
・自作で一番の出来の話…【アイノカタチ ~結城つむぎの場合~】が、書いてて一番楽しかった。
・今だから言えること…パソコンの罠、ねぇ。あれは本当は、
           「八雲の番号を打ち込んだら、『このゲームから一人、救われる人を選んでください』みたいな画面が表示される仕掛け」
           として考えてた。まさか八雲一択で爆死するとは思いもよらなかったw  

818:参加するカモさん
07/07/21 00:32:07 dx7FK9bg
>>815
乙です。
前半から中盤にかけて印象深い活躍したマーダーたちが教師陣にダブルスコア、トリプルスコア食らってるのは少し意外だった。

あと、そういえばスズキは死亡か。そりゃあの状況じゃあ無理だよな。
ファンタジーや、メルヘンじゃないんだし。合掌。

819:参加するカモさん
07/07/21 00:51:15 wHccV337
ついに終わりましたか・・・。
作品を投稿してくださったすべての書き手さんおよびサポーターの読み手の皆々様、そして1さん
本当におつかれさまでした。

820:参加するカモさん
07/07/21 01:15:53 WzxoqzOl
>>789 
GJッス! 
伊織置いてけぼりでかわいそう…まあ、ハラミが出てきたからいいけどww
三原の心理描写も良かったけど、妙ちゃんの描写がとても良かったです!

電車の中で毎日まとめとスレをチェックしてた日々ももうすぐ終わりか…
全作品2回ずつぐらい、好きな作品は4、5回読ませていただきました。
次にどうなるか分からないドキドキ感、悲しみと絶望の中生きようとするキャラたちの心理描写、
そしてバトル。どれをとっても最高でした!

最後に、好きなキャラはハラミでした><
麻生相手に立ち向かう彼女の強さが好きでした。

821:参加するカモさん
07/07/21 01:18:01 KNm4SJIn
眠いから一言
ハラミふぉーえばー

822: ◆wS/dh.cXEQ
07/07/21 01:46:08 7z3z6CLW
あっ……ROMってる最中に終わっちゃた……

823: ◆RHLa6nIQ9U
07/07/21 01:55:32 wDJT+ihK

・一番の出来だと思う作品
[Past School Days]
冷酷な機械だった高野の内面が垣間見え、ひどく印象に残っています

・ボツになった構想
沢近と八雲がマーダー化した播磨と戦う展開
沢近の蹴りと八雲の投げ技で仕留める予定でした

・ロワで好きなキャラ
西本と隣子。なんというかお疲れ様、と

・スクロワに期待していたもの(ラブ、欝、燃えetc)
モブの大躍進とメイン陣の人間関係の変化

・脱出派?優勝派?全滅派?
全滅以外。最後は明るく締めたかったので。

・最近の本編について
1ーDの話が読みたくなりました

・書き手に一言
皆様お疲れ様でした。
魅力あふれる作品ばかりで、続きが書きたい、書かせて欲しいと強く思いました。
参加できてよかったとても強く思います。ありがとうございました。

824:参加するカモさん
07/07/21 02:17:14 W7VA1n57
>>789
GJ
何よりお疲れ様でした
トリップが似てたのも何かの縁だと思いたいです

もう一つのトリップがテスターとか何遍使っても思い出せません
途中で◆WoG(ryにトリップ変えた者です

・一番の出来だと思う作品………『LOST』。絶望→希望→現実っていう流れが凄い好き。
・ボツになった構想………………ゴリ山と加藤が生徒側に寝返るという少年誌ならではの展開。
実現しなくて良かったですね。全然もの悲しくなくなりそうです。DBの読みすぎかもしれません。
・ロワで好きなキャラ..……………ロワでという前置きがあるなら間違いなくゴリ山です。
最後まで小物っぷりが正直たまりません。
・スクロワに期待していたもの.…・燃え、時々鬱。
・脱出派?優勝派?全滅派?..…前述のとおり脱出派。
・最近の本編について.…………・心に浅い傷を残すくらい面白かったです。ちょっとしたトラウマとも言いますが。
それはさておき必ず誰かが続きを書いてるようでしたので、お手伝いできなかったのが残念でなりません。
・書き手に一言…………………・お疲れ様でした。皆さんマジで大好きです……作品が。
特に1氏。本当にお疲れ様でした。何から何までやっていただき本当に助かりました。
・書きづらかったキャラ…………・烏丸とハリーと西本DAS。烏丸は本編では全然喋らないから。
後ろ二人は口癖がムズイ。片言で喋るなと。ダスって訛りですらねーだろと。
・スクラン二次の経験の有無……IFでもS3でも書いてました。
・作品の執筆時間..………………5日くらい。それでも個人的にかなり時間が足りなかったです。
・自作で一番の出来の話………・『アレ』が一番の出来なのかと噂されたら恥ずかしいし……。
・今だから言えること..……………実はスクロワ初期にトリ無しで1話投下してます。もちろん何かは秘密ですが。
烏丸対播磨あんなんでスミマセン。もうちょい盛り上げられるはずのシーンでしたよね。
あんな所でハリー殺しちゃってスミマセン。あいつは絶対もうちょっと引っ張ったほうが良かったキャラでしたね。
烏丸に長い台詞言わせまくりでスミマセン。フォローしてくれた人には本当に感謝してます。
謝ってばかりですがスクロワに参加できてよかったです。このロワが無事に終われて心から嬉しく思っています。
さようなら。

825: ◆X7M9O2x/96
07/07/21 02:18:26 W7VA1n57
>>824です
綺麗に締められなくてごめんorz

826: ◆RHLa6nIQ9U
07/07/21 02:21:48 wDJT+ihK
・書きづらかったキャラ
八雲と三原。揺れるキャラは難しかったです。
結果二転三転させることになりすいませんでした

・スクラン二次の経験の有無
IFスレで少しだけです

・作品の執筆時間
月~金で構想、土日に執筆が基本でした。即リレーは丸1日で

・自作で一番の出来の話
[Not Good by]
やりたいと思っていた、高野と花井、刑部と播磨の描写ができたので

・今だから言えること
[Not Good by]三原の二度目、三度目ですが一度目は指摘のとおりげんしらんぶるのことです。
スクランの中でも非常に好きな話なので、夢の象徴として少しだけ描写させて頂きました。


827: ◆bYERsdX5HA
07/07/21 03:52:29 6SDNm9kv
完結おめでとうございます。
僅かですが自分が関わったリレーが完結するというのは嬉しいですね。
参加できてよかったです。

・一番の出来だと思う作品
『生きる理由』
花井が格好良すぎでした。その後麻生の乱心ですぐ死んじゃったのが残念ですけど
あと烏丸と播磨の『燃えよ剣』も大好きな作品です。

・ボツになった構想
ホント最初の方ですが、天満&奈良&吉田山がハリーと会う話。
天満が拡声器発動、それを聞いたハリーが襲来。ハリーが来るのを発見した吉田山が一人で隠れる
→奈良が天満を逃がし、ハリーに殺される。その光景を見た吉田山が心を打たれ、奈良の代わりに天満を守ろうとする
…ってな構想を考えてました。
あと、2-Dのメンバーをロワに入れたのは加藤で、彼らがロワを破壊してくれるのを期待して無理矢理入れた。
その事を後に後悔するっていう話も考えてました。

・ロワで好きなキャラ
烏丸。格好良かったです。

・スクロワに期待していたもの
馬鹿な男子共による熱血展開、女子達によるドロドロ展開、名無しキャラの活躍など。

・脱出派?優勝派?全滅派?
一応脱出派でした。見直したら対主催(しかもほとんど男)の話しか書いてないし…。

・最近の本編について
イマイチ!イマイチ!

