06/04/04 01:33:24 4sGeZMO+
真備をアンチ・ヒーローとして、ワンピなどに見られる人情話を
「あえて」平坦に、穴だらけにして書く。
そして真備に「つまらない」と言わせる。
ヒロイックに問題を解決しようとせず、
「馬鹿が馬鹿をして馬鹿を見る」という、
きわめて現実的な落とし方を描き出す。
キャラクターには、何の意味も持たせず、
ストーリーやガジェットの破綻も含めて、
「漫画」の無力さ、限界を示している。
ハムのやりたかったことは「アンチ・コミック」。
言いたいことは「おめーら漫画とか本気で読んでんじゃねーよ」
これに間違いない。