06/12/17 12:58:59 zEMNBS9V
一応専門の知識のある俺が極めていい加減な表現で答えてみる。
一般相対論によれば、重力の強い所は時間の流れが(重力の弱い箇所と比べて相対的に)遅くなり、
ブラックホールの表面に達すると時間の流れは相対的に無限大に遅くなる。
但し、ブラックホールの表面においても重力は無限大ではなくて、
また無限大に遅いと言うのもあくまでブラックホールから離れた人から見た時間であって、
ブラックホールの表面にいる本人にとっては普通に時間は経過する。
ブラックホールの中心に達すると本当に重力が無限大になるが、一般相対性理論では重力無限大領域は扱えず、
所謂時間や空間と言った概念が通用しない(消滅している)可能性が高いと考えられている。
このような領域は時間も空間も無い「無」から時間と空間を創出する過程を解明することによってのみ記述できると考えられている。