・書き手に一言
途中退場してしまってすいません。皆さん本当にお疲れさまでした。
痴作をリレーしてもらいありがとうございました。

828: ◆bYERsdX5HA
07/07/21 03:53:35 6SDNm9kv
・書きづらかったキャラ
田中。なんか馬鹿なのか優秀な奴なのか当時はよく分からなくて、結局書けませんでした。

・スクラン二次の経験の有無
無いです。ロワ企画に元々興味があったので、その時新しく始まる所だったので参加させて貰いました。

・作品の執筆時間
よく覚えてないです…パッと書けたものもあるし、時間がやたらかかったものもあります

・自作で一番の出来の話
う…伏せておきます…

・今だから言えること
謝らなければとずっと思ってたのが『親愛なる兄弟へ』で作った東郷のパソコン情報。
これは東郷が早期退場するのが勿体ない、せめて死後も活躍させたいという自分勝手な考えで作ってしまったフラグでした。
消化しにくいフラグだっただろうなと、反省しきりです。消化して下さった書き手の皆様には本当に頭が下がります。
後、一人も殺せなかったのがちょっと悔い残ってますね…。
ちなみに自分がこの鳥で書いたのは三作ですが、「ハミングバードの憂鬱」も自分の作品です。(予約するときに鳥を間違えました)
名無しでも多少書いてたりします。

829:参加するカモさん
07/07/21 12:40:19 8SXIsg/U
楽しかった

830:参加するカモさん
07/07/21 18:27:40 8SXIsg/U
もう過疎か

831:参加するカモさん
07/07/21 19:29:34 i++kdD4A
だって完結したんだもの

832:参加するカモさん
07/07/21 19:32:32 i++kdD4A
というかまとめに反省会場があがってるwww

833:参加するカモさん
07/07/21 19:47:03 lwlrnCvE
んー・・まとめにあげるのはどうなんだろ
X7氏が本スレにはダメって言ってるんだから
たとえ参加者全員がその存在を知ってるとしても
まとめからは関与しないほうがいいんじゃないかな

まあ一読み手のたわごとなんだけどな

834:参加するカモさん
07/07/21 19:57:25 odszrorW
ところで冥界はどーなってんだろうな?

835: ◆SSGuM1Fns.
07/07/21 20:04:25 QXA5dIe7
 完結乙です。
 一話しか書いていませんが最後なんでコメントさせていただきます。

・一番の出来だと思う作品・・・「燃えよ剣」
 個人的に播磨対烏丸を上手くまとめて下さったと思います。
 この作品で烏丸が好きになった。

・スクラン二次の経験の有無
 無いです。半分興味で、半分勢いで参加してみました。
 今になってもっと他のSSを書いて経験を積んでからの方が良かったと思ってます。

・脱出派?優勝派?全滅派?
 脱出派…かな?多分。一話しか書いてないので何とも…。

・最近の本編について
 超姉…。いや何でもないです。

・今だから言えること
 自分は「The Irony Of Fate」の作者なんですが結城の最後にもう少し何らかの描写を
 つけるつもりだったんですが時間の都合上書けませんでした。申し訳ありませんでした。
 話のほうはマーダーとマーダーの接触という事であんな感じになったんですが
 今読み返してみると…。ほんとに自分の文は素人丸出しでしたね…。精進します。
 後は奈良に関してですが、まあ彼らしい最後だったかな~とは思っているんですが
 個人的にもう少し活躍してほしかったかな、とも思ってます。
 ただマーダー化するのは予想外でした。
 色々あって鬼怒川と共闘して城戸かハリーあたりと闘い…なんて構想もあったんですが。
 
 以上です。
 何はともあれ書き手の皆さんお疲れ様でした。


836: ◆PhRNUx7oBQ
07/07/21 20:26:38 oUCr07Rr
>>833
反省会場は消しました。

データ系ページはあくまでロワ中のデータなのでゲーム終了の話である『Not Good by』までのデータを反映しています。
>>669
本編の人物表記は基本的に、実際にその話に登場した人物名を登場順に掲載しています。
また、掲載順に関らず生徒>動物>教師という順になるようにしています。
今回姉ヶ崎は高野の回想に出ただけで実際に登場した訳ではないので、名前は載せていません。

837:参加するカモさん
07/07/21 20:52:40 Bqs6LMzs
すごい作品として面白かったです。
でも、これで終わりなんですかね・・・。
次があれば是非書いてみたいと思いました。
皆さんお疲れ様でした。

838:参加するカモさん
07/07/21 22:01:33 vFllWvEK
最後にまだ、死者名鑑作成が残ってるぜっ
播磨と一条と高野か

せっかくだからハラミもあのノリで書いてほしいところ

839:参加するカモさん
07/07/21 22:10:17 iEwBhhYl
そういやハラミには死者名鑑用のAAが無いからって、特別に用意されたのがあったんだよな
よっぽどあのAAを使われたくなかったと見えるw

840:参加するカモさん
07/07/21 22:14:31 oTSOXfpg
久しぶりに来たが三原優勝か

841:参加するカモさん
07/07/21 22:34:12 esD1cky/
ふと思ったんだが、トップページにいきなり「優勝ハラミ」って盛大極まりないネタバレだよなw
進行中に残り人数を書いてたのは必要なことだったと思うけど、
全部終わった今は、今後一から読もうとしてる人のこと考えると隠したほうがいいような気もする

842:参加するカモさん
07/07/21 22:38:15 FkY9JgmG
目次の横に登場人物が載っているので今更な気もするけど。

843:参加するカモさん
07/07/21 22:42:27 esD1cky/
それもそうか

844:参加するカモさん
07/07/21 23:06:37 QGmh/qFn
反省会スレにRH氏も来てるな
ちょっと意外だ

845:参加するカモさん
07/07/21 23:09:13 wHccV337
>>841
同意
言われてみればやたら目に付く気がした
>>842
現行の読み手からしたら確かに今更だけど、新規さんにも楽しんでもらいたいと思う

846:参加するカモさん
07/07/21 23:27:58 48DU7CF0
確かに、消したほうがいいかもね。

847: ◆PhRNUx7oBQ
07/07/21 23:42:46 oUCr07Rr
消しました。
>>838
死者名鑑なのでハラミは書く予定はありません。
キャラの登場話の内容を全て入れるという名鑑の仕様は、終盤のキャラになればなるほど負担になるので。
現在播磨で早速詰まってます。登場回数一位は飾りではありませんでした。

