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2005-11-12 ■クニミツの政 10:11
遅ればせながら、『クニミツの政』の連載が完結した件につきましてちょっと語りたいと思います。
私はあくまでも天樹征丸ですので、他の作者の作品についてここにはあまり書かないことにしているのですが、
完結した時くらいは語ってもいいかな、と思いまして、仕事の合間の骨休めに。
地方政治を舞台にしながら、日本の政治全体に共通する問題を描いていくという試みは、成功していたように思います。
この連載が始まる前には、まだ大半の読者が「天下りがなぜ問題なのか」ということさえも、
本当の意味で理解できていなかったようですが、この作品を読まれていた読者にはもう、
そういう問題の基本的な構造は伝わったに違いありません。
しかし、残念ながら少年漫画誌、しかもフィクションで面白おかしく書いていく中では、
伝えにくい問題もあった。たとえばその代表が医療問題です。
インフルエンザ脳症の話は意義がありましたが、
もっと突っ込んで語れば医療の話はたくさんの矛盾や恐ろしい問題をまだまだ抱えているはずです。
それを語っていくには、ノンフィクションというやり方しかないのかもしれませんね。
漫画でそれが可能なのか。私は可能だと思いますが、はたして安童氏はどう考えているのでしょうか。
『クニミツの政』の最終回が人気トップだったことを考えれば、このような社会性の強い漫画を読者が惜しみ、
また今後に期待をかけていることは、間違いないと思います。
まあともかく、朝基まさしさん、お疲れさまでした。
おっと安童氏もですね(笑)。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
コミックスの売り上げが悪くても、誌面上で人気があるから切られないという考察はあながち間違いじゃないようだ。