06/11/09 00:17:28
>17
寝ぼけた事をぬかすな!儂がいつ、断りもなくお前から離れたのだ。
馬鹿馬鹿しい。共に戦ってきたなど、形だけの話よ。
事実、お前をお前として見ていたのは、今お前が口にした女や、いつの間にやら城から姿を消した白髪の軽石頭ぐらいではないか。
他の人間共は皆、畏怖と猜疑の入り混じった目でお前を見ていたぞ。
(ジスモアに対するノウェの愚痴を聞き)
…そ奴が顔を効かせるようになってからだったか、人間共のお前への差別が厳しくなったのは。
そもそも、あのオローとやらが逝った時点でお前があの城に留まる理由など無かったのではないか?その女を除いては…な。
(やっぱり割り切れない…ノウェのそんな返事を予想していたらしく、あまりに潔い答えに疑問を感じる)
…本当に理解したのか?人間に引き取られてからというもの、お前は1人で塞ぎ込む事が多くなったな。
頭では理解しているのかもしれんが、それを行動に現さねば意味は無いぞ。わかっているな、小僧。
>18ー19
名乗るだけならば誰にでも出来よう。問題は、己が名乗る気を出す程の魅力をその者に感じるか、ではないのか。
>20ー21
…感じるか、小僧!この異様なまでに張り詰められた気を。
言うまでもなかろうが、隻眼の男はお前の人間としての親、オローの仇ぞ。仇討ちはせんで良いのか?
(鼻で笑い、皮肉を交えながらノウェに囁く)