848:参加するカモさん
07/07/22 01:21:47 LAazG4g1
教師名鑑と生存者名鑑はこっちで作らないとな
谷先生のAAってあったっけ

849:参加するカモさん
07/07/22 01:38:13 SP7badmR

 ─亠─ 丶-‐‐ァ .   ,.>                 __ヽ、       大  な
 l二二l        ̄フ                  \、         人  あ
 .ノ、| ヽ `ー--‐...  /, //                \-‐''´      だ   :
 ニ|Z┌ァ 丶-‐‐ァ . '// /                 l ヽ\  よ 受  :  .皆
 /r┐|〈        . ' / ,.ィ /.l i∧i   i         i  l トヽ`   う け.   :  も
 .|ニ! lヽ . `ー--‐.   !/ l /l-∨!_l ハ  ハ          //゙i、 !    : 入
 _i__,,..、、 i _i_   l¨'' ‐ 、...__ ∨-∨ i ∧ M_,.//ヽiヽ    : れ
  l -‐┐ .| __|_    ゝ、._  / ̄l¨''‐- .._/_∨''i¨、_,. /
  ノ丶--   レヽ/.ヽ.     ', =¨/  ,.ト、.,,_  |l¨  ノ ‐'/
   l_            ', f.._   `゙  ̄  ノ¨ ̄l__
 _|              >、‐ ..,,__    /   l iヽ¨\
 レへ           / .iヽ ヽ- ` ./       l j ',  \__
            / ̄!   { ゙、...__,.イ    、   /!/  i   | ヽ、
          .. ‐¨  `i   l   i  i    ノ / /  /   l    ヽ、
        ,. イ      l    l   ヽ 、   i / /-、 /   l      丶、
    _.. ‐¨         l    l  r-ヽ `  ´ i/ i /    l
              l    l /::ヽr-ゝ   / ,.ヘ ./    l
                 l     l/\:::ヽ‐{ ー i イ::::ハ/     l
              l     l  \::ヽ',  !´:::/ /      l
               l     _...,,_!   \::ヽ/::::/  ./_,,...、   l


850: ◆7ILEob33QI
07/07/22 01:39:04 o2N/rtlB
完結おめです。GJすぎるにもほどがある!
もともと畑違いの自分が、僅かながらですが参加できたことが嬉しかったー
展開に関しては、自分がこうなってほしいなぁ、と思っていたことがいっぱい叶って逆にもうしわけない気分にw

・一番の出来だと思う作品
「生きる理由」
大切な美琴を殺された花井が、大切な天満を殺された八雲を説得する。絶望の中で真摯に語る花井に感動し、鳥肌が立った。
・一番の出来だと思うシリーズ
「本編が思いつかない」
開始早々殺された駄目子が、開始早々殺された羽根子にツッコむ。死後の世界でショートコントをやらされるモブに笑い、腹筋壊れた。

・スクロワに期待していたもの
欝、憎愛、ギャグ

・脱出派?優勝派?全滅派?
優勝派。

・ボツになった構想
天満の死で覚醒した烏丸が隣子を殺し、血で同級生達の漫画を描く展開。漫画のタイトルは「スクールランブル」
烏丸vs播磨の後、ネームを読んだ天満の死だけでなく同級生達の死にも目を向け出す播磨。
烏丸の狂気を理解し意志を継いだ播磨が、次々と同級生達の死体から血を抜いてスクランを描き続ける・・・

――貴方がさっき話してくれた事……。つまり、貴方は漫画を記録として描き始めたこと。

――だからね、つまり――
 
播磨「伝えてやる・・・俺の漫画が!あいつらの生きた証を伝えるんだ!!」


――伝えたかったんでしょ。あなたが生きた証を・・・


851: ◆7ILEob33QI
07/07/22 01:45:11 o2N/rtlB
・書き手に一言
SS師って凄いなあと改めて実感

・書きづらかったキャラ
隣子。キャラ把握しきれずに結局書けなかったよ・・・

・スクラン二次の経験の有無
実は絵師です
スクラン絵板や絵茶で描いてました
本当は挿絵や漫画を描きたいと思って、ここに来たはずなのにw

・作品の執筆時間
構想10分執筆4日

・今だから言えること
ハラミ自重ww
URLリンク(vista.jeez.jp)

・最後に
ダメハネ漫画とか描きたいですね。明日から時間見つけて描こうかな。

852:参加するカモさん
07/07/22 02:34:35 9Jblm4km
【加藤】 愛称:矜持
                     ,.、-=''"~~~`゙`''‐-、..,_
                  r'"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::``:::ヽ
                /:::::::::::,.r‐‐‐、.,::::::::::::::::::::::::::::\
               /::::::::::::/     ~`゙ヽ、::::::::::::::::::::\
       /        l:::::::::::,./  ‐-ヽ、    ヽ,:::::::::::::::::::::|
      /l     「`ヽ<:::::::/  ゙゙''‐--、ヽ  |   `'-‐'"~'i:::::|
    |i i::{     l /ゝ、ヽi/   ,..r'‐-、.,\  ゙、 l  i"   |:::|
    ゙、V::::゙、    /l ,.‐、i l'    、| ・  ゙i, ヽ.,,.!_j / ,/´  |/
     \_::`ヽ、  ヽi⌒く      `'‐、,,...i' ゙、ヽ 〈 ,....,__,.., /
   `‐=、‐、`ゞ::::::`‐、゙、ヽ          '''" ` /i'・ ゙''、 / ,.
      \~´:::::::::::,.r"iヽl     ヘ       ヽ ヽ.,_,丿i'"/
       `゙"''-r‐'//l, |    /ハ''‐--、.,,__   ノ   /´i'"
        / ,i" / 'i l    // `゙`'‐-、.._`'-、_,.   /,/、
     ,.、‐''´  |  ゙、  ゙,ヽ、   |''"~´'r-‐-、`゙'ャ7'  /´  `゙''‐、
   ,.r'"     l   ゙i  ゙, `、  ト、     ト, ,r" /゙,      `ヽ
  /       |   'i   ゙,  ヽ ヽ.゙、,_   ノi/ /  ゙、       `i
/´          l     ゙l  ヽ  ヽ `゙''‐==‐''´r'     ゙,       ゙l
l         l     ゙、  `゙'‐、ゝ、..,,,,_,.r'"~l.      ゙,       |
l          |     ゙、    >`<   .i'\_____,i      ,i'
ヽ         |   ,..  \  /   〉、 /  `'‐、_        /
 \        l,.-'"/    \/\  / ヽ'      `7     /

853:参加するカモさん
07/07/22 02:37:11 9Jblm4km
【郡山】 愛称:ゴリ山

   ご`ヽ、
  ら,り⌒\
   /  ノ  ゙ヽ
    { /`Y´ _)
    ヽ'^) >. )

>>848
加藤と郡山のAAはこれでいいよな?

854:参加するカモさん
07/07/22 03:12:34 gVZ4X02W
>>852
何だその蛇ヤローはw

855:参加するカモさん
07/07/22 10:51:54 xWHLznFv
>>849
「ここは京都だよ」を「ここはバトロワだよ」「ここは沖木島だよ」にすれば完璧か
文章は考えてみるか・・

856:とりあえず加藤
07/07/22 12:14:00 CEDl/oLz
【死因】
銃殺。姉ヶ崎に反旗を翻そうとしたところを谷にボロクズにされた。

【殺害者】
谷速人

【最期の言葉】
「アンタを……!」

『プロローグ』にて登場。2-Dの天王寺以外を拉致するが、それだけ。他の教師に比べやたら影が薄い登場だった。
その反動なのか『第一回放送』にて本領発揮。嫌味タラタラな内容で生徒をえらく刺激する。
『晩餐』にて刑部に疑惑を向ける。職員会議をさぼる彼女を元々不快に思っていたような気がしなくもない。
『第二回放送』にて盗聴器の存在が露呈したことを知る。今度は姉ヶ崎に矛先が。
谷と郡山にてきぱきと指示を出し解読に努める。だが結局答えにたどり着けず、疑心暗鬼だけが残ることとなった。
『第三回放送』で郡山と共にアレクサンダーにびびり、小物化フラグを立てる。
生徒より蛙のほうがよっぽど教師達に一矢報いていると思うのは気のせいか。
『大人達の戦い』にて小物化は更に進行し、外部からの接触に慌てふためく。
生徒だけでなく教師も女性のほうが強いらしい。

857:とりあえず加藤
07/07/22 12:14:38 CEDl/oLz
『第四回放送』で賭けにも敗北。貧乏くじばかり引き続ける。
『崩壊の序曲』に登場はしないもののAR15を仕込んでいたことがわかる。空回りだけじゃないんです。
『第五回放送』では休憩シーンの結果だけが残る。城戸に注意を向けるが
だがこのときすでに大半の生徒はその存在を知っていた。正に無能。
『招待状』で例によってパニックに。おまけに疑惑まで向けられる。
『Judas』ではついにタガが外れたのか高笑い。もういつ死んでもおかしくなかった。
『闇夜の出撃』であわや死亡フラグが確定的になりかける。
もし郡山とセットで向かっていたら間違いなく首をねじ切られていた。
『守護者』で妙ちゃんを視か……もとい監視の目を向ける。いや、やはり視かn
『第六回放送』で珍しく長文を与えられる。2-Cのことをわりと認めていたらしい。
『裏切り者』で八雲にメモリを託していたことが明らかに。
ここに来て加藤の株はうなぎのぼり。彼は生徒を助けるために行動していたのだ。
姉ヶ崎を殺せば全て終わるとその手に銃を握るが遅すぎた。谷によって引導を渡される。

スクランでも数少ない「嫌な奴」というポジション故か、あまりいい役ではなかった加藤。
姉ヶ崎に騙されていても空回りしていても、最も教師としての勤めを果たしていたのではないかと思う

858:参加するカモさん
07/07/22 18:12:33 pGW3Jn34
凄い過疎

859:参加するカモさん
07/07/22 18:22:17 KnIgsuug
というかもう終わったロワだからな
過疎も何もまだ残ってるのは俺みたいな名残惜しいと思ってる奴だけだろ

860:参加するカモさん
07/07/22 18:31:45 9Jblm4km
>>856-857
とりあえず乙

その調子で他の4人も宜しくお願いします。

861:参加するカモさん
07/07/22 20:41:39 TnibE4mh
人気投票やってなくね?
・感動した話
・燃えた話
・笑った話
・欝になった話

862:参加するカモさん
07/07/22 20:50:00 A/WSYFBz
集計してランキング作る?
もし作るなら1日に限るのと、一人何票か決めるべきだが。

863:参加するカモさん
07/07/22 21:56:28 y8olcdrY
>>862
それこそ最萌のコードでも勝手に借りて集計するってか?w
もうここに来なくなった人もいるだろうし
書き手の好きな話しとかわかったから良くない?
どうしてもやるんならしたらばでやるなり対策したいところ

864:参加するカモさん
07/07/23 00:53:08 tS3T/gQZ
別に集計所とかしたらばとかあんまりこらなくてもいいと思う
今更自作自演しても意味無いし。
投票したい人が投票していけばいいんじゃね?

865:郡山
07/07/23 02:06:52 CfFgGmq2
【死因】
銃殺。見苦しく姉ヶ崎に抗議したところを加藤同様谷に。

【殺害者】
谷速人

【最期の言葉】
「『奇跡的に四名生存』っ! それで問題ないはずじゃろ!?」


『プロローグ』にて登場。天王寺を拉致し、騒ぐ生徒らを一括する。教育指導の面目躍如か。
『晩餐』では見事にスルー。その存在感に疑惑が生じる。
『第二回放送』にて暗号解読を試みるも全くの無駄骨。まあどう見ても頭脳労働者ではないし。
『第三回放送』担当。加藤とセットで扱われるきざし。
『大人達の戦い』で加藤と一緒になって騒ぐ。北斗七星を見れば隣に星が見えていたかもしれない
『第四回放送』で絃子先生に声をかけるが華麗にスルー。やはり加藤から逃れられない。
『第五回放送』でようやく睡眠。彼なりに悩んでいたんです。保身のために。
『招待状』で加藤に冷静な意見を言うが却下される。寝起きに水とはこのことか。
『Judas』でそれなりに黒幕への嫌悪はあったことが明らかに。でも我が身は・・・
『闇夜の出撃』で加藤ともども死亡フラグが確定的になりかける。
もし郡山とセットで向かっていたら間違いなく釜で煮られていた。

866:郡山
07/07/23 02:07:23 CfFgGmq2
『守護者』で加藤と仲良く妙ちゃんに現実逃避。所詮男か。
『第六回放送』郡山の最後を考えると、この時の発言がいかに心が篭ってないものかわかる。
そんなことよりも問題は女子の体育もコイツが担当していたのかどうかだ。
『裏切り者』でこれまでなんとかコミュニケーションを取れていた加藤が目の前で死ぬ。
そして友人といっていい加藤を『To be or Not to be... 』で弔う。
己の最期を予見するが勇気が出ない。ただただ無力さに後悔するのみだった。
『第七回放送』では加藤の代理。もう彼にはそれくらいしかできることはなく。
エピローグにてお約束の最期を遂げる。せめて根性を見せて欲しかったという声も。

教師の中で一番ロワという状況に困惑していた、ある意味まともだったゴリ山。
ラストの発言は確かに眉をひそめたくなるものだったが、彼なりに地獄を苦しんでいたのだ。
ゴールが目の前に来ていたことを考えればやむなし。そうは思えないだろうか?

867:参加するカモさん
07/07/23 02:49:09 W094DRP6
>>865-866


868:笹倉
07/07/23 02:55:27 hyTIIVe2
【死因】
詳細は不明。出血多量か内臓破裂か焼死か。かなり悲惨。

【殺害者】
高野晶

【最期の言葉】
「だ、め……」


『プロローグ』にて登場。姉ヶ崎と仲良くルールの説明。笑顔でダメハネを抹殺。
『晩餐』では西本らの爆破を提案。絃子先生の裸Yシャツとか言ってたのでマジだった可能性は大。
『第二回放送』担当。城戸にお返しの暗号をつける。やはり西本らは死ねばいいと思っていたに違いない。
『第三回放送』で郡山を罠にはめる。彼は刑部先生とデートだとかほざいた過去があったのでやはり(ry
『大人達の戦い』で男性陣をピシャリ。もしかして男が単に嫌いなだけではないか。
姉ヶ崎と並んで非常に意味ありげな態度をとっていた。
『第四回放送』のマーダーランキングでは勝ち狙い。ちなみに二冠は親友の刑部により阻止された。
『第五回放送』では刑部と一緒に楽しくおしゃべり。絃子さんと一緒なら何でもよかったのかも。
『招待状』にて加藤に疑惑を向ける。管理室で絃子さんと二人きりだったらなあと考えていたのかもしれない。
『Judas』ではさりげなく全員を煽る。彼女が黒幕だと考えていた人も多いのではないか。
そんな彼女の野望が『闇夜の出撃』でついに爆発する。手はじめに加藤と郡山を死地に追いやる。
だがドライブできるとわかったとたん態度を豹変。絃子さんとラブラブ二人っきり作戦を実現させるのだった。
『珈琲』にて露骨な時間稼ぎ。筆者は確信する。彼女はきっとロワすらどうでもよかった。
『第六回放送』では残された家族のことを教える。多分本人は金欠でお金が欲しかったのかもしれない。
『奇襲』ではようやくやる気を見せる。スロースターターか。
『マチガイサガシ』にてその本性を見せ、悪役バリバリに。彼女自身の能力は高くないはずだがその自信はどこから。

869:笹倉
07/07/23 02:57:34 hyTIIVe2
『闇の白い花』で一条を返り討ち。銃を撃つのに必要なのは冷静さというがまさにそれ。
『或いは一つの可能性』でまたも珈琲タイム。二人っきりのところを高野に邪魔されビキビキ。
・・・とまあ何につけても絃子さん絃子さんだった彼女だが、『裏切り者』にて実は姉ヶ崎に疑惑を持っていたことが明らかに。
痣の矛盾を見破っていて、機会を伺っていたのだ。明確な対主催お助けキャラとなる。
が、『希望』では木にひっかかって不得手な肉体労働。八雲を助けることは叶わず。
『信頼の呼ぶ声』にて傷つけた一条の手当てを行う。ロワ唯一の回復イベントであった。
『絆』にて癒し系お姉さんの株を姉ヶ崎から奪う。一条と絃子を励まし、心を支える。
愛しの絃子が男を・・しかも年下のヒゲ男を撫でているという許しがたいシーンを目の当たりにするが揺るがず。
これが許されたのはおそらく播磨だからだろう。
そして『徹頭徹尾』にて高野と沢近を助けるために一人疾走。
さんざんな歓迎を受け、それでも殺し合いをやめさせようと努力する。だがよりによってここで選んだ手段はスピーカー。
これまでの彼女の態度とはうって変わり、あまりに直情的だった。彼女自身押さえ込んでいたのかもしれない。
事故を起こし車は炎上。最後の最後まで二人のことを考えて逝く。絃子さんは(ry
ちなみに筆者は車から引きずり出されて沢近になぶり殺しにされるシーンを期待してしまった。

謎キャラとして教師の中でもその動向が期待された彼女。肝っ玉はおそらく教師一。
もし彼女がラスボスだったら姉ヶ崎以上の強敵になっていた気がしなくもない。
ちなみに彼女の「絃子さん」「刑部先生」「播磨君」「拳児君」の使い分けに注目すると
謎の多い彼女の心境が少し明らかに・・・なるのかもしれない

870:参加するカモさん
07/07/23 10:35:15 23yjlBKk


871:参加するカモさん
07/07/23 18:26:23 DO2b8Ez+
最後はモブ派の勝利か
まあ人数多いし仕方ないか

872:参加するカモさん
07/07/23 19:13:41 HwJwoHse
モブ派の勝利ではない
モブの勝利だ

873:参加するカモさん
07/07/23 22:47:40 /9EIdpE7
質問あるんだけど。
南に携帯があるって話は、どうなった?てか、けっきょくなんだったんだ?

874:刑部
07/07/24 00:07:35 efemSoPg
【死因】
銃殺。高野との早撃ち勝負に敗れる。敗因は不明。

【殺害者】
高野晶

【最期の言葉】
「そうか……じゃあ、そろそろはじめようか」


『プロローグ』にて登場。八雲とサラを拉致。多分最初は「また部長と先生が変なこと始めた」と思われていただろう。
『晩餐』では西本に警告。意味ありげな一言はホテル組の行動方針を決めることに。
『第二回放送』で暗号に挑む男性教師をひややかに見る。笹倉の態度にも違和感を覚え、不安に。
『第三回放送』でアレクサンダーを手なずける。狸である。何が「…このカエル、何となくどこかで見たような…』なものか。
コイツとナポレオンを持ち込んだのはどう考えてもこの人。
『大人達の戦い』で天満の死を確認。内心おだやかでなかったと思われるが中村に対してはクールな対応。このへんはさすが。
『第四回放送』の賭けの対象は八雲。大穴というにもほどがある。
『第五回放送』にて休息をとらずに続行。お酒さえあれば一晩中飲んでいた可能性も。
『招待状』生徒に手を出すことについては消極的。単にめんどくさかったという説も。
『Judas』では更にどうでもよさそうな対応。何が何やらで混乱していたのかもしれない。
とまあ前半は徐々に心理的不安に苦しんでいた彼女だが『闇夜の出撃』で笹倉とドライブに誘われる。
フラッシュメモリを奪って来いという無茶な内容だったがそれなりにやる気だったらしい。
『珈琲』にて笹倉と食事を取る。なぜ筆談して相談しないのは気にしてはならない。
『第六回放送』何気に言ってることは最悪の一、二を争うのではないか。案外流されやすいタイプなのか?
『奇襲』にて一気に距離を詰める。睡眠不足も解消し準備万端。
高野が一気に攻勢に出た『マチガイサガシ』の舞台に乱入。もっと安全策でいくつもりだったらしいが笹倉が許さない。
『闇の白い花』にて雪野の機転により任務失敗。しかし後々のことを考えるなら成功すべきだった。

875:刑部
07/07/24 00:08:23 KmHq7bxO
『或いは一つの可能性』で高野とあれこれ話すが最後に従うしか手段はなかったと愚痴る。
・・・とまあ正体のわからない敵には対抗しようもなく、身も心も主催者の犬になりかけていた彼女だが
『裏切り者』にて真実を知る。檻から出た獣のように、姉ヶ崎に対する敵意をむき出しにした。
多分このとき管理室にいたなら鈍重な加藤と違って姉ヶ崎を射殺し、『スクロワ完』になっていた可能性が高い。
だが現実はそう甘くない。『希望』では木にひっかかって不得手な肉体労働。自分が拉致した八雲を助けることができなかった。
『信頼の呼ぶ声』にて播磨と合流し励ます。このときの塚本姉妹への感情は複雑なものだったと思われる。
『絆』にてくじけそうになっていた内面が明らかに。親友の笹倉に励まされる。
だが支えとしてきた親友とは『徹頭徹尾』にてお別れになる。戻らない笹倉を心配しながらも、
肉体派ではない体に鞭打ち、両手の痛みと格闘しながらひたすら八雲のための穴を掘るしかなかった。
とはいえ播磨の前ではみっともないところは見せられない。『そして舞台は終焉へ』では
いつもの調子で播磨を起こし、子供扱いしながらも最後までつきあうと宣言。
かくして天満・八雲・沢近が消えたことにより代理ヒロインのポジにタナボタで就任。いいのか?
『生まれる気持ち』で管理側の情報をばらす。半ばヤケクソになってた気がしなくもない。
そして笹倉の死をなんとなく感じ取り、相打ち覚悟で戦う決意をする。
『私の中のアナタなら』で一条と合流、だが播磨がいない。銃声を聞きつけて走るが・・・
そこで出会った三原から『信念の代価』にて播磨を殺したことを告げられる。
完全に切れました、プッツンしますと思いきや冷静に高野に対処。だが守ったはずの三原から攻撃を受ける。
セキュリティウェアのおかげで致命傷にはならず、追いかけっこ開始。

876:刑部
07/07/24 00:15:04 /ZTHoNo4
地形を利用し、『Not Good by』で三原を制する。笹倉が死んだこともここで知るが
あわてず騒がず冷静に・・・ではなくやはり怒っていたらしい。
その後高野と一条の戦闘結果を確認するため体育館へ。そこで出会った高野と事実上のラストバトル突入。
お互いに何かしらの想いを持っていた花井と播磨の決闘を模し、激突。重症を負わせるが勝負には敗れ散る。
が、実は既にセキュリティウェアを三原に委譲していた。それがハラミ優勝の決定打となる。
何だかずるい気もするが高野も刑部から道具をもらってたので相殺かもしれない。

管理側であるはずの彼女の登場回数は何と28回で堂々四位。冥界では違う意味で生徒達から手厚い歓迎を受けると思われる。
前半は不気味な姉ヶ崎・笹倉との対比のためか結構不安定な描写が多かった彼女。
本編ではさっぱり出番がないが未だIFスレでSSが来るなど何故か人気は根強い。
機械知識が豊富で本人の戦闘能力も高いクールなキャラ。だがたまに脆さを見せるときもあり、
マーダーにせよ対主催にせよ実にパロロワ向き要素を持っていた。
播磨と合流してからは彼の支えとなり、死後もその代理をこなす。
所々に播磨への優しさが見え隠れし、ロワでも誤解されることの多かった彼の数少ない理解者だった。

877:参加するカモさん
07/07/24 07:57:33 SAxcCvoY
>>874-876
乙カレです。


878:参加するカモさん
07/07/24 19:05:46 zMItwXSX
笹倉先生と刑部先生のAAはどうしよう?

879:参加するカモさん
07/07/24 20:08:27 SAxcCvoY
>>878
           ,/  ̄ ̄ ̄` ‐- 、
          /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\-、
        l'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,\二ニ=
      __ |:::::::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::ri::iヽ;::::::ヽ::l |
      / ` `ー 、:::::::::::l\::N\::::l リ./ハ::::|リ /
   ,,-┴i       }::::\::ゝ─-- lノ 彳;アノ:;/  .{
 /::/T'     |::::::::::ヽKて::ノ  、 ∠:::|、  `r‐、
/::/   `ヽ    |/|::::::::::_ゝ   _,  /|:::|ハ   `、ト、_
l/     /    l、 |:::::::\` 、`__',.イ _|::::| |    `\`ヽ
    ,_/    | Y\:::::::::ゝ、  ,/l/ ,ソ::ハ.|    `、|:::::::\
  /__/     l. /  |::::::::|、  ,. /  |:::::}.|     ト、::::::::\
  Y´/     ト |   \:::| \i./   /:::/.{\    | ノ:::::::::::::ム
.  ∨     / l_ハ    .|::|  /   /:/  \\、 .|ノ:::::ハ::::::::::ハ
   {       /_」::::::`::‐、 _|ノ_ `l   |/   ,ノ .「 ̄`┘:::::::::ム\::::|
   ヘ,   // |:::::::::::::::\   |ヽ  -‐ ´  /::::::::::::::::::::::::::::| |::|
    ゝ ノ ̄  \:::::::::::::,「_ヽ  |`      ,.{_::::::::::::::::::::ri::::::| |/
           \::/\` 之_____/:::::::::::ハ:::::| |::::/
            /  .::  `夂__」____/|:::::::::::::_」|::ノ |:/
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         /       ::/        ..::::/
       /        /         ..:::::/

880: ◆PhRNUx7oBQ
07/07/24 21:11:47 eC2yu1Ss
教師分の名鑑の補完をして頂いてありがとうございました。
時間が取れ次第、掲載させて頂きます。
笹倉のAAは分校跡にあるようです(見つけたのは一つだけですが)

881:参加するカモさん
07/07/24 22:08:48 SAxcCvoY
>>880
今更だけど、東郷平八郎、ドナルド、アナベル・ガトーといろいろ議論された東郷だけど
AAがあったよ。
         ______
     ,..r‐/  _,.. ="'"  ゙`‐-.、_
   //,/  /"  _,.. -―''" ̄ \
  ,イ i,/_,...〃-―'" ̄ ゙̄ヽ ̄ ̄`゙-:\
  .レ'ー''"           :i___   ゙ヽ
  l            !.   E二゙==-、_.i
  ;!   l        ヽ.  .!、 ゙̄ー-゙ヽ┤
 .j    ! !      _  ゙:   \ r‐==、,!
 ト-、_、!.;!__,._,.-=<,_      l k'._,rl l__    _,
 ゙ヽ ''┴Y =  ゙ー┴'       l l ,! .!l! ゙<二~、
   l  ̄ j  ヽ ̄         l l' ノノ、   ヾ\__
.   !. /   )          l ト-'"ト\      \
.   ヽ〈_,.:、-: '           l ,!  ヽ\゙     ヾ\
    ゙:.  r===,、        , l !   ゙ヽ \ヽ     \
    ト,.. トi___.)      /ノリ:     \ ヽ    ヾヾ
    l ハ `=‐'     ./ / ;!       ヽ____\
    リハ   ̄   _,..r'"  /
      ゝ----、''"     !
            \ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

あと西本や梅津も死者名鑑に載っているAAよりも、もっとカッコイイAAが分校にあるんだけど・・・。
代えませんか?

882:姉ヶ崎
07/07/24 22:11:34 jc8Ji+1T
【死因】
自殺。長い監禁生活の末に精神を病んでしまったと思われる。

【殺害者】
自分

【最期の言葉】
「お願い、認めてぇっ!」


『プロローグ』にて登場。早々に笹倉とおそろいの制服で腹黒コンビを組む。
お得意のクッキーを『第一回放送』でプレゼント。もし後の疑心暗鬼後だったらとても怖くて食べれたものではなかった。
『無駄死にではなかった事の、証の為に』で映像で登場。今後の定期的な出番をしっかりと確保する。
『第二回放送』で情報漏洩の疑惑を向けられ涙目に。なんという狸。この女は間違いなく腹の底で笑っていた。
『冤罪』で支給品リストの紹介とともに登場。ちなみに当時彼女も疑われていたが実は冤罪でも何でもなかった。
記録映像と現実が交差する中、『第三回放送』で堅パンを食べる。お子様という歳でもないのでどう見ても嫌がらせ。
仮面が剥がれかけたのは『大人達の戦い』である。笹倉同様に怪しさ全開。というか怪しすぎる
『第四回放送』にて眠りに着く。持参したと思われるクッションを枕に、間違いなくケタケタ笑いながら。
ノートパソコンの復活により、『想いビト×想うコト×想いビト 』刺激的な格好で連続登場。西本を刺激するが播磨には通じなかった。よね?
『第五回放送』睡眠のおかげか元気いっぱい、笑顔を見せる。まあ演技なんですけどね。
『送受信』では男子生徒へのコスプレサービスは一時中止。清純派だっているしー
『招待状』ここぞとばかりに加藤を煽り返す。しかしその一言などほんの戯れに過ぎなかった。
続く『Judas』では腹黒コンビが二人そろって不安がらせる。三沢を超える演技派だった。ん?演技なのか?
高野の誘いに乗り、『闇夜の出撃』にて郡山と加藤に実質死んで来い命令。
正体を明かさずとも管理室を思うままに操っていた。
『守護者』にて最もロワに反発を抱いていた教師だったことが発覚。ただし例によって演技。
年の功という奴か、男のオトし方なら高野や冴子以上なのは間違いない。
『第六回放送』もう半分は正体を現したようなもの。励ましの言葉を提案。
おそらくこれは教師達(特に刑部と笹倉)への牽制の意味合いがあったと思われる。
『跡』でビキニで登場、悩殺ポーズをとるが相手が一条と雪野なので意味なし。盗聴中、内心むなしかったに違いない。

883:姉ヶ崎。生存者名鑑もいる?
07/07/24 22:13:37 jc8Ji+1T
あるときは腹黒。あるときはか弱き女性。あるときは生徒のために立ち上がる保険医。
その正体は『裏切り者』にて明らかに。ついでに笹倉にもばれていた。
ロワの管轄者であった彼女は谷を篭絡し加藤を殺害させ、郡山をびびらせ刑部笹倉コンビを挑発する。
辛い過去の告白とともにスクロワにおけるラスボスとして光臨。
『To be or Not to be... 』で理事長達もグルだと発言。彼女の狂気は郡山に止められるものでもなく。
もはや優しいお姉さんは見る影もなく、『第七回放送』ではライバル笹倉の死に拍手喝采。ひたすら終末の悲劇を楽しんでいた。
彼女の王国が崩れるのは生徒が三原一人になってからだった。
『「全ての人に(ry」』で物語の背景を説明し三原を例によって挑発。
裁きのときを待ち続けたが三原の指が動くことはなく、中村たちに捕らえられる。
やがて彼女は自らの命を絶つのだった。

殺し合いを強要された過去があったとはいえ、やったことが重すぎた。
彼女の口からほんの一言謝罪の言葉があれば違ったかもしれないが、正直同情の余地はない。
ただ、惨劇が終わった後でも谷だけは彼女を愛していた。
たった一人でも大事に想ってくれる人がいたのが唯一の救いだったといえる。

884:参加するカモさん
07/07/24 22:15:00 eC2yu1Ss
>>881
AAがソロモンの悪夢に見えてしまうのは気のせいでしょうか?
髪の色がついていないと区別がつきません…
梅津や西本は製作してから随分時間が経ってるんで、特に代える予定はありません。
梅津のAAは私個人がとても気に入っていますし。

885:参加するカモさん
07/07/24 22:18:39 vJqEoTnH
>>881
いや、それ東郷じゃないしw

886:参加するカモさん
07/07/24 22:42:01 FC44vAgI
>>883 
乙ッス!
生存者のもできれば欲しいッスね。
めちゃ大変だと思いますけど。

887:参加するカモさん
07/07/24 22:43:01 SAxcCvoY
>>885
似ているけど・・・違うんですか?

>>883
生存者名鑑は三原、谷、伊織、アレクサンダー。
ところで中村、マサル、稲葉、榛名辺りは載せる必要があるのだろうか?

>>884
これも今更で細かい指摘ですけど、死者名鑑の花井の欄にだけ、解説文の後の最後の一言がありませんよ。

888:参加するカモさん
07/07/24 23:35:16 TpGGSF1L
>>887
だからそのAAがガトーなんだよwww

889:参加するカモさん
07/07/24 23:36:46 UAZmuMGg
稲葉、榛名、俵屋ってロワ本編でてね様な気がするんだが

890:参加するカモさん
07/07/24 23:36:48 TpGGSF1L
つうか>>887を冷静に読んだら
>稲葉、榛名辺り
の発言でID:SAxcCvoYが特定できた。

891: ◆wS/dh.cXEQ
07/07/24 23:38:52 UAZmuMGg
>>890
あまい2スレ違い

892:参加するカモさん
07/07/24 23:45:23 bj8PsL+d
うわ荒らしがきた

893:参加するカモさん
07/07/24 23:46:08 TpGGSF1L
なるほど、携帯との併用か

894:参加するカモさん
07/07/24 23:55:45 UAZmuMGg
まあ本編終わったあたりから書き込みしているが
俺はむしろ本編に出てない1-Dの残り三人を生き残りに入れるかどうかの判断はできないが
自分の書いた話はもう仮まとめからも消えてるし、書いたことについても後悔してるぐらい
このまま無かった事にして頂けると非常に有り難い。
あんなのを書かなければ俺はずっとこのスレの住人でいれたと思うし、荒しになる事もなかった。

895:参加するカモさん
07/07/24 23:59:09 SAxcCvoY
>>889-890
おまけで活躍をしていたからあった方が良いか・・・と思ったんだけど冷静に考えたらやっぱイラナイな。

896:参加するカモさん
07/07/25 00:04:36 GREvDW5r
>>895
そういうこと、自分で言うのもなんだがあれは本当にいらない。

897:参加するカモさん
07/07/25 00:08:36 bw0St/hK
>>894で気がついたが、プリキュアシリーズはいつの間に消されていたんだ?

898:参加するカモさん
07/07/25 00:11:10 N160Vtcd
ところで最終的な書き手評価・・というか書き手紹介って作らないの?
もちろんマイナスじゃなくて長所だけ書き連ねた奴。

899:参加するカモさん
07/07/25 00:16:49 PmaCHE2w
誰が書くんだよ。。。

900:参加するカモさん
07/07/25 00:17:29 2KMVpFKv
>>898
独断で作るべきか?
それとも、アンケートをとるべきか?
色々と悩むところだね。
ただ、作ってなんのメリットがあるのかよくわかんないんだよなー。

901:参加するカモさん
07/07/25 00:23:11 N160Vtcd
独断でいいと思う。他の人に添削してもらってもいい。
メリットというか書き手への感謝ってことでいいんじゃない?
誉められて嫌な思いする書き手はいないと思うし

902:参加するカモさん
07/07/25 00:25:39 2KMVpFKv
だったら、各書き手の特徴ベースにを作るべきか?
例えばある作品を例に取り、それの見所を解説する、とか。
んで、パロロワうぃきに載せる。
でも、それだと紹介文がネタバレになる可能性もあるしなー……

903:参加するカモさん
07/07/25 00:34:01 N160Vtcd
Wikiにのせなくても埋めネタでいいんじゃないかな
あと100しかないし

904:参加するカモさん
07/07/25 01:27:14 JOhON4bZ
>>894
そう思うならわざわざトリつきで書き込むな
>>892見たいな奴が出てくるんだから
相変わらず空気読めてないみたいだし後半年ROMってろ

905:参加するカモさん
07/07/25 02:31:48 fpMaMmZy
今回ばかりは元はと言えば>>890がいけない
さすがに今回のことで責めるのはおかしい

ゲイ氏の時といいなんでこうも対立、排除したがる人がいるんだろ
もう終わったんだから誰も彼も何もかも水に流したっていいじゃん
ちなみに俺はゲイ氏でもプリキュアおまけの人でもないよ
まとめのしたらばで証明したっていい

906:参加するカモさん
07/07/25 09:13:20 4fKI+vzM
どうでもいい。
っていうか、残りの埋めのためだけに作者紹介するとかありえないだろ。
労力に対する効果があまりにも低い

907:ツンデレさん
07/07/25 09:56:51 XgnKLs9W
とりあえずスクロワも終わったから
分岐シナリオ書いていいかな?

908:参加するカモさん
07/07/25 10:05:57 4fKI+vzM
>>907
だれも読まないけどね!

909:参加するカモさん
07/07/25 10:19:00 YORdRroj
>>905
少なからず迷惑被った人はいるからね。
つーか、スレ全体に迷惑かけてたから。
その遺恨はなかなか消えないっしょ。

910:参加するカモさん
07/07/25 13:14:30 IFIsu44Y
>>909
遺恨を残すのは別に好き勝手だがその遺恨をスレに迷惑かけうような形で発散するのは止めて欲しい。
ってことだろ。

911:参加するカモさん
07/07/25 16:11:10 n9Ykixti
>>907
期待してます

912:参加するカモさん
07/07/25 17:48:49 9OiO5Z0U
>>907
やるんならほかのところでやってくれ。
ここでやるのはスレ違いだ、っていうか分岐やりたいなら個人サイトでやれ。

913:参加するカモさん
07/07/25 18:47:41 uYUPP9zy
終わったスレでやるよりは2として一から始めた方が人が集まると思うよ。

914:参加するカモさん
07/07/25 20:28:16 9OiO5Z0U
2ndか……。やるのか?
それとも他のリレー企画でもやるか?

915:参加するカモさん
07/07/25 21:26:25 XgnKLs9W
2ndやるくらいなら漂流教室やれよと言ってみる。

916:参加するカモさん
07/07/25 21:31:03 uYUPP9zy
ジャンルが違う。
同じ土俵では考えられないだろう。

917:参加するカモさん
07/07/25 23:23:08 K8+TKRFo
風雲たけし城でいいと思う

918:生存者名鑑・谷
07/07/25 23:42:59 WXSYAiFV
【立場】
主催者の犬

【ロワ後】
沢近家に監禁状態。衣食住が保障され働く必要もなくなった。ん?あれ?

【最後の言葉】
「そうかな?」


行動原理は一貫して姉ヶ崎先生。『プロローグ』にて登場。社会科見学の名目で2-Cを全員かっさらう。
クッキーを逃すまいと必死。『第一回放送』で貰った妙ちゃんクッキーをしっかり味わう。
そして『晩餐』にて西本らが奮起している頃には既に平らげていた。
『第二回放送』で疑いの目を向けられた姉ヶ崎に同情する。全て思惑通りだったのが悲しい。
加藤に命じられるまま暗号解読に協力するあたり、つきあいはよかったのかもしれない。
だが『第三回放送』で早々に解読を諦める。元々乗り気ではなかったのではないか。
『大人達の戦い』では郡山、加藤に比べて大分冷静。姉ヶ崎達ほどではないが結構怪しかった。
だが谷サは谷サ。姉ヶ崎に対する気配りは忘れない。『第四回放送』で姉ヶ崎を気遣う。
『第五回放送』にて教師陣は郡山加藤、刑部笹倉、姉ヶ崎谷の3チームに実質分裂。
姉ヶ崎との親密度は多分学校より高い。
『招待状』にて爆弾発言が飛び出した。メモリは誰かが回収に行けばいい、と。
何故こんなことを言い出したのかはわからないが、主催者の犬である自分と人質である姉ヶ崎は
大丈夫くらいに考えていたのかもしれない。
・・・というわけでもなかったようだ。『Judas』によると自分の決意は正しかったのか是非を問うつもりだったとか。
結果だけを見れば『闇夜の出撃』にて選任されなかったためOKということだろう。

919:生存者名鑑・谷
07/07/25 23:44:23 WXSYAiFV
全生徒よりも姉ヶ崎一人のほうが大事。きらりと光るメガネの裏にはそんな決意があった。『守護者』にて明らかになる。
だが可愛い生徒であることにも変わりない。『第六回放送』では本音をポロリ。
せっかく生存したのだから約束どおり全員の供養と墓参りを・・できるの?
真実を知ったのは『裏切り者』。全ての元凶が姉ヶ崎であり、自らの決意も彼女を思いやった心も
全て意味のないものだったことを理解する。だがピエロでもいいじゃないか。
姉ヶ崎に反逆を試みた加藤を銃殺。決意はより固いものになる。
傍にいられればそれでよかったのかもしれない。『To be or Not to be... 』で理事長Jrとの関係を知り、
続く『第七回放送』でも彼女の全てを肯定した。
何かもう吹っ切れていたのかもしれない。『「全ての人に(ry」』で郡山を殺害、取り乱す姉ヶ崎をじっと眺める。
そして中村にあっさり気絶させられて監禁生活。守るべき姉ヶ崎が死んだ後でも飄々とした態度は変わらず、
最後の生徒である三原と沢近家にて会話を交わした。

愛のためといえば聞こえはいいが自ら進んで協力するのはいかがなものかと。百合っぺが知ったら泣くぞ。
せめて彼にも死ぬまで生徒達のことを忘れないで頂きたいものだ。

920:生存者名鑑・アレクサンダー
07/07/26 00:11:18 Hf7loDD/
【立場】
支給されなかった支給品

【ロワ後】
不明。だが大往生した蛙など聞いたこともない

【最後の言葉】
なし

『第三回放送』におまけキャラとして登場。郡山と加藤をびびらせ刑部から給餌される。
もしコイツが播磨の手に渡っていれば神がかり的な占いで窮地を次々脱出していたに違いない。
まあ実際は播磨さえ気付くかどうかあやしいんだけど。

921:生存者名鑑・伊織
07/07/26 00:11:56 Hf7loDD/
【立場】
見届人

【ロワ後】
不明

【最後の言葉】
「ニャア」


ご存知塚本家の自称居候。『双褐色』にてララの支給品として登場した。とりあえずメスらしい。
このときから三原とのつきあいは始まっていた。そして『三原日記 第二報』で八雲の居場所を感じ取る。
『三原日記 第三報』にてライバル天満と合流。お約束をこなした後ララのリュックに逃げる。
『そして少女は暴走(はし)り出す』にてララのハイペースにつきあう。だが迫り来る危機には対応できなかった。
自らをベントウと呼んだララのために『Defect』にて斉藤に攻撃、一瞬隙をつくりだすがそれまで。
鬼怒川の作戦のほうが上手だった。ララと天満を失い、ドジビロンストラップをくわえ一人歩き出す。
『偽らぬ愚者達』で主人である八雲と合流。望みどおりに天満の元へ案内。
だがそれが安息にはならず、『生きる理由』では八雲に先立たれそうになり
『Collapse』では麻生に狙われる等修羅場が続く。
そういえばハラミと合流していたんでした。『夕焼け』にて悲しむ彼女を慰める。友情の始まりだった。
『いつか選んだ道をもう一度』でようやく睡眠。小さな体でよく頑張ったものだ。
睡眠は『すれちがい』『すれちがい』でも続く。だがこれって出番といえるのだろうか。
忠猫伊織、『Infectious disease』でも八雲にぴったり。その存在感はますます薄れていった。
だが『希望』にて主人を失ってしまう。そして存在感も失われてしまったのか
『信頼の呼ぶ声』では八雲の傍にいたはずが『絆』『徹頭徹尾』では登場しない。

922:生存者名鑑・伊織
07/07/26 00:12:38 Hf7loDD/
久々の登場は『そして舞台は終焉へ』。今度は一条に抱かれる愛玩具となる。
このあたりから彼女の役割は支給品というよりロワの見届け人に近くなっていった。
『生まれる気持ち』では刑部の、『Not Good by』ではハラミと高野を見守った。
そしてその役割を終えたエピローグでは友達であるハラミとホテルへ移動。
だが、そこまで。最後には彼女の誘いを断り、森の中に消える。伊織が二心を抱くことはなかった。


伊織視点での物語が存在しないため何を考えていたか一切不明。
だが八雲の居場所を感じ取っていたりララを助けたり八雲を天満の元へ誘導したりハラミを見守ったりと
まるで人間のような動きをしていた。超常現象が禁止のスクロワで唯一の例外と言えよう。
誰もいない島で彼女がどうしたかわからない。なんとなくではあるが、
八雲の墓の前で眠りにつき、二度と目覚めなかった。そんなイメージがある。